サイバーエージェントが「CAリテールマーケット」でマッチングプラットフォームを提供

商品がウェブで閲覧可能、話題になっているD2Cブランド商品のスムーズな仕入れを実現

山川 健(Web担 編集部)

2020年9月11日 7:02

インターネット広告事業のサイバーエージェントは、小売店とD2Cブランドをつなぐことで店舗の棚やスペースの価値を最大にするサービス「CAリテールマーケット」で、話題になっているD2Cブランド商品のスムーズな仕入れを可能にするマッチングプラットフォームの提供を始めた、と9月10日発表した。扱っている商品がウェブで閲覧できる。

D2Cはダイレクトツーコンシューマの略で、自社製品をサイトで直接消費者に販売する仕組み。CAリテールマーケットは、小売り企業の新規商品開拓の場、D2Cブランドやメーカーにとっては販売機会創出の場となり、オンラインでは難しい実際の商品体験を通じたユーザーコミュニケーションが可能な実店舗の需要の高まりを受けて展開している。

今回開始したマッチングプラットフォームは、CAリテールマーケットで取り扱っている商品がウェブ見られ、小売り企業は自由なタイミングで新商品が開拓できる。プラットフォーム上からサンプル商品が取り寄せられ、仕入れの検討が容易になる。D2Cブランドやメーカーは、商品ごとの詳細ページで商品の特徴や思いが伝えられる。商品登録は無料。

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