2024年振り返り!「充実していた」人は2023年から減少、内容では「趣味や自己啓発」が上位に【HDL調べ】
ヒューマン・データ・ラボラトリ(HDL)は、「生活の充実度調査2024」の結果を発表した。全国の男女500人が回答している。
男性は「充実していた」と「充実していなかった」が同率に
まず「2024年1年間を振り返ってみて、あなたの生活は充実していましたか?」と聞くと、2023年調査に比べ、「とても充実していた+やや充実していた」が14ポイント減の37.4%で減少傾向を見せた。
対して「どちらともいえない」は6.7ポイント増の32.6%、「あまり充実していなかった+まったく充実していなかった」は7.2ポイント増の30.0%だった。
男女別では、「とても充実していた+やや充実していた」が男性32.8%に対して、女性42.0%と、前年同様に男性は女性を下回った。
年代別では「とても充実していた+やや充実していた」がもっとも多かったのは60歳以上(44.0%)。1つ下の世代の50代も42%と高い。逆に「まったく充実していなかった+あまり充実していなかった」は、30代37%、20代34%が高い。
具体的に「2024年1年間でもっとも充実していたこと」を聞くと、「あてはまるものはない」30.6%が最多だが、「旅行やレジャー」13.8%、「趣味や自己啓発」12.4%、「家族や親戚との関係」11.6%が上位だった。コロナ禍を経て、旅行・レジャーが高まったと考えられる。男女別では、女性は「旅行やレジャー」16.8%が1位だったのに対し、男性は「趣味や自己啓発」14.0%が1位だった。
年代別では、50代~60歳以上では「旅行やレジャー」、20代~40代では「趣味や自己啓発」が高い傾向が見られた。
「2024年1年間を充実させるためにしたこと」を聞くと、「休日など自由な時間を増やした」25.1%、「お金をかけた」22.8%、「健康に気を遣った」19.6%、「仕事をたくさんした(転職や副業、残業など)」19.3%などが上位だった。趣味や自己啓発への欲求が高まっており、それに時間やお金をかけた人が多いようだ。
逆に「2024年1年間でもっとも充実していなかったこと」は、「何もなかった」27.6%で最多だが、「金銭面」13.2%、「健康など身体状況」12.4%、「仕事や学業」10.8%などがそれに続いた。
調査概要
- 【調査対象】20~60代の男女
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2024年12月14日
- 【有効回答数】500人(各年代100人ずつ)
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