企業Webサイトの改ざん検知「GRED Web改ざんチェック 」オンプレミス版をセキュアブレインが提供開始

ページ数やチェックする回数に制限がないサービスのニーズが高まり、開発
岩佐 義人(Web担 編集部) 2017/1/12 7:00

サイバーセキュリティのセキュアブレインは、チェック頻度などのWeb改ざん検知の設定がカスタマイズでき、大規模なサイトにも対応した導入企業専用Web改ざん検知システム「GRED(グレッド) Web改ざんチェック on-premise(オンプレミス)」の販売を1月10日に開始する、と同日発表した。Web改ざんの被害増加に伴い、ページ数やチェックする回数に制限がないサービスのニーズが高まっている。トップページは、閲覧者にマルウェアをばらまくためにWebを改ざんする攻撃を受ける可能性が高いため、従来のSaaS型の「GRED Web改ざんチェック」では制限のあったチェック回数を、導入企業がWeb改ざん検知の設定をカスタマイズできるGRED Web改ざんチェック on-premiseを開発した。

GRED Web改ざんチェックon-premiseは、専用のWeb改ざん検知システムを導入企業に構築する。1日にチェックする回数、ページ数、チェックする時間などが自由に設定できる。トップページや企業・組織にとって重要なページは、5分間隔でチェックすることができる。大規模サイトに対応しており、基本パッケージの場合は1日に約10万URLのチェックが可能。さらにパワーパック(クローラー+アナライザー)の追加により、規模に応じた拡張が可能となっている。また、SaaS型のGRED Web改ざんチェックではサービス提供ができなかったログインが必要なWebサイトにも対応している。

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