NTTデータが1万2000人全社で営業DXサービス「Sansan」と「Sansan Data Hub」導入

全社員がもつ接点情報を一元管理、50超の事業部間を横断して連携し、営業改革を推進

働き方に関するDX(デジタル変革)サービス事業のSansanは、同社の営業DXサービス「Sansan」と、Sansanに蓄積された情報を外部システムと連携して活用するデータ連携ソリューション「Sansan Data Hub」をNTTデータが全社で導入したと3月24日に発表した。全社員がもつ接点情報を一元管理して事業横断での連携を強化し、マネジメント層を含めた全社での営業改革を推進することができる。

NTTデータは全社員の顧客情報・接点情報を共有して横断的に活用する。他部署の人脈を活用して効果的な営業先を選定し、直近の名刺交換の情報から他事業部の接点状況も確認して組織間で連携して戦略立案する。Sansan Data Hubを活用してSansanに蓄積した接点情報をCRM(顧客関係管理)ソリューションの「Salesforce」に連携して営業マネジメント改革を推進する。全社統一ツールで営業活動を可視化し、組織全体を底上げする。

50超の事業部で多くの事業を展開するNTTデータの社員は約1万2000人。名刺交換で得た顧客情報・接点情報は事業部別に管理され組織を横断した人脈の連携が難しかった。マネジメント面でも営業活動の詳細が組織全体で可視化できず、顧客との関係構築や提案方法が属人的になっていた。この課題を解決するため、NTTデータはSansanとSansan Data Hubを全社導入して顧客データ基盤を構築し、営業活動を可視化することにした。

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