リアル店舗に生活者を連れてくるCPP課金型サービス「Gotcha!mall」、DMA国際エコー賞で受賞

「Gotcha!mall」は、個々の生活者に応じた買い物の動機付けを行うことで、プッシュでは生じない能動的な買い物体験を創出するサービス

グランドデザインは、「楽しい買い物体験」「来店促進」のサービスとして同社が小売り店舗向けに提供している「Gotcha!mall(ガッチャモール)」が、DMA国際エコー賞の「Retail and Direct Sales」部門で準グランプリを受賞したことを10月16日に発表した。

「DMA国際エコー賞(2017 DMA International Echo Awards)」は、米国DMA(Data & Marketing Association)が主催する「データとマーケティングのコンペティション」で、今回が第79回。

グランドデザインの「Gotcha!mall」は、個々の生活者に応じた買い物の動機付けを行うことで、プッシュでは生じない能動的な買い物体験を創出するサービス。

生活者は、スマートフォンからGotcha!mallのサービスを利用することで、店舗のクーポンを獲得したり近くの店舗を探したりできる。同社では、サービスの特徴を次のように表現している。

生活者とコンビニエンスストア、GMS、スーパー、ドラッグストア、ファーストフードを始めとした大手小売店、ブランドをテクノロジーの力を駆使してマッチングし、楽しくお得に買い物ができる体験を作るサービス

特徴としては、単に「割引率の高いクーポンをばらまく」のではなく、データ分析に基づき個々の生活者に応じた提供を行うことで、効果的な買い物の動機付けを行い「トキメキ(Gotcha!)」体験を生活者に提供できる点だという。

同社によると、Gotcha!mall利用ユーザーは次のようなパフォーマンスを生み出している。

  • 実店舗での購買頻度が230%増加
  • 購買単価が170%増加

それに加え、スマートフォンユーザーがGotcha!mall経由で来店し購買や飲食などのアクションをした段階で利用企業に広告費が発生する「CPP(Cost per Purchase、購買単位課金)」のモデルであるため、企業側では低リスクで実店舗への集客を促進できる点も特徴。

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