ネットショップ担当者フォーラム

【中国EC】ジャパンバッシングによる食品の輸入・販売規制はどうなった? | 上海で働く駐在員の中国EC市場リポート

8 years 11ヶ月 ago

3月15日以降、中国における日本食品の輸入・販売が越境ECでも規制され、2か月以上経過した現在でもその影響がまだ残っています。現地の最新状況をお伝えします。

中国のECから日本の食品が消えた

事の発端は中国で放送されたあるテレビ番組。中国のCCTV(中国中央テレビ)では、毎年3月15日の「世界消費者権利デー」に消費者保護を目的としてさまざまな報道をしています。

今年は日本の食品がテーマでした。2011年の東日本大震災以降、中国政府は日本の10都道府県(福島、宮城、 茨城、栃木、群馬、 埼玉、千葉、東京、 新潟、長野)で製造された食品や飼料などについては輸入禁止。10都道府県以外についても野菜、果物、乳製品などについては「産地証明」「放射能性物質検査証明」が必要としています。

(中国の放射性物質基準に適合することの証明)<産地証明>(10 都県以外で生産されたことの証明) 水産物…上記に加え、産地・輸送経路を記した検疫許可申請書 その他の食品・飼料…<産地証明>(10 都県以外で生産されたことの証明)" width="529" height="474">
農林水産省のサイトより編集部がキャプチャ
http://www.maff.go.jp/chushi/sesaku/export/pdf/1_china_kisei_gaiyo_130301.pdf

3月15日の放送では、粉ミルクやお米、お酒などが取り上げられ、食品ラベルの産地が上記10都道府県に含まれていると言及し、「産地などの偽装した疑いがある」と報道したのです。

中国政府としての発表は特になかったのですが、このような報道の結果、2011年に中国政府が発表した下記の日本の食品に関する公告をベースに、各モール単位で販売規制などの取り組みを決定。一時は日本の食品がほぼ販売停止となる事態となりました。

2011年 日本の食品に関する公告の概要

日本から輸入した食品・農産物の品質と安全を確保するため、「食品安全法」と「輸出入動植物検疫法」及びそれらに伴う実施条例に基づき、関連事項を公告として通達をする。

1. 本日より、日本の福島県、群馬県、栃木県、茨木県、宮城県、山形県、新潟県、長野県、山梨県、埼玉県、東京都と千葉県の12都県からの食品、農産物と飼料の輸入を禁止とする。

2. これら12都県以外で製造された日本の食品、農産物と飼料に関しても、通関時には日本政府発行の放射能物質検査・測定合格に係る証明書と原産地証明書を提出することを義務付けられる。輸入した食品、食用農産物と飼料に対して、各地の検査検疫機関は放射能物質を測定するうえ、合格したものだけを輸入できる。合格できないものは、規定により情報を公開する。

3. 日本からの輸入食品事業に携わるすべての輸入会社や代理会社は関連規定により、各地の検査検疫機関にて自社情報や業務などを登録しなければならない。

4. 日本食品の輸入会社は輸入から販売までを記録する制度を構築すること。例えば、食品名、規格、数量、製造日、製造番号または輸入番号、賞味期限、輸出会社または仕入先の名前と連絡先、納品日付などを記録すること。

5. 日本から輸入した水産物は、あらかじめ検疫審査手続をしなければならない。「輸出入動植物検疫許可申込書」に下記項目の内容を明確にする。「産地」には当該水産物の原料養殖地域の所在地(都道府県名)もしくは漁獲地域および国際連合食糧農業機関の漁場番号を記入。「輸送ルート」には加工工場の住所および製品の輸送ルートを明記。日本国内での輸送がある場合、経由した都道府県名を記入すること。海上輸送の場合、積出港を明記すること。

中国政府が2011年に発行した日本の食品に関する公告
中国政府が2011年に発行した日本の食品に関する公告

各モールの具体的な対応

天猫国際(Tmall Global)

[3.15晩会 直後]

越境ECの食品は「産地証明」「放射能性物質検査証明」を取得しているものであっても、すべて販売停止。

[4月初旬〜中旬]

一部Tmall Global指定の保税区を利用している店舗の商品が販売可能に。

ただし、「産地証明」は必要。 大手食品日本企業は販売開始。小売販売を行っている日本企業は「産地証明」が取得できず、販売できない商品が一部ある状況。

[5月29日現在]

4月20日くらいから「産地証明」を取得している食品の申請が開始された。食品によっては別途「放射能性物質検査証明」が必要。

京東全球購(JD Worldwide)

[3.15晩会 直後]

一部食品のみ規制が入り、販売停止に。

[5月29日現在]

4月初旬よりほとんどの食品が「産地証明」「放射能性物質検査証明」なしで販売可能に。

事態は収束に向かっている

私の個人的な見解としては、上記のモールをはじめ、上記以外のモールに関しても、おそらく徐々に規制は緩やかになっていくと予測しています。

長年にわたって中国でビジネスをしている私としては、こういう突発的なことは慣れているのですが、ご一緒しているパートナー企業の方の中には、めまぐるしく状況が変化し続けるため、ちょっと面食らっている方もいらっしゃいます。

ただ、海外でビジネスをする以上、こういうことはどこの国でも起こりうることであり、それをリスクと考えるか、チャンスと考えるかで海外事業の可能性が大きく変わっていくのではないでしょうか。

高岡 正人

株式会社エフカフェ 取締役

1975年生まれ。立命館大学政策科学部卒。コンサルティングファームにて企業変革コンサルティングを経て、2005年有限会社フリースタイルカフェ(現エフカフェ)の創業に参画。取締役に就任。

日本、中国、ASEANでネット通販事業に特化したコンサルティング、運営支援を行い、1カ月の半分を中国・上海で過ごす。

銀行等での講演多数。また日経ネットマーケティング等で執筆。最近では銀行等の海外支援事業部と連携し、日本からアジアへのネット通販進出を支援している。

高岡 正人

千趣会、日本水産グループの化粧品会社を買収

8 years 11ヶ月 ago

千趣会5月26日、日本水産グループで化粧品の製造販売事業を手がけるニッスイファルマ・コスメティックスを買収すると発表した。

販売ノウハウや物流、コールセンターなどのインフラを活用し、相乗効果を生み出すことで化粧品事業の強化と拡大をめざす。

日本水産グループで日水製薬の化粧品子会社ニッスイファルマ・コスメティックスの全株式を6月30日付で買い取る。取得価額は非公表。

千趣会は今後、日水製薬との連携や協業についても協議していくという。

ニッスイファルマ・コスメティックスは基礎化粧品をはじめ、医薬品、医薬部外品、歯磨き剤、浴用剤、石けんなどの製造と販売を行っている。化粧品ブランド「リスブラン」「オレンジラフィーシリーズ」などを持つ。主な販路は東急ハンズなどの店頭販売や通販。

日水製薬は2010年、医薬事業の発展を目的に化粧品事業のリスブラン(当時、現在のニッスイファルマ・コスメティックス)を子会社化。翌年に吸収合併した。

2016年7月に化粧品事業を分社化し、完全子会社としてニッスイファルマ・コスメティックスを設立したものの、医薬事業とのシナジーを想定よりも図れず、伸び悩んでいたという。

ニッスイファルマ・コスメティックスの資本金は1億円。2017年3月期の売上高は9億5400万円、営業利益は1億3400万円。

 

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

ECサイトに訪れる7割の非会員へのアプローチ、再来訪促進対策の機能をフューチャーショップが搭載

8 years 11ヶ月 ago

ECプラットフォーム「FutureShop2」を提供するフューチャーショップは5月24日、カゴ落ち(カート放棄)した顧客全員にリマーケティング広告を表示する機能を追加した。

追加したのは「カゴ落ちリカバリー広告オプション」。カゴ落ち(カート放棄)した顧客にメールで再訪問を促す機能「FutureCartRecovery」へ新たに搭載した。

従来までのカゴ落ちした会員に向けたフォローメールに加え、会員、非会員を問わずに訪問者の訪問先サイトで買い忘れ商品の広告を表示できるようになる。購入意欲の高い見込み客にECサイトへの再来訪を促進することができるとしている。

「カゴ落ちリカバリー広告オプション」で広告表示できるのは、カゴ落ちした訪問者全員が対象。非会員のサイト訪問者、ログインしていない会員、メールマガジン配信を希望していない会員にも広告を表示できる。

