ブレインパッドがSNSに投稿された画像をAIで解析して特定ドリンクの消費シーンを分析

日本コカ・コーラのプロジェクト、飲む状況や食品を解析、約10万枚の分類・集計が可能

デジタルマーケティングのブレインパッドは、SNSに投稿された画像を人工知能(AI)で解析し、ドリンクの消費シーンを分析する試みを実施した、と2月13日発表した。日本コカ・コーラのプロジェクトの一環となる。食品メーカーにとって消費者の心理を理解するため、自社の商品がどのようなシーンで消費されているかの把握が重要になることから、消費者インタビューやインターネットへの書き込み分析を通じた従来の方法に加え、機械学習を活用した画像解析に実績のあるブレインパッドのサービスを生かした。

投稿画像から特定ブランドのドリンクのロゴを含む画像を抽出し、広告、自動販売機、グッズなどのロゴを排除してドリンクが実際に飲まれていると推定される画像を見分ける。その画像の中から一緒に写り込んでいる背景などを識別して消費シーンの特徴を分析し、結果をリポートする。今回の取り組みでは、一緒に撮影された物、背景、人物の表情などから消費者がそのドリンクを飲む状況や、ともに食べている食品を解析した。約10万枚の画像の分類・集計が可能で、季節の行事ごとの消費傾向の違いも分析した。

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