ネットショップ担当者フォーラム

独創的な商品でファンの心をつかむ「神戸フランツ」が一躍人気EC店となった秘密 | 今、注目のショップから学ぶ ~FREEC!おすすめ記事~ | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
「神戸フランツ」のEC事業責任者である中林慎太郎氏のインタビュー

楽天市場ショップオブザイヤー5年連続受賞、同グルメ大賞2年連続受賞、神戸セレクション5年連続受賞など数多くの賞を獲得しているスイーツECショップ「神戸フランツ」。人気の「魔法の壷プリン」や「工具チョコレート」など、独創的な商品を販売しているが、こうした商品はどのように企画したのか。フランツ株式会社EC事業部責任者の中林慎太郎氏にページデザインや実店舗の話を含め聞いた。

フランツ株式会社 EC事業部責任者 中林慎太郎氏
フランツ株式会社 EC事業部責任者 中林慎太郎氏

商社出身の社長がお客様目線で商品企画

――「魔法の壷プリン」や、「工具チョコレート」など、フランツさんには独創的な商品がたくさんあります。商品企画はどのように行っていますか。

基本的には、代表の眞田(泰秀氏)のアイデアを商品化しています。神戸フランツ(※以下略:フランツ)は、眞田が考えたものを作りだすお菓子屋さんです。神戸の洋菓子店はパティシエ発で大きくなったところがほとんどなのですが、フランツは代表がパティシエではなく、商社出身なんです。そこが長じて作り手目線ではなく、お客様の目線でほしいものを考えるという点が当社のオリジナリティになっているのかと思います。なので、こういうものがあったらきっと面白いよね、というアイデアから商品企画が始まっていくことが多いです。

――商品のネーミングもおもしろいですよね。

そこも眞田イズムですね。当社では、世間ですでに認知されているものを組み合わせるようなロジックを用いてコピーを作っています。代表的なものはアニメです。懐かしいもの、聞いたことあるもの、そういう語感や感性を大事にしながら、組み合わせて作っていきます。

たとえば、「魔法の壷プリン」は、もともと他社さんのような白い陶器に入った、よくあるプリンでした。そこからオリジナリティを出すためネーミングを変更しました。その時に商品イメージの元になったのが、「アラジンと魔法のランプ」の世界観です。それに合わせてパッケージも現在の「壷」に一新したんです。商品と語感、あとはバックグラウンドとなるイメージですね。そのネーミングの世界観にズレを生まないように注意しながら、商品化を行っています。その他の商品にも元ネタがあるのですが、これ以上話すと怒られちゃうのでご容赦ください。(笑)

人気の「魔法の壷プリン」
人気の「魔法の壷プリン」

細部までこだわりを持ったデザインで商品選びのワクワク感を演出

――ページデザインで気を付けている点はありますか。

神戸フランツでは、洋菓子を取り扱っていて、商品点数が少ない。なので、わざとページをゴチャゴチャさせています。「スッキリさせたほうがいい」という意見もあるのですが、そうしてしまうとにぎわいがなくなってしまう。「洗練されたサイト=売れる」、ではないということだと思っています。「あれもあります、これもあります」と、ただ商品をずらっと並べても、何の特徴もないのっぺらぼうな感じになっちゃうんですよね。大事なのはにぎわい。ヒト気ですね。ただ単純にぼくらは売る人じゃないんです。神戸フランツのページを訪れてくださった以上、お客様にはお買い物を楽しんでほしいし、何より洋菓子屋さんって、お店に入ると店の雰囲気とか内装を見て、「おおーっ」てなるじゃないですか?あの感じをECサイトでもなんとか表現したいんですよ。これは極論ですが、その場で買ってもらわなくてもいいんです。それが、僕らを覚えてもらうきっかけになって、将来的にまたどこかでフランツに触れる機会があったときに、いつか買ってもらえる形になればいいなと考えています。

――バナーの画像もすごく綺麗だと思うのですが、何かヒミツがあるんですか?

制作時に意識しているのは、「2Dで3Dを表現する」ということです。もちろん、画像は平面なんですけど、裏側にたくさんのレイヤーが重ねてあります。ネットショップの商品画像などのバナーっていうのは、だいたい20個くらいのレイヤーだと思うんですが、当社のバナーは、多いものだと120~150個くらいのレイヤーが重ねてあります。こうすることで、意図的に画像に奥行を持たせているんです。ただ重ねればいいというものでもなくて、商品を選ぶワクワク感とか、楽しい感じを滲み出させたいと考えています。

僕は09年にWebデザイナーとして入社しました。「神は細部に宿る(※)」じゃないですが、デザインのスタッフには細かなオーダーもします。酷い時は、左に1ピクセル上に5ピクセルなど。デザイナーが見て気持ち悪いと感じることを、必ずしもお客様が同じように感じるかというと、そうでもないかもしれない。だれど、もし潜在的にお客様がなんか気持ち悪いなぁと感じて、商品バナーをクリックしてくれなかったら、デザイナーの仕事としては終わってると思うんです。だから、細部までこだわりましょうと。そんな小さな修正は一瞬で終わりますからね。企業の中では、デザイナーって普通はどうしても立場が弱かったりすると思うんです。だけど、デザイナーがそのこだわりやプライドをなくしてしまったら、元も子もない。特に当社の商品はデザインがあって初めてお客様が選んでくれるのだから、僕らはそこに誇りを持たないといけない、ということを伝えるようにしています。

(※) 「God is in the details.」…近代建築の三大巨匠のひとり、ミース・ファン・デル・ローエの言葉として知られている。

「神戸っぽい」を印象付けるブランディング

――現在、リアル店舗も人気ですが、ネットショップとリアル店舗はどちらが先に始めたのですか?

ネットショップですね。リアル店舗は後からです。元々は六甲店(元本店)の、道を挟んだ向かい側でネットショップの事務所があって、そこで受注対応などをやっていました。そのうち、「事務所の前にもショーケースを出して、売ってみたらいいんじゃないか?」というような話から、リアル店舗がスタートしていったようです。
ただ当初は当社の商品は、神戸の人に買ってもらうお菓子じゃなかったんです。ターゲットとしているのは、基本的には関西、神戸へ観光に来た人に買ってもらうためのお菓子なんです。だから神戸の人がみたら、あんまり神戸らしくないかもしれないんですよね(笑)。

――私もそうですが、神戸以外の人からみれば、まさに「神戸っぽい洋菓子」という印象ですが。

ありがとうございます、それは当社のブランディングが成功しているんだと思います。神戸に店舗を置いていますが、メインのターゲット層は神戸に住む人ではなく、神戸に観光に来た人なんです。

また、売り場の立地を見てもらえるとより顕著です。新神戸、北野、南京町、モザイクなど、いわゆる神戸の代表的な観光エリアに出店しています。なので、そのルートを通るバスとかで観光してもらうと、よく目に入ってくると思います。

あわせて関西への入り口にも売り場を出店しています。新幹線で新神戸駅に降りたら、すぐあります。神戸空港もそうですし、関空、伊丹、新大阪駅もそうです。それ以外の場所には一切出してないんです。逆に他社さんでは、地元の方にも食べてもらいたい、という戦略を取られているところもあるので、いろいろな場所へ出店されているんだと思うのですが、当社の場合は神戸(関西)へ観光に来た方が、「神戸のお土産なんにしよう、あ、フランツ面白そう!」という風になってもらえたら、という狙いでやっています。

神戸フランツ本店(六甲店)の店内の様子
神戸フランツ本店(六甲店)の店内の様子

ネットもリアルも全部連動している

――リアル店舗を始めたことでネットショップへの影響はありますか。

僕の中では、ネットもリアル(実店舗)も全部連動していると思っています。たとえば、楽天市場で普段買い物をしている人が、新幹線で新神戸駅で下車します。すると、「あのロゴ見たことあるなぁ」となって、それから北野へ向かいます。すると、「またあった!神戸のお土産、面白そうだからここで買っていこうか」ってなったり、それは、南京町やモザイクで起こるのかもしれません。そうした形で最終的にOtoOのような流れが作れているかなと。ただ、逆の導線として、“店舗”から“ネットショップ”、っていうところがまだ完全ではないんです。ここを何とかしたい。

正直、神戸を観光するためだけに何回も来ないじゃないですか?来ても一生に2~3回くらいでしょうか。京都・大阪と違って、観光客の方って神戸までわざわざ来ないんですよ。大阪まで来ても、「神戸はちょっと遠いしなぁ」ってなると思うんです。実際はとても近いんですけどね。なので、神戸に観光に来ていただいたときに実店舗で1度買っていただいて、以後はネットショップで買ってくれれば理想的ですね。

現在、実店舗では年間約2万人のお客様が買い物してくださっているので、まずはそのうちの1割のお客様をネットショップへ送客できれば、と考えています。1度買ってくれたお客様向けに、本店サイトでの購入を促進するような施策も展開していきたいと考えています。

――今後、ネットショップと実店舗との連携をさらに強めいくということですか。

そうですね。まさに裏側のシステムの繋ぎ込みを試行錯誤している状態です。旗艦店であるモザイク店、それと新神戸駅も入口となる売り場ですので、ここの連携は実現したいです。あわせて、現在構築中の社内システムが完成すれば、業務自体の効率もかなり改善できますし、なにより売り上げを作る仕組化ができると考えています。その他に新たな事業も立ち上がり始めているので、今後もさらにいろいろな形でお客様に楽しんでいただけるお店になっていきたいですね。

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今、注目のショップから学ぶ ~FREEC!おすすめ記事~
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着こなし紹介コンテンツでECへの誘導と顧客との接触機会を作る、三陽商会 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
「24時間365日」「好きな時に好きな場所で」「好きな端末で」といった近年の消費行動に対応する

総合ファッションアパレル企業の三陽商会はブランドスタッフが提案するお勧めの着こなしコンテンツを投稿できるシステムを導入し、10月29日から顧客とのコミュニケーションを取り組みを始めた。「24時間365日」「好きな時に好きな場所で」「好きな端末で」といった近年の消費行動に対応。情報発信を通じてブランドと消費者が触れ合える機会を増やし、顧客との接触機会を増やす。

導入したのは、ダイアモンドヘッドが提供する「Snapline(スナップライン)」。ブランドスタッフはスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、商品情報を撮影。商品登録時にJANコードをスキャンすることで、商品登録の手間を省きながら商品情報を発信できる仕組みになっている。対象は三陽商会セレクトショップ事業部が展開する「ラブレス」「ギルドプライム」のブランド。

消費者は公式サイトとオンラインストア「SANYO iStore(サンヨー・アイストア)」で閲覧することが可能。パソコン、タブレット、スマホで閲覧できる。

三陽商会が新たに導入したブランドスタッフによる着こなし投稿機能

投稿された着こなし画像の表示イメージ

気に入った写真を選ぶと、着こなしの詳細を記載した専用ページに遷移。商品の単品画像(サンヨー・アイストア商品画像)が表示され、クリックすると「サンヨー・アイストア」の商品詳細ページに移動する。

着こなし投稿機能の搭載で、「消費者の実店舗への訪問頻度の向上と購買意欲が増すことへの期待が持てる」(三陽商会)と言う。「サンヨー・アイストア」でも着こなしを紹介するので、ECの魅力が向上できるとしている。

三陽商会はこうした機能の搭載で、「オム二チャネル」「オム二メディア」の実現につなげていく。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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セブン&アイが11月から店頭受け取りサービスを拡充、来年以降は注文当日の受け取りも | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
11月から店頭受け取り対象の商品を拡大するとともに注文の翌々日に顧客に商品を渡せる体制を整備した

セブン&アイ・ホールディングス(7&iHD)は、グループ企業が展開するネット販売購入商品の「セブン-イレブン」店頭受け取りサービスを強化・拡充している。この一環として、11月から店頭受け取り対象の商品を拡大するとともに注文の翌々日に顧客に商品を渡せる体制を整備。さらに店頭で返品の受け付けができるようにする。また、2015年以降に注文当日の店頭受け取りも計画。首都圏の店舗で取り組みを始め、順次展開エリアを拡大する考えだ。7&iHDが圧倒的な店舗網と集客力を持つ「セブン-イレブン」の活用に本腰を入れ始めたことで、商品の受け渡し拠点としてのコンビニの存在感が高まっていきそうだ。

これまで「セブン-イレブン」店頭での商品受け取りサービスは、「セブンネットショッピング」で購入した書籍や雑誌、一部専門店の商品に限られていたが、昨年6月に埼玉県久喜市に開設したネット事業専用物流センター(延床面積5万312平方メートル)の本格稼働により、イトーヨーカ堂やそごう・西武、ロフトなどグループ企業がネット販売で扱う商品を同センターに在庫する体制を構築した。

セブン&アイが店頭受け取りサービスを拡充する
セブン&アイグループのネット専業専用物流センター

これを受け、11月から「セブン-イレブン」店頭受け取り対象商品を150万品目に拡充。対応店舗は首都圏の約7000店舗で、注文後2~4日かかっていたリードタイムについても翌々日に店頭で商品を受け取ることができるようにする。

久喜市の物流センターから「セブン-イレブン」各店舗への商品配送については、出版取次トーハンの物流網を活用する。

もともとトーハンとは、「セブン-イレブン」店舗への書籍・雑誌の供給などで取引があり、すでに「セブンネットショップング」で扱う書籍・DVDなどの店頭受け渡し商品の店舗配送も担当しているが、今回の取り組みでは、久喜市の物流センターに在庫する他のカテゴリー商品をトーハンの配送車両に載せ「セブン-イレブン」各店舗に配送する。また、店舗販売用の雑誌・書籍供給での返本対応のノウハウを活かし、「セブンーイレブン」店頭でネット販売購入商品の返品ができるようにする考え。

7&iHDでは次のステップとして、2015年以降に店頭受け取り対象商品を300万アイテムに拡大し、注文当日に店頭で受け取りができるようにすることも計画する。

現状、トーハンの「セブン-イレブン」店舗への雑誌・書籍の供給は1日1便のため、店舗ごとに注文した商品が届く時間は異なると見られるが、朝に注文した商品が当日夜に、あるいは夜中に注文した商品が翌朝に最寄りの「セブン-イレブン」店舗で受け取るといった利用シーンが想定できるという。当日受け取りについても、首都圏の店舗でサービスを始め、子会社化したニッセンホールディングスの物流センターなどを使いながら展開エリアを拡大していく考えのようだ。

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店頭にない商品を取り寄せて実店舗で受け取れるモールサービスを開始、tab | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
店舗の弱点の品ぞろえをネット活用で補完し、ファッションECサイトに対抗する

位置情報共有サービスを展開するtabは11月6日、店舗にはない商品を店頭に取り寄せ、試着後に購入できるショッピングサイト「tabモール」を開設した。まずは、スマホ向けサイトから展開し、今後PC向けサイトも開設する予定。実店舗の強みである接客力に、弱点だった品ぞろえをネット活用で補完し、大手ファッションECサイトに対抗する。

「tabモール」は、店舗で扱っていない商品を近くの店頭に取寄せ、試着や確認したうえで購入できるサービス。11月6日時点で参加している店舗は、松屋銀座(東京都中央区)、Diral(東京都渋谷区)、Rainbow SPECTRUM(東京都渋谷区)、ベルメゾン暮らす服 鳳店(大阪府堺市)の4店舗。

購入できる商品は、受け取る店舗(企業)が販売する商品のみとなっており、実店舗の展示数を拡張する「拡張店舗」の役割を果たす。たとえば、松屋銀座の商品を「ベルメゾン暮らす服 鳳店」で受け取ることはできない。

試着して気に入らなかった場合、返品もできる。受け取りや返品の送料など、利用料はすべて無料。松屋銀座では、婦人靴を中心に約2万点の商品を取りそろえる。今後、婦人服、紳士服、子供服を中心に商品カテゴリを増やす考え。

「tabモール」を利用できるエリアは、来春までに池袋、新宿、渋谷といった都心部の主要エリアに広げ、1年以内に全国の主要エリアまで拡大させる。対応店舗としては1エリア1百貨店・商業施設での対応を想定しているため、今後は他店舗の商品を受けるサービスも開始する見込み。

tabは14年1月に頓智ドットから社名変更した会社。「セカイカメラ」の進化版として位置情報共有サービス「tab」を展開しており、すでに70万以上のダウンロード数となっている。

tabモールの画面

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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楽天市場の流通総額、優勝セールを行った前年に比べ流通額が11・3%増加 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどのセールが奏功した

楽天は11月5日に2014年7-9月期(第3四半期)連結業績を発表し、楽天市場の流通額を中心とする国内EC流通総額は前年同期比11.3%増の4795億円と好調に推移した。2014年9月はプロ野球団の優勝に合わせた優勝セールで流通総額の押し上げ効果があったが、楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどのセールが奏功し、昨年の流通額を大きく上回った。

スマートフォン(スマホ)やタブレット経由の流通額の伸びが大きく、7~9月期の国内EC流通総額のうち43%(約2062億円)がスマホやタブレット経由になったと。スマホやタブレットユーザーの操作性を高めるため、デザインの変更や機能追加を実施してきたとしている。

ユニーク購入者数は前年同期比6.9%増、注文件数は同6.2%増。1注文あたりの購入金額も伸びていることから、以前より高価な商品を購入するユーザーが増えていることがうかがえる。

2014年9月末時点の出店者数は4万1718店舗。2013年9月末に比べ215店舗減った。ヤフーショッピングが出店料を無料化したことにより、新たにECに参入する企業がヤフーから始めるケースが増えたことが影響しているとみられる。

一方で、売り上げの大きな店舗向けプランのスタンダードプランやメガショッププランの契約店舗の割合が2013年9月に比べ5.2ポイント増の42.3%に拡大。1店舗あたりの売り上げが伸びており、「プレミアムモール」を掲げる楽天としては、狙い通りに推移しているようだ。

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購入手続きを2クリックで完了する機能追加などECサービスを拡充、日本トイザらス | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
2クリックで購入手続きが完了できる「クイック購入」、ポイントシステムの拡充、商品レビューの掲載といった機能などを追加

日本トイザらスが通販・ECサイトのサービス拡充を進めている。クレジットカード情報を登録した利用者は2クリックで購入手続きを完了できる機能を新たに搭載。従来は貯めることしかできなかったネット上のポイントシステムを拡充し、ネットショッピングでもポイント利用ができるようにした。日本トイザらスは2014年7月に通販サイトを全面リニューアルしたばかり。オムニチャネル対策などを推進し、オンラインと実店舗のシームレスなショッピング体験が提供できる体制作りを目指す。

