不正アクセスで消滅したデータ再作成や再取得費用の補償付きSSLサーバー証明書販売

コモドジャパン、増加するサイバー攻撃に対応、価格そのままで最大50万円の保険追加

SSLサーバー証明書を提供するコモドジャパンは、不正アクセスで破壊、消滅したデータの再作成や再取得費用の補償を標準で付けたSSLサーバー証明書の販売を始める、と4月5日発表した。国内で初めてという。利用者は、サイバー攻撃によってアプリケーションや個人情報、データが破壊、消滅した際、そのデータの復元にかかる費用に対して一定の補償が得られる。増加するサイバー攻撃に備える保険となる。

これまでコモドジャパンは、販売する証明書にクレジットカード取引で損害があった時の補償プログラムを標準提供していた。今回、補償対象をアプリケーションやデータに拡大した。保険は東京海上日動火災保険が引き受け、インターネットに接続する日本国内のサーバーに記録されたアプリケーション、個人情報、電子データの修復、再制作、再取得費用を最大50万円支払う。製品価格はそのままで保険を加える。

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