GMO NIKKOが「ChatGPT API」搭載の「広告テキスト生成ツール」開発、広告効果が向上

最新の検索アルゴリズムによる評価をもとに広告テキスト作成を自動化、業務も効率化

総合マーケティング支援のGMO NIKKOは、対話型AI(人工知能)を使った「広告テキスト生成ツール」を開発した、と5月19日に発表した。米国OpenAIが提供するAIモデルをデータ連携の仕組みのAPIを使って利用する「ChatGPT API」を搭載する。広告出稿で高いパフォーマンスを実現し、広告テキスト作成を自動化して業務を効率化できる。GMO NIKKOは、GMOインターネットグループ傘下でGMOアドパートナーズの連結会社。

ChatGPT APIは、開発者がChatGPTモデルを使用して自然言語処理を行うためのAPI。開発したツールで指定したキーワードの検索結果を分析し、最新の検索アルゴリズム(計算手順)で評価された要素を反映した検索連動型広告のテキストを提案する。ツールで生成した広告テキストを配信したところ、CTR(クリック率)は人間が作成した広告テキストの2.3倍の実績が出ており、広告品質と効果向上の実現につながっている。

広告のクリエイティブの品質や効果は、制作者の経験やスキルに依存する面があった。こうしたクリエイティブ作業のうち、これまでよりも品質が高い広告クリエイティブを作成して広告効果を最大化するため、ChatGPT APIを搭載した検索連動型広告テキスト生成ツールを開発した。検索結果分析や広告テキスト作成の自動化することで、クリエイティブな戦略設計や施策実行の時間も創出できる。

広告テキスト生成ツールの概要
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