ニールセン、スマートフォン利用状況分析レポートで、SNS利用のピークは週末の夜
「カメラ」「音楽・動画」は金曜日から週末の利用者が多く、「SNS」は金曜日が最多
2014/6/11 6:16 調査/リサーチ/統計
インターネット調査のニールセンは、スマートフォン利用状況分析レポート「Nielsen Smartphone Analytics」の2014年2月のデータを基にスマートフォンの利用機能とサービスの曜日別、時間帯別の利用状況を分析し、6月10日、結果を発表した。スマートフォンの主要な機能・サービスの曜日別の利用状況をみると、「カメラ」「音楽・動画」は金曜日から週末にかけて利用者が増加する傾向が分かった。「SNS」は1週間を通し、ほぼ横ばいとなっているものの、そのなかでも金曜日の利用者数がもっとも多かった。Nielsen Smartphone Analyticsは日本全国のiOS、Android各2000人の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報や、端末/ネットワーク利用状況を基に作成。回線種別の使用状況、日別、曜日別、時間帯別の利用状況をメーターで計測し、レポートする。データは利用者属性、OS、携帯電話会社、回線種別などのセグメント別に抽出できる。
SNSの曜日別、時間帯別の利用状況をみると、曜日別でもっとも利用者数が多いのは金曜日で、昼12時台に一度山があり、1日のピークは夜7時台だった。月曜日は朝の利用者数が少なく、ピークは夜10時台と金曜日と比べて約3時間の差があった。土曜日は午前9時台から利用者が増え、月曜日や金曜日よりも日中の利用者が多く、ピークは夜9時台だった。SNSに関して、「女性社会人」「子供を持つ母親」に属性を絞って利用状況をみると、社会人では夜8~9時に利用のピークがあった。子供を持つ母親では、午後4時台と夜10時台が1日の利用のピークとなっていた。
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