ネットショップ担当者フォーラム

2029年に売上2200億円、営業利益400億円、時価総額1兆円をめざすAiロボティクスの戦略

8ヶ月 2 週間 ago

生ビタミンC配合美容液などの化粧品D2Cブランド「Yunth(ユンス)」などを展開するAiロボティクスは、2029年3月期に売上2200億円、営業利益400億円、当期純利益280億円、時価総額1兆円をめざす方針を掲げている。

2025年3月期の売上高は前期比101.2%増の142億600万円、営業利益は97.3%増の24億8000万円た。2029年3月期まで売上高・営業利益ともに毎期2倍の成長を目標とする。

2029年3月期まで売上高・営業利益ともに毎期2倍の成長をめざす(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

達成に向けた具体的な動きとして、「M&A戦略」「新規ブランドの創出」「既存ブランドの拡大」に取り組む。

「M&A戦略」「新規ブランドの創出」「既存ブランドの拡大」に取り組む(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

新規ブランドの創出

  • 複数ブランドをローンチ
  • D2Cブランド事業の展開を加速

既存ブランドの拡大

  • 新商品を連続的に投入し、新たな需要を換気
  • 海外(中国など)展開

M&A戦略

  • D2Cブランドの多角化
  • マーケティングの強化

新規ブランド創出・既存ブランド拡大

「新規ブランドの創出」「既存ブランドの拡大」では今後も、再現性高くヒット商品を市場へ連続的に投入し、新たな需要を喚起することをめざす。新規ブランドは1年に1つずつ創出。売り上げの層を厚くする。

新規ブランドは2025年6月にヘアケアブランドを投入したほか、今後はライフスタイルブランド、食品ブランドにも着手する予定。

毎年1ブランド新規ブランドを投入する考え(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

海外展開は中国、台湾、東南アジアなど海外地域での事業展開を通じて、既存ブランドのさらなる拡大を図る。2025年3月期の海外売上比率は2.7%、2029年3月期の海外売上比率を20.0%まで高める。

2029年に海外売上比率を20%まで高める(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

M&A

M&A戦略はブランド強化とマーケティング強化の2軸で進める。ブランド強化のためのM&Aとして、「売上高40億円以上」「今後EC販売での成長余地を残す」「ブランドとして特定分野で一定のシェア」がある企業をターゲットとする。 マーケティング強化のためのM&Aはコア技術であるマーケティングシステムの制度のさらなる強化を図る。ターゲットは「AIシステムの強化」「マーケティングチャネルの拡大」「優秀なエンジニア人材の確保」と設定した。

ブランド強化とマーケティング強化の2軸でM&A戦略を進める(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
鳥栖 剛

「ネクストエンジン」のNEが株式上場へ。HameeがNEを切り離しスピンオフさせる理由とは?

8ヶ月 2 週間 ago

Hameeは6月13日、グループ会社で「ネクストエンジン」などを展開するNEをスピンオフ・上場すると発表した。Hamee株主に対して、NEの株式を現物配当で交付する。上場は11月を予定している。

「ネクストエンジン」のNEが株式上場へ。HameeがNEを切り離しスピンオフさせる理由とは?
「ネクストエンジン」などを展開するNEをスピンオフする(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

スピンオフ・上場の理由について、「経営スピードと事業効率の最大化」「プラットフォーム事業に対する適正な評価の確保」「成長戦略の自由度の拡大」の3点をあげている。

経営スピードと事業効率の最大化

Hameeによると、コマース事業とプラットフォーム事業という質の違う2つの事業成長を最大限に担保するため、意思決定プロセス単純化、労働環境、給与水準などをそれぞれの事業に合わせる必要があると判断したという。

現組織体制では全体最適が優先されるため、課題の根本的な解決が困難となっている。これが非効率化につながっているとし、スピンオフでHameeとNEが適正な制度と迅速な意思決定を採用することで、事業成長速度と資源効率の向上が期待できるとしている。

プラットフォーム事業に対する適正な評価の確保

Hameeに対する市場からの評価は、ECや卸販売の売上比率の高さからコマース企業の側面が強調されているという。

これにより、プラットフォーム事業に対してSaaS企業としての市場評価が適切に反映されず、株主価値を最大限に発揮できていないと考えている。スピンオフにより、HameeとNEが適切な評価を得ることを可能にするとしている。

