「楽天トラベル」でAIが最適な宿泊施設を提案する「楽天トラベルAIホテル探索」提供開始

楽天グループは、同社が運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」で、ユーザーに最適な宿泊施設を提案するAI(人工知能)エージェント「楽天トラベルAIホテル探索」の提供を始めた、と9月22日発表した。楽天トラベルのクチコミ、各宿泊施設が展開するさまざまな宿泊プランや、予約トレンドなどの分析データに基づいて宿泊先選びを支援する。

楽天トラベルのスマートフォン用ページから無料で利用できる。テキスト入力欄に宿泊場所、地域、期間、人数、構成、予算、宿タイプ、設備、サービスなどの条件を会話形式で入力すると、最適な宿泊施設をAIが最大30軒選ぶ。ユーザーは施設の写真、料金、クチコミ評価、個別条件に沿った「AIおすすめポイント」を含む概要や位置を比べられる。

結果一覧の画面では、宿泊日や設備などの条件が細かく調整でき、好みに合わせた比較検討や優先したい条件に沿った再検索も可能。より詳細な条件で検索したいユーザー向けに追加候補の提示にも対応する。AIは、楽天トラベルの既存の検索条件に含まれない要望や抽象的な指示が入力されても、ユーザーとの対話で正しいニーズをくみ取るという。