博報堂DYがリスティング広告運用支援プロダクトにRSAデッキをワンクリックで最適化する機能搭載

社内で活用を開始、広告効果向上が最も期待できるRSAデッキを作成、AIが最適な組み合わせを提示

山川 健(Web担 編集部)

12月2日 7:02

博報堂DYホールディングスと、博報堂DYグループで技術開発を行う博報堂テクノロジーズは、グループの統合マーケティングプラットフォーム「CREATIVITY ENGINE BLOOM」の検索連動型広告(リスティング広告)運用支援プロダクト「CREATIVE BLOOM TEXT Ads」に、同広告のレスポンシブ検索広告(RSA)デッキをワンクリックで最適化する機能を搭載した、と12月1日発表した。社内で活用を始めた。

RSAは検索連動型広告の一種で、事前に用意した複数のタイトルと説明文からシステムが最適な組み合わせを選んで表示する仕組み。RSAの運用では膨大な組み合わせ(RSAデッキ)から最適なパターンを探索し続けることが不可欠だが、人力で行う必要があった。今回搭載した機能は「デッキ生成ボタン」をクリックすると、広告効果向上が最も期待できるRSAデッキを独自ロジックで瞬時に作成する。

AI(人工知能)エージェントが最適なタイトルと説明文の組み合わせとその根拠を提示。大量に生成された広告文の最適な組み合わせを探索する独自ロジックを搭載し、広告文の入れ替えと併せて予測スコアを算出。迅速な効果予測を実現する。CREATIVE BLOOM TEXT Adsに登録している各広告文に対して意図する訴求軸を付与する機能や、生成したRSAデッキが最適な理由を表示する機能も備える。

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