成長戦略の自由度の拡大

成長戦略を描く際に全体最適を過度に意識した場合、取り得る選択肢の自由度が担保されず、成長戦略の実現に影響が生じる可能性があると指摘。スピンオフによってHameeとNEの事業特性に合った柔軟な戦略オプションを選択することが可能となると説明した。

NEは11月に上場予定

スピンオフまでのスケジュールは、7月28日のHameeの株主総会でスピンオフ議案の議案を決議。議案の承認が得られた場合、11月4日にNEをスピンオフを実行、株式を上場する予定だ。

上場した場合、NEは2026年4月期第3四半期からHameeの連結から外れる。

「ネクストエンジン」のNEが株式上場へ。HameeがNEを切り離しスピンオフさせる理由とは?
NEは11月に上場予定(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
鳥栖 剛

えっ、厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?

8ヶ月 2 週間 ago

生ビタミンC配合美容液などの化粧品D2Cブランド「Yunth(ユンス)」などを展開するAiロボティクスの業績が好調だ。主力商品を中心に販売を伸ばしており、2025年3月期の売上・利益は前期比で約2倍と大躍進している。

厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?
2025年3月期の売上・利益は前期比約2倍の大躍進(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2025年3月期の売上高は前期比101.2%増の142億600万円、営業利益は97.3%増の24億8000万円、経常利益は同96.3%増の24億2200万円、当期純利益は同106.4%増の17億300万円。売上増加に伴う粗利の増加が大幅増益に寄与した。

厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?
売上増加に伴う粗利の増加が大幅増益に寄与した(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

主力ブランドである「Yunth」は7つの新商品を投入しラインナップを拡大。「Yunth」ブランドのの「生VC美白美容液」は、楽天ベストコスメ総合大賞第1位を獲得した。

「Yunth」ブランドのその他商品も各方面の賞を受賞するなど、堅調に推移。2024年2月から開始した美容家電ブランドの「Brighte」は、「ELEKI BRUSH」がAmazonや「楽天市場」のランキングで1位を獲得するなど、好調に販売数を伸ばした。2025年3月からは同ブランドに新たにヘアドライヤー「SHOWER DRYER」を追加し商品ラインナップを拡充している。

販路別の売上構成費は、自社ECとECモールで88.7%。店頭卸は11.3%。ブランド別売上構成比は「Yunth」が65.4%、「Brighte」が33.4%、「その他」が1.2%となっている。

厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?
EC販路が売上高の約9割を占める(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

「Yunth」の定期会員数は過去最高を更新し、前期末比33.6%増の13万7319人となった。利益コントロールのために新規獲得数は抑制したものの、継続率の向上で定期会員数は増加したという。

厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?
会員数は前期末比33.6%増の13万7319人(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

店頭卸は取り扱い店舗数が増加。バラエティストアなどの国内総店舗数に対しての配荷率は30.9%、ドラッグストアは49.2%となった。

厳しい環境下で売上・利益が2倍増のAiロボティクス、大きな成長を遂げた理由は?
ドラッグストアの配荷率は約半数まで達成(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2026年3月期の業績予測は、売上高が前期比97.1%増の280億円、営業利益は同93.5%増の48億円、経常利益は同97.1%増の47億7500万円、当期純利益は同95.5%増の33億3000万円としている。そのほか指標として「Yunth」の定期会員数は同25.3%増の17万2000人とした。

鳥栖 剛

ECのネット決済代行サービス市場、2025年度は14.4%の7793億円の見込み。2029年度までに1.2兆円まで拡大する見通し

8ヶ月 2 週間 ago

デロイト トーマツ ミック経済研究所が発刊した「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望2025年版」によると、2024年度のネット決済代行サービス市場は前年度比14.2%増の6812億円だった。

「PayPay」などID決済の利用拡大、クレジットカード情報の保護を目的とした国際的なセキュリティ基準「PCI DSS」への対応・維持に関する業務負荷低減ニーズから決済業務のアウトソース化が促進され、2桁成長となったと分析している。

コロナ禍で停滞していた旅行や交通チケット、イベントチケットといった取り扱いの増加、コロナ禍でECを使い始めた新たな利用者層の定着、巣ごもり消費で急増したデジタルコンテンツの堅調な伸びなども寄与しているという。

