WEBサイトで使えるかもしれない心理学(Serial-position Effect)

リストの項目数と関係なく、最初と最後の項目の記憶率が高くなる「Serial-position curve(系列位置効果)」とは?

skan

2015年2月20日 10:33

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記憶に関する実験が行われました。 それは、20単語を読み上げ、可能な限り記憶するというものです。 例えばこんな感じの単語です。 cat apple ball tree square head house door box car king hammer milk fish book tape arrow flower key shoe この結果を分析すると、ある特徴的な傾向が見えたのです。 それは最初と最後の単語が記憶されやすいというものでした。 これはSerial-position curve(系列位置効果)と呼ばれるもので、リストの項目数と関係なく、最初と最後の項目が高くなるというものです。 最初の項目が記憶されやすいのは「初頭効果(primacy effect)」と、また最後の項目については「新近性効果(recency effect)」と呼ばれます。 というわけで、WEB心理学シリーズの第8弾です。

人の記憶過程とWEBへの活用

人の記憶というのは、「記銘・保持・再生」の3つの過程から構成されています。 また、一時的な保持「短期記憶(short-term memory)」と、継続的な保持の「長期記憶(long-term memory)」に分けることができるのです。 冒頭の実験は短期記憶となり、保持の容量に限界が生じるため最初の項目が残りやすく、最後に記銘した項目は直近での保持のため再生されやすくなっています。 WEBの世界では、Zの法則/Fの法則と呼ばれるように視線の動きがあります。 注目してもらいたい商品やサービスは、この導線の最初に配置することが重要だというのが再認識できますね。 また、ページのフッター付近にまとめなどを配置することで再度記憶に残すきっかけを作ってあげることも有効そうです。

参考

視線に関する記事は下記にもありますので、ご覧ください。WEBデザインで意識すべき視線の動き4点アイトラッキングと学術研究の調査結果から見る、WEBでの視線誘導手法

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