オンラインの口コミを見るのは「買ったことのない商品を購入するとき」(69%)【クロス・マーケティング調べ】

クロス・マーケティングは、全国の18~69歳の男女を対象に「オンライン上の口コミ利用に関する実態調査」を実施した。

クロス・マーケティングは、全国の18~69歳の男女を対象に「オンライン上の口コミ利用に関する実態調査」を実施した。ここでいう「オンライン上の口コミ」は、レビューサイトやまとめサイトなどの口コミサイト、あるいはSNS内の口コミを指す。

口コミを見る目的は「買ったことのない商品を購入するとき」(69%)。男女差のある項目も

オンラインの口コミについて、その視認状況を聞いた結果がこちら。75.9%がオンラインの口コミを視認している(「よく見ている」と「たまに見ている」の合算)。

前項で「よく見ている」「たまに見ている」と回答した2,000名を対象に、オンラインの口コミを見る目的を聞いたところ、全体では「買ったことのない商品を購入するとき」が68.8%で最多であった。

男女別では「日用品を買うとき」や「贈呈品を買うとき」などに差が見られたが、特に「病院を決めるとき」では男性よりも女性が14ポイント以上も高い(男性の11.9%に対し、女性は26.1%)。

購買を後押しするのは使用経験に基づく口コミ。デメリットの記述もマイナスばかりとは言い切れない?

「買いたい/利用したいと思う口コミ」について自由回答で聞いた結果を集計したものがこちら。「使用経験に基づいて書いている/使ってよかった」が26.9%で最多となり、「具体的な内容が書いてある」(13.1%)、「評価がよい/高い」(12.0%)が続く。

「良いところも悪いところも書いてある」(9.8%)や「許容できる範囲のネガティブな内容の書き込みがある」(4.1%)といった意見も見られることから、クロス・マーケティングでは「メリットだけでなくデメリットを書いた口コミがあることが購入意欲を高める場合もあるとみられる」としている。

オンラインで口コミを書き込む理由を年代別にみたものがこちら。年代が上がるほど「他者に自分の体験を伝えるために利用している」の割合が高くなる。一方、若年層では自分の記録用としての利用やコミュニケーションツールとしての利用も多い。

調査概要

  • 【調査対象】18~69歳の男女、かつオンラインでの口コミ視認者
  • 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 【調査時期】2018年9月28日~9月30日
  • 【回答者数】スクリーニング時3,807名、本調査2,000名
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