フューチャーショップは2016年、カゴ落ちした顧客にメールで再訪問を促す機能「FutureCartRecovery」を搭載。カートに商品を入れたものの、放棄したまま離脱した顧客に対して、再訪問を促すメールを送信する仕組みを導入した。

「FutureCartRecovery」は「FutureShop2」のオプションとして提供している。

ECサイトに訪れる7割の非会員へのアプローチ、再来訪促進の対策機能をフューチャーショップが搭載

「カゴ落ちリカバリー広告オプション」を活用した再アプローチの仕組み

フューチャーショップが無作為に抽出した850店舗対象の調査によると、2017年4月度の月間受注件数は、リピーターなどのECサイト会員からの購入率が1店舗あたり平均31.35%。一方、初回購入者などの非会員は平均68.65%だった。

初回訪問者などメールアドレスを登録していない約70%の非会員に対する再来訪促進対策として、「売上機会損失の回復、新規会員獲得に向けた施策の1つとなる」(フューチャーショップ)。

なお、「カゴ落ちリカバリー広告オプション」を先行導入した企業では、コンバージョン率が1.7倍に達したという効果も出ているという。

米国Baymard Institute社によると、ECサイトの「カゴ落ち率」は、世界平均で約70%近いという。EC企業では「カゴ落ち率」を減らすために、送料表記のわかりやすさの表記。サイトの信頼性訴求などをECサイト上で対策したり、カートのステップ短縮、顧客情報入力の煩雑さやパスワード忘れを緩和する「外部ID連携機能」といった利便性向上施策を行う企業も増えている。

ECサイトに訪れる7割の非会員へのアプローチ、再来訪促進の対策機能をフューチャーショップが搭載

リカバリーメール未配信で、通常のDSP広告配信をした場合との比較ケース

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約11年。日々勉強中。

瀧川 正実

ハンコヤドットコムがリアル進出、プリペイドカードで印鑑セットを販売

8 years 11ヶ月 ago

印鑑のネット通販を手がけるハンコヤドットコムは6月1日、「実印」「銀行印」「印鑑セット」を注文できるプリペイドカード「ハンコヤドットコムカード」を大手ドラッグストアやコンビニなどで発売する。

リアル店舗を通じてネット通販に不慣れな消費者にリーチし、顧客層を拡大する。ハンコヤドットコムによると、プリペイドカードの仕組みを利用して印鑑を販売するのは国内で初めて。

「ハンコヤドットコムカード」は「銀行印(3000円カード)」「実印(5000円カード)」「実印/銀行印/認印セット(1万円カード)」の3種類。

ドラッグストやコンビニ、スーパー、ショッピングモール、家電量販店など全国3000店舗以上で順次販売する。当初はヤマダ電機、クリエイトSD、ヨークベニマル、イオン、生協コープかごしま、東海キヨスクでの取り扱いが決まっている。

印鑑購入に関する消費者調査を独自に実施したところ、回答者1000人のうち48.1%は印鑑をインターネットで購入できることを知らなかったという。

ネット通販だけではリーチできない消費者のニーズを掘り起こすため、リアル店舗でのプリペイドカード販売に踏み切る。また、プリペイド式にすることでオンライン決済に抵抗がある消費者の取り込みも図る。

「ハンコヤドットコムカード」は販売店のレジを通して支払を完了した後、有効になる技術を使用したプリペイドカード。購入者はカードに表示された番号を専用サイトで入力し、商品を注文する。

「ハンコヤドットコムカード」のオーダー専用サイト以外の、ハンコヤドットコム運営サイトでは利用できない。

ハンコヤドットコムは「実印」「銀行印」「印鑑セット」を注文できるプリペイドカード「ハンコヤドットコムカード」を大手ドラッグストアやコンビニなどで発売

ハンコヤドットコムは俳優の遠藤憲一さんをイメージキャラクターに採用している

注文手順

  1. コンビニや量販店などで「ハンコヤドットコムカード」を購入
  2. オーダー専用サイトにアクセス
  3. 商品カード(実印・銀行印・印鑑セット各カード)ページで希望商品を選択
  4. 商品作成内容、商品配送先など必要情報を入力
  5. 「ハンコヤドットコムカード」に印字されているシリアルコードを入力、送信

ハンコヤドットコムは、1998年からインターネットで印鑑などのビジネス雑貨を販売する老舗通販サイト運営企業で、印鑑業界最大規模のECサイト。年間35万件以上の商品を最短即日出荷で販売している。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

EC物流をアウトソーシングする際に必ずチェックしておくべき3つのポイント | いつも.のECコンサルタントが明かす、売り上げアップにつながるEC最新情報

8 years 11ヶ月 ago

自社で出荷業務を行ってきたEC事業者が初めて外部に倉庫と出荷業務をアウトソーシングする際に注意したい3つのポイントをご紹介しましょう。

この3つのポイントを押さえずに物流会社に丸投げしてしまうと、倉庫内でトラブルが頻発してしまい、ひいては顧客満足度の低下やモールのレギュレーションに引っかかるなど大きなリスクにつながってしまいます。これから外部に委託することを検討している事業者はぜひチェックしてみてください。

在庫管理の方法

まず押さえておきたい最初のポイントが在庫管理の方法についてです。

自社で管理を行う際には商品知識があるため、経験を元に管理してしまいがちですが、外部委託では「商品コード」と「バーコード」を使用し、入荷保管、出荷業務を行う事が一般的です。

商品知識がない為、商品の情報を全て把握することは難しく、この商品コードが商品を管理する上では全てとなります。発注する事業者様もそのことをまずはしっかりと理解しておく必要があります。

特に複数店舗を運営していくと、この商品コードが店舗によってバラバラになってしまうことが多く、後から商品コードを統一しようとすると大変に手間がかかるため、あらかじめ統一した商品コードを使うことを意識しておくと、委託の際にもスムーズになります

棚卸し

商品コードについて確認できたら2つ目のポイント。外部倉庫に商品を納品する前に商品の棚卸しが必要です。

商品コードを元にどの商品が何点あるのかしっかりとチェックすることが重要になります。データ上の管理だけで、実際の在庫数にズレがあった場合、カート上では在庫があるのに実際には商品が無い状態となり、欠品が発生する可能性が出てきます。

そうなると委託先の倉庫で「データ上あるはずの実際には無い商品」を全ての在庫商品をひっくり返して調べる必要が発生し、結果的にお客様を長時間お待たせすることになり、クレームになれば大きな事業者側のリスクにもつながります

棚卸をせずに委託した場合に「引き当たらない」「出荷出来ない」と騒ぎになるのはよくある話です。また、そこから「委託元か委託先、どちらかで商品を紛失したのではないか?」など、委託してそうそう紛争に陥るケースまで見受けられます。トラブルになる前にしっかりと棚卸しをしておきましょう。

商品と商品コードの一致確認

そんな棚卸しと同時に行っておきたい3つ目のポイントが実物の商品と商品コードが一致しているかの最終確認です。

仕入先の商品コードが商品には記載されており、ECの商品コードと不一致になっている事はよくあります。その状態でバーコードまで無い場合は商品を特定できず、在庫計上出来ないという事もよくあります。

特にバーコードが付いていない商品の場合、箱に詰め込んだだけの状態で納品しても倉庫側で確認することができず、やはりトラブルに繋がる可能性が高くなってしまいます。

そのような商品の場合、SKUごとに商品が何点入っているかといったメモ書きがあるだけでもトラブルを防ぐことになるため、しっかりと棚卸しを行ってトラブルを防ぐようにしましょう。

EC物流をアウトソーシングする際に必ずチェックしておくべき3つのポイント

以上ご紹介した3つのポイントは、外部にEC物流を委託する上であくまでも最低限チェックが必要な項目です。

委託先で起こったトラブルは、結局事業者にとってのリスクとなります。押さえておくべきポイントをしっかり理解して委託先のその先にあるエンドユーザーを意識してしっかりとした商品管理体制を築きましょう

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
当たり前だと思っていたその作業が実は無駄かも!? 受注管理に潜む落とし穴とは(2017/05/23)

株式会社いつも.

