ヤフー、広告の掲載結果測定に新方式「CSC」を導入

池田真也(Web担 編集部)

2006年9月28日 16:21

Yahoo! JAPANを運営するヤフーは、インターネット広告の掲載結果の新しい計測方式「CSC(Client Side Counting)」を10月1日より導入する。

CSCは、広告が利用者のブラウザに実際に表示された回数をカウントする方式で、米国のオンライン広告の業界団体IAB(Interactive Advertising Bureau)が提唱する国際的なカウント基準に合致する計測方式である。

CSCでは、新たに設置する測定用サーバーで実際に広告が表示されたことを示すビーコンを計測するため、従来方式であるウェブサーバーからの広告配信数の計測に比べ、より精度の高い計測が可能になる。また、広告配信後の測定用サーバーへのアクセスを元にカウントするため、測定用サーバーにアクセスしないほとんどのロボット、ツール類の影響を排除できるという。

ヤフーでは、CSCの採用により広告掲載結果の測定精度向上させることで広告メディアとしての信頼性を確立し、インターネット広告の長期的な成長に貢献するとしている。

Yahoo! JAPAN
http://www.yahoo.co.jp/

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