「LINEでふるさと納税 Powered by さとふる」で体験型ふるさと納税を提供開始

LINEとさとふるが協業、LINEアプリを通じて旅行先で寄付、その場で施設利用できる

小島昇(Web担編集部)

2022年9月26日 7:01

LINEと、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営するさとふるは、現地を訪れた際に寄付を申し込み、その場でアクティビティなどを楽しめる体験型ふるさと納税のお礼品提供を9月22日から始めた、と発表した。コミュニケーションアプリ「LINE」を通じてふるさと納税ができる「LINEでふるさと納税 Powered by さとふる」で提供する。LINE公式アカウント「LINEでふるさと納税」の友だち追加で利用できる。

千葉県九十九里町「九十九里海釣りセンター」と静岡県伊東市「伊豆シャボテン動物公園」の2カ所で、9月22日から11月30日まで寄付・利用ができる。今後、対象施設を増やしていく。ふるさと納税の寄付者に「事前に寄付をしてから現地を訪れる」体験から「その場で寄付をしてその場で利用する」体験を新たに提供して、コロナ禍で減少した観光客増加を願う自治体や観光事業者と寄付者をつなぎ、観光産業活性化を推進する。

「さとふる」の寄付状況調査で、「体験チケット」カテゴリのお礼品への寄付が2021年から2022年にかけて約3.7倍に増え、ふるさと納税を利用して地域での「体験」を望む寄付者が増加していると推察される。慣れ親しんだLINEアプリを通じて気軽にふるさと納税に触れる機会を創出するため、22年5月18日から始めた「LINEでふるさと納税」で体験型のお礼品提供を取り扱い、寄付者のふるさと納税の利便性を向上させる。

利用方法

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