ポンパレモール、メルカリ、丸井が注力していること【今週のネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

8 years 11ヶ月 ago

リクルートが運営する「ポンパレモール」の戦略が注目を集めました。今年で4周年を迎えたポンパレモール。今年度は越境ECの強化とPontaポイントの利用促進を強化するそうです。

  1. リクルートのECモール「ポンパレモール」が取り組む2017年の戦略まとめ

    tweet8はてなブックマークに追加

    2017年夏から開始した試験広告を今期は定期サービスとして展開、中国など越境ECへの展開も強化する

    2017/5/22
  2. 最も利用されているフリマプリは? 「メルカリ」が利用率94%で他を圧倒

    tweet12はてなブックマークに追加

    フリマアプリの利用経験者は約2割

    2017/5/24
  3. 丸井のオムニチャネルが消費者に支持されている理由

    tweet7はてなブックマークに追加

    プライベートブランド(PB)を軸にしたオムニチャネル戦略で成果を上げている

    2017/5/19
  4. 6/9福岡開催。JIMOS、豆腐の盛田屋が明かす、中国向け越境ECのノウハウ。グーグル担当者が語る検索のトレンドと本質など全7講演

    グーグル担当者が語る検索のトレンドと本質、JIMOS、豆腐の盛田屋が明かす、中国向け越境ECのノウハウなど これからの通販・ECで押さえておくべきことなど6/20福岡にて開催

    2017/5/22
  5. メルカリとヤッホーブルーイングの社長が語る「強い組織を作る“バリュー”の重要性」

    メルカリの小泉文明社長兼COOと、ヤッホーブルーイングの井手直行社長のトークセッション

    2017/5/22
  6. ヤマト運輸の運賃値上げは10/1実施、1個50円値引きのデジタル割など割引制度も用意

    受け取り場所を宅急便センターに指定した場合、運賃を1個あたり50円値引きする

    2017/5/22
  7. 「急に売れなくなった」「競合の売上が知りたい」「ユーザーの導線は?」。定番のお悩みにプロが回答

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2017年5月15日〜21日のニュース

    2017/5/23
  8. ヤマト運輸が宅急便の運賃変更、サービス規格の改定などまとめた特設サイトを公開

    特設サイトには、宅急便の基本運賃と一部サービスの規格改定に関するヤマト運輸のメッセージも記載されている

    2017/5/23
  9. アマゾンvsグーグルなど食品ECの即時配達サービスの市場が拡大する米国市場のいま

    2016年は530億ドルだった食料品などのEC市場は、2022年には1770億ドルと2016年比約3倍まで拡大する見通し

    2017/5/24
  10. アスクルが「LOHACO」でのペット用品ECに本腰、大手のチャームを買収し完全子会社化

    アスクルは7月3日付で買収、消費者向けECサイト「LOHACO(ロハコ)」におけるペット用品の取り扱いを拡充する

    2017/5/25

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m

    セブン&アイの「オムニ7」、配達時間指定の時間枠一部変更を公表

    8 years 11ヶ月 ago

    セブン&アイホールディングスがグループの総合通販サイト「オムニ7」の配達時間帯指定サービスの内容を改定する。

    「12時~14時」の時間帯指定を廃止し、「20時~21時」の時間帯指定を「19時~21時」に変更する。ヤマト運輸が宅急便の時間指定サービスを変更することに伴う措置。

    配達時間指定サービスを変更するのはセブン‐イレブンのセブンネットショッピング、西武・そごうのe.デパート、イトーヨーカドーネット通販、アカチャンホンポネット通販、ロフトネットストア。

    「12時~14時」の廃止日はイトーヨーカドーが5月25日、それ以外の通販4社は6月9日。「20時~21時」から「19時~21時」への変更は全社が6月19日に実施する。

    ヤマト運輸は配送ドライバーの労務環境を改善するため、6月19日に「正午~12時」の時間指定を廃止し、「20~21時」の指定枠を「19~21時」に変更する。

    セブン&アイ・ホールディングスがグループの総合通販サイト「オムニ7」の配達時間帯指定サービスの内容を改定

    時間指定の変更内容(画像はオムニ7から編集部がキャプチャ)

    「オムニ7」はセブンネットショッピング、イトーヨーカドー(ネットスーパー含む)、西武・そごう、アカチャンホンポ、ロフト、セブンイレブン(セブンミール)、デニーズ(出前サービス)、セブン旅ネットなど、グループのサービスを横断的に利用できるECサイト。

    コンビニでの店頭受取などリアル店舗と連動してサービスを展開している。2017年2月期におけるオムニ7の売上高は、前期比10.8%増の976億6000万円。

     

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    全国4.5万超のネットショップから選ばれた優秀サイトは「BALANCE STYLE」

    8 years 11ヶ月 ago

    GMOペパボは5月23日、ネットショップ構築・運用サービス「カラーミーショップ」の利用店から優れたショップを発掘・表彰する「カラーミーショップ大賞2017」の授賞式を行った。

    冒頭に登壇したGMOペパボ 代表取締役社長の佐藤健太郎氏は「時代に即した運営をしているか、運営している皆さまの気持ちや、ファンの数などを勘案して大賞を選んだ。皆さまのネットショップ運営のさらなる繁栄のきっかけになれば」と挨拶した。

    GMOペパボ 代表取締役社長の佐藤健太郎氏
    GMOペパボ 代表取締役社長の佐藤健太郎氏

    優秀賞10店舗の中から大賞を受賞したのは、サッカーをテーマにしたファッション雑貨を扱う「BALANCE STYLE」(バランススタイル)。2016年も優秀賞を受賞しており、2度目の挑戦で大賞を獲得した。

    一般投票で最も多い4万2989票を集めたことに加え、スマホアプリの開発で買いやすさを追求。ブログの更新を毎日6回以上行うなど、日々の地道な努力でファンから熱い支持を得ている点が評価された。

    「BALANCE STYLE」店長の高畠侑加氏
    「BALANCE STYLE」店長の高畠侑加氏

    昨年は大賞を取れなくて本当に悔しかったです。毎日毎日一生懸命やってきて、今日、大賞を取ることができて嬉しく思います。

    私が「BALANCE STYLE」始めたときは19歳だったんですが、それからお客さまが増えて、3年前には東京にお店を出すことができました。今年は大阪、名古屋、福岡の出店を控えています。

    ネットショップは若くても誰にでも可能性があるものだと思っています。これからもたくさんのお客さんに喜んでもらえるお店を頑張って作っていきたいと思います。(店長の高畠侑加氏)

    常務取締役の星 隼人氏によると、今回の投票数は約36万票。前回の投票数が約21万だったのでおよそ1.7倍。

    Amazon Pay事業本部事業部長の井野川氏がプレゼンターを務める「Amazon Pay賞」や、運営歴10年以上のショップに贈られる「10年賞」を追加するなど、アワードの内容も変化している。

    星常務は「素晴らしいショップを支えさせていただいていることが、われわれれの誇り。皆さんがもっと売れて、もっと運営が楽になるサービスにしていきたい」と会を締めくくった。

    GMOペパボ 常務取締役の星 隼人氏
    GMOペパボ 常務取締役の星 隼人氏

    カラーミーショップ大賞は、全国4万5000店超のカラーミーショップ利用店からエントリーを募り、一次審査で「デザイン」「接客」「プロモーション」「スマホ対応」「売上成長率」を基準にノミネートショップを選出。一般投票での得票数を加算し、二次審査で受賞ショップを選んだ。

    各賞の結果は下記の通り。

    優秀賞

    特別賞① 新人賞

    特別賞② 10年賞

    特別賞③ ベスト店長賞

    特別賞④ PR賞

    特別賞⑤ Amazon Pay賞

    にっぽん文化奨励賞

    地域賞

    ジャンル賞

    uchiya-m

    AIで早朝・夜間のEC配送を効率化するサービス、ソフトバンクグループが分社化

    8 years 11ヶ月 ago

    ソフトバンクグループで新規事業を手掛けるSBイノベンチャー5月24日、人工知能を活用して早朝や夜間の配送を効率化するサービス「Scatch!(スキャッチ!)」を提供する新会社、MagicalMove(マジカルムーブ)を設立した。

    これまでSBイノベンチャーが「Scatch!」を運営してきたが、顧客の増加と定着に伴い分社化した。

    「Scatch!」は、連携するECサイトで消費者が商品を購入すると、早朝(午前6時~7時、午前7時~8時、午前8時~9時)、または夜間(午後9時~10時、午後10時~11時、午後11時~午前0時)から商品の受け取り時間帯を選択できるようにするサービス。

