ロケーションバリューがアプリ市場と利用動向分析サービス「SmaRepo」β版の提供開始
アプリ利用者属性や利用状況をデータで可視化、競合と比較して自社アプリの課題を把握
2021/2/4 7:03 マーケティング/広告
NTTドコモの子会社でマーケティング新規事業のロケーションバリューは、アプリ市場と利用動向分析サービス「SmaRepo(スマレポ)」β版を始める、と2月3日に発表した。NTTドコモが顧客から同意を得て取得するアプリ統計情報を利用してアプリ競合利用調査レポートを提供する。アプリの利用者属性と利用状況をデータで可視化し、自社アプリの課題や競合との比較分析で課題を解決する示唆を導き、ビジネス戦略立案に活用できる。
国内スマートフォン利用者約7700万人に対してSmaRepoの250万サンプルで統計分析する。利用者数やアプリ所持ユーザー数、AU(アクティブユーザー)のMAU(月間)▽WAU(週間)▽DAU(1日あたり)▽HAU(時間帯別)を提供。性別や年代、地域、MAU率(アクティブ率)、アプリ起動回数なども利用できる。データは統計加工され個人情報は一切扱っていない。レポート形式で提供するが、今後、ダッシュボードで分析ツールを提供する予定。
アプリが利用される時間帯の傾向から適切なタイミングでプッシュ通知したり、利用回数を比較してアプリの使われ方の違いを把握したりできる。競合アプリのリニューアル前後のMAU推移からリニューアルの成否を確認し、継続や新規、休眠、復帰、離脱のバランスを競合アプリと比較してどこに注力すべきかを見定めることができる。なお、日本のGooglePlayで配布されているゲーム以外のアプリが分析対象になる。
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