電通は、新聞メデイアの価値や役割を新手法で解明した、と3月31日発表した。新聞は日常的に接触することで、深い理解や能動的な情報収集、自己成長につながる媒体になることなどを確認した。主要5メディアの接触動態調査「全国メディアプロフィールサーベイ(MPS)2025」と、さまざまなデータから潜在的な重要因子を含む高精度な因果(原因と結果)モデルを推測する分析技術のCALCを活用した。
新聞・新聞広告の効果を因果の観点から分析する因果モデル分析を実施した。この分析は、ある結果が何によって生み出されているかを統計的に推定する手法。MPSとCALCのデータを連携したことで、生活者の意識や行動に影響を与える要因を構造的に可視化し、従来のクロス集計や相関分析で捉え切れなかった新聞・新聞広告の価値や役割と、これまで解明できていなかった因果関係を明らかにした。
その結果、深い理解や能動的な情報収集、自己成長につながる媒体になることに加え、企業広告への関心には新聞広告が直接的に影響する傾向が見られた。新聞広告は社会課題解決に向けた取り組みの理解を促し、重要な役割を果たしていることが明らかなった。さらに、SNS上での拡散や発信につながる因果では、拡散につながる効果が新聞広告にあり、企業理解を促してSNSでの情報拡散にも寄与する。
