ビューティガレージが東証マザーズに上場 理美容院向け通販で成長
理美容院向けに美容商材のネット通販を行うビューティガレージ(本社東京都、野村秀輝CEO)は1月10日、東証マザーズへの上場承認を受けたと発表した。ルートセールスで販売する事業者が多い中、ネット通販で美容商材を低価格に販売し、業績を拡大している。上場予定日は2月14日。
中古理美容機器の買い取り販売サイトを03年6月に開設。当初は、理美容院の開業者に向けて、中古の理美容機器をメーンに安価に販売していた。顧客が増えると中古機器だけではなく、独自の機器や化粧品の開発・販売にも着手。品ぞろえを拡大した。
ネット通販だけでなく、通販カタログやショールームによる対面販売も実施している。販売先はエステサロンやネイルサロンなどにも拡大している。
物販以外にも開業を支援する不動産仲介や店舗設計などのサービスを提供。開業後には人材紹介や集客支援を通して、店舗の運営を支援している。美容商材販売を軸に理美容院などの経営全般を支援することで、顧客事業者の獲得に成功した。
12年4月期の連結業績は、売上高が43億4600万円、経常利益が2億5200万円、純利益が1億4700万円だった。
公募株数は9万5000株、売り出し株数は14万4000株。2月4日に発表した公募価格は2300円となった。
・株式会社ビューティガレージ
→ http://www.beautygarage.co.jp/
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