SOBOとNTT東日本宮城事業部などがデジタルサイネージと冷凍自販機売り上げの実証実験開始

自動販売機・飲食店事業のSOBO(ソボ)、システム企画などを行うハブアンドスポーク、自販機・ショーケースなどを製造するサンデン・リテールシステム(RS)と、NTT東日本宮城事業部は、デジタルサイネージと冷凍自販機商品の売り上げについての実証実験を始めた、と11月21日発表した。サイネージコンテンツのマーケティング効果を検証する。期間は11月17日～2023年3月31日。

AI(人工知能)カメラの映像解析技術を活用したデータと冷凍自販機の商品販売データ分析を基に、有用性を調べる。冷凍自販機サービス「FROZEN24」を展開するSOBOが同自販機「ど冷えもん」での商品販売・運営とサイネージで流すコンテンツを提供。ハブアンドスポークはデータの分析と商品スケジュールなど、サンデンRSはど冷えもんのサイネージ対応機種の開発を担当する。

冷凍自販機は、仙台市若林区のNTT東日本五橋ビル前に設置する。NTT東日本は、データ解析・取りまとめと、映像AIサービスの提供・管理運営などを手掛ける。AIカメラでは、画像内で人物が検出された数▽画像内で人物が検出された日時▽推定される性別・年齢▽人物が検出されたカメラの設置場所－－の情報を取得する。映像は性別・年代情報を取得した後、即時に破棄する。