Supershipがアプリに重ねた小窓で別映像を表示する動画広告「Wipe Ad」を提供開始

媒体社向け広告配信プラットフォーム「Ad Generation」の新しい動画広告のフォーマット

KDDIグループでデジタル広告・データコンサルティング事業のSupershipは、媒体社向け広告配信プラットフォームの「Ad Generation(アドジェネレーション)」で、テレビ番組のワイプのようにアプリ内コンテンツに重ねて動画広告を配信する「Wipe Ad(ワイプアド)」の提供を始めた、と11月9日発表した。既存の広告枠と競合せずに追加実装できるアプリ向けの新たな動画広告として独自開発した。

 

Wipe Adは、オーバーレイで動画を配信するピクチャー・イン・ピクチャー形式の広告フォーマット。動画広告のサイズや表示位置を媒体社のアプリ仕様にあわせて自由にカスタマイズでき、デフォルト音声OFFやクローズボタンの配置のほか、ユーザーが動画広告の位置をスワイプで自由に動かせる。アプリのUI(ユーザーインターフェース)に合わせた2つの配色から広告枠の色を選べる。

 

オーバーレイ広告はアプリの視認性を阻害してユーザーにネガティブなイメージを与える懸念があり、Wipe Adはユーザビリティに最大限配慮して設計した。従来の広告枠と競合しない位置に新たに広告枠を追加して広告収益を底上げできる。ブランディング広告で最大指標のビューアビリティ(ユーザー視認の確実化)を重視したフォーマットで、通常のバナー・ネイティブ広告より高い収益性も期待できる。

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