Wiz(ワイズ)は、20代の「仕事と学歴」に関する調査結果を発表した。同社の就職・転職支援サービス「パーソナルファイル」の20代の会員ユーザー264人が回答している。
約半数が「自身の学歴」を気にしている
まず「就職・転職活動において自分の学歴が気になるか」と聞くと、「はい」が50.7%でわずかながら半数を超えた。「いいえ」は37.9%、「どちらでもない」は11.4%だった。
そこで「学歴が気になる理由」を聞くと、「選択できる幅が狭い」26.25%が最多。以下「就職・転職活動がうまく進まない」18.29%、「給料・待遇面に差を感じる」17.11%がそれに続いた。
「学歴が自身のキャリアに影響を与えているか」という質問に対しては、「非常に影響している」12.9%、「やや影響している」31.4%で、影響している派が多数派だが半数は超えていない。また「学歴コンプレックスを感じたことがあるか」という質問には、「あまりない」35.2%、「全くない」19.7%で、ない派が半数を占めている。
そこで「仕事で成功するためにもっとも重要な要素」を聞くと、「能力・スキル」54.9%が最多で、「経験」25.0%、「人脈」9.1%、「運」6.1%などを大きく上回っている。そして「学歴」は0.8%にとどまる。
一方で「学歴が高いほど、仕事の成功につながるか」と聞くと、「強くそう思う」9.1%、「ややそう思う」34.6%と、4割超から学歴信奉が見え隠れする。そこで「学歴よりも、実務経験やスキルの方が重要だと考えるか」と聞くと、「強くそう思う」46.2%、「ややそう思う」42.8%と、9割近くが実力主義を肯定している。
調査概要
- 【調査対象】20代の「パーソナルファイル」会員ユーザー
- 【調査方法】インターネットによるアンケート回答
- 【調査時期】2024年6月12日~7月1日
- 【有効回答数】264人
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