キャッシュレス決済「PayPay」の登録者数が5000万人突破、日本の人口の約2.5人に1人
サービス開始から3年10カ月、キャンペーンも予定、「マイナポイント」事業を機に増加
スマートフォン決済事業のPayPay(ペイペイ)は、同社が展開するキャッシュレス決済サービス「PayPay」の登録ユーザーが8月18日時点で5000万人を超えた、と同日発表した。日本の人口の約2.5人に1人が利用している計算になり、同社は決済を担う社会インフラに成長した、としている。5000万人を記念したキャンペーン展開も予定している。
PayPayのサービスは2018年10月に開始。大型還元策などで登録者を獲得し、3年10カ月で5000万人を突破。国内のQRコード決済の取扱高、決済回数とも約3分の2を占め、最大手になっている。政府が「マイナンバーカード」の普及とキャッシュレス決済の利用拡大を目的に実施している「マイナポイント」事業を機に登録者が増えているという。
マイナポイント事業は現在第2弾が行われている。マイナンバーカードの新規取得・選択決済サービスの利用と、健康保険証・公金受取口座の登録で計2万円分のポイントが付与される。市場調査事業のICT総研のキャッシュレス決済調査(8月)では、PayPayは新規取得が27.2%、健康保険証・公金受取口座登録が32.8%とトップに立っている。
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