朝日新聞社がオウンドメディア事業に本格進出、サムライトの全株式を取得してグループ会社化
4月下旬に全株式を取得する予定、両者のコンテンツ作成力などを相互に活かす
2016/4/14 17:44 マーケティング/広告
朝日新聞社は4月14日、コンテンツマーケティング事業のITベンチャー、サムライトの全株式を取得しグループ会社化することで合意したと発表した。両者のコンテンツ作成力などを相互にいかし、Web広告事業を共同で強化していく。
サムライトは、オウンドメディアやネイティブ広告の企画制作、運用、自社アドネットワークによる流通などを一括して請け負うコンテンツマーケティング企業。朝日新聞社は、サムライトをグループ会社化することで、オウンドメディアなどの需要拡大が見込める新たなデジタル広告商品や関連技術を揃える。サムライトは、共同営業で顧客を拡大するとともに、朝日新聞社のもつコンテンツ・発信力・企画力を活かすことで、広告商品の魅力向上を図る。
今後の動きとして、5月に朝日新聞社の広告局を改組して発足するメディアビジネス局を主体に、新聞やデジタルの既存広告商品とともに、広告主にマーケティングソリューションを提案していく。
発行済み全株式の取得は4月下旬を予定しており、サムライトの現取締役会長の柴田 泰成氏と代表取締役の池戸 聡氏は臨時株主総会で再任し、引き続き経営に当たる。社名はサムライトを存続し、朝日新聞社から取締役を1名派遣する予定。
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