ジモティーは、「不要品処分に関する実態調査」を実施した。全国の10~60代の男女557名を対象に、ごみとして捨てた品目やその理由を聞いている。
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まず、今年の年末に不用品処分の予定があるかを聞くと、「ある」は37.0%、「ない」は40.0%となった。
不要品を処分したいと思う時期としては、「特に時期はない」が54.6%を占めた一方で、「11~12月(大掃除シーズン)」も32.1%にのぼった。
普段の不要品の処分方法を聞くと、「捨てる」が57.6%で最も多く、「リサイクルショップに売却」「フリマアプリに出品」などのリユースを大きく上回った。年代別では、特に60代以上のフリマアプリ利用率は4.3%にとどまっていた。
まだ使えるけど捨てたことがあるもの、「衣服」「本」が上位に
続いて、これまで“まだ使えるもの”をごみとして捨てたことがある品目について聞くと、「衣類・ファッション用品」が52.6%で最も多く、以下「本」「生活雑貨」「子供用品・おもちゃ」「食器・調理器具」などが続いた。
まだ使えるものを捨てた理由としては、「売却しても大した利益にならないから」が41.2%で最多に。ついで「すぐに手放したいから」「売却するのは手間だから」が同率で続いており、経済的な価値が低く手間がかかるものは“捨てる”という傾向が見られた。
最後に、まだ使えるものを捨てた際に罪悪感や後ろめたさを感じたかを聞くと、「強く感じた・少し感じた」の合計は50.5%にのぼった。一方で、「感じなかった」も半数を占めており、捨てることへの意識が二分していることが明らかになった。
調査概要
- 【調査期間】2025年11月12日(水)~2025年11月13日(木)
- 【調査対象】10代~60代の男女
- 【有効回答数】557名
- 【調査方法】インターネット調査
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