ビービットが顧客のモーメント分析ツール「ユーザグラム」にディスカッション機能追加

チームで課題意識の共有を図って目線をそろえたりUX改善能力を高めたりすることが目的

山川 健(Web担 編集部)

2018年10月26日 7:01

デジタルマーケティング支援のビービットは、顧客のモーメント(ある状況で生じる行動)を分析して顧客体験(ユーザーエクスペリエンス)=UX=の改善につなげるツール「ユーザグラム(USERGRAM)」にディスカッション機能を加えた、と10月25日発表した。企業のアカウント内でユーザーに対するコメントが共有できる。

ディスカッション機能は、チームで課題意識の共有を図って目線をそろえたり、チーム内でUX改善能力を高めたりすることを目的にしたコミュニケーション機能。従来もユーザーに関するメモを残す機能はあったが、異なるログインIDの利用者は共有できなかった。新機能は同一企業アカウントのID間での共有を可能にした。

メンション(相手指定)を付けたコメントや、他の利用者からのコメントへの返信、「いいね」などのリアクションもできる。ユーザグラムを基にしたユーザーについてのオンライン上での議論、ユーザー行動の中で特定の施策の効果が出ている様子の共有などの利用を想定する。経験が少ないメンバーへの指導にも生かせる。

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