デル・テクノロジーズは、生成AIを活用した「デジタルヒューマン」によるデジタルアシスタントサービス「Dell Digital Assistant Solution with UneeQ」を日本市場で提供を始めたと2月12日に発表した。日本人顔のAIアバターを「Aine(あいね、アイネ)」と名付け、働き手不足や高齢化、多様化する顧客ニーズなど社会課題の解決を支援する。Aineはデル・テクノロジーズの東京・大手町本社にある「AI Innovation Lab」で3月からデモ常設する予定。
日本社会でAIを活用し、利便性を実感する瞬間に「あ、いーね!」と感じられる姿をイメージして命名した。自然な音声対話だけでなく、相手の言葉や発音、表情、仕草のニュアンスから感情を読み取り、それに応じた細やかな対応を実現する。アバターはチャット機能サービスと比べて利用者に操作のしやすさや安心感を与え、利用者の本心を引き出しやすいというテスト結果も得られているという。
クラウド環境だけでなく、「Dell AI Factory」上のオンプレミス(自社所有)環境にも完全対応した検証済みパッケージを提供可能。企業は自社独自の大規模言語モデル(LLM)を学習させることができ、セキュリティ面や通信コスト、レスポンス速度の観点でメリットを享受できる。また、テキスト、画像、音声、動画などを統合したマルチモーダル対応によって、より生身の人間に近いサービスも期待できる。
既に米国テキサス州アマリロ市では欧米人アバターを活用したデジタルアシスタントが導入され、英語を話せない移民に災害情報の迅速な通知など社会課題の解決に貢献している。日本国内でも金融、医療、官公庁、地方自治体などで先行導入され、マーケティング・カスタマーサービス・業務効率化分野で活用されているという。価格は個別見積もりで、デル・テクノロジーズと販売パートナーを通じて提供される。
- この記事のキーワード
