Googleが検索動向の「GoogleトレンドAPI(アルファ版)」公開、検索データを柔軟活用

過去5年間を取得可能、研究、メディア、ビジネス用途でトレンド分析に活用しやすく

Googleは、検索動向を把握できる「Googleトレンド」へのアクセス手段として「GoogleトレンドAPI(アルファ版)」の試験提供を始めたことを7月24日に明らかにした。トレンドデータへの主なアクセス手段はウェブサイトに限られていたが、APIが加わったことで、研究者や開発者がトレンドデータをシステム連携や独自分析に活用できるようになる。

Google トレンドのAPIが提供開始 

取得可能なデータは最大5年間(1800日分)の過去データで、日次・週次・月次・年次といった集計単位を選べる。「ISO 3166-2標準」で定義されている地域単位(都道府県、州、地域など)でのデータ分解にも対応する。研究者やパブリッシャー(メディア)、ビジネス担当者が目的に合わせて柔軟にトレンド分析を行える。

ここ数年、トレンドデータの利用が増え、APIを求める声がGoogleに多数寄せられていた。公的資源の配分や科学研究、パブリッシャーのトピック追跡、企業のマーケティングやSEO(検索エンジン最適化)担当者の利用例を紹介している。4年ごとの選挙やスポーツイベントなどを振り返れるように、5年分のデータまでさかのぼれるようにした。

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