2025年度も、安定して伸びている物販やデジタルコンテンツの他に、不動産や教育費用など非物販系のサービスにおけるオンライン決済シーンの拡大が続いているため、市場全体は高い伸びが続くと予想。上位の有力企業が牽引する形で2桁の伸びが予想され、2025年度の市場規模は前年度比14.4%増の7793億円になると予測した。

2025年度から2029年度まで平均成長率13.6%で推移し、2029年度には1兆2904億円の市場規模になると予測している。

ECのネット決済代行サービス市場、2025年度は14.4%の7793億円の見込み。2029年度までに1.2兆円まで拡大する見通し
2029年度までの年成長率は13.6%増と予測

決済手段別の構成比は、クレジットカードが約7割、コンビニ決済は約2割を占め、市場の伸びを牽引しているとした。また「後払い」決済市場は、購入者と事業者両者の認知度が高まり成長が続く。BtoBの掛け払いも注目度が高まるとしている。

鳥栖 剛

【TikTok Shop Japan責任者の登壇決定!】ファンケルのLTV向上策、アンドエスティのマケプレ戦略、楽天のAI最前線なども聞けるセミナーイベント【6/26-27<無料>】

8ヶ月 2 週間 ago

EC業界の専門紙「日本ネット経済新聞」を発行する日本流通産業新聞社は6月26日(木)tと27日(金)の2日間、媒体初の大型オンラインセミナーイベント「Commerce NEXT by 日本ネット経済新聞」を開催する。

キーノート(基調講演)にはファンケル、アンドエスティ、楽天、サントリーウエルネスのキーマンが登壇する。

さらにアーカイブ配信(7月2〜18日)にTikTok Shop Japan ゼネラルマネージャー 執行役員 邱開洲氏の登壇が決定。日本でスタートする「TikTok Shop」について、日本事業の責任者にサービスの魅力や展望、海外事例などを詳しく聞く。

TikTok Shop Japan ゼネラルマネージャーも登場

キーノート以外にも多彩なスペシャリストセッションを用意した。EC業界の最注目課題である「AI活用」「LTV改善」「CX向上」「セキュリティ」などの知恵やノウハウを紹介する。

セミナーは専用スタジオで収録した、番組風のリッチな動画を配信する。

▼詳細・申し込みはこちらから▼
→ https://commercenext.jp/

6月26日(木)のセッション

キーノート(基調講演)

  • 「コマース領域におけるAI活用の最前線と未来 〜楽天が描く顧客体験の進化〜」
    講師:楽天グループ 常務執行役員 小林悠輔氏
  • 「他社とつながり成長加速へ 「and ST」の描く”共創戦略”」
    講師:アンドエスティ 取締役CTO 櫻井裕也氏

スペシャリストセッション

  • 「AIが導くECビジネスの新時代 最新トレンドと事例から学ぶ成功戦略」
    講師:ecbeing 上席執行役員 斉藤淳氏
  • 「不安定な時代でもEC売上は伸ばせる〜売上120%増加したShopifyとKOMOJU導入企業『生活の木』の今とこれから〜」
    講師:DEGICA Account Executive 加藤洋平氏、生活の木 マーケティング本部 デピュティーゼネラルマネージャー 中村佳央氏
  • 「EC年商10億円を超えた20社の共通点とは?〜CVR・F2転換率など16指標の実データ公開〜」
    講師:W2 執行役員 セールス&マーケティング本部 本部長 鴨下文哉氏
  • 「大手企業が続々導入!マーケットプレイスの魅力と将来性を訊く」
    講師:Mirakl 代表取締役社長 佐藤恭平氏

▼詳細・申し込みはこちらから▼
→ https://commercenext.jp/

6月27日(金)のセッション

キーノート(基調講演)

  • 「LTVアップを実現!変動する市場環境における通販ビジネスの新常識」
    講師:ファンケル 上席執行役員 通販営業本部 本部長 村岡健吾氏
  • 「シニア世代こそデジタルでつながれる!健康行動習慣化アプリ『Comado』が1年半で想定以上のDLを実現した舞台裏とは?」
    講師:サントリーウエルネス サービス推進部長 磯田純氏