    ECサイトと連携するための機能(API)を提供しており、連携先のECサイト上で「Scatch!」による配送の希望日時を指定できる。APIで連携するECサイトは、自社の物流拠点から直接、購入者に商品を配送することができるようになっている。

    荷物はMagicalMoveが提携する配送会社が最短で即日届ける。最適な宅配順序と、配送に必要な車両数を人工知能が割り出すため、配送効率が高まるという。

    ソフトバンクグループは、人工知能を活用して早朝や夜間の配送を効率化するサービス「Scatch!(スキャッチ!)」を提供する新会社、MagicalMove(マジカルムーブ)を設立

    深夜・早朝帯でも配送を行う「Scatch!」(画像はサービス紹介動画からキャプチャ)

    現在、アスクルが運営する個人向け通販サイト「LOHACO(ロハコ)」の配送の一部を「Scatch!」が担っている。今後、連携するECサイトを増やす計画(「Scatch!」との連携に関する事業者からの問い合わせ窓口を用意している → support@scatch.info

    「Scatch!」はソフトバンクグループが従業員からアイデアを募集して事業化する新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」で2015年6月に誕生した。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    小売業者がデジタルデータを活用して売り上げを伸ばすために必要な5つのステップ | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    8 years 11ヶ月 ago

    ネット通販を含めた小売事業者にとって、デジタルデータは戦略を立てる上でとても重要な要素となります。しかし、膨大なデジタルデータを前にあ然となり、データを活用した戦略を立てられない小売事業者が数多く存在します。

    データサイエンスはビジネスの根幹

    デジタルの技術革新は一般消費者向けの小売業界に大きな変化をもたらし、消費者は買い物に関する膨大な情報と無数の選択肢を手にいれることができました。

    多様なデバイスを使いこなせるようになった一方、デジタルマーケティングのターゲットとなった消費者は、新しいけれども複雑なプロセスを経て買い物をしています。

    デジタル世界の裏側では驚くべき新技術が誕生しています。それらの多くは、独自の運用ルールが設けられています。

    プログラマティックマーケティング(データに基づいたリアルタイムな広告枠の自動買い付け)、Google・Facebookへの広告入札、消費者ごとにカスタマイズしたランディングページ、Webサイトマーチャンダイジング(サイト上で商品を紹介する特集ページ作りといった商品販促)など、従前の小売業の業務プロセスとは異なる意思決定が必要とされます。

    一方、インプレッション、クリック、検索、PV、トランザクションなどのビッグデータを分析することによる「デジタル疲れ」を引き起こす小売事業者も少なくありません

    ただ、ビジネス規模や専門分野に関わらず、どんな小売事業者も賢く新しい方法でデータを取り扱うことが重要です。GoogleやAmazon、Zalando(ドイツのファッションECサイト)など、データの取り扱いを事業の中心に据える会社にとって、データサイエンスはビジネスの根幹を支えています。つまり、企業のDNAなのです。

    こうした企業と同じやり方で、伝統的な小売事業者がデータサイエンスを活用していくことは難しいでしょう。多くの小売事業者達は違ったアプローチなど取り入れる必要性を感じていますが、「どこから手をつけて良いのか」「何を変えたら良いのか」「何ができれば成功と言えるのか」がわからない状況です。

    企業は、データを今までとは違う考え方を促すための触媒だと捉えなくてはいけません。

    データに基づいたイノベーションを追求することで、従来とは違う考え方を持つことができるようになります。そうすることが、プロセス改善、コスト削減、売上アップの改善につながるのです。

    組織内で変化を起こすのは大変困難なことです。しかし、伝統的な小売事業者とAmazonの戦いを見ていると、イノベーションを追求しない小売事業者は取り残されてしまうことでしょう。

    データの力を最大限に利用して変革を起こすには、正しい理解と考え方を組織全体に浸透させる必要があります。データに基づいて、柔軟性を持ち革新的な小売事業者になるための5つの原則を解説します。

    ① データは戦略の柱

    データの活用はCEOの行動計画に入れなければいけません。そうしなければ、データに基づく施策は成功しないでしょう。

    データはイノベーションの源となります。企業はデータを今までとは違う考え方を促すための触媒と捉えなくてはいけません。同じ頻度で、同じ部門で、同じデータを使い、同じロジックで、同一の目的を持つ同じ人々と一緒に意思決定をしているようでは、何も変わりません。

    ② データは重要な財産

    データは新しい企業の資産と言えます。データを有効活用するには、まずデータを見つけ、発掘し、抽出、洗練していかなければいけません。そして、組織内で共有するのです。データの活用を、1つの部門だけにとどめてはいけません

    “そこそこ”なデータにも大変価値があります。データは完璧で、かつ完全である必要はありません。重要なことは、そこからインサイトを見つけ、アクションを決めるための道筋を作る材料として有効であるか否かです。

    大量のデータから重要な要素を見つけてください。膨大なデータに圧倒されることもあるでしょう。しかし、データの中から消費者の意図や行動を理解しなければなりません。何が有効なのかを理解するには、一筋縄ではいかないのです。

    ③ 管理職はデータを基に決断を下す

    すべての決定が正しいとは限りません。新しいインサイトや機会を得たならば、「決定の柔軟性」が必要になります。問題は、いまだに多くの小売事業者が通り一遍の意思決定しかしていないことです。

    “そこそこ”の決定を下しましょう。完璧を追求することは必要ありません。「現在あるデータを基にできる最良の決定はなんだろう?」と考えることが重要なのです。

    失敗を学びの機会してください。小売事業者が失敗や間違いをそのままにしては、何も改善できません。大切なのは、損失を最小限に抑え、同じ間違いを再び起こさないことです。

    ④ 組織もスタッフもデータに基づいて足並みをそろえる

    データは1人で分析するものではありません。データ分析には、さまざまなスキルが必要です。データアーキテクト、アナリスト、アルゴリズムの設計者、数学者、統計学者が、それぞれ異なるスキルを持ってデータ分析に取り組みます。最高データ責任者(CDO)、もしくはそれに相当する担当者は、データ主体の世界においては“指揮者”のような役割を果たすことが重要です。

    部門ごとの組織を見直しましょう。デジタルコマースにおける重要な決定事項は、部門ごとで決められるものではありません。

    意志決定をするマネージャーという役割を作りましょう。つまり、生産部門、物流部門、データサイエンティスト達をつなぐ役目を果たす人です。「意思決定者」「ビジネスパフォーマンスマネージャー」という名称で呼ばれることもある役割です。ビジネスにおける課題・問題を数学的アプローチとして捉え、結論をわかりやすく現場に落とし込むのです。

    変化を管理できるようにプラニングしましょう。すべての管理職がすぐに新しいデータの利用方法を試すわけではありません。新しい方法には馴染みがなく、ためらってしまうこともあるでしょう。自分たちの仕事が危険にさらされていると感じる可能性もあります。

    意思決定者が誰なのかを明確にしましょう。誰もがデータに関して何かしらの意見を持っています。データの活用について議論をする際、20人以上のスタッフが会議室に集まり、さまざまな意見を出し合いますが、目的が微妙にずれてしまい、誰も決定しない……といったことがよく起こってしまうからです。

    ⑤ 分析能力を養う

    デジタルコマースの世界では、すべての数値が計算式で説明できます。データを利用する時も、ロジックが必要なのです。

    平均値は“敵”だと思ってください。平均値はしばし間違った方向へ導くことがあり、重要な数字であることはまれです。アウトラインプロセッサ(全体構造)、十分位数(データの相対的位置をみるのに用いる数値)、次元(空間の広がりをあらわす1つの指標)、層化(母集団を相対的に同質なグループに分けるプロセス)の概念を使い、平均値をひもといていきましょう。平均値が示された時は、「分布はどうなっているの?」という質問を投げかることが重要です。

    分析に対する興味を持ち、建設的なチャレンジを好む文化を醸成しましょう。多くの人が、「自分はデータが得意」だと考えています。本来、優秀なデータサイエンティスト達は大変謙虚なもの。データサイエンスは難しく、厄介で、間違えやすく、誤った分析をしてしまう可能性があるからです。確実性と自己保身には注意を払いましょう。

    悪いことは細部に宿っています。上層部はしばしば細部に目を向けません。デジタルの世界では、総計や単純な情報ばかりを見ていると、本質を見失うことがあります

    ◇◇◇

    データ分析によって効果的な変化を起こすために、小売事業者は何から手をつければ良いのでしょうか? 重要なのは、どのような技術がどの問題に適しているかを理解することです。

    部門ごとのデータ分析をやめ、ひとくくりにされたデータや、総計分析データも分解しなければいけません。取引データだけを基に行う伝統的なデータ分析方法は、他の分析要素が加わった時に全く違う結果を示す可能性があります。

    管理職が部下に対して答えられない質問をするのは簡単ですし、データサイエンティストが意思決定に役立たない分析データをレポートすることは簡単です。

    データと小売の変革において重要なのは、明確な方向性を持つことと、組織内の全員が関わることができるプロセスを作り上げることなのです。

    Internet RETAILER

    世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

    Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

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    セブン&アイHDの「オムニ7」、会員数が500万人を突破

    8 years 11ヶ月 ago

    セブン&アイホールディングスは5月23日、グループの総合通販サイト「オムニ7」の登録会員数が500万人を超えたと発表した。

    2015年11月のサービス開始から1年半で登録会員数が500万人に到達。約1万9900か所の店舗網を生かしたグループのオムニチャネル化を進め、会員数を増やしていく。

    「オムニ7」はセブンネットショッピング、イトーヨーカドー(ネットスーパー含む)、西武・そごう、アカチャンホンポ、ロフト、セブンイレブン(セブンミール)、デニーズ(出前サービス)、セブン旅ネットなど、グループのサービスを横断的に利用できるECサイト。コンビニでの店頭受取などリアル店舗と連動してサービスを展開している。

    セブン&アイHDのオムニチャネルサービス、通販サイト「オムニ7」の仕組み

    「オムニ7」の仕組み(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

    開始当初は2018年にオムニチャネル売上高1兆円を掲げていたが、2016年10月に事業方針を転換。ECを中心に不特定多数の顧客にアプローチする従来の戦略から、「顧客ごとにグループ各社の利用状況をつなげ、全チャネルを通じてサービスの質を追求していくこと」へと変更した。

    国内のグループ店舗に来店する1日あたり2200万人(発表当時)にのぼる顧客の「顧客生涯価値(Life Time Value)」向上をめざしている。

    2017年2月期は「omni7(オムニ7)」における商品力の強化を図ったほか、各社共通のポイントプログラムやパーソナル販売などを可能とするスマートフォン用アプリの開発にも着手した。

    2017年2月期におけるオムニ7の売上高は前期比10.8%増の976億6000万円。

    主要ブランドの売上高はイトーヨーカドーの「ネットスーパー事業(配達型)」が同3.0%増の447億3500万円、食品宅配の「セブンミール」は同15.5%増の266億7800万円、「セブンネットショッピング」は同62.9%増の141億400万円、「アカチャンホンポ」は同14.7%減の56億1700万円。

    セブン&アイ・ホールディングスの2017年2月期におけるEC売上高は、前期比10.8%増の976億6000万円

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    アスクルが「LOHACO」でのペット用品ECに本腰、大手のチャームを買収し完全子会社化

    8 years 11ヶ月 ago

    アスクルがペット用品のネット通販に本腰を入れる。

    ペット・ガーデニング用品のECサイト「Charm」などを運営するチャームの全株式を取得し、完全子会社することで合意したと5月24日に発表。

    売上高129億円(2016年11月期)のペット用品通販大手のチャームを傘下に入れ、消費者向けECサイト「LOHACO(ロハコ)」におけるペット用品の取り扱いを拡充する。

    アスクルによると、ペット関連市場は「ペットの家族化」を背景とした高額化・高付加価値化が進み、引き続き堅調な成長が見込まれると説明。ペットフードやペットシーツなど多くのペット用品は定期購入の需要が高く、他の生活必需品と合わせてECを通じた購買ニーズが増えるという。

    アスクルは、「LOHACO」におけるペット用品の取扱商品数を拡大。多種多様なライフスタイルの消費者の消費ニーズに対応する。

    アスクルが買収するチャームが運営するペット用品などの通販サイト「charm」

    チャームが運営するペット用品などの通販サイト「Charm」(画像は編集部がキャプチャ)

    アスクルが7月3日付で買収する予定のチャームは1979年設立。1994年に店舗販売を始め、ネット通販を始めたのは2000年。ペット用品・生体・ガーデニング用品を中心に6万点を販売し、「楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー」のペットフード・ペット用品ジャンル大賞で10年連続受賞などの実績を持つ有力EC事業者。

    自社サイトのほか、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、ポンパレモールなど多店舗での販売を展開している。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約11年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    「脱モール依存」で自社ECサイトを伸ばした事例などが学べるセミナーを6月に開催

    8 years 11ヶ月 ago

    モール依存から抜け出して、自社ドメインECサイトを伸ばしていきませんか――。

    自社ECサイトの強化をテーマにしたセミナー「脱モール依存。自社ドメインEコマースへのシフト・チェンジの現実は?」を、フューチャーショップが6月に開催する。場所や開催日は東京が6月15日(木)、大阪が6月22日(木)、福岡が6月27日(火)。

    ▼セミナーの詳細はこちらから

    フューチャーショップによると、「モールだけに頼らず、価格競争に巻き込まれず、自社ドメインによるeコマースで、お客さまに本質的な価値を届けることに挑戦。売り上げの自社EC比率を高め続けている中小EC事業者が存在する」と説明。

    こうした自社EC比率を伸ばしている企業が登壇し、SEO集客・スマートフォン対策・コンバージョン率アップ施策・価格戦略などを踏まえ、自社ECで成果を上げた方法を、事例と共に公開する。

    「脱モール依存。自社ドメインEコマースへのシフト・チェンジの現実は?」と題したセミナーページ

    こんなEC事業者におすすめ

    • モールのみ運営しているがこのままでは不安
    • 自社ECサイトを構築しようとしているがどうしたいいのかわからない
    • モール店は売れているが、自社EC売上が伸びない
    • 自社ECサイトのみ運営しているが、売り上げが伸びない
    • スマホの転換率が低く以前と比べて売り上げが減った

    セミナーは2部構成。

    第1部は、ランチェスター戦略の効果的なWebマーケティング活用を中心とした勉強組織などを運営するドリームエナジーコンサルティングの水上浩一氏が登壇。

    「自社EC比率を高める『SEO戦略』と『スマホ対策』の具体策および成功事例」をテーマに、自社ECサイトの重要性、転換率の伸ばし方、集客&売上アップ施策などを解説する。

    その後、eコマースプラットフォーム「FutureShop2」を行い、第3部で「売上の『自社EC比率』を高め続けているEコマース事業者4名様によるパネルディスカッション~SHIFT:あの時の決断、それぞれのターニングポイント~」をテーマにしたパネルディスカッションを開く。

    • パネラー
      株式会社NUTS 代表取締役 沼尾 保秀氏
      株式会社PourVous 代表取締役 岡田 裕氏
      株式会社下本商会 専務取締役 野々村 有城氏
      株式会社ドクター津田コスメラボ 取締役 津田 麻里絵氏
       
    • モデレータ
      株式会社ドリームエナジーコンサルティング 代表取締役 水上 浩一氏

    モール店で売り上げを伸ばしていた企業の自社EC戦略、ゼロから自社ECサイトを立ち上げ売上記録の更新を続けている店舗などが登壇し、自社ドメインECサイトの事例などを披露する。

    セミナー概要

    • 日時
      • 東京 6月15日(木)14:30~17:50(開場14:00)
      • 大阪 6月22日(木)14:30~17:50(開場14:00)
      • 福岡 6月27日(火)14:30~17:50(開場14:00)
    • 場所
      • 東京 フクラシア東京 G会議室
      • 大阪 アプローズタワー茶屋町 8号室
      • 福岡 リファレンス大博多ビル 1108
    • 料金:無料
    • 詳細と申し込みhttp://www.future-shop.jp/session/selection/001543.html

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約11年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    メガネスーパーが「LOHACO」に出店、新規ユーザーの獲得を図る

    8 years 11ヶ月 ago

    メガネスーパーは、アスクルとヤフーが共同で運営する「LOHACO(ロハコ)」に出店し、5月23日からコンタクトレンズなどの販売を始めた。

    「ロハコ」のマーケットプレイスに出店している店舗では初のコンタクトレンズ販売という。

    「ロハコ」が直販とマーケットプレイスの両機能を備える“アマゾン型”に移行したのは2016年9月。企業が出店するマーケットプレイス型の仮想モールを「ロハコ」内に導入。まずは、ファッションカテゴリを開設し、約30万点の商材をそろえた。

