mediba、共同購入型クーポンに関する調査結果で認知率、登録率とも増加

登録サイトは「GROUPON」と「ポンパレ」が他を大きく引き離す

山川 健(Web担 編集部)

2011年4月11日 19:44

KDDIのポータルサイト「au one」を中心にした広告・リサーチ事業のKDDI系のmedibaは、共同購入型のクーポンに関する調査結果を4月11日発表した。認知率、登録率とも増加していた。登録サイトは「GROUPON」と「ポンパレ」が高かった。調査は20~59歳の男女を対象にモバイルで2月に実施した。有効回答は1600。2010年10月の調査に続いて行い、変化を比べた。

共同購入型クーポンに対し、「購入したことがある」「登録のみ」「知っているが登録していない」「知らない」を尋ね、認知率は前の3項目を、登録率は同2項目に回答の合計値とした。購入率は、購入したことがあると回答した層。認知率は携帯版が64.4%と24.5ポイント増、パソコン版は66.4%で24.3ポイント増加し、登録率は各19ポイント、12ポイント増えた。購入率は7.3%と5.0%で、まだ少なかった。

登録しているサイトは、携帯版、パソコン版ともGROUPONがトップ、続いてポンパレが多かった。GROUPONは携帯版で72.3%、パソコン版が85.2%。、ポンパレはそれぞれ64.2%、68.9%。これ以外は10%を超える程度で、2サイトが他を大きく引き離した。特にポンパレは急増していた。利用したいジャンルはグルメが最多だが、携帯版、パソコン版とも芸術鑑賞・スポーツ観戦が伸びていた。

mediba
http://www.mediba.jp/

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