オトナルが音声アプリのマネタイズを音声広告で実現するアドサーバーとSSPを提供開始

音声SNSや音声メディアの活性化で伸びる音声広告にアドテクノロジー導入と運用を支援

デジタル音声広告事業のオトナルは、音声アプリと音声サービス向けアドサーバーとSSP(広告枠販売側プラットフォーム)の提供を始めた、と6月2日に発表した。コンテンツの合間に流れる「インストリーム型純広告」と、リアルタイムで広告枠を入札して配信する「プログラマティック音声広告」を提供する。データに基づいた広告技術で音声メディアの収益化を支援する。

アドサーバーとSSP(Supply-Side Platform)の概要

提供する技術と運用支援で実現するサービスは、①音声アプリと音声サービスのためのアドサーバー(インストリーム広告の実現)、②音声アプリ、音声サービスのためのSSP(プログラマティック広告流通の実現)、③CDP(顧客データ基盤)とDMP(データマネジメント基盤)による企業が保有する1stパーティデータ活用(ターゲティングやリスナーに合わせた広告配信最適化)、④その他アドテクノロジー連携によるハイエンドな広告体験。

Z世代による音声SNSの利用増加や音声配信アプリの多様化、ラジオ局のネット限定音声番組など音声メディアの活性化で音声広告の成長が期待されている。オトナルのサービスを活用して音声広告枠を設けて、サブスリプション(月額課金)サービスの無料ユーザーに有料プランとの差別化を実現できる。1stパーティデータを活用した自社広告をアプリ内配信して、課金傾向が高いリスナーに有料プランを勧めて有料ユーザー拡大できる。

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