クロスランゲージとサイトコア、多言語翻訳サービスと統合型Web CMS製品を連携し、新モジュール提供

Sitecore CMSの編集画面からWeb-Transerの翻訳サービスを起動、機械翻訳を実行

岩佐 義人(Web担 編集部)

2012年7月3日 0:43

翻訳ソリューションのクロスランゲージとCMSのサイトコアは、クロスランゲージの翻訳サービス「Web-Transer」とサイトコアのWebコンテンツ管理ソフト「Sitecore CMS」を連携し、多言語Webサイトの構築と運用を効率化するモジュール「Web-Transer Connect for Sitecore」の提供を開始する、と7月2日発表した。Sitecore CMSのコンテンツ編集画面からWeb-Transerの翻訳サービスをワンクリックで起動し、複数言語への機械翻訳を実行することができる。

Web-Transerは、日本語、英語、中国語など9言語の機械翻訳エンジンを実装。ユーザーごとに辞書登録ができるため、翻訳品質のチューニングが可能。Sitecore CMSは、多言語に対応したWebコンテンツ管理機能を標準で提供している。両者が連携したWeb-Transer Connect for Sitecoreにより、多言語による情報発信のリアルタイム化が可能になる。Web-Transer Connect for Sitecoreは無償提供。Web-Transferの料金は個別相談。Sitecore CMSは最小構成で149万円から。

クロスランゲージ
http://www.crosslanguage.co.jp/

サイトコア
http://www.sitecore.net/japan/

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる