後払い決済に「GMO後払い」でGMOペイメントゲートウェイが参入 手数料は2.7%から
GMOペイメントゲートウェイは5月下旬から子会社を通じてコンビニ後払い決済を提供する。まずは加盟店に対して優先的に提供し、8月以降は加盟店以外への販売も開始する。EC市場でニーズの高いコンビニ後払い決済を提供することで、さらに加盟店を拡大させる考え。
「GMO後払い」は、購入者が商品到着後にコンビニや郵便局、銀行から料金を支払う決済サービス。新設したGMOペイメントサービス(本社東京都、向井克成社長)がサービスを提供する
先行するネットプロテクションズ(本社東京都)などと同様、商品代金の未回収リスクをなくした。また、システムの自動連携や請求書と商品を同梱して送るサービスにも対応した。
リアルタイムで与信を行うことで、素早く後払い請求書を発行できるようにした。
「すでに先行社がいるため、先行社が行っているサービスは最低限用意して、その上で、当社でなければできないことを提供していかなければならない
」(向井社長)と話す。
4つのプランを提供し、月額固定費は0~4万5000円。手数料は2.7%~4.7%で、業界の最安値で提供する。
まずはGMOペイメントゲートウェイの加盟店約4万店に導入を勧める。今後、管理画面の統一化などを行うことで利便性を高めていく。
コンビニ後払い決済については、最大手のネットプロテクションズが1万店以上の加盟店を持っており、加盟店の拡大を進めている。昨年8月からは大手通販のニッセンも参入。他にも大手通販の参入が予定されており、サービス提供社間の競争はさらに激化することが予想される。
・GMOペイメントゲートウェイのリリース
→ http://www.gmo-pg.com/news/2013/1266
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