「主要企業Webユーザビリティランキング2017<企業サイト編>」発表、1位は4年連続でKDDI
KDDIが4年連続1位。高いユーザビリティを持続するには継続的な改善活動が必要
2017/11/29 7:00 調査/リサーチ/統計
デジタルマーケティング支援のトライベック・ストラテジーおよび子会社のトライベック・ブランド戦略研究所は、「主要企業Webユーザビリティランキング2017<企業サイト編>」の調査結果を11月21日に発表した。1位は4年連続でKDDIのWebサイトだった。
- 主要企業Webユーザビリティランキング2017 企業サイト編
http://brand.tribeck.jp/usability/ranking/2017/
同ランキングは15業界・150サイトのユーザビリティを、「アクセス性」「サイト全体の明快性」「ナビゲーションの使いやすさ」「コンテンツの適切性」「ヘルプ・安全性」の5つの評価軸・全96項目で評価し、スコアが高い順に並べたもの。2017年は次の2点を重視して評価基準が改定された。
- ソーシャルメディアからのWebサイト来訪促進
- 最新のセキュリティテクノロジーへの対応
ランキングのトップ10は次のとおり。
順位(前年順位) | 企業名 |
---|---|
1.(1) | KDDI |
2.(12) | UQコミュニケーションズ |
3.(初) | 大同生命 |
4.(32) | SUBARU |
5.(2) | au |
7.(5) | 日本ハム |
7.(60) | ファミリーマート |
8.(7) | キリン |
9.(44) | ブリヂストン |
10.(20) | ニコン |
トライベック・ストラテジーは「2017年はVRやAIなど新しいデジタルトレンドが出てくるなかで、『使いやすさ』『伝わりやすさ』の重要性があらためて見直される節目の1年になった」と総括している。
1位のKDDIや2位のUQコミュニケーションズは、Webサイトの全面的なリニューアルではなく、部分的なリニューアルと継続的なユーザビリティ改善活動を重ねた結果、順位の維持・向上につながった。一方で3位の大同生命や7位のファミリーマートなど、全面的なリニューアルでWebサイトの設計・デザインを大幅に刷新した結果、上位にランクインしたサイトもある。
11位以降のランキングと業種別のランキング、また評価軸ごとの詳細なスコアは、同社のWebサイトで確認できる。
調査概要
- 調査企画・実施: トライベック・ブランド戦略研究所
- 調査目的: Webサイトのユーザビリティを評価するため
- 調査方法: Webサイトを5つの軸・96項目で評価
- 調査対象地域: 日本国内企業のWebサイト
- 調査期間: 2017年8月上旬~10月上旬
- 調査対象サイト: 150サイト
- 調査対象業界: 15業界
- 調査詳細: http://brand.tribeck.jp/usability/ranking/2017/
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