AppsFlyerが広告を見た人と見ていない人を比べて分析する「Incrementality」を提供開始

広告効果を包括的に把握する初めての「インクリメンタル測定」で広告予算の配分を最適化

モバイル広告効果測定プラットフォームのAppsFlyer(アップスフライヤー) Japanは、広告の正確な投資効果を把握できる「Incrementality(インクリメンタリティ)」の提供を始めた、と11月11日に発表した。マーケティング担当者がリマーケティングキャンペーンで生み出したインクリメンタル(増分)収益やビジネス価値を正確で包括的に測定・分析して、マーケティング予算の配分を最適化できる。

 

広告を見た人と見ていない人を比べて広告の正確な効果を算出する「インクリメンタル測定」をアトリビューション(間接効果)の測定に導入した初めてのソリューションという。サイトやアプリへの訪問者に再訴求するリマーケティングキャンペーンによるコンバージョン(最終成果)と、再訴求せずに発生したと想定されるオーガニック(自然)のコンバージョンを測定して、広告が生み出す収益やビジネス価値を分析する。

マーケティング担当者は、多様化した企業と消費者の接点や複雑化するデータ収集・分析、プライバシー規制強化で広告やキャンペーンの価値を正確に把握できなくなっており、Incrementalityによって増分した収益や効果を簡単に測定できる。リマーケティングとオーガニックの成果を適切に区別できるので、広告予算を配信効果が高いところにより配分して価値を生み出していないコストを削減する最適化が図れる。

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