電通の100%子会社でデジタルマーケティングの電通デジタルは、デジタルマーケティング支援のビービットと業務提携し、デジタルマーケティングでの顧客企業のユーザーエクスペリエンス(顧客体験)=UX=の変革支援を共同で実施する、と3月29日発表した。両社のUXコンサルタントが協働チームを立ち上げ、オウンドメディア(自社所有媒体)の刷新や、広告、ソーシャルメディア、現実社会などの接点全体をカバーしたカスタマージャーニー(顧客が購入に至るプロセス)の可視化、コミュニケーション戦略の策定・施策推進などを行う。
UX改善プロジェクトの共同実施、共同でのマーケティング・プロモーション展開、ビービットのデジタル行動観察ツール「ユーザグラム」の販売拡大とコンサルティングビジネスでの活用などで業務提携した。電通デジタルが持つプランニング、デザイン、実装、運用といったデジタルマーケティング全領域の統合ソリューション力と、ビービットが強みにするユーザー分析力・UXの企画・設計力を組み合わせて品質の高いUXを目指す。提携によって、単独では実現できない成果につながる付加価値の高いコンサルティングサービスを提供する。
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