    マーケットプレイスへの出店企業は増加しているといい、取り扱う商品点数は2016年12月時点で43万アイテムを超えた。

    メガネスーパーが「LOHACO」に出店、新規ユーザーの獲得を図る

    「ロハコ」内に出店したメガネスーパー

    消費者の生活を支えるインフラをめざす「ロハコ」は、メガネスーパーが扱うコンタクトレンズやカラコン、サングラス、老眼鏡といったアイケア商品との親和性が高いと判断。

    メガネスーパーは日本最大級の宅配ポータルサイト「出前館」への出店などを通じてアイケア商品の販売網を広げており、「ロハコ」出店を通じて新規顧客の取り組みを図る。

    なお、メガネスーパーはコンタクトレンズ・カラコン・サングラス、花粉メガネなどの機能性メガネの販売を進めていく。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約11年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    配送用ダンボールに「作業効率UP」「エコ」「開けやすさ」を追求したマガシークの例

    8 years 11ヶ月 ago

    通販やECの配送用ダンボールはアイデア次第で梱包時の作業効率を改善でき、消費者に対して「エコ」「開けやすい」といったポジティブな印象を与えることもできる。

    日本印刷産業連合会が主催する「第56回ジャパンパッケージングコンペティション」の衣料品部門賞を受賞したマガシークの「テープレス段ボール」。業務効率化とユーザーの利便性向上を両立した梱包資材の工夫とは。

    最大約15秒の作業時間削減

    「テープレス段ボール」は配送伝票を封緘テープの代わりに使用する工夫を施している。

    梱包時に封緘テープを貼る作業を省くことで1箱あたり最大15秒程度、出荷完了までの時間を短縮。封緘テープそのものがなくなったため、資材削減にもつながっている。

    毎日膨大な数の商品を発送する中、商品の梱包にかかる時間の圧縮が長年の課題だったという。作業工程を検証した結果、出荷の際に「封緘テープを貼る作業の完了を待つための時間」が発生していることを突き止めた。

    そこで、従来は配送箱の上部に貼っていた封緘テープを廃止するため、配送伝票を封緘テープに利用できる段ボールへと変更した。

    日本印刷産業連合会が主催する「第56回ジャパンパッケージングコンペティション」の衣料品部門賞を受賞したマガシークの「テープレス段ボール」

    「作業効率UP」「エコ」「開けやすさ」を追求したマガシークの配送用段ボール

    開けやすさを追求し、商品を傷つけない構造

    顧客の利便性も追求した。購入者が段ボールを開ける際、より簡単に開けられるよう側面にミシン目をつけている。開封時にハサミやカッターナイフを使う必要がないため、誤って中の商品を傷つけることもない。

    マガシークは「長年のフルフィルメント力を武器に、これからも庫内の効率アップを追求し、お客様への配送スピード向上に努めていく」とした。

    なお、「テープレス段ボール」の制作は凸版印刷が手がけている。

    ジャパンパッケージングコンペティションは市場で販売されているコマーシャルパッケージの優秀性を競う商品包装展。1962年に始まり、2017年で第56回を迎えた。経済産業大臣賞や公益社団法人日本パッケージデザイン協会賞などのほか、商品ジャンルごとの部門賞を設けている。4月下旬に東京と大阪で展示会を開催し、優秀作品を展示した。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    BtoB-ECは「ロイヤルカスタマー」の宝庫だって知ってた!? | 鵜飼智史のBtoB-EC早わかり講座

    8 years 11ヶ月 ago

    BtoB-ECはいわゆる「ロイヤルカスタマー」の宝庫。メリットとデメリットを理解して挑めば、新たなビジネスの可能性が広がります。

    2016年度のBtoB-EC市場規模は291兆170億円

    前回このコラムでご紹介した「我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」の最新版(平成28年度版)が4月24日に公開されました。

    「国内のBtoC-EC市場が15兆円を突破」「中国向け越境EC市場も1兆円を突破」とタイトルにありますが、相変わらずBtoBに関するデータはあまり取り上げられないので、今回発表された最新の調査結果の中から、BtoBに関するデータを確認していきたいと思います。

    今回の調査では、2016年度のBtoB-EC市場規模は291兆170億円(対前年比1.3%増)。EC化率は28.3%(対前年比1.0ポイント増)という数値が出ています。BtoBにおいては4分の1を超える取引がEC化しているという状態です。

    2015 年の BtoB-EC 市場規模は、288 兆 2,950 億円。EC化率は27.3%2016年のBtoB-EC 市場規模は、291兆170億円。EC化率は28.3%
    2015年度と2016年度のBtoB市場規模とEC化率
    「我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備」(経済産業省)をもとに編集部で作成

    BtoCと比べると現状でも充分にEC化しているように感じるかもしれませんが、大企業同士の取引がEC化しているだけであり、中小企業同士ではまだ電話やFAXなどを中心としたオフラインでの取引が多いのが実情です。

    今回の発表でも触れられていますが、さらにBtoB-ECを普及させるためには、中小企業の取引がオンライン化されていくことがポイントになってきます。今回はこの部分に注目します。

    ロイヤルカスタマーだらけのBtoB

    最初に、BtoBのメリットとデメリットを確認します。

    BtoBでは同じ取引先が同じ商品を何度もリピートする

    BtoBでは基本的に"同じ取引先"が"同じ商品"を"何度もリピート"するという特性があります。

    これをBtoCに当てはめてみると、いわゆる「ロイヤルカスタマー」と呼ばれる優良顧客と捉えられるのではないでしょうか。

    BtoBの場合、取引がいったん始まると継続的な売上が見込めるので、LTV(顧客生涯価値)という指標で考えても安定した収益を見込めます。

    ですが、その一方でデメリットもあります。

    まず、取引先ごとに販売する価格が異なります。たくさん購入してくれる企業は当然優遇しますし、取引の少ない企業に対しては標準価格からのスタートになります。

    また、そもそもBtoBですのですべてのお客様にすべての商品を販売できるわけではありません。こっそりと販売したいケースなどには、BtoBのサイトがあること自体を知られたくないということもありますし、サイトに訪れたユーザーに卸価格を見せられない場合もあります。

    さらに、BtoB特有の商習慣として「商品はいま購入してすぐに受け取るが、支払いは翌月末」というように、出荷と請求のタイミングが異なる「掛売り」に対応する必要もあります

    BtoBでは取引先によって価格・販路・決済方法が違う

    つまり、BtoBはロイヤルカスタマーになりやすいが、取引先によって個別対応が必要という側面があるビジネスなのです。

    大企業が優先されてしまうBtoBの現状

    BtoBなので取引先に営業担当者を付けるのが一般的ですが、投資対効果を考えれば大企業には営業担当者を付けられるが、中小企業や地方エリアなどには営業担当者を付けられないのが現状です。

    また、同じように個別対応をしなければいけないのであれば、「中小企業と何度も何度も回数を重ねて取引するよりは、1度の取引量の多い大企業を優先したい」と考える傾向があるのも事実です。

    大企業との取引は1回の取引量が多い。中小企業との取引は1回の取引量が少ないから、中小企業には担当が付けられない

    そういった流れの中で、大企業には有利な取引条件を提示し、中小企業には厳しい取引条件を提示するといった状況がBtoBでは生まれてきます。実際、中小企業だと大企業と比べて販売価格(卸価格)が高かったり、納品に関しても大企業よりリードタイムが長かったりします。

    日本企業の99%以上は中小企業

    しかし、本当に大企業だけを優先していていいのでしょうか?

