年末年始、店舗で買い物する66%、オンラインは27%。平均79,790円を使う【アクセンチュア消費者購買行動意識調査】
アクセンチュアは、2017年10月に国内の一般消費者を対象に、年末年始商戦期の購買行動意識調査「アクセンチュア ホリデーショッピング調査2017」を実施し、その結果を発表した。
本調査は、一般消費者の購買意向や購買行動、購買体験をはじめとする消費者動向を把握するために、世界5カ国で展開されたオンライン調査となる。
日本では、過去6か月間に店頭やオンラインで個人的な買い物をした一般消費者1,500名(18歳以上の男女)を対象に行われたという。
店舗で買い物をするが66%、オンライン利用は27%にとどまる
商品の購入にあたって、オンラインでの購入や実店舗の利用など、消費者の購買行動に関する調査についての結果は次の通り。
66%の消費者が年末年始の買い物は「基本的に店舗に足を運ぶ」と回答し、27%が「オンラインを利用する」と回答。
「インターネットで商品を購入する際、購入前に実店舗を訪れ、実際の商品を確かめる」と回答した割合は全体の71%。年齢別でみると30歳~39歳が79%と最も高かった。一方で46%の消費者は「インターネットで商品を確認した後に店舗にて商品を購入する」と回答。
平均79,790円を年末年始の買い物に充てる
年末年始、一般消費者の購買意欲についての結果は次の通り。
年末年始の買い物に充てる予定の国内平均額は79,790円で、中でも60歳以上が100,830円と最も大きな支出額を見込んでいる。
国内の11%の消費者が「2017年の年末年始は2016年と比較して、より多くの買い物を予定している」と回答。なかでも、20歳~29歳の年齢層の割合(21%)が最も高かった。
「年末年始のギフトとして何かしらの物品を購入する」と回答した消費者は全体の51%。なかでも、60歳以上の消費者の割合(73%)が最も高かった。
買い物におけるデジタル体験サービス、40%以上が「使ってみたい」
テクノロジーを活用した買い物体験についての結果は次の通り。
店頭で、デジタルを活用して購入したい服を気軽に試着できるバーチャルミラーやバーチャルマネキンなどを体験した人はごくわずかだった。一方、42%の消費者がそのような店頭サービスを「知っている」と回答しており、「過去に使用した/是非、今後使用してみたい」とサービスに好意的だった消費者は51%。
消費者が購入を検討する際、アイテムをスキャンし、その店頭には無い別の色・柄を表示するデジタル体験サービスを「知っている」と回答した消費者は、20%にとどまる。一方、半数近く(49%)の消費者が、「過去に使用した/是非、今後使用してみたい」とサービスに興味を示した。
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