伊藤忠商事・ベルシステム24・ブレインパッドが企業のマーケティング領域のDX支援で協業

各社が保有する強みを活用、データを起点に顧客体験の強化を目指す新しいサービスを展開

伊藤忠商事、コールセンターサービス大手のベルシステム24、ビッグデータ活用・デジタルマーケティングサービスのブレインパッドは、企業のマーケティング領域でのDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援する新しいサービスの創出で協業する、と4月8日発表した。3社それぞれが保有する強みを結び付け、データを起点にして顧客体験の強化を目指すサービスを展開する。

新サービスは、ベルシステム24のコンタクトセンター現場での応対実績やBPO(業務プロセスの外部委託)事業の運用ノウハウと、ブレインパッドが持つデータ分析、デジタルマーケティング基盤を組み合わせ、さまざまなDXの実現をサポート。伊藤忠商事の各カンパニー、グループ各社、パートナー企業や、ベルシステム24とブレインパッドの多様な業種のクライアント企業に向けて提案する。

想定する新サービスは、コンタクトセンターで取得する趣味・好みなど固有の定性情報を含む対話データとウェブサイト閲覧情報、クリック履歴などのデジタル接点データを掛け合わせた「生活者の声の価値化(生活者インサイト)」の仕組み化と、生活者接点を網羅したマーケティング行動の支援。加えて、データの活用で必要になる各種業務や非構造化データ処理業務のサービス化も進める。

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