ILLIT、たまごっち、風呂キャンセル界隈……Z世代女子500人が選ぶトレンド大賞2024【SHIBUYA109 lab.調べ】

ほんmoneyギリハッピーでほんまごめんやで? 2024年、Z世代女子の間で流行ったグルメやファッション、コンテンツなどを総まとめ。

SHIBUYA109エンタテイメントは、「SHIBUYA109 lab.トレンド大賞 2024」を発表した。around20(15~24歳)の女性519人を対象に調査している。

Z世代女子500人が選ぶ、2024年のトレンド大賞を発表

SHIBUYA109 lab.トレンド大賞 2024

「カフェ・グルメ部門」「アーティスト部門」「ヒト部門」「コンテンツ部門」「SNSミーム部門」 「コトバ部門」「ビューティー部門」「ファッション部門」「体験部門」の9部門にて大賞を決定。以下、各部門のランキングを紹介する。

【カフェ・グルメ部門】動画映えするヘルシーフードが人気

カフェ・グルメ部門
アサイーボウル/焼きポン・デ・リング/サーティワンアイスクリーム 「よくばりフェス」キャンペーン

グルメ部門では、「アサイーボウル」や「氷タンフル」「グリークヨーグルト」など、ヘルシーさを重視したフードが話題に。また「焼きポン・デ・リング」などのおうちで楽しめるアレンジレシピもランクインした。

【アーティスト部門】TikTokでバズったK-POPやアイドルソング

アーティスト部門

アーティスト部門では、5人組のK-POPアイドルグループ「ILLIT」が1位に。楽曲『Magnetic』はショート動画の挿入歌として多く使用されている。以下「ME:I」「きゅるりんってしてみて」などのアイドルグループや、宅録系アーティストなども登場した。

【ヒト部門】ポジティブマインドのSNSクリエイターが人気

ヒト部門

SNSを中心に活躍するクリエイターや芸人、俳優・アイドルなどが多数選出。1位は上智大生インフルエンサーの「かとゆり」、2位は映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のヒロイン役で話題となった「出口夏希」、3位は「ぱるたん」の愛称で知られる「桜庭遥花」がランクインした。

【コンテンツ部門】平成初期のキャラクター熱が盛り上がる

コンテンツ部門
たまごっち/エスターバニー

今年はキャラクターコンテンツへの注目度が急上昇。特に「たまごっち」は、生誕20周年を記念したリバイバル商品やコラボ商品が発売されて話題となった。バッグにぬい(ぬいぐるみ)をつけて楽しむファッショントレンドなども影響しているようだ。

【SNSミーム部門】「風呂キャンセル界隈」や「メイクレシピ」が話題

SNSミーム部門
風呂キャンセル界隈/メイクレシピ

1位はユーモアあふれる猫動画でおなじみの「猫ミーム」。また、SNSミームとして「○○界隈」というキーワードが流行っており、「風呂キャンセル界隈」「回転界隈」などがランクインした。芸能人やアイドル・インフルエンサーが使用しているコスメの画像を貼り付けたコラージュ画像の「メイクレシピ」も話題を呼んでいる。

【コトバ部門】思わず使ってしまう中毒性や汎用性がポイント?

コトバ部門

コトバ部門では、5人組HIPHOPユニット『KOMOREBI』の楽曲『Giri Giri』に出てくる「ギリハッピー」が1位に。ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』で菊池風磨が発したセリフ「それガーチャー! ほんまごめんやで」など、キャッチーで中毒性の高いコトバが上位となった。

【ビューティー部門】脱マスクでリップメイクがトレンドに

ビューティー部門
seju顔・sejuメイク/うさぎ舌リップ/リッププランパー

今年はマスク着用の機会が減少したことで、口元のメイクトレンドが盛り上げる傾向に。ピュアなピンク色の「うさぎ舌リップ」や唇にふっくらとしたボリュームを出す「リッププランパー」などが注目を集めた。メイクの系統としては、芸能事務所『seju』に所属しているタレントの「seju顔」が流行している。

【ファッション部門】「バレエコア」や「Y2Kテイスト」がキーモチーフ

ファッション部門
バレエコア/Y2K ホーボーバッグ/バニティバッグ

リボンやレースなどの「バレエコア」を中心に、「○○コアファッション」がトレンドとなった。自分の好きな世界観をさまざまな界隈で取り入れる傾向が見られている。Y2Kテイストも2022年から継続して人気であり、ぬいやキーホルダーをバッグにジャラジャラとつけるファッションが楽しまれている。

【体験部門】デジカメでレトロ感? 撮影は「上から」が流行り

体験部門
デジタルカメラ/エレベータープリ/自然界隈

Y2K感のあるレトロな質感の写真や動画を撮ることができるとして「デジタルカメラ」が人気に。自然界隈やフリーマーケットなど、ネットやSNSから離れ、デトックスできる体験にも注目が集まった。

調査概要

  • 【調査方法】WEBでのアンケート調査 (独自ネットワークSHIBUYA109 lab. MATEによる回答)
  • 【調査期間】2024年9~10月
  • 【調査対象】around20(15歳~24歳)女性
  • 【有効回答数】519
  • 【調査実施・分析】SHIBUYA109 lab.(運営:SHIBUYA109エンタテイメント)
  • 【備考】ノミネート候補の選定については、2024年9月にトレンド大会議を実施。SHIBUYA109 lab.の保有する独自ネットワーク「SHIBUYA109 lab. MATE」に所属する高校生、大学生10名とともにSHIBUYA109 lab.にて部門ごとにノミネートを選定。その後選択式アンケートを実施して大賞を決定。
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