2020年の日本国内 CMS利用状況まとめ

DataSign Report 上場企業 CMS調査 と W3Techs.com の日本語ウェブサイトCMS利用率を紹介
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿です:
  • 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
  • 編集部は内容について正確性を保証できません
  • 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
  • 内容の追加・修正も編集部では対応できません
2020年の日本国内 CMS利用状況まとめ

 

今、CMS の利用状況をなんらかの数で知ろうとすると、日本国内では 株式会社DataSign の「CMS上場企業 CMS調査」が書かれている Datasign report と、海外の W3Techs.comDistribution of content management systems among websites that use Japanese くらいが情報源になると思われます。

2020年9月に DataSign Report の情報と、2ヶ月ほど古く 2020年7月の情報になりますが、独自に W3Techs.com に提供いただいたランキングの2つを今回は合わせて紹介します。

  • DataSign Report 上場企業 CMS調査 2020年 ランキング
  • W3Techs.com 調査 日本語ウェブサイトCMS利用率ランキング

DataSign Report 上場企業 CMS調査 2020年 ランキング

株式会社DataSign が 2020年9月15日に「DataSign Report 上場企業 CMS調査 2020年9月版」というデータが公開されました。これは上場企業 3,680社の企業のウェブサイトなどで使われている CMS についての調査状況になります。

対象は 3,680社ということで、昨年より 16社増えています。 しかし、関連サイトの対象 URL は 3,000 URL ほど減って 13,306 URLとの事です。この関連 URL というのは TOPページからリンクされている関連ページということなのでトップページがリニューアルされたりして外部 URL が減少しているようです。

この 上場企業 CMS調査のデータを利用件数の多い順(同じ件数の場合には、市場第一部の件数の多い順)で並び替えてランキングとしています。

日本の上場企業のCMS利用状況ランキング2020

Rank上下CMS名称 / リンク件数
1WordPress3003
2↑1ShareWith123
3↓1Movable Type111
4↑1Drupal92
5↑1Blue Monkey51
6↓1Adobe Experience Manager48
7NOREN46
8DotNetNuke41
9↑2TYPO337
10RCMS29
11↑9a-blog cms28
11↑1Site Miraiz28
13↑3infoCMS27
14↑8SITEMANAGE26
15↓2SITE PUBLIS25
15BiND22
15↑2concrete522
15↓1Vibit CMS22
15↓6はてなブログMedia22
20↓2Jimdo18
20↑1MODX18

日本の上場企業の国産CMS利用状況ランキング2020

Rank上下CMS名称 / リンク件数
1↑1ShareWith123
2↓1Movable Type111
3Blue Monkey51
4NOREN46
5↑1RCMS29
6↑6a-blog cms28
6↑1Site Miraiz28
7↑4infoCMS27
8↑5SITEMANAGE26
9↑1BiND22
9Vibit CMS22
9↓4はてなブログMedia22
10↑14HeartCore18

 

W3Techs.com 調査 日本語ウェブサイトCMS利用率ランキング

残念な話ではあるが、現在の W3Techs.com の一般公開されている 日本語ウェブサイトCMS利用率ランキング は上位3件までしか公開されておりません。

その下が知りたいということを W3Techs.com に直接お願いし、そのレポートを有償で提供いただきました。また、上位20件までブログで公開することの許可もいただきましたので共有できることになりました。

日本語ウェブサイトCMS利用率ランキング 2020年7月

RankCMS名称 / リンクシェア
1WordPress83.288%
2Adobe Dreamweaver2.547%
3EC-Cube2.182%
4JustSystems Homepage Builder1.514%
5Livedoor Blog1.478%
6Color Me Shop1.362%
7MakeShop Japan1.316%
8Jimdo0.796%
9Shopify0.503%
10Drupal0.503%
11Wix0.395%
12WebSphere Studio )旧Homepage Builder0.383%
13a-blog cms0.369%
14XOOPS0.358%
15movable type0.346%
16Concrete50.277%
17Joomla0.247%
18DotNetNuke0.213%
19Hugo0.157%
20Quick Homepage Maker → HAIK0.157%

※ 2020年7月21日の W3Techs.com から提供されているデータになります。
※ ( )は CMS ではなくエディタであることから CMS から除外することを検討中

グラフにしてみると WordPress のシェアが高すぎ(83.288%)ありますので、それを全部入れるとグラフの他が分からないことになってしまいますので、25% までの表示となっております。

まとめ

最後に、どちらの情報からも2020年「ぶっちぎりの WordPress 一強時代」が続いています。その勢いを止めることなくオープンソースで日々進化を続けている WordPress がある中で、利用を増やしている CMS もあり、来年はどうなっているのか気になるところです。

今回、2つのデータにも掲載されていない CMS も多くあると思われます。例えば「はてなブログMedia」が対象になっているのなら「note pro」もカウントすると上位に入ってくるのではないでしょうか。

また、この時期くらいにアップデートして公開できればと思っております。

株式会社DataSign さま、W3Techs.com さま、情報公開をありがとうございます。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

インフルエンサー
「世間に与える影響力が大きい人物」のこと。一般にはSNSの有名人、タレント、知識 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]