中東情勢悪化で「飲食料品値上げ」、すでに1万品目を突破【帝国データバンク調べ】

「食品主要195社」価格改定動向を調査。

冨岡晶(Web担編集部)

6:30

帝国データバンクは、「今年の飲食料品値上げ」に関する調査結果を発表した。主要な食品メーカー195社における、家庭用を中心とした2026年通年の飲食料品値上げ品目数を集計している。

トレー類、紙パックの大幅値上げが影響

それによると、主要な食品メーカー195社における、2026年通年(10月までの公表分を含む)の飲食料品値上げ品目数累計は、6月1日までの集計分で少なくとも1万1157品目となっていることが判明。年間では1.5~2万品目台への到達も想定され、前年の2万品目並みになる可能性があるという。

月別値上げ品目数の推移(2024年以降)

中東情勢の影響を受けて、トレーやフィルムの原料となるナフサの値上げ分を価格に反映する動きが顕著で、値上げ品目数を大幅に押し上げた。特に夏以降に値上げ予定の品目数が増加しているという。

食品分野別に集計すると、もっとも多いのは冷凍食品やパック米飯など「加工食品」で4179品目に上った。前年の通年実績値(4791品目)の約9割に達し、年間では前年を上回る見通し。食品フィルムやトレー類、紙パックなどの大幅値上げが背景とみられる。

調査概要

  • 【調査対象】主要な食品メーカー195社
  • 【調査方法】家庭用を中心とした2026年通年の飲食料品値上げ品目数の累計(1~10月までの判明分)

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