    4月21日に中小企業庁が発表した2017年版「中小企業白書」によると、日本企業約382万社。そのうちいわゆる中小企業・小規模事業者が約380.9万社。大企業は約1.1万社。中小以下の企業が99%以上を占めている
    「2017年版中小企業白書」(中小企業庁)をもとに編集部で作成

    4月21日に中小企業庁が発表した2017年版「中小企業白書」によると、国内には約382万という数の法人や事業者が存在しますが、いわゆる「大企業」はわずか1.1万社。割合にして0.3%しか存在しないのです。国内においてはほとんどが中小企業で構成されていることがわかります。

    そう考えると、中小企業との取引にもっと目を向けてもいいのではないでしょうか。

    ニーズはあるものの、1件あたりの取引量が少ないために敬遠されてきた中小企業との取引とどう向き合うのか。それが今後のビジネスの課題になってきます。

    当然、旧態依然とした方法で営業担当者がコストを掛けて商談をしに行ったり、電話やFAXなどのアナログな取引をしてしまっては採算割れしてしまいます。今までとは違った方法で中小企業と取引を行う必要があります。

    それらの問題を解決する手段としてBtoBのECサイトが注目されているのです。

    鵜飼 智史

    鵜飼 智史

    株式会社Dai BカートASP
    執行役員 営業統括マネージャー

    国内最大級の広告媒体を企画・運営を担当していたことから、飲食・サービス・教育・介護など幅広い知識と経験を持つ。BtoBに特化したサービスを提供していることから法人営業には定評があり、業務改善や業績アップのお手伝いをしている。現在は全国規模でのセミナー活動や社外勉強会を精力的にこなし、BtoBのオンライン化を促進している。

    •  
    鵜飼 智史

    アマゾンvsグーグルなど食品ECの即時配達サービスの市場が拡大する米国市場のいま | 最新の米国EC事例から読み解く日本のECの未来

    8 years 11ヶ月 ago

    日本ではアマゾンジャパンが生鮮食品などを注文から最短4時間で配送する「Amazon Fresh(アマゾンフレッシュ)」を4月にスタートし、生鮮食品の即配サービスに注目が集まっています。

    米国では2007年に始まった「Amazon Fresh」ですが、食品などの即配サービスにGoogleも参入するなど、食品のネット通販利用が右肩上がりで増えているそうです。

    2016年に530億ドルだった食品関連のEC市場は2022年に拡大すると予測されている米国の食品EC市場。米国で開かれた大規模ECカンファレンス「Shoptalk」の講演内容などを踏まえ、食品EC市場の現状などを解説します。

    食品EC市場は2022年には2016年比3倍に拡大

    米国では日用品や食料品の買い物がとにかく面倒。国内外の出張や旅行で出かけた際、地元のスーパーに出向くのが僕の趣味なのですが、米国の都市部では「嗜好品よりも日用品を手に入れる方が難しいな……」と感じます。

    サンフランシスコに滞在した今回、住宅街に近いエリアでもコーヒーショップを5店舗通り過ぎてやっと小さなグローサリーストアを1店舗見つけることができたような状況。

    しかも、その店で扱う商品は「全てオーガニック」「ちょっと高め」、もしくは「ベーシックで安め」かの二者択一状態。「これが本場の差別化戦略か……」と思ったほどです。

    このような買い物環境の米国ですから、食品に関する「Shoptalk」のセッションは注目の的。僕も「食料品をECで購入するか」というテーマを興味深く聞きました。

    日本でも「Uber Eats」(ウーバーイーツ、提携レストランのグルメを宅配するサービス)や「Amazon Fresh」が展開され、さまざまなメディアで記事が紹介されるなど、日米ともに食品の即配サービスには注目が集まっています

    2016年は530億ドルだった食料品などのEC市場(米国)は、2022年には1770億ドルと2016年比約3倍まで拡大する見通しです。また、EC化率は4.3%(2016年)から12.0%(2022年)にまで増え、ECで食料品を購入するケースが拡大していくと予想されています。

    アマゾンvsグーグルなど生鮮食品の即日ECサービスの市場規模が拡大する米国市場のいま
    左の表が食料と飲料、右側の表が消耗品カテゴリを合計したECの売上予測(筆者がShoptalkの会場で撮影)

    米国では即日配達サービスのECがしのぎを削る

    「Amazon Fresh」がいち早くリリースされた米国では、さまざまな食料品の即配ECサービスがしのぎを削っています。

    サービス名会員登録必須?メンバー費用生鮮食品配達費用
    Amazon Fresh
    (年会費299ドルで利用できる生鮮食品の即日配達サービス)
    プライム会員月額$10.99 + Fresh会員月額 $14.99最短同日配送。$40以上で送料無料。それ以下は送料$9.99
    Google Express
    (マーケットプレイス形式の食品や日用品を数時間で当日宅配するサービス)
    ×月額$10もしくは年間$95×最短同日配送。各ストア会員は$15もしくは$35以上で送料無料。それ以下は$3追加。非会員は$4.99以上で配達してくれるが、送料は別途必要。
    Instacart
    (買い物をする人とスーパーマーケット、配達者をネット上でマッチングし、商品を最短2時間で届ける仕組みを提供する)
    ×月額$14.99もしくは年間$149(初年度$99)最短1時間配送。最低$10の注文から。会員は$35以上で送料無料。それ以下は送料$9.99別途必要。非会員は別途計算。また、注文が集中している時間帯は別途追加費用が発生
    Shipt
    (主要小売業者と連携し、アプリを通じて食料品を当日配送するサービス。友人宅など、配達先指定も可能)
    月額$14もしくは年間$99(年間契約だと$25分の初回注文が無料に)最短同日配送。$35以上で送料無料。それ以下は送料$7別途必要

    「Amazon Fresh」以外はショッピングモール形式を採用。サービス利用者の近くのスーパーから商品をピックアップし、手元に商品を届けてくれます。

    気になるのは商品価格。以前、シカゴのTargetで購入したバナナ1本の値段は$0.19でしたが、「Instacart」内のTarget(ディスカウント百貨店チェーン「ターゲット」などを展開する大手小売業者)は1本$0.19で、実店舗と同じ値段。

    「Shipt」は「店内と値段が異なる場合があります。代わりに利便性を提供しています」といった主旨の説明文を記載していますが、他のサービスと比較して格段に高いというわけではないようです。

    アマゾンvsグーグルなど生鮮食品の即日ECサービスの市場規模が拡大する米国市場のいま
    Targetは実店舗と価格を合わせていました(※シカゴで買ったバナナのレシートはこちらの記事をご参照ください)
    アマゾンvsグーグルなど生鮮食品の即日ECサービスの市場規模が拡大する米国市場のいま
    Instacart内のWhole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)のページ
    アマゾンvsグーグルなど生鮮食品の即日ECサービスの市場規模が拡大する米国市場のいま
    Instacart内のWhole Foods Marketで販売されているバナナなど
    アマゾンvsグーグルなど生鮮食品の即日ECサービスの市場規模が拡大する米国市場のいま
    Instacart内のWhole Foods Marketは、他と比べて値段は高いものの鮮度は抜群。レジは混雑しているので、運んでくれるとなると嬉しいサービスです

    「米国に住んでいる人は外食が多いのでは?」と思っていたのですが、自宅で食事をするケースも多いようです。

    食料品の買い物にどれだけお金を費やすかという調査結果では、25歳~34歳の年間平均買い物金額は3009ドル。同年代の平均年収は5万232ドル(National Association of Colleges and Employers調べ)なので、自宅での食事に費やす金額は小さな数字ではないと感じました。

    また、25~34歳はすでに20%ほどがECで食料品を買ったことがあり、今後使ってみたいという回答を含めると約5割が食品EC利用の意向を示しています。

    アマゾンvsグーグルなど生鮮食品の即日ECサービスの市場規模が拡大する米国市場のいま
    白が実際に利用した割合、青が今後使ってみたいと回答した割合。25~34歳の利用意向が最も高い(筆者がShoptalkの会場で撮影)

    「Shoptalk」では、「Amazon Prime Now」のサービス責任者も登壇。サービスを利用する消費者メリットを次のように説明していました。

    「Amazon Prime Now」は、生活必需品を手に入れるのに生活者の時間を消費することなく、家まで商品を運んでくれる。「Amazon Prime Now」は自分の時間を買い、したいこと、しなければならないことに集中できる環境を作ることができる。

    アマゾンvsグーグルなど生鮮食品の即日ECサービスの市場規模が拡大する米国市場のいま
    「Amazon Prime Now」のサービス責任者によるセッション(筆者がShoptalkの会場で撮影)

    アメリカ在住の知人に話を聞いてみると、休日の予定を詰め込んでしまった時、家で仕事に集中したい時、また雨の日や体調が悪く外に出たくない日などに、「Amazon Fresh」を利用するケースがあるとのこと。

    また、小さな子供がいる、介護をしているといった家庭などの活用も進んでいきそうということです。

    米国は広大な土地を有しているため、都市部の一部を除いては日本のように徒歩圏内にコンビニエンスストアが存在しているケースはほとんどありません。そのため、こうした食料品などの即日配達サービスを利用したいというニーズが高いのでしょう。