スペシャリストセッション

  • 「オルビス、ワークマン、LOWYA、KAMOなどの最新事例紹介!〜視聴体験をワンタグでSNSライクに〜」
    講師:visumo 代表取締役社長 井上純氏
  • 「3Dセキュア義務化とEC不正対策:ロクシタンジャポン、スプリング・ジャパンの成功事例に学ぶ」
    講師:Forter Ltd 日本担当カントリーマネージャー 野田陽介氏、ロクシタンジャポン 情報システム部 ディレクター 吉田諭史氏、スプリング・ジャパン セールス・マーケティング部 部長  徐智瀚氏
  • 「【ECサイトの不正対策完全ガイド】不正対策の最前線と新ガイドラインに沿った実務対策」
    講師:かっこ O-PLUX事業部 ディビジョンマネージャー 小野瀬まい氏
  • 「売れる企画を作るためには『1人のお客様』に着目せよ! CVR1.4倍を達成した定性分析の手法を徹底解説」
    講師:ビービット オムニセグメント事業部 部長 生田啓氏

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→ https://commercenext.jp/

アーカイブ配信(7月2~18日)のセッション

  • 「スタート前から注目度急上昇!「TikTok Shop」の全貌に迫る」
    TikTok Shop Japan ゼネラルマネージャー 執行役員 邱開洲氏

聴講申込者に3大特典

  1. 「ネット通販売上ランキングTOP200」データ進呈
    ※スペシャリストセッションの聴講&アンケート回答が条件
  2. EC市場データブック「EC白書(抜粋版)」進呈
    ※全体アンケート回答者にデータ提供
  3. 期日までの登録でアーカイブ視聴可能
    ※アーカイブ視聴は7月18日(金)まで

▼詳細・申し込みはこちらから▼
→ https://commercenext.jp/

6/26+27開催の「Commerce NEXT by 日本ネット経済新聞」
6/26+27開催の「Commerce NEXT by 日本ネット経済新聞」

開催概要

  • イベント名:「Commerce NEXT by 日本ネット経済新聞」
  • 会期:2025年6月26日(木)11:00~15:00、27日(金)11:00~15:00
  • 視聴方法:オンライン配信(EventHubで配信)
  • 主催:株式会社日本ネット経済新聞「日本ネット経済新聞」
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 詳細・申込:https://commercenext.jp/
ネットショップ担当者フォーラム編集部

佐川急便、スマホで海外発送に必要なインボイス対応の送り状を購入店舗で作成できるサービスを開始

8ヶ月 2 週間 ago

佐川急便は6月16日、商品を購入した店舗から直接海外に発送する際に使用する送り状発行で新たな運用サービスを開始したと発表した。

運用開始の第1号として、5月からアルペンが運営するスポーツ用品店「AlpenTOKYO」への提供を開始している。

佐川急便、スマホで海外発送に必要なインボイス対応の送り状を購入店舗で作成できるサービスを開始

新しい送り状発行の運用は、訪日観光客のスマートフォンで専用の二次元コードを読み取ると、所定のフォームが表示される。そこに荷物の送り先となる住所を入力し、送り先情報を含んだ二次元コードを発行。そのコードと商品を店舗カウンターへ持参、店舗スタッフに提示し、スタッフが処理することで、インボイス対応済みの送料が表示され、発送に必要な送り状が発行される。

訪日観光客はスマートフォンを使用して、言語や文字に制限されることなく海外発送に必要なインボイス対応の送り状を作成できるようになる。

また、購入品を持ち歩く必要がなくなるため、手荷物預かり所を捜す行為やコインロッカーの不足、観光地や公共交通機関での混雑などにストレスを感じる必要もなくなると見ている。加えて、販売店舗スタッフの送り状発行作業も軽減され、店舗運営の効率化にもつながると見込む。

宮本和弥

クレカ決済承認率の改善、約7割のEC事業者が「重要な課題」と認識。年商が高い事業者ほど重視する傾向

8ヶ月 2 週間 ago

YTGATEがEC事業者を対象に実施したクレジットカードの決済承認率(オーソリ承認率)の認知度に関する調査によると、年商100億円以上の大手企業を中心に、約76%のEC事業者が決済承認率の改善に意欲があると回答し、7割以上が改善について「重要な課題」と認識していることなどがわかった。

