アドビが顧客データプラットフォーム「Adobe Real-Time CDP」の機能アップデート実施

パーソナルな顧客体験をリアルタイムに提供可能、メタバース支援や新AIイノベーションも

米国アドビの日本法人、アドビは、米国本社が顧客データプラットフォーム「Adobe Real-Time Customer Data Platform(CDP)」の機能アップデートを3月15日(米国時間)に発表した、と3月16日公表した。併せて、企業のメタバース(仮想空間)の成功を支援する機能と、パーソナライズされた体験を提供する新たなAI(人工知能)イノベーション(技術革新)も発表した。

Adobe Real-Time CDPは企業が顧客データの価値を最大化するための機能強化を実施。パーソナルな顧客体験をリアルタイムに提供する機能を加えた。企業は、顧客プロファイルをリアルタイムに更新しながら管理し、顧客インサイト(深層心理)から導いた施策が同社のマーケティングソリューション「Adobe Experience Cloud」のアプリケーションから実行できる。

データ収集、エンリッチメント(データへの付加的な属性付与)、配信などの新機能を追加。表示最適化・レコメンドアプリケーション「Adobe Target」との統合による瞬時のパーソナライゼーション▽マーケティングの同意管理と好みの反映▽デジタルコマースアプリケーション「Adobe Commerce」の主要データからのリッチな顧客プロファイル構築--などがある。

メタバース支援では、リアルで魅力的なバーチャル顧客体験を設計・作成して何百万人のユーザーに提供するイノベーションを発表。現在提供している没入型の3D体験、Eコマースプラットフォーム、デジタル体験を構築する機能を基にする製品統合機能となる。新たなAIイノベーションは、AIエンジン「Adobe Sensei」を搭載したAdobe Experience Cloudの新機能。

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