10月31日までに、2クリックで購入手続きが完了できる「クイック購入」、ポイントシステムの拡充、商品レビューの掲載といった機能を追加。動画で商品を紹介するコンテンツの拡充などを進めている。

「クイック購入」は配送先やクレジットカード情報を登録した消費者は、2クリックで購入手続きが完了できる機能。リピーターがより簡単にECサイトを利用できるようにした。

従来、ECサイトではポイントを貯めることしかできなかったが、決済時にポイントを利用できるようにした。200円につき1ポイントが貯まり、500ポイント(500円分)単位で利用可能。店舗で貯めたポイントを通販サイトで利用できる。

通販サイトを使った消費者によるレビュー掲載も開始。投稿できるのは、オンラインストアで該当商品を購入した消費者のみ。日本トイザらスが2014年7月に実施した調査によると、中心顧客の母親層は「第三者によるレビューが最も役立つ情報源となり、80%以上の人が購入前にレビューを読んでいる」(eコマース本部長・飯田健作氏)と言う。

日本トイザらスは通販サイトを拡充

日本トイザらスは新機能追加などに伴い、キャンペーンを始めている

YouTubeに開設した公式チャンネルでは2014年7月以降、130本以上の動画を追加。現在約380本の動画を掲載している。通販サイトの商品ページに組み込み、動画を閲覧しながらネットショッピングができるようにしている。

日本トイザらスは2014年7月から、全国42店舗で自転車、大型遊具、大型ベビーギア、ベビー家具などを対象に、実店舗で扱っていない場合や商品欠品時、実店舗から通販・ECサイトで注文できる新プログラム「ストア・オーダー・システム」を導入。オムニチャネルの本格化を進めている。

対象商品に電動乗用玩具、ブランコセット、トランポリンなども適用。来年早々には利用可能店舗を約100店舗まで広げる。

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通販・ECと〇〇、“異業種コラボ”という意外な組み合わせであがる成果とは | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
大手通販企業やネット通販企業が異業種企業と一風変わったコラボレーションに取り組む事例を取材

ネット販売が進展するとともに、企業のソーシャルメディア活用が進む中で、やや変わったコラボレーション商品や企画がみられるようになってきている。大手通販会社では、ツイッターのつぶやきをきっかけにした商品を開発。SNSのユーザーから好意的な反応を得ている。一方、ネット販売企業の中には、大手飲料メーカーと組んで大々的に広告を展開し、通販サイトの知名度増を図る例もみられる。4社の事例を取りあげ、通販企業と異業種との、やや変わったコラボを探った。

漫画全巻ドットコム、缶コーヒーとコラボ

「漫画全巻ドットコム」と「Roots(ルーツ)」のコラボ
「漫画全巻ドットコム」と「Roots(ルーツ)」のコラボ

漫画の全巻セット販売を手掛ける通販サイト「漫画全巻ドットコム」を運営するTORICOは9月、日本たばこ産業(JT)の缶コーヒー「Roots(ルーツ)」とコラボレーションして「夢のマンガ全巻大人買い! キャンペーン」を開始した。缶コーヒーに添付されたシールに記されているシリアルナンバーを集めて特設サイトから応募すると、漫画全巻ドットコムで使えるクーポンなどが抽選で当たるというものだ。

「Roots」に添付された応募シールを集めることで、クーポンや「楽天Edy」が当たる。キャンペーン期間は来年2月28日まで。シールは1枚につき1ポイントで、50ポイント集めると、20名に10万円分のクーポン、20ポイント集めると100名に4万円分のクーポン、10ポイントは400名に2万円分のクーポン、5ポイントは2000名に5000円分のクーポンをそれぞれプレゼント。また、1ポイントでも1万7000名に楽天Edy1000円分が当たる。希望するプレゼントを選ぶとその場で抽選が行われ、総計2万名に当たる。

キャンペーンにあわせて、テレビCMをはじめとした宣伝を実施。CMは、女性が自室で「大人買い」した漫画に埋もれるようにして、幸せそうに読むという内容だ。

また、地下鉄の渋谷駅と小田急線の新宿駅では、古い作品から最近の作品まで、知名度の高い漫画の背表紙をずらりと並べた、長大な広告を通路に掲出。漫画で埋め尽くされた通路の壁が通行人の注目を集めている。TORICOでは、同社のフェイスブックページに駅の様子を掲載。通販サイトとのコラボだけに、各出版社の作品が広告に使えるのが特徴となる。

ポイントをもらった消費者の通販サイトでの購入が見込めるほか、キャンペーンを通じたサイトそのものの知名度増も期待できそうだ。

TORICOが展開した地下鉄の長大な広告
TORICOが展開した地下鉄の長大な広告

ニッセン、人気小説とコラボ

ニッセンが人気小説とコラボした事例

ニッセンのツイッターでは、担当の「スミス」氏が人気キャラクターとなっており、つぶやきから意外な形でのコラボ商品も生まれている。最近話題となっているのが、人気小説・銀河英雄伝説(銀英伝)とのコラボ企画だ。ユーザーからの「ニッセンさんは銀英とコラボなどいかがでしょう」という声に対し、「銀英伝は日ごろからオーベルシュタインとフレデリカ(注‥小説のキャラクター)を、たゆまずしっかり押していきたく思っております」とツイートした。これに対し、銀英伝の作者である田中芳樹氏の事務所代表・安達裕章氏が、「田中芳樹事務所的には、いつまでもお待ちしております」とわずか40秒後に返信。トントン拍子でコラボの流れに。

そして9月1日、コラボ企画「わが征(ゆ)くは星の通販」(=画像)の第1弾として、スマートフォンケース3種類、ワイングラス2種類、Tシャツ2種類の合計7種類を発売。売れ行きは好調なようで、同社ツイッターで発売日の10時9分に販売開始を告知。19分後の10時28分に「初回入荷在庫数まで注文が達した」という旨のツイートが。予想以上のペースで注文が殺到したようだ。

ニッセンでは今回の取り組みについて、「当社の企画というより、『スミス案件』というべきもの。スミスはバーチャルな世界のキャラクターという位置付けなので......」(ニッセンホールディングス広報企画室)と多くを語らない。ニッセンは若い女性が主力顧客のため、スミス氏の「ネット住民に受けるキャラクター」とは相容れない部分があるのだろうが、これまでニッセンを良く知らなかった層へのアピールができているのは確か。コラボグッズ売り切れの際に丁寧にサポートのツイートをしたり、第2弾として発売予定のコラボグッズのサンプル写真を先行して紹介したり、ツイッターの活用法は他社が学ぶべき点も多そうだ。

ピーチ・ジョン、人気アニメとコラボ

ピーチ・ジョンのコラボ
ピーチ・ジョンは人気アニメとコラボ

ピーチ・ジョンは9月19日から10月1日までの期間限定で予約販売した、漫画「美少女戦士セーラームーン」とのコラボレーション下着が好調だった。アニメ放送時に「セーラームーン」を視聴していた世代と自社の顧客層が合致。小嶋陽菜さんが着用したことによる話題性でくちコミが広がり、予想以上の予約数を獲得した。

予約販売で取り扱ったのは「美少女戦士セーラームーン×PEACHJOHNコラボシリーズ」。コラボは2回目で、下着のセットに加えて、新たにルームウェアなどを投入し全4アイテムを展開。人気アイテムは「Newセーラームーンなりきりブラセット」(画像=税込価格7538円)はブラとパンティのセットだった。

「なりきりブラセット」のヒットの理由は、これまでなかったスカートをセットにして"本物の衣装"に近づけ、モチーフとしたキャラクターを5体から10体に拡大。さらに、サイズ展開も第1弾販売時の要望を踏まえてB~Fカップまで増やした。

発売直後から、ツイッターなどのSNSでくちコミが拡大。「着用したい」、「コレクションしたい」などの声が挙がったり情報が拡散。小嶋さんの着用画像の公開で、「かわいい」、「欲しい」などの共感の声が広がったという。

購入者層は自社顧客層に合致する20~30代が中心で、10~40代の受注もあった。漫画は1992年にスタートし、アニメ化されるなど現在でも人気の作品で幅広い層からの人気を得ている。当時アニメを視聴していた層を取り込んだことで、新規客の獲得にも寄与したようだ。

フェリシモ、漫画家とコラボ

フェリシモのコラボ
フェリシモは漫画家とコラボ

フェリシモは10月2日、ネコによるひっかき傷を隠すばんそうこう「にゃんそうこう」のウェブ予約販売を開始した。

ネコ好きをターゲットとした「猫部(ねこぶ)」から発売する。飼い主がネコにひっかき傷をつけられた際、「(手首を自傷した)ためらい傷」など、他人からあらぬ疑いをかけられる前に「私がやりましたが何か」「ニャに者かによる傷」などのイラストとメッセージによって「ネコによる傷」と分かる、アイデア商品となっている。

