ネットショップは副業? 本業? 販促やPRに使うSNSは「Instagram」が圧倒的【BASE調べ】
BASEは、ネットショップ開設・運営の利用状況に関する調査「オーナーズ調査 2023」を実施した。本調査は、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」を利用しているネットショップを対象に、2019年より行っている。
ネットショップは「本業」と「副業・複業・兼業」が半々
まず、ネットショップの運営体制を聞くと、「個人」が71.7%、「法人(団体)」が28.3%となった。「法人(団体)」の割合は3年連続で増加しており、個人のネットショップが規模を拡大して法人化していると考えられる。
ネットショップの運営人数は「1名」が75.3%と最も多く、ついで「2〜4名」が23.8%となった。調査開始以来一貫して、4名以下のショップが99%を占めている。
また、運営しているショップが本業かという質問では、「本業」が48.1%、「本業ではない(副業・複業・兼業など)」が51.9%と、半々の結果になった。
最も重視しているのは「ブランドコンセプト・世界観」
ネットショップを運営する中で最も重視していることを聞くと、1位は5年連続で「ブランドコンセプト・世界観の表現」となった。2位は僅差で「顧客やファン、見込み顧客との関係づくり」となり、CRM(Customer Relationship Management)への注目度の高さが伺えた。
また、ポップアップショップや期間限定の催事に出店した経験を聞くと、「経験がある」は41.6%で、2022年調査よりも10.1ポイントの大幅増加となった。行動制限の緩和や対面イベントの増加などが影響しているようだ。
PRや販促に使うSNSは「Instagram」が57.6%
ネットショップのPRや販促のためにSNSやプラットフォームなどを活用しているかという質問では、81.2%が「はい」と回答した。
積極的に活用しているSNSとしては、1位は「Instagram」が57.6%と圧倒的。2位は「X(旧Twitter)」23.6%、3位は「Facebook」21.6%の順となった。
調査概要
- 【調査内容】ネットショップ運営について
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査期間】2023年10月13日〜10月22日
- 【調査対象】「BASE」をご利用のネットショップ
- 【有効回答数】2,484名
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