    食料品や日用品の即日配達サービスに関するECは、地域性や実店舗の販売網などが大きく影響するため、日本とは異なる発展を遂げていくことかと思います。

    また、米国では日本と同様に、コンビニの商品配達サービスが大都市を中心に展開されています。7-Eleven, Incが1年間で米国内店舗を207店も増やすなど、販売網も徐々に整備されつつあります。

    今後どのようにコンビニや即時配送サービスのECが展開を見せるのか。生鮮食品はプレミア商品と普段使いの商品どちらが注文されるのか、ビジネスモデル自体真似しやすいだけに、どの点で勝敗が決まるのか――などなど、個人的に注目していき、日本のECの研究材料にしていきたいと考えています。

    野間 和知

    株式会社フューチャーショップ 事業戦略部

    野間 和知(のま・かずとも)

    株式会社フューチャーショップ 事業戦略部

    大阪府出身。早稲田大学人間科学部卒業後、通信会社に勤務。その後、クラウドブーム直前のデータセンタ事業者でサービス企画や政府に対する提案資料作成などを担当。

    1年間台湾で過ごした後、2012年7月に株式会社フューチャーショップへ入社。マーケティングや広報、データ活用を担当。「いいコマースとは何か?」を考えるブログ「ヒトテクラボ」の運営も行っている。

    野間 和知

    最も利用されているフリマプリは? 「メルカリ」が利用率94%で他を圧倒

    8 years 11ヶ月 ago

    フリマアプリ市場で “メルカリ一強”の現状が浮き彫りになった。

    インターネット調査会社のマクロミルがこのほど実施したフリマアプリの利用実態調査によると、フリマアプリの利用経験があるのは約2割で、サービスごとの利用率は「メルカリ」(94%)が他社サービスを大きく引き離している。

    フリマアプリを「利用したことがある」と回答した1000人に、利用しているフリマアプリの名称を複数回答で質問した。

    利用率の上位5つは「メルカリ(メルカリ)」が94.0%、「ラクマ(楽天)」が22.1%、「フリル(Fablic)」が19.4%、「minne(GMOペパボ)」が8.9%、「ZOZOフリマ(スタートトゥデイ)」が5.9%。

    マクロミルがこのほど実施したフリマアプリの利用実態調査によると、フリマアプリの利用経験があるのは約2割で、サービスごとの利用率は「メルカリ」(94%)がトップ

    フリマアプリ利用状況

    全国の15~69歳1万5000人を対象にフリマアプリの利用経験を聞いたところ、フリマアプリの存在を知っている人は66.5%、現在利用している人は16%だった。

    クロミルがこのほど実施したフリマアプリの利用実態調査

    フリマアプリ認知・利用率

    若い世代ほど利用率が高く、10代の女性では56.7%がフリマアプリの利用経験がある。

    クロミルがこのほど実施したフリマアプリの利用実態調査

    フリマアプリ認知・利用率(性別×年代別)

    使う理由1位は「出品や購入が簡単・シンプルだから」

    フリマアプリの利用目的は「出品」が17%、「購入」が32%、「出品と購入の両方」が51%。

    出品や購入する理由を選択式で聞いたところ、1位は出品・購入ともに「出品(購入)方法が簡単・シンプルだから」(出品78%、購入63%)が選ばれた。

    クロミルがこのほど実施したフリマアプリの利用実態調査

    フリマアプリで購入する理由

    出品する理由の2位は「お金のやり取りを、購入者と直接しなくて良いから」(40%)、購入する理由の2位は「欲しいものが見つけやすいから」(48%)となっている。

    調査概要

    • 調査主体:マクロミル
    • 調査方法:インターネットリサーチ
    • ① フリマアプリ利用状況把握調査
      • 調査対象:全国15~69歳の男女(マクロミルモニタ)
      • 割付方法:平成27年国勢調査による、全国5エリア×性別×年代の人口動態割付/合計15,000サンプル
      • 調査期間:2017年5月15日(月)~17日(水)
    • ② フリマアプリユーザーに聞く、利用実態調査 調査対象
      • 調査対象:「①フリマアプリ利用実態調査」で、スマートフォン&フリマアプリを利用していると答えた人 (マクロミルモニタ)
      • 割付方法:割付なし/合計1000サンプル
      • 調査期間:2017年5月17日(水)~18日(木)

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    ECサイト構築サービスのトレンドは「ID決済」や「サブスクリプションコマース」

    8 years 11ヶ月 ago

    矢野経済研究所が5月22日に公表した国内のECサイト構築支援サービス市場に関する調査結果によると、注目すべき動向として「ID決済機能」や「サブスクリプションコマース機能」を実装するEC サイト構築システムが増えているという。

    Webサービスの会員IDなどを使って決済する「ID決済」は、ECサイトの購入ステップを減らすことでショッピングカートからの離脱防止が期待でき、新規顧客の獲得促進に効果を発揮するなどメリットは多い。

    「ID決済」を取り入れるEC事業者が増えていることに伴い、「ID決済」に対応したECサイト構築支援サービスを提供する事業者も増えていると分析している。

    EC事業者間の競争が激化する中、既存顧客の囲い込みやリピーター獲得に役立つ定期購入特化型ショッピングカートの取扱総額が拡大。クラウド型サービスを中心にサブスクリプションコマース機能の導入も進んでいるという。

    ECサイト構築支援サービスの市場規模(事業者売上高ベース)は、2016年度時点で前年度比6.2%増の546億円(見込み)と算定した。内訳は、パッケージ型サービスが同104.7%の331億円、クラウド型サービスが同108.6%の215億円。

    2020年度の市場規模は668億円に拡大する見通し。パッケージ型サービスが397億円、クラウド型サービスは271億円に達すると予測している。

    矢野経済研究所が5月22日に公表した国内のECサイト構築支援サービス市場に関する調査結果

    ECサイト構築支援サービス市場規模推移と予測

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    ヤマト運輸が宅急便の運賃変更、サービス規格の改定などまとめた特設サイトを公開

    8 years 11ヶ月 ago

    ヤマト運輸は宅急便の基本運賃と一部サービスの規格改定に伴い、告知などを行う特設サイトを公開

    特設サイトのトップページ(画像は編集部がキャプチャ)

    ヤマト運輸は宅急便の今後変更する基本運賃の詳細、一部サービスの改訂内容などをまとめた特設サイトを公開した。特設サイトでは、10月1日以降の宅急便の基本運賃表の詳細などを掲載している。

    特設サイトはこちら

    ヤマト運輸は基本運賃を荷物1個あたり140~180円値上げするなど、サービス規格の改訂に踏み切る(変更内容などはこちらを参照。宅急便料金の基本運賃(税抜き価格)の改定幅は次の通り。

    • 60-80サイズ:現行の運賃に一律140円を加算
    • 100-120サイズ:現行の運賃に一律160円を加算
    • 140-160サイズ:現行の運賃に一律180円を加算

    新たな割引制度として、店頭端末で発行したデジタル送り状を利用した場合、荷物1個につき50円を割り引く制度を運用する(デジタル割)。

    また、クロネコメンバーズ会員が発送時に直営店に荷物を持ち込んだ場合、現行の持ち込み割引と合わせて1個あたり合計150円を割り引く(現行の割引額は1個100円)。

    荷物の届け先を自宅ではなくヤマト運輸の直営店(宅急便センター)に指定した場合、通常の宅急便運賃より荷物1個あたり50円値引きする制度も展開する。

    特設サイトではこうした基本運賃表、サービスの改訂などについて説明している。

    なお、特設サイトには、宅急便の基本運賃と一部サービスの規格改定に関するヤマト運輸のメッセージも記載されている。

    配送業務の現場はかつてない厳しい状況にあり、日本全体の人手不足によって労働力の確保も困難です。
    さらに事業税の増税や社会保険適用範囲の拡大など、社会制度にも大きな変更がありました。
    私たちは、こうした環境変化をふまえ、これからも宅急便のネットワークを維持、発展させていくため、また、その担い手である社員の健全な労働環境を守るため、27年ぶりに運賃を全面改訂いたします。
    多くのお客さまにご負担をおかけすることを、深くお詫びしますとともに、重ねて、ご理解とご協力をお願いいたします。

    -ヤマト運輸の特設サイトから引用

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約11年。日々勉強中。

    瀧川 正実
    確認済み
    51 分 49 秒 ago
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