ロイヤルカスタマーの6割近くは従来のマーケティング施策に反応しない「ネコ型」

ネットイヤーグループ、顧客をネコ型とイヌ型に分けて有効なコミュニケーション研究

デジタルマーケティング支援のネットイヤーグループは、顧客セグメントの新しい視点として「ネコ型顧客」「イヌ型顧客」に分け、それぞれに有効なマーケティングコミュニケーションの調査・研究を始めた、と6月15日発表した。好きなブランドがあって購入頻度が高い層に対し、ブランドのマーケティング施策への反応をアンケートしたところ、購入頻度が高いロイヤルカスタマーの6割近い57%が、従来のマーケティング施策に反応しないネコ型だった。イヌ型はマーケティング施策に従順に反応するタイプを指し、43%だった。

アンケートは15~69歳の男女に3月23~27日に実施し、5万8673人が答えた。反応しないネコ型と反応するイヌ型の違いを分析した結果、ネコ型は自分の価値基準が明確で「自分の目で確かめたい=周囲やトレンドに左右されない」、イヌ型はトレンドに敏感で「世の中の動きをキャッチしていたい=周囲や世の中と関わっていたい」という傾向があった。ネットイヤーグループは、ネコ型にどのようなコミュニケーションが効果的か調べるために「ネコラボ」を設立した。研究を進め、7月に開設を予定する「ネコラボブログ」で発信する。

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