電通、しゃべるキャラクターでコミュニケーションを円滑にする仕組み「ワンダーポート」開発

スマートフォンやスクリーンの画面上に登場するキャラクター画像を遠隔操作して発話させる

山川 健(Web担 編集部)

2013年12月5日 0:02

電通は、しゃべるキャラクターを使って企業と生活者や、生活者同士のリアルタイムのコミュニケーションを円滑にする仕組み「ワンダーポート」のプロトタイプ(試作品)を開発した、と12月4日発表した。スマートフォンなどの機器上やスクリーン画面上などに登場するキャラクター画像をリアルタイムに遠隔操作してキャラクターに話しをさせるコミュニケーションの方法となる。デジタルコンテンツ制作のSTARRYWORKS、インターネットサービス開発のフェイスクリエイツと共同開発した。

ワンダーポートは、変換されたオリジナル音声と連動してキャラクターの口が動いて発話し、これまでになかったリアルタイムコミュニケーションを実現する。キャラクターによってコミュニケーションを円滑にする効果が期待でき、アプリやサービスに組み込んで利用する。キャラクターが読み上るボイスチャットやイベントでのスクリーンへの投影、キャラクターのオリジナルアプリなどに活用できる。企業が保有していたり、権利を持つ事業者と連携したキャラクターの活用を想定している。

電通
http://www.dentsu.co.jp/

STARRYWORKS
http://www.starryworks.co.jp/

フェイスクリエイツ
http://www.faithcreates.co.jp/

ワンダーポート
http://www.wonderport.net/

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