新商品は、漫画家の山野りんりん氏のアイデアから生まれた。今年5月、「猫部」のツイッターが「いまネコと暮らすのに欲しいサービスを考えているのですが、みにゃさま何か案はありますでしょうか?」とアイデアを募集したところ、山野氏が「このようなばんそうこうを考えてみたのですが、いかがでしょうか」と、ネコの引っかき傷を隠すばんそうこうの案を、イラスト付きで返信したのがきっかけ(=画像)。猫部では「これうちでつくっちゃっても大丈夫ですか!?」と返信。多くのフォロワーから「かわいい!」「ぜひ商品化を!」などの反響があり、企画がスタートした。

フェリシモのコラボ②
ツイッターの投稿がきっかけとなり商品化へ

複数の原画案の中から、500名を超えるユーザーの投票により商品化するデザインが選ばれ、6つのデザインが決定。発案・デザインの山野氏は、「動物たちが平和に暮らせるお手伝いがしたい」として、原稿料を全額基金にしたという。

1セットは24枚(6種類・各4枚)で、価格は税別560円。山野氏描きおろしのオリジナルニャース(ナース)が描かれたパッケージも付属する。商品は、12月下旬から来年1月下旬に届く。販売額のうち30円は、飼い主のいない動物の保護や里親探し活動に役立てられる。

猫部サイトの紹介ページでは「ばんそうこうって地味なので、こんなばんそうこうをつけたらテンション上がりますね」「ツイッター見たときから購入は決めてました!」「かわいい!かわいすぎる!」など、好意的なコメントが寄せられている。

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人気ラーメン通販・EC「宅麺」のグルメイノベーション、立て続けにシンガポール2号店を開設 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
11月4日にシンガポール初店舗をオープンし、矢継ぎ早に2店舗目をオープン

人気ラーメン店のラーメンやつけ麺が自宅で楽しめる通販サイト「宅麺.com」を運営するグルメイノベーションは11月5日、国内人気ラーメンが食せるセレクト型ラーメン店のシンガポール2号店をオープンした。11月4日に1号店となる1店舗目をオープンしたばかり。1店舗あたり月商1500万円を目指し、1年後にはシンガポールで10店舗を運営できるようにする。

シンガポールに開店した店舗の名称は「TAKUMEN」で、2号店も同様の名称。「宅麺.com」で培ったノウハウを生かし、日本の有名ラーメン店の海外進出を支援する店舗として展開する。

本田商店(久留米とんこつ)、作田家(横浜家系)、ちばから(二郎系)、らぁめん元(鶏白湯)、ビンギリ(勝浦タンタン麺)、東京スタイルみそらーめん「ど・みそ」の人気6ブランドを提供。最長1年間という期間で提供ラーメンを入れ替えながら、人気ラーメンを販売する。

グルメイノベーションのシンガポール2店舗目の外観

グルメイノベーションのシンガポール2店舗目の外観

グルメイノベーションは海外現地でのラーメン販売をセレクトショップ型ラーメン店のプラットフォームとして展開。日本のラーメン店が海外での開業リスクをなくしながら、現地でラーメン店の味を広げることができるプラットフォームとして運営する。1杯売れるごとに一定の収益がラーメン店に入る仕組み。

井上琢磨社長は「通販やさまざまな展開を踏まえながら、世界一のラーメンサービスを目指しす」とコメントしている。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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食品メーカーと共同開発したアマゾン限定商品の販売を開始、アマゾン | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
メーカーとの共同開発はホビー商品で展開してきたが、食品では初めて

アマゾンジャパンは11月4日、コーヒーやお酒など食品メーカーと共同開発したアマゾン限定商品の販売を開始した。従来、アマゾンでは家電やホビー商品などで限定商品を展開してきたが、食品にも範囲を広げた。今後、さまざまなジャンルにアマゾン限定商品の販売が広がっていく可能性もありそうだ。

11月4日に発売されたアマゾン限定商品は4商品。アマゾンユーザーの検索データなどを基にニーズを分析し、それに合った商品開発を行った。

日清シスコとは砂糖不使用のフルーツグラノーラを開発。ジェイウォーターとは卓上型でスペースを取らないウォーターサーバー、伊藤園とはカフェインをカットしたコーヒー、月桂冠とは京都の水と米を100%使用した純米酒を開発した。

アマゾンは2014年10月にナショナルクライアントを対象とした「専門ブランドストア」を始める(参照記事)など、メーカーとの連携を強化している。今後もアマゾンと共同でアマゾン独自商品を開発するメーカーは増えそうだ。

日清シスコがアマゾンと共同開発した砂糖不使用のフルーツグラノーラ

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担当編集者のコメント: 

スーパーやコンビニでは陳列スペースの関係上、売れ筋商品しか置くことができない。そのため、メーカーは商品のテストマーケティングが行いにくい。そうしたことを受け、メーカーはテストマーケティングをネット上の売り場に移しつつある。

なかでもコアなユーザーを多く抱え、販売しやすいアマゾンは最適なテストマーケティングの場だといわれている。

さらにアマゾンでは、販売データだけでなく、検索や購入者データなどの分析も行い、そのデータを商品開発に生かせるのでさらに改善を加えることができる。

今回、食品メーカーがアマゾン限定商品を共同開発し始めたのは、こうしたアマゾンの売り場の存在価値が高まっているためだと思われる。今後、アマゾンはメーカーとの距離をより縮めることで、他にはない商品をそろえ、売り場の魅力を打ち出すことができる。

さらに、収益面でもメーカーから商品開発費用や販促費用などを得ることが考えられる。

中川 昌俊

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チャージバック補償保険サービスを開始、イーコンテクストとベリトランス | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
三井住友海上保険が保険金の支払いを行う

オンライン決済事業を展開するイーコンテクストとベリトランスは11月1日、両社の決済サービス利用加盟店を対象に、不正なクレジットカード利用による返金請求などのチャージバックを補償する「チャージバック補償保険」の団体加入制度を開始した。

チャージバック補償団体保険制度は、ユーザーのクレジットカードが詐取や横領、紛失などによる不正使用、偽変造されたカードによる不正使用があった場合に発生する返金請求などのチャージバックに関し、加盟店の損害を補償するもの。今回、三井住友海上火災保険と提携し、チャージバックが発生した際、三井住友海上火災保険から保険金が支払われる。

保険は支払限度額に合わせて3種類を用意。1か月につき10万円まで保証するコースの場合、月額保険料は2500円となる。

チャージバック補償保険については、J-PaymentやGMOイプシロンなどが提供しているほか、楽天も2014年5月から提供を始めるなど、サービスが広がっている。

チャージバック補償の流れ

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中川 昌俊

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即日配送エリアを関西エリアにも拡充、スタートトゥデイ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
今回のサービス対象エリア拡大で、出荷件数全体における50%以上が即日配送可能となる

スタートトゥデイは11月1日から、即日配送エリアを拡大し、関西エリアでのサービス提供を開始した。即日配送サービスは2014年3月から関東エリア(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)を対象に実施している。配送スピードを高め利便性を向上、ユーザー満足度を引き上げる。

一部地域を除く関西エリア(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県)で即日配送サービスを開始する。7時から21時までの注文は翌日の午後に届ける。サービス利用料は無料。

従来からサービス提供している関東エリアでは、午前9時までの注文で当日夜に、21時までの注文で翌日午前中に届ける。

関西エリアは全国の出荷割合のうち約16%で、関東エリアは約35%。今回のサービス対象エリア拡大で、出荷件数全体における50%以上が即日配送可能となる。将来的には、全国区での即日配送を実現したい意向で、アパレルショップと協力しながら、店舗から直接商品を発送することも検討していく。

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担当編集者のコメント: 

スタートトゥデイのほか、ユニクロも即日配送サービスを拡充する予定。今後、競合他社が対抗し同様のサービスを広げる可能性があり、即日配送がファッションECの業界水準になる可能性が高い。こうしたサービスに対応できないファッションECサイトは業界から取り残される恐れもある。

ただ、即日配送を行うためには、倉庫内の効率化を進めるとともに、在庫の確保が必要となる。そのため、即日対応サービスは中小ECサイトが簡単にできることではない。

となれば、「逆張り」を考えるしかない。配送の時間はかかるが、「ここにしかない商品」だけを取り扱ったり、価格面でメリットがあるなど、独自性で勝負する必要があり、すでにその方向で展開している中小ECサイトも多いだろう。

ただ、独自路線を走っている中小ECサイトにとっても、こうした動きには注視しておく必要がある。大手のサービスレベルが高まれば、それに対抗できる独自性のレベルも高くする必要があるためだ。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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楽天市場などECモールの最安値価格を自動調査するツールを無料提供、ユーザーローカル | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
楽天市場、アマゾン、ヤフーショッピング、価格.comに対応し、最大3000商品の価格を調査する

ビッグデータ解析のユーザーローカルは11月5日、アマゾンや楽天市場などのショッピングモールで販売されている商品の価格を自動調査するツールの提供を始める。料金は無料。楽天市場、アマゾン、ヤフーショッピング、価格.comに対応し、最大3000商品の価格を調査する。

製品の名称は「ユーザーローカル価格調査ツール」。特徴は主要ショッピングモールで販売されている商品の価格を、最大3000商品まで自動調査できる点。JANコード(またはEANコード)を持つ商品70万商品が対象となる。