6割以上が「詳しく知らなかった」

クレジットカード決済承認率という言葉の認知について聞いたところ、「言葉を知っており、意味も理解していた」が37.5%で、6割以上が「言葉を知らなかった」または「意味を理解していない」と答えた。

クレジットカード決済承認率の認知
クレジットカード決済承認率の認知

EC事業者の年商規模別に決済承認率の認知度について見ると、年商100億円以上の企業では「内容までよく知っている」が約30%と高く、年商10億円未満では 「知らない」割合が高くなっている。

決済承認率の認知度(年商規模別)
決済承認率の認知度(年商規模別)

全体の約76.5%が改善ニーズを察知

クレジットカード決済承認率(オーソリ承認率)の把握・ニーズについての考えを聞いたところ、最も多かったのは「ある程度ニーズがある」で51.5%、続いて「非常にニーズがある」が25.0%で、合計すると約76.5%が承認率改善のニーズを感じていることがわかった。

クレジットカード決済承認率のニーズに対する考え
クレジットカード決済承認率のニーズに対する考え

年商規模別に決済承認率向上のニーズを見ると、年商100億円以上の企業では、約75%が承認率改善の必要性を感じており、大手企業を中心に課題意識が高い傾向がある。

クレジットカード決済承認率のニーズに対する考え(年商規模別)
クレジットカード決済承認率のニーズに対する考え(年商規模別)

7割が決済承認率の改善を「重要な課題」と認識

クレジットカード決済承認率を把握・改善することはどの程度重要な課題だと考えているかを聞いたところ、「非常に重要な課題」が24.6%、「やや重要な課題」が45.9%で、合計すると全体の約7割が決済承認率を把握・改善することを「重要な課題」と認識していることがわかった。

クレジットカード決済承認率の改善はどの程度重要か
クレジットカード決済承認率の改善はどの程度重要か

EC決済の課題は「不正利用の増加」「エラーや認証遅延」など

勤務先の自社ECサイトの決済に関して課題に感じていることを聞いたところ、次のような回答があがった。

  • 不正利用の増加、クレジットカードの利用限度額の超過、カード情報の誤入力。本来の顧客決済が拒否され、売上機会の損失につながることを強く懸念している
  • 多様な事案によるエラーや、認証遅延などの問題が生じ、クライアントの感情が爆発する局面が増加する傾向
  • 決済手段が多様化しており、特にキャッシュレス化の波は避けられない。主要取引先に対して提案などを進めている

調査概要

  • 調査期間:2025年5月26日~27日
  • 調査機関:マクロミル
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:全国の20~70代のオンライン事業者309人
大嶋 喜子

アイリスオーヤマ、初の赤ちゃん用紙おむつを自社ECで販売。ヘルスケア売上高400億円に向けてベビー用品を拡充

8ヶ月 2 週間 ago

アイリスオーヤマは、赤ちゃん用の紙おむつの本格生産に着手し、6月16日から自社ECサイト「アイリスプラザ」で予約販売を始めた。赤ちゃん用の紙おむつを起点に、今後はベビー用品など衛生用品のラインアップを拡充。子育て家庭との接点を広げ、製品・サービスの提供機会を創出する。

アイリスオーヤマは新製品の赤ちゃん用紙おむつ「あんしんGenki!パンツ」の本格生産を開始

新製品のおむつの名称は「あんしんGenki!パンツ」。開発には、アイリスオーヤマがこれまでにマスク、ウェットティッシュ、ペットシーツなどで培ってきた不織布の知見を活用している。

シルキーエンボス製法によって不織布の表面の盛り上がりを大きくすることで柔らかい肌触りにし、肌への負担を軽減する。ムレを防ぎ、肌を快適に保つために全面通気シートを採用している。

「あんしんGenki!パンツ」製品イメージ

アイリスオーヤマが実施した子育て家庭向けの調査結果によると、毎月の子育て費用は平均で約2万円、そのうちおむつ代が約2割を占めているという。良質な紙おむつを手頃な価格で提供することで、子育て家庭の経済的負担軽減をめざす。

「あんしんGenki!パンツ」の製品仕様

アイリスオーヤマは、2030年にヘルスケア事業全体で売上高約400億円をめざしている。今後も生活者の暮らしに密着した商品開発に取り組む。

衛生用品のラインアップ拡充を図り、2030年までにヘルスケア事業の売上高400億円をめざす(アイリスグループの発表資料から追加)
衛生用品のラインアップ拡充を図り、2030年までにヘルスケア事業の売上高400億円をめざす(アイリスグループの発表資料から追加)
大嶋 喜子

「楽天市場」でのLINE活用は"穴場"。クーポンを活用して公式アカウントの友だち増加+見込み客にリーチしていく | 『楽天市場 最強攻略ガイド ~売れるネットショップの新常識、ECの達人が教えます~』ダイジェスト

8ヶ月 2 週間 ago
『楽天市場 最強攻略ガイド ~売れるネットショップの新常識、ECの達人が教えます~』(竹内謙礼/清水将平 著 技術評論社 刊)ダイジェスト(第5回)

『楽天市場 最強攻略ガイド ~売れるネットショップの新常識、ECの達人が教えます~』の一部を抜粋して紹介する連載5回目は、「LINEやクーポンの活用法」についてのお話です。

「楽天市場」を攻略するポイントをまとめた過去記事は、以下をクリックしてください。

楽天市場とLINEの組み合わせが「最強」の理由

LINEの開封率はメルマガの6倍、クリック率で20倍

時流に乗って登場したLINEは、明らかにメルマガよりも分があるといえる。2024年6月に総務省情報通信政策研究所が公表した「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、スマホ/携帯の所有者のうち、LINEの利用率は全年代で94.9%と、多くの人がコミュニケーションツールとして活用していることが伺える。年代別でも、LINEの利用率はほかのSNSよりも高く、10~50代では9割以上の人が利用している状況である。一方、メルマガを読んでいるユーザーがLINEの利用者よりも圧倒的に少ないのは明らかである。

楽天市場 最強攻略ガイド LINEの利用率はほかのSNSより高い
LINEの利用率はほかのSNSより高い
【令和5年度】主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率
(総務省「令和 5 年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」より)

また、楽天市場のネットショップがメルマガを利用する場合、スパムメール扱いを防ぐためにさまざまな利用制限がかけられているのも、メルマガを販促ツールとして利用する際の懸念材料の1つといえる。たとえば、店舗が無料で配信きるメルマガは週に1回のみで、それ以上の回数を配信する場合は1通1円のコストが発生する。

さらに、無料でメルマガを送付できるお客は、6ヶ月以内にメールに対して反応した人や、3ヶ月以内にメルマガの購読を希望した人などの制限がかけられている。このように、見込み客への十分なアプローチができない状態での利用が余儀なくされているのだ。

対して、楽天市場でのLINE(R-SNS)は、月額3,000円の利用料に加えて、LINEの固定費やメッセージ配信料がかかるものの、メルマガよりも多くのお客にリーチすることができる

メッセージの開封率も桁違いだ。ネット上で公開されている調査結果によると、メルマガに比べてLINEは6倍の開封率があり、クリック率は20倍に達するという。2024年からは、RMS内でもLINEの運用、分析ができるようになり、同年12月から友だちではないユーザーにも商品購入時・商品発送時にメッセージを1通4円で自動配信できる「LINE通知メッセージ」の申し込みも開始された。今後、楽天市場がLINEの運用に力を入れていくのは明らかである。

楽天市場 最強攻略ガイド LINE通知メッセージ
LINE通知メッセージ

まだまだネットショップのLINE活用は“穴場”

販促ツールとして優れているLINEだが、楽天市場のネットショップでもこの魅力に気づいているのはごく一部に限られる。

EC マスターズクラブのホームページで公開している「楽天ショップ LINE公式アカウント友だち数ランキング」によると、楽天市場の約55,000店舗のうち、LINEを利用しているのは8,500店舗、全体の約15%しかいない(2025年2月現在)。広告の運用に依存している楽天市場の店舗にとって、LINEはまだまだ未知のものであり、十分に伸びしろがある販促ツールといえる。

楽天市場 最強攻略ガイド 楽天ショップLINE公式アカウント友だち数ランキング
楽天ショップLINE公式アカウント友だち数ランキング(https://ranking.ec-masters.net/line/rakuten/)

クーポンを使ってLINE公式アカウントの友だちを増やす

楽天市場のLINEの運用ノウハウは2種類ある。

1つは「友だちの増やし方」である。LINEの友だちを増やすことができなければ、メッセージを読んでくれる人を増やすことができないので、売上につなげることができない。だからといって、LINEの友だちが自然に増えてくれるのを待っているだけでは、いつまで経っても売上を伸ばすことはできない。

