オプトがロイヤリティ分析・コミュニケーションプラン提案AIツール「Handy CEM」開発
概念実証を開始、年内めどに広告主にβ版提供、ロイヤルユーザーを育てる訴求内容提案
2019/9/11 7:00 マーケティング/広告
デジタルマーケティング事業のオプトは、顧客のロイヤリティ(愛着心)を分析して適切なコミュニケーションプランを自動的に提案するAI(人工知能)ツール「Handy CEM」を開発し、概念実証(PoC)を社内で始めた、と9月10日発表した。検証が完了次第、年内をめどに広告主にβ版提供を予定する。
同社のCEM(カスタマーエクスペリエンスマネジメント)=顧客体験管理=に関する知見・ノウハウと、AIを組み合わせた。顧客を「行動」と「心理」で分類してロイヤルユーザー(愛着心が大きいユーザー)の特徴を分析。ロイヤルユーザーを育てるコミュニケーションに必要な訴求内容を提案する。
CEMモデルに基づくアンケートを作成し、自社サイトの会員データと連携してリサーチした後、購買データや行動データを取り込み、リサーチ結果と併せて顧客を分類。顧客の購買行動やウェブサイトの閲覧行動傾向、ロイヤリティの深さや購買に対する好みなどさまざまな指標をAIで分析する仕組み。
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