搭載している機能は、「最安値自動調査機能」「製品マーケティング分析機能」「アクセス解析機能」。機能の特徴は以下の通り。

  • 最安値自動調査機能→ 楽天市場、アマゾン、ヤフーショッピング、価格.comの商品価格を自動調査。各サイトごとの最安価格の推移をグラフ表示したり、価格分布がひと目でわかるようにしている。JANコード入りの表計算ファイルをアップロードすると、最安値情報が自動付与されたデータをダウンロードできる独自機能も搭載。送料の有無、購入による付与ポイント、在庫状況なども調査可能。対象商品は3000商品。

ユーザーローカル価格調査ツールの管理画面

ユーザーローカル価格調査ツールの最安値自動調査結果の表示イメージ
  • 製品マーケティング分析→ 各商品を閲覧しているユーザーの地域や、商品が見られている時間帯、一緒に閲覧されている商品を調査し、グラフなどで表示する。データはユーザーローカル提供の無料解析ツールを導入している20万超のサイトを参考にしている。

ユーザーローカル価格調査ツールの管理画面②

ユーザーローカル価格調査ツールの製品マーケティング分析結果の表示イメージ
  • アクセス解析機能→ 店舗サイト内で、誰が、いつ何を見て購入したのかを確認できる機能。商品を購入しなかったユーザーの行動や離脱した理由も調べられる。各商品ごとにPV、UU、滞在時間などを調査。データはユーザーローカル提供の無料解析ツールを導入している20万超のサイトを参考にしている。

各データの更新は1日1回。

価格競争が激しくなっているEC業界では、競合の価格を調べるための手間とコストがネックになっているケースがある。こうした課題を解消し、EC事業者が商品開発や企画といった販促面に注力できるツールとして提供する。

ユーザーローカールはビッグデータ分析に特化したベンチャー企業。アクセス解析ツール「User Insight」、ソーシャルメディア解析ツールなどを提供している。

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EC担当者向けオムニチャネルマーケティングのセミナーを富士通が11/28に開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
ECサイトの活用を中核とした市場動向やEC運営の事例などを解説するセミナー

「ECビジネス拡大に必要なオムニチャネル時代の個客戦略」と題し、ECサイトの活用を中核とした市場動向やEC運営の事例などを解説するセミナーを、富士通が11月28日(金)に浜松町で開催する。

多くのECサイト運営での悩みや課題を解決する内容となるように、同社が今年開催したセミナー・イベントで、参加者の興味・関心や問い合わせが多かった話題を中心にセミナー内容を構成しているという。

「市場動向や背景から見るマーケティング変革」にはじまり、「ECサイト運用+プロモーション+マーケティング」「個客別のおもてなし」「顧客囲い込みのためのプロモーション」「スマホアプリ」「モバイルマーケティング実際の効果」などなどを、富士通をはじめ、ナビプラス、ニフティ、コマースリンクと、さまざまな企業の講師が解説する。

会場は浜松町で、参加無料。

セッション内容

  • オムニチャネル時代のデジタルマーケティング
    講師:富士通株式会社
  • おもてなしを実現するデジタルマーケティングの実践
    ~ オムニチャネル型ECソリューションSNAPEC-EXによる最新マーケティング実践 ~
    講師:富士通株式会社
  • サイト離脱を防ぎ、クロスセルを実現するCVR改善のポイント
    ~ 丁寧な接客で新規顧客もリピーターも逃さない「NaviPlusシリーズ」のご紹介 ~
    講師:ナビプラス株式会社 高橋 敏郎 氏
  • ECを加速するクラウドサービスのご紹介
    ~ mBaaSによるスマホ活用とデジタル・アド最適化 ~
    講師:ニフティ株式会社
  • 2014年のEC業界動向と2015年を勝ち抜くためのプロモーション戦略
    ~ タッチポイント拡大とデータフィード広告の活用 ~
    講師:コマースリンク株式会社 才藤 孔敬 氏

セミナー概要

  • イベント名称: ECビジネス拡大に必要なオムニチャネル時代の個客戦略
    ~最新デジタルマーケティング活用術による成功事例をご紹介~
  • 開催日時: 2014年11月28日(金)14時~17時10分 (受付開始:13時30分)
  • 場所: 富士通トラステッド・クラウド・スクエア
    東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル(受付30階)
  • 受講料: 無料
  • 定員: 40名(申込多数の場合は抽選)
  • 主催: 富士通株式会社
  • 詳細情報と申し込み: http://jp.fujitsu.com/solutions/crm/web-integration/seminar/20141128.html

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安田 英久

ネットショップ担当者フォーラム 編集長
ネットショップ担当者フォーラムの編集長です。 Web担当者Forumの編集長もしています。
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セブン&アイ1万8,000店舗の脅威/やりすぎにも程がある広告 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago

ネットショップ担当者が読んでおくべき2014年10月37日〜11月2日のニュース

今週の要チェックはEC全般売上アップのヒントです。セブン&アイのコンビニ即日受け取りは店舗数の多さを考えると真似のできない仕組みです。使う側とすればコンビニがポストになるようなものなのですし、ついつい他のものも買ってしまいますよね。 売上アップのヒントに挙げた2つの記事は自社の商品(サービス)にこだわり抜いてたどり着いた感じがします。どの角度から見ると良さが伝わるのかを日頃から考えた結果がこれなので、いきなり出てくるものではないですよね。

※記事の難易度を、低い難易度:低から高い難易度:高まで、3段階で示しています。

EC全般

  • セブン&アイ、ネット通販をコンビニで即日受け取り 夜中に注文したら翌朝受け取りの案も | THE HUFFINGTON POST
    http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/29/7andi-ec_n_6065812.html

    例えば、午前7時など出勤前にネットで注文すれば当日の午後7時の帰宅時などに店頭で商品を受け取れたり、夜中に注文すれば翌朝出勤時に受け取れたりなどの案を考えている

    これは強力です! 朝に本を頼んでおいて、夜にお酒とつまみを買って帰るとか、急な出張時に出先で受け取るなど、色々な方法が考えられますよね。自分のタイミングで取りに行けるのも良いですし、セブンイレブンと連動したキャンペーンも出てくるでしょうから、目が離せません。nanacoやau WALLETなどのポイントを貯めることを考えると、簡単に囲い込まれてしまいそうです。

  • 楽天チェック、来店者に表示する新広告サービスの導入で購買率が2倍に | Shopping Tribe
    http://shopping-tribe.com/news/12003/

    こうしたチェックイン系のサービスも関連してきそうですね。

モール関連

  • アマゾン赤字拡大、ファイアフォンで183億円損失 | ASCII.jp
    http://ascii.jp/elem/000/000/946/946274/

  • Yahoo!ショッピング出店ストア19万超も、流通総額の7割を「オークション」が占める | ECzine
    http://eczine.jp/news/detail/1368

  • 【主要各社の秋商戦の状況】 落ち込んだ消費回復せず苦戦か | 通販新聞
    http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2014/10/post-2002.html

    今年は比較的残暑の影響が少なく、特に8月末に秋商戦をスタートする企業にとっては有利な状況だったものの、思うように売り上げは伸びていないようだ。一方で、大手仮想モール運営各社では、大型セールの実施やハロウィン需要の取り込みなどが奏功し、流通額は伸びているもよう。(通販新聞)

    AmazonとYahoo!ショッピングの記事は記事のタイトルがそのまま内容になっています。通販新聞の記事には千趣会、ディノス・セシール・ベルーナなどに加え、楽天などの状況も載っているので詳細を見ておきましょう。

カート関連

  • 「全自動のクラウド会計ソフト freee(フリー)」がBASEと連携。ネットショップの売上データの自動取り込みで経理業務を効率化 | Dream News
    http://www.dreamnews.jp/press/0000101881/

    今回の連携によりBASEをお使いの方は売上高に加え、決済手数料や送料などの各種手数料まで自動でクラウド会計ソフトfreeeに取り込むことができます。

    これは便利すぎる機能ですね。経理処理をしたことがある人ならわかると思いますが、ミスが許されない作業ですし集中力を使うので、まとまった時間が必要になります。売れてくるとどうしてもここがおろそかになるので、こうした仕組みで省力化したいところです。

SEO関連

  • インハウスSEO担当者にとって知識より重要な能力・資質とは | SEOとその周辺
    http://minnano-seo.com/essence/post3331/

    「では、〇〇がないならどうやって目的を達成すればいいの?」
    そこまで考えるのがインハウス担当者の仕事である。
    〇〇には、予算、サイトのオーソリティ、人員、スキルといった様々な言葉が入る。 ないからと言って逃げることはできない。それを何とかするのが仕事である。

    これはネットショップ担当者の人たちも同じですよね。環境が整っていることの方がまれだと思って知恵を絞るしかありません。カート関連に取り上げたような仕組みを使いながら効率化して、考える時間を確保していきましょう。

リスティング広告関連

  • 【SEM初心者向け】これだけは取っておきたい!SEMスキルアップ資格まとめ:前編 | ECグロースラボ
    http://ec-growth-lab.com/beginner/20141027/

    主にGoogle AdWordsとYahoo!プロモーション広告の資格がまとめられています。 新しく入った人には日々の業務を覚えてもらいながら、こうした知識も増やしてもらうことでスムーズに実践に入れるようになるはずです。必ず知識と実践の両輪で。

アクセス解析関連

  • Googleアナリティクスの「モバイルかどうか(is Mobile)」、「タブレットかどうか(is Tablet)」が廃止に。 | コラム アユダンテ株式会社
    http://www.ayudante.jp/column/2014-10-27/12-01/

    スマホ閲覧のユーザーのみに絞り込む場合は、「モバイル」を選択して「一致」、 パソコン閲覧のユーザーのみに絞り込む場合は、「パソコン」を選択して「一致」、 タブレット閲覧のユーザーのみに絞り込む場合は、「タブレット」を選択して「一致」を 選択することで、それぞれのデバイスにて閲覧しているユーザーのみに絞り込むことができます。

    ネットショップではパソコンとスマホで動きが大きく異なることが多いので、フィルタを使って分けた方が見やすいですよね。今までの方法は廃止になる可能性があるので今のうちに変えておきましょう。

SNS関連

  • LINEからFacebookまで、セキュリティのプロがSNS乗っ取りの手口を明かす | 週アスPLUS
    http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/268/268365/

    今日、目から鱗だったのは、パスワードをメモやファイルで保存しておくという方法。最もタブーだとされていたけれど、むしろそのほうがマシというくらい、パスワードを使い回すことが危険だと勉強になりました。

    パソコンのモニターに付せんで貼るのはダメですが、メモなら確かに安全かもしれません。デジタル化してくると逆にアナログの良さもわかってきますね。

スマホ・タブレット関連

  • 高額商品の売買を意識したスマホECサイトの設計【マップカメラ通販】 | モバイルファーストラボ
    http://www.aiship.jp/knowhow/archives/18974

    主にカートの部分の工夫が説明されています。お店の名前で検索してみてカート画面まで自分の目で確認してみてください。使ってみないと分からないのがカートです。

売上アップのヒント

  • やりすぎにも程がある!恐怖のドッキリ広告12選 | AdGang
    http://adgang.jp/2014/10/78271.html

    LGの2つの事例はいいですね。良いものと良いというだけでは伝わらないので、オズボーンのチェックリストなどを参考に切り口を変えたPR方法を考えてみましょう。

  • ちょっとしたことを徹底的にやると圧倒的になる~日本一椎茸の焼き方にうるさいお店|食品通販バイヤーイッシーの売れる売り方ブログ

    http://ameblo.jp/issyexma/entry-11943541510.html

    椎茸という普段あまり食べないものだからできることですよね。また、こだわるのであれば徹底気的にこだわること。中途半端だとただの面倒な人になってしまいます。

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ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

実店舗とECの垣根をなくす! 良品計画が取り組むオムニチャネル時代のデジタルマーケティング | ネットショップ担当者フォーラム セミナーレポート | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
オムニチャネル時代に店舗とネットに求められるマーケティングやCRM戦略とは? 良品計画が取り組む戦略をレポート

ネット通販と実店舗を往来する消費者が増えるオムニチャネル時代が到来し、EC実施企業は変わる消費行動にどう対応すればいいのか。この課題に立ち向かう企業として注目を集めているのが良品計画。Web事業部を率いる奥谷孝司web事業部部長は「私の考える“顧客時間”は、今のオムニチャネルやデジタルマーケティングに合っている」と話し、良品計画が取り組むCRM戦略などを披露した。「『お客様と時間を共有する』CRM & Digital Marketing戦略 『MUJI DIGITAL Marketingの展望』」と題した「ネットショップ担当者フォーラム in 大阪」で行われた奥谷氏の講演をレポート。

重要だったのは会員の6割がネットストアを利用しないという事実

講演した良品計画の奥谷孝司web事業部部長
奥谷孝司web事業部部長

2014年2月期のEC売上高は124億4600万円。webの売上高は、2006年に「無印良品有楽町」を抜いて最大店舗となり、2011年から3年連続2ケタ成長を続けている。連結売上高に対し、ネットストアの売上構成比は7%を占める。

奥谷氏がweb事業部へ配属になったのは2010年。それまでは商品部でモノ作りを担当していた。奥谷氏いわく「私はwebのプロフェッショナルではない」。無印良品最大店舗となっている「MUJINET」の成長の秘訣を探るため、異動後、会員動向を調べることから始めた。

わかったことは「現在の会員動向4:6の法則」。過去2年間で最低1回はネットストアを利用したことがある会員は38%。そのうち半年以内に買い物をしている人は16%しかいなかった。現在のネット会員は460万人超。奥谷氏は言う。「これもいまも変わっていない。私にとって重要だったのは『60%以上の会員がネットストアを利用しない』という事実だった」。

良品計画のweb事業部は組織上、オンライン販売を担うEC課、ソーシャルメディアを担当するコミュニティ課に分かれる。奥谷氏がEC課に伝えたのは「お客さまがネットに来ると思ってコミュニケーションをするのは間違いだ。明確なことは、アクティブユーザーを増やせば売り上げを伸ばすことができる」。一方で、イベント企画やホームページへの情報アップが主な仕事だったコミュニティ課には、「これからは6割のネットを利用しない人を動かすのが仕事だ」と伝えた。

お客さんは何か課題があって商品を検討し、購入、使用するという流れがある。小売業は店舗のPOSデータを見てしまいがち。何が売れたかのか購入データばかり見てしまう。しかし、今の時代、それだけやっていて勝てる企業は少ない。

奥谷氏が考えたのはネット上に蓄積されるたくさんの顧客の動きを活用すること。奥谷氏が何度も口にする“顧客時間”の蓄積を生かし、web事業部は商品部や販売部をサポートすることに全力を注いだ。「私たち(web事業部)が一番お客さんのことがわかっている。オンラインの売り上げに固執しないで、全体最適を考える。だから、お客さんの動きを見ている」と言う。

重要視している1つの指標「顧客時間」。購買に至るプロセス全体を意味する。お客が商品を買った後にどのような感想を抱いているのか、次はどのような商品を購入しようとしているのか、検証・分析することを重視。「購買結果だけ見てはダメ」とばっさり切る奥谷氏は、「顧客時間全体を見て、どう顧客とのエンゲージメントを深めていくかが重要だ」と指摘する。

「4:6の法則」に照らし合わせ、6割のネットを利用しない人に対してどのように店舗送客を行うか。これがweb事業部の大きな使命となった。

「顧客時間とはお店、ネット、お客さま個人の時間内でのブランド体験(時間軸)と捉えている」と奥谷氏。こうした「顧客時間」は、これからのオムニチャネル、デジタルマーケティングに重要な考え方になると説明する。

良品計画の奥谷部長②
奥谷氏が何度も強調した“顧客時間”の重要性

どうすればメッセージを受け取ってもらえるのか、というマーケティングを

「『情報過多』『モノ余り』『不況』のなかで生き残る方法は3つしかない」。奥谷氏はこうした厳しい競争にさらされる小売市場で、生き残れるのは「最高、最安、最愛」がある企業や商品だと強調。最高の品質、最安値価格……こうした商材を持たない企業はどうすればいいのか。「それはブランドを愛してもらうしかない」。

お客さまにわかってくださいとどう伝えるかではなく、どうすればメッセージを受け取ってもらえるか。マーケティングすることが重要だ。

そのために行ってきたweb事業部の取り組みを紹介したい。まず、web事業部の役割は次の3つ。

  1. 店舗送客機能
  2. ネットストアによるお客様の無印良品への購入アクセス
  3. くらしの良品研究所&SNSをベースとしたお客さまとのコミュニケーション

この役割を通して、顧客時間を活性化し、消費者との関係性を強化。そして、ネットで購入してもらったり、店舗に訪れてもらうといった消費行動を築いてきた。

良品計画は2009年から店舗で使えるクーポンを付けたりし、メールマガジンを使って店舗送客を実施。「実は店舗層客は古くて新しいもの」と考える奥谷氏は、何を買ったのか、クーポンは使われたのかといったあらゆるデータを取得し、デジタルマーケティングに活用した。

2011年に始めた店頭受け取りサービスは全受注の4%に広がり、年間4~5億円の売り上げになっているという。売り上げ計上は店舗になるものの、「カートを使うというプロセスを経るため、そこまでの行動データを取得することができる。ネットを利用していても、実は店舗派なんだということがわかる」と言う。

ソーシャルメディアによる情報発信を使ったある店舗送客キャンペーンでは、店舗全体の売上の3%に寄与した。2009年にツイッター、2010年にFacebook、2011年にmixiページ、2013年にはLINEを開設した。ソーシャルメディアの活用は、「『いいね!』をもらうだけではなく、自社メディア(HP、ECサイト、店舗)に来てもらえるかということ」を目的としている。

良品計画の奥谷部長③
ソーシャルメディアなどの登録者数(2014年8月末、出典はIR資料)

奥谷氏はこうEC事業者などに呼び掛ける。「ソーシャルIDを活用して、オウンドメディアを作り、自社メディアに訪問してもらうきっかけを作ることはできる。大切なことは企業が持ち得ない『購買データ』以外のデータ(行動データや非構造化データ)を持つソーシャルIDを活用し、自社メディアにきてもらうことだ

オムニチャネル時代に対応するには新しい経営数値と向き合うことから逃げてはいけない

「周りには広告があふれているが、お客さんは無視している。ソーシャルメディアを中心に情報を取得し、それをグーグルで探すといった動きも増えてきた。BtoC企業のメッセージは伝わりにくくなっている」。ソーシャルメディアの台頭などを踏まえ、いまは企業のメッセージが消費者に届きにくい市場環境だという。

こうした状況を打開する施策は「お客さん(生活者)の周りにコミュニケーションチャネルを配置すること」。チラシやテレビCMといった従来型のマス媒体はコストがかかるが、アプリやソーシャルメディアの活用はそう大きな費用は必要ない。そこで着手したのが、「MUJI passport」というアプリだ。

良品計画の奥谷部長④
出典はIR資料

これまでのメールマーケティング、外部企業とのコラボといった店舗送客施策は「どれもが局所的で部分的。全店頭をサポートする施策やツールではなかった」という反省を生かし、開発されたもの。全国の店舗やECサイトでのショッピング、店舗への来店時にチェックインすることで貯まる「MUJIマイル」、ほしい商品の店舗在庫を確認できる「ショッピングガイド機能」などを搭載している。

たとえばショッピング。「無印良品」全7500アイテムのなかから、ほしい商品を簡単に検索することが可能。在庫のある最寄り販売店舗をリアルタイムで表示する機能もある。店舗でもネットでも「スムーズにお買い物することができる」と言う。

アプリの目的はネット・リアルの区別なく無印良品のファンとコミュニケーションを図ること。持続的な来店客数の増加は売上増につながり、マーケティング施策効果が可視化される。

気になる「MUJI passport」の成果は……。「passport」提示率は店頭で約10%、全社売り上げに対する会員売り上げの割合は約20%。「会員あたり1回の購買を刺激できたとすると、156万回レジの通過増となり74億円の売上貢献になる」。

奥谷氏は「MUJI passport」を使った小売りを「エンゲージメントを高める商売。New E-Commerce、Engagement Commerceの始まり」と説明。ちなみに、「MUJI passport」では、顧客の「性別」「年代」「マイルステージ」「購入商品」「累計購入金額/頻度」「利用店舗」「EC」「MUJI passport」などたくさんの利用データを集めている。

オムニチャネルではIT投資とデータ分析が求められている。大切なことは、オムニチャネル時代における新しい経営数値(いわゆるビッグデータ=CRMデータ、ソーシャルメディアを介して得られるお客さんの行動データ)から逃げずにデータと向き合うことだ。

蓄積し分析した顧客データやPOSデータなどは、データ分析に基づいたマーケティング施策を行うためのDMPの構築に活用。たとえば、レコメンドツールを活用して店舗派の消費者にお勧め商品を紹介するマーケティング施策の実施などを行えるようにするためだ。奥谷氏は良品計画の取り組みを踏まえ、次のように講演を締めくくった。

マーケティングをしている人も物を売っている人も、ITを理解していくことが必要。そうしないとツール負けしてしまう。無印良品はITを通し、より顧客との関係性を強化、マーケティングを見える化して予測の精度を向上し、マーケティングを科学していきたい。

北海道、福岡、大阪で開いた「ネットショップ担当者フォーラム」は11月12~13日の2日間、東京で開催します。大手小売企業のオムニチャネル戦略など計50セッションを用意しています。詳細はこちら

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オリジナル記事:実店舗とECの垣根をなくす! 良品計画が取り組むオムニチャネル時代のデジタルマーケティング | ネットショップ担当者フォーラム セミナーレポート | ネットショップ担当者フォーラム
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ネットショップ担当者フォーラム セミナーレポート
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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

㉖ページのデザイン・レイアウトはわかりやすさを重視しよう | マンガで納得! インターネット販売 売れるネットショップ開業・運営 | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
コツ26:ページのデザイン・レイアウトはわかりやすさを重視しよう

登場キャラクター

さいとうさん

さいとうさん お味噌専門の通販サイトを運営している。

ゆめのさん

ゆめのさん WEB制作会社のスタッフ。

さいとうさん「レイアウトとか見たことないくらい変わったやつにしたいなぁ」
ゆめのさん「ちょ、ちょっと待ってください。人気店を参考にしながらお話ししましょう!! 例えばこのサイト、意外とフツーじゃん!とお思いになるかもしれませんが、情報がきちんと整理されててユーザーからすると使いやすくていいサイトなんですよ」
さいとうさん「確かにユーザー視点は大切だね。かっこつけてMISOとかって表示しようかと思っていたけど、読みにくいだろうからやめておこう。このレイアウトデザインの候補もやめます」
ゆめのさん「すごいセンスだな……」

トップページは「玄関」ではない

「ネットショップを作る」というと、まずトップページを凝った作りにしたいという人も多く、デザインを外注しても、トップページに気合の入った提案をされることも少なくありません。しかし、ネットショップでは、トップページ以外から来店するケースの方が多いです。実店舗に例えると、「正面入口以外に、たくさんの入口がある店」。接客のために正面ばかりを掃除していたら、実際はほとんどの来店客は通用口を使っており、そこはゴミ捨て場状態だった……という事態がよく起こっています。

特にショッピングモールでは、検索やメルマガ、広告を経由して、ユーザーはいきなり商品ページに入ってきます。購入するかどうかも、その商品ページ内の情報だけで決めてしまうので、「トップページをまったく見ないまま購入完了」するケースも珍しくありません。

だからトップページを「わざわざ」見にくる場合は、何か別の理由があってのこと。ここでは、ユーザーの行動を踏まえて、トップページに求められる「3つの役割」を紹介します。

ほかにどんな商品があるか把握するため
ユーザーは、目当ての商品を買い物かごに入れ、「ついで買いできる商品を探す」場合にトップページに来る。だから、店舗の「目次」としての機能を持たせ、「もう1品」を探しやすい構成にしたい。
まともな店かどうか確認するため
商品ページだけでは安心感を得られず、トップページを見に来るユーザーもいる。店舗紹介ページ(コツ23)の内容を抜粋し、トップページに転載するといいだろう。マスコミ掲載やランキング入賞実績も、安心感の演出に有効。
SEOで重要な「店舗内リンク」のリンク元として
店舗内の各ページでリンクを張り合うのは、SEOの定番手法。特にトップページから各ページへのリンクは、非常に重要。詳しくはコツ27を参照。
トップページに求められる役割

レイアウトは「普通」が一番

思い入れのある自分のネットショップだから、独創的なレイアウトを追求したくなるかもしれません。でも、ユーザーにとっては、一番慣れている「定番」なレイアウトが一番使い勝手がいいものです。変にひねらずに、業界内の主要店舗などを見て「周りに合わせる」くらいの気持ちでデザインに臨みましょう。

よく言われている通り、Flashを使った複雑な演出などは、ナビゲーションなどがわかりにくくなることが多いので、ショップ運営に慣れるまでは控えた方が賢明です。

見栄えのいいページにしようとしてレイアウトに悩む人も多いですが、写真を使えば簡単です。サイズの大きい「アップの商品写真」をトップページの中心や商品ページの上部などに置くだけでイメージが変わります。

さいとうさん「レイアウトとか見たことないくらい変わったやつにしたいなぁ」
お客さんがどこをクリックしていいかわからないようなデザインになってしまっては本末転倒だ。

ナビゲーションは日本語表記が基本

バナーやボタン、リンクのテキストは、日本語表記が基本です。「店舗紹介」や「こんなお店です」と書くべきところを「information」「about us」などと書いてしまうと、来店客は何のことか気付かずに素通りしてしまいます。おしゃれにしたくてついつい英字にしてしまう気持ちはわかりますが、何のためにナビゲーションがあるのか、を先に考えれば、どっちがいいかはおのずとわかるはずです。

海外のブランド名など、どうしても日本語にできない場合も、カタカナにするか、アルファベットとカタカナを併記するようにしましょう。複雑な英単語は視認性が低い(ぱっと見てすぐわからない)ものです。一方、漢字の羅列も同じようにわかりにくいもの。ひらがなを混ぜるなど、わかりやすさを心がけましょう。

さいとうさん「レイアウトとか見たことないくらい変わったやつにしたいなぁ」
お客さんがどこをクリックしていいかわからないようなデザインになってしまっては本末転倒だ。

 

看板画像 ・キャッチフレーズを載せる(コツ24参照) ・商品に関連する写真やイラストを載せることで直感的に何を売っているかわかりやすい 上部ナビゲーション ・基本情報 注文方法、決済/配送、買い物かご、よくあるお問い合わせ、店舗紹介(コツ23参照) ・主要カテゴリ 来店客の属性(メンズ、レディース、キッズ)で分けるなど大きな分類 ・おすすめの商品や特集ページ ページ左のナビゲーション(レフトナビ) ・検索ボックス ・ユーザーの「購入動機別」のリンク(コツ27参照) ・細かい商品カテゴリ ・商品が少ない店ならなくても可 ページ下部(フッター) ・決済配送と店舗情報の要約 エンタメゴルフショップ ENJOYGOLF http://www.rakuten.co.jp/henkaq/
基本的なページレイアウト

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マンガで納得! インターネット販売 売れるネットショップ開業・運営
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川村トモエ, 湯鳥ひよ+トレンド・プロ(マンガ)

Amazonの商品をコンビニ店頭で注文できるサービスを開始、ローソン | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
ネット通販に馴染みのない年配者を取り込むため、電話オペレーターも用意する

