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スポンサードサーチの「自動入札設定」で目的に合わせて入札価格を自動で調整

検索結果ページの目標掲載位置やクリック数など、重視したい目的に応じてキーワードの入札単価を自動的に調整する「自動入札設定」について解説します。
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この記事は、Yahoo!プロモーション広告 公式ラーニングポータルで公開されているリスティング広告「業界情報」の記事を、ヤフー株式会社の許諾のもと転載しています。オリジナルの記事はYahoo!プロモーション広告 公式ラーニングポータルのサイトでご覧ください。

自動入札設定とは?

掲載位置やクリック数の目標に合わせて入札価格を調整することは、日々の広告運用においてとても重要ですが、その作業に費やす時間が大きな負担になっていませんか?

「自動入札設定」を利用すると、入札価格をチェックして調整する時間を短縮し、マーケティング活動や新規顧客の開拓などに取り組む時間を作ることができます。

「自動入札設定」は、クリック数や掲載位置など5種類の自動入札タイプから、重視したい目的を選び、その目標値に近くなるように、キーワードの入札単価を自動的に調整する機能です。インターネットユーザーの検索行動が発生すると、デバイス、エリア、時間帯などをリアルタイムに分析し、最適な入札単価を自動的に導き出します。

目的から選ぶ「自動入札設定」の種類

では、自動入札設定の種類を見てみましょう。

自動入札設定の種類用途
1. 検索結果ページの目標掲載位置最初のページまたは最初のページの上部へ掲載したい場合
2. クリック数の最大化サイトへのアクセス数を最大化したい場合
3. コンバージョン数の最大化コンバージョンを最大化したい場合
4. コンバージョン単価の目標値目標とするコンバージョン単価でコンバージョンを最大限に獲得したい場合
5. 広告費用対効果の目標値広告の費用対効果を最大化したい場合

※「自動入札設定」は、キャンペーン単位と広告グループ単位で設定できます。
※制限事項などの詳細は以下のリンクをご確認ください。

初めての「自動入札設定」はこの3つから

始めて自動入札設定を利用する場合は、「検索結果ページの目標掲載位置」「クリック数の最大化」「コンバージョン数の最大化」から一番重視したい指標を選び、設定することをおすすめします。

1. 検索結果ページの目標掲載位置

検索結果の1ページ目、または1ページ目の上部に掲載することを目指して入札価格を調整する自動入札タイプです。広告を上位に表示させることができるため、インターネットユーザーの注目度を高めることができます。

<こんな方におすすめ>

  • 広告表示オプションを設定している
  • スマートフォン向けの広告配信比率を高く設定している

広告表示オプションは、検索結果の上位に掲載された場合のみ表示されます。また、スマートフォンで検索結果の上部に掲載される広告は最大2本と、PCより少ないため、この自動入札タイプが効果を発揮します。

2. クリック数の最大化

自動入札設定で設定できる入札価格の上限にしたがって、設定された予算内で最大のクリック数を獲得する自動入札タイプです。現在の予算を上げずにクリック数を最大化することができます。

<こんな方におすすめ>

  • キャンペーンやセールのためにできるだけたくさん集客したい
  • サービスの認知を広めたい

設定している1日の予算額に対して多くのインターネットユーザーをウェブサイトに誘導できるため、ウェブサイトへの集客を最優先したい場合におすすめです。

3. コンバージョン数の最大化

アカウントの過去のコンバージョンやクリック実績をもとに時間帯やデバイス、地域などの情報から、各クリックがコンバージョンにつながる可能性を予測して入札価格を調整する自動入札タイプです。

<こんな方におすすめ>

  • 新しく登録するキャンペーンや広告グループでコンバージョン数を最大化したい
  • コンバージョン重視だが基準となる入札価格はある程度自分で設定したい

過去の実績をもとに入札価格を調整するため、これから登録するキャンペーンや広告グループでもコンバージョン数を最大化することができます。

また、広告グループまたはキーワードで個別に設定している入札価格に対して+30%~-100%の範囲で入札価格を調整するため、入札価格を自分でコントロールしつつ、コンバージョン数を最大化することができます。

<ご注意>

コンバージョン数を測定するには、ウェブサイトにコンバージョンタグを設置してください。

さらにステップアップ!顧客獲得単価(CPA)や広告費用対効果(ROAS)を目標に

現在、コンバージョン測定をしながら、顧客獲得単価(CPA)や広告費用対効果(ROAS)の具体的な目標を定めて広告を運用している場合は、目標値を直接設定できる自動入札タイプがおすすめです。

4. コンバージョン単価の目標値

目標とする顧客獲得単価(CPA)を維持しながら、できるだけ多くのコンバージョンを獲得できるように入札価格を調整する自動入札タイプです。

<こんな方におすすめ>

  • コンバージョン単価の目標があり、入札価格はある程度自分で調整したい
  • 広告出稿の効果指標を顧客獲得単価(CPA)で計測したい

顧客獲得単価(CPA)の目標値を設定して広告を配信できるので、効果計測が行いやすく、目標達成・未達成状況を加味しながら広告の改善を行うことができます。

5. 広告費用対効果の目標値

目標とする広告費用対効果(ROAS)を維持しながら、できるだけ多くの売り上げ(収益)を獲得できるように入札価格を調整する自動入札タイプです。

<こんな方におすすめ>

  • 目標とする広告費用対効果(ROAS)が決まっている
  • 商品・サービスによって利益率が異なるウェブサイト

1つのウェブサイトで異なる価格帯の商品・サービスを複数扱っている場合、目標とする顧客獲得単価(CPA)もそれぞれ異なります。

広告費用対効果の目標値を定めることによって、目標とする顧客獲得単価(CPA)が異なるすべての商品・サービスに対して広告の費用対効果を最大化することができます。

自動入札設定の始め方

自動入札設定は、下記の2ステップで設定できます。

<ご注意>

  • キャンペーンへの設定は、キャンペーンの新規作成、またはキャンペーン一覧から既存のキャンペーンを選択して行います。広告グループへの設定は、新規作成時には行えません。一度、広告グループを作成してから自動入札の設定をしてください。
  • 「コンバージョン単価の目標値」または「広告費用対効果の目標値」は自動入札設定を作成後、キャンペーンおよび広告グループに設定できるようになるまでに1日程度時間がかかる場合があります。

STEP 1. 自動入札ツールで自動入札設定を作成

広告管理ツールの「広告管理:スポンサーチ」タブで「ツール」>「自動入札ツール」を選び、5種類の自動入札タイプから広告掲載の目的に合った自動入札設定を作成する。

自動入札設定の作成方法についての詳細は以下のリンクをご確認ください。

STEP 2. キャンペーン・広告グループに自動入札設定を関連付け

作成済みのキャンペーン、または広告グループに自動入札設定を関連付けます。キャンペーンと広告グループの両方に関連付けた場合は、広告グループに関連付けた自動入札設定が優先されます。

オリジナル記事はこちら:「自動入札設定」で目的に合わせて入札価格を自動で調整(2014/07/07)

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用語集
CPA / SEM / Yahoo! プロモーション広告 / キャンペーン / コンバージョン / スポンサードサーチ / スマートフォン / リンク / 顧客獲得単価
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