もう1つのノウハウは「メッセージの作り方と送り方」である。お客に訴求するメッセージと配信方法をマスターしなければ、お客に効率よく商品を購入してもらうことは難しい。メッセージが同じでも、メルマガとLINEでは見せ方も送付方法も異なることは理解しておいたほうがいいだろう。

この2つのLINEの使い方の“キモ”を押さえることができれば、楽天市場でリピート客を一気に増やすことができる。重要な施策になるので、1つ1つ解説していきたい。

1つ目の「友だちの増やし方」で最も有効なのは、商品ページのファーストビューに

LINEの友だちになってくれたら〇〇円クーポンをプレゼント

というバナーを貼り、アクセスしてきたお客にLINEに登録してもらう手法である。クーポンとLINEを組み合わせた手法が友だちを増やす最も有効な手段であり、メッセージの開封率の高いお客を増やす戦略といえる。

PCの場合でも、パソコンの画面にクーポンを配布することを告知して、QRコードからスマホに誘導してLINEに登録させるのも、友だちを増やす効果的な一手といえる。

楽天市場 最強攻略ガイド クーポンのプレゼントでLINEの友だちを増やす
クーポンのプレゼントでLINEの友だちを増やす

LINEでクーポンを配布するには

LINEによるクーポンの配布方法はシンプルである。LINEに登録した際にあいさつメッセージでクーポンを付与するだけなので、特に手間がかかるものではない。LINEの運用に慣れていない人でも、ネット上に詳細のノウハウが公開されているので、LINEの基本的な運用方法はすぐにマスターすることができる。

「友だちになってもらうだけでクーポンを発行するのはもったいない」

そう思うかもしれないが、そもそも「商品を買う」というのは、意識が固まるまで時間がかかるものである。よほど必要に迫られている商品や、低価格の商品であれば、ページにたどりついたとたんすぐに購入するかもしれない。しかし、ほとんどの商品は、商品ページにたどりつくものの、買うか買わないか悩んだ末に、「買わない」という選択をして、しばらくの期間は、たまに商品ページを見に来たり、お気に入りに入れて何度も商品を確認したりして、時間をかけながら購入に至るのが、多くの人の消費行動といえる。

そのような背景を考えると、仮に見込み客が商品ページにやってきて、「この商品が欲しい」と思ってもらったとしても、何もアクションを起こさずにページから離脱されることが、最も大きな機会損失になることがわかる。そのような事態を防ぐためにも、LINEの友だち登録でクーポンがもらえることをフックにして、「とりあえず、クーポンだけでももらっておこう」と見込み客として囲い込むことができれば、その後はLINEでメッセージを通じて購入のタイミングを売り手側から作ることが可能になる。

この手法のほうが、無駄な広告費を使うよりも圧倒的に見込み客にリーチしやすく、クーポンとLINEの組み合わせでお客の囲い込みも確実にできる。

この記事は『楽天市場 最強攻略ガイド ~売れるネットショップの新常識、ECの達人が教えます~』(技術評論社刊)の一部を編集し、公開しているものです。

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ニッスイ、「健康・美容」「持続可能性」「顧客体験の変革」をテーマに事業共創パートナー企業を募集

8ヶ月 2 週間 ago

ニッスイは6月16日、中期経営計画「GOOD FOODS Recipe2」(2025~27年度)で掲げる「新規事業・事業境界領域の開拓」に向け、食の可能性を引き出し新しい価値を共創することを目的に、パートナー企業および事業アイデアを募集するプログラム「Nissui Open Innovation 2025」を開始した。「健康・美容」「持続可能性」「顧客体験の変革」の3つをテーマに、6月16日から7月31日の期間に募集する。

「Nissui Open Innovation 2025」の募集テーマは次の通り。

  • 健康:新たなウェルネスソリューションの開発
  • 美容:食の可能性を引き出し、内側から輝く美しさを
  • 持続可能性:地球や海の持続可能性のための循環型フードイノベーション
  • 顧客体験の変革:手にする前から食べた後まで価値が続く体験の共創

各テーマの例の一部にはパーソナライズやサブスク定期便サービスといったD2C・ECのノウハウを求めるものも含まれている。

健康:新たなウェルネスソリューションの開発

  • 食を楽しみながら健康作りができるアプリ・サービス開発
  • パーソナライズされた目的別ヘルスケア製品・サービス開発
  • 水産物の栄養を子ども・高齢者の健康に生かすための新たな製品開発
  • 魚由来の機能性成分を生かした健康サポートの提案

美容:食の可能性を引き出し、内側から輝く美しさを

  • 美容・ウェルネス関心層向けのブランド構築とデジタルマーケティング支援
  • 美容特化型商品・サービスの開発
  • “食べて整える美容体験”のデザインサービスの開発
  • ヘルスケア・フィットネスと連動した定期配送型プログラムの設計・開発

持続可能性:地球や海の持続可能性のための循環型フードイノベーション

  • 農業や水産業で発生する副産物や未利用資源を活用した収益性のあるビジネスの創出
  • 植物性素材による代替たんぱくなどを応用した新たな食材の開発
  • 環境負荷を低減するサステナブルな包装素材の開発
  • 水産資源の持続的利用や、付加価値向上のための技術開発

顧客体験の変革:手にする前から食べた後まで価値が続く体験の共創

  • 顧客体験を向上させる、手にした瞬間から開封して食べた後の余韻までの体験を共有したくなるサービス・アイデア
  • 温度管理が不要になる革新的保存技術・アイデア
  • データ連動型のパーソナライズ機能性食品をサブスク定期便で届けるサービス
  • 高齢者施設や保育施設への定期配達と健康支援や食育連動サービス
◇◇◇

募集スケジュールは6月16日にエントリー開始、7月31日に最終応募締切。採択企業の決定は10月10日とし、12月末から概念実証計画の確定・実施開始を予定している。

応募資格は「法人登記されていること(企業規模は問わない)「プロダクトや技術を保有していること」の2つ。

募集はeiicon(エイコン)が運営するオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」を活用する。

鳥栖 剛

【日本郵便の運送許可取り消し処分】EC・通販物流への影響は? 近距離輸送の約2500台、5年間停止の波紋 | 通販新聞ダイジェスト

8ヶ月 2 週間 ago
日本郵便の点呼問題により、国土交通省は事業許可取消しの処分案を通知。これによる通販物流のひっ迫が懸念される。具体的な処分内容と、その影響とは

国土交通省は6月5日までに、日本郵便が郵便局において配達員の点呼業務を実施しないまま配達業務を行った事案を受けて、一般貨物自動車運送事業の許可を取り消す方針を固め、処分案を通知した。対象となるのは日本郵便が保有する約2500台のトラックやワンボックスカーで、これらの車両についてはゆうパックや一部ダイレクトメール(DM)などの集荷・運送業務を行っており、今後、通販を含めた物流インフラが大きく低下することが懸念されている。

原因と処分の見通し

現状、日本郵便では自動二輪をメインに、軽トラックを約3万2000台、トラック(1t車、2t車など)やワンボックスカー約2500台で運送業務を行っている。今回、事業許可の取り消しの範囲に該当するのは一般貨物運送を行うトラック・ワンボックスカー約2500台で、ゆうパックや一部DMなどの運送を行っている。事業取り消しが行われた場合、今後5年間は許可を再取得することができなくなる

国交省によると、各郵便局での不正点呼問題を受けて、関東運輸局で支局ごとに所管地域にある複数の郵便局への監査を実施。そこでは配達員の点呼が適切に行われていなかった事実や、未実施にもかかわらず点呼を行ったとする虚偽の申請などが多数確認された。

その後、同省で処分基準に照らし合わせたところ、事業許可の取り消し処分に該当することとなった。今後はこれを受けて、6月18日に日本郵便に対する聴聞会を開催し、その上で処分内容が最終決定されるという。

郵便局ごとに車両使用停止

また、軽貨物事業を行う軽トラックに関しても点呼の不備の疑いがあることを日本郵便から報告を受けているため、今後の監査の対象になるが、軽貨物事業に関しては許可制ではなく届け出制となっており、処分内容としては車両使用停止になることが予想される。一般貨物運送のような全国一律の事業停止処分ではなく、郵便局ごとの処分となり、違反行為の認定、その数の積み上げで使用停止が決まる。

同省の物流・自動車