ローソンは11月4日、店頭に設置しているマルチメディア端末「Loppi(ロッピー)」を通じて「Amazon.co.jp」で販売している商品を注文し、店頭で受け取れるサービスを開始すると発表した。まずは静岡県内のローソン(199店舗)で実施し、2015年には全国のローソン店舗へサービスを拡大する予定。電話でオペレーターと通話しながら注文できる機能などを搭載し、ネット通販に馴染みがない年配者などの取り込みを図る。ローソンはコンビニ店舗の利便性を高め来客数を増やす考え。

注文方法は3つ用意。なかでもこれまでにない機能として、電話でオペレーターに希望の商品を伝えるだけで、対応商品を提案するサービスを展開する。このほか、店内設置のQR付きカードをLoppiにかざす方法や、Loppiを操作して「商品一覧」から探すことも可能にした。

注文後、2~5日後に店舗で商品を受け取ることができる。ローソンのEC子会社、ローソンHMVエンタテインメントがAmazonから商品を取り寄せ、注文者に販売する形態を採用。商品の販売主体はローソンHMVエンタテインメントとなる。

あわせて、受け取りサービスの利便性も高める。Amazonの商品をローソンの店頭で受け取れるサービスは2008年から全国のローソンで実施している。これまではLoppiでの操作が必要だったが、Amazonからメールで配信されるバーコードを、直接ローソンのレジカウンターで提示すると、商品を受け取ることができるようになる。店頭での受け取り時間は従来の半分に短縮するという。

ローソンは、コンビニ店舗を拠点とした注文・受け取り・宅配サービス網を活用する「オープンプラットフォーム」の構築を進めており、今回の協業を第一歩として、他のネット通販企業に対しても同様のサービスを拡大させる計画。

Loppieでの注文の仕方

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担当編集者のコメント: 

PCやスマートフォンでアマゾンのECサイトが利用できる現状では、わざわざコンビニのマルチメディア端末を使ってアマゾンで買い物をしようという人は、少数であることは間違いない。そのため、このサービスが数多くの人から使われるようになることは考えにくい。

ただ、ローソンでは今後、他のネット通販にも商品を広げていくとしている。アマゾンだけでなく、多くのサイトの商品の中から希望に沿った、一番おすすめの商品をオペレーターがおすすめしてくれるのであれば、ネットにはない価値を生み出すことができるだろう。今回、販売主をアマゾンにせず、わざわざローソンHMVエンタテインメントが販売主にしたのもそうしたサービスへの布石であろう。

ここからさらに発展させれば、家の電話からオペレーターにつなぎ、注文した商品をコンビニで受け取れるようにするサービスも出てきそうだ。その際、商品画像をどうやって見せるかなどの問題もあるが、そうした問題をクリアさせると大きなビジネスに発展する可能性が高そうだ。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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ハーバー研究は海外展開で販路を拡大へ、元北海道経済産業局・田中社長の経験生かし | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
2014年6月に就任した田中雅智社長のもと、中国や中東エリアを情報発信拠点として販路の拡大に乗り出す

ハーバー研究所は今後、海外展開を進める。今年6月に、北海道経済産業局バイオ産業課長を務めていた田中氏(画像)が社長に就任。これまで、北海道の農産物などを海外に展開する支援事業を手掛けていた経験を活かして、海外事業を推進するようだ。一方、国内は店舗で顧客接点を広げ、通販サイトへの誘導を強化する方針だ。

同社は今期、社内体制を刷新し、組織の若返りを図っている。社長に就任した田中氏は北海道庁で使用されていない農業用地の利用促進をめざして、薬用植物の栽培を推進していた。その一環で、北海道に自社工場を持つハーバー研究所とのつながりを構築。今年4月に同社に社長室付ディレクターとして入社した。

今秋、社内体制の強化を図る一環で、広報や宣伝などを含む新組織「マーケティング事業本部」を設置。加えて、海外事業を行う部署「国際部」の人員の強化を図っている。

ハーバー研究所の田中雅智社長
ハーバー研究所の田中雅智社長

海外展開については、中国や中東エリアを情報発信拠点として販路の拡大に乗り出す。田中社長は「最大の魅力は自社工場を持ち、製造から物流まで一貫して自社で行っている点」と説明する。製造工場を構える北海道は空気や水がきれいで自然環境が整っているほか、衛生基準の高い自社工場で製造する安心感で品質の良さを打ち出していく考えだ。

中国は、中国では現地法人「ハーバーチャイナ」を通じて、現地の販売代理店と連携を図ることを視野に入れる。中東エリアはドバイやカタールを商圏に展開する意向だ。

一方、国内事業は、店舗を情報発信地として位置付け、自社通販サイトとの相互送客を進める。現在75店舗を構えており、出店エリアなどの見直しを図る。店舗やイベントなどを通じたサンプル配布を行い、地域に密着して顧客との接点を拡大したい考え。

商品別では健康食品や食品の販売を強化する。北海道の素材を使った製品を開発しており、「食べやすさや機能性にこだわっている」(同)と説明。将来的には化粧品と並ぶ規模へと成長させる。

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チラシアプリからECサイトへの送客を開始、DeNA | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
第1弾として、共同展開している「SEIYU ドットコム」と連携した

ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営する折り込みチラシチェックアプリ「チラシル」は10月29日、ECサイトとの連携を開始した。その第1弾として、西友がDeNAと共同で運営する「SEIYUドットコム」と連携する。スーパーとの価格比較などを行うことで、ECサイトへの誘導を進めていく。

「チラシル」は関東のスーパーマーケットやドラッグストアの折込チラシ情報がスマートフォンでチェックできるアプリ。会員登録は不要で、ユーザーの近隣店舗を一括で登録でき、ワンタップで他店舗のチラシ情報を一覧比較できる。

ECサイトとの連携は、DeNAが運営する食品・日用品ECサイト「EVERY MART」と2014年7月から実施。多くのユーザーから好評を得たため、連携範囲を広げたとしている。

ECサイトとの連携で、実店舗のほか、ネットスーパーという項目を新設。ECサイトへ誘導するほか、実店舗のチラシで紹介している商品がECサイトではいくらで販売しているかを表示できるようにした。

今後、西友と共同展開しているサンドラッグのECサイトも、「チラシル」との連携を進めていく予定。現在、「チラシル」ではスーパーマーケットやドラッグストアの折り込みチラシしか取り扱っていないが、取り扱うチラシの範囲を広げることも検討。将来的には「DeNAショッピング」との連携も行い、取り扱い商材を増やしていきたいとしている。

チラシルとの連携イメージ

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担当編集者のコメント: 

チラシルは現状では、マネタイズができておらず、事業化を進めるうえでECサイトへの送客は今後中心になってくると考えられる。現状では共同展開しているECサイトへの送客だけだが、DeNAショッピングや外部の自社サイトへの送客などといったサービスも将来的に始められる可能性が高い。

ECサイト側としては、チラシルへの参加に固定費がかかる形よりも、送客数に応じた成果報酬型のほうが利用しやすいだろう。スマホサイトへの集客手段が少ない中で、ECサイトにとって使い勝手のいい送客ツールになれば、参加する店舗も増えそうだ。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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「宅麺」運営のグルメイノベーションがシンガポールに進出、人気ラーメン6店舗の味を提供 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 3ヶ月 ago
国内人気ラーメンが味わえるセレクトショップ型ラーメン店のプラットフォームとして展開する

人気ラーメン店のラーメンやつけ麺が自宅で楽しめる通販サイト「宅麺.com」を運営するグルメイノベーションは11月4日、日本の人気ラーメンが食せる実店舗をシンガポールに開店した。国内人気ラーメンが味わえるセレクトショップ型ラーメン店のプラットフォームとして展開。「宅麺.com」で培ったノウハウを生かし、日本の有名ラーメン店の海外進出を支援する。

「宅麺」は店舗の厨房で作ったスープを冷凍し、温めるだけで有名店の味を自宅で再現できるラーメンを販売する通販サイト。麺も冷凍し、そのままの味を楽しめるのが特徴。こうしたノウハウを生かし、シンガポールでも安定した有名店の味を再現する。

シンガポールに開店した店舗の名称は「TAKUMEN」。本田商店(久留米とんこつ)、作田家(横浜家系)、ちばから(二郎系)、らぁめん元(鶏白湯)、ビンギリ(勝浦タンタン麺)、東京スタイルみそらーめん「ど・みそ」の人気6ブランドを提供。最長1年間という期間で提供ラーメンを入れ替えながら、人気ラーメンを販売する。

グルメイノベーションがシンガポールで展開する「TAKUMEN」

グルメイノベーションがシンガポールで展開する「TAKUMEN」

グルメイノベーションは海外現地でのラーメン販売をセレクトショップ型ラーメン店のプラットフォームとして展開。ラーメン店は個人経営が多く、海外進出は資金面や手続き面などの障壁が多い。開業リスクをなくしながら、海外でラーメン店の味を広げることができるプラットフォームとして運営する。1杯売れるごとに一定の収益がラーメン店に入る仕組み。

グルメイノベーションはこれまで、国内でアンテナショップ展開や企業向けのラーメン販売などに挑戦してきた。海外店舗では1店舗あたり月商1500万円を目指し、1年後にはシンガポールで10店舗を運営できるようにする。近隣アジアへの進出も検討している。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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40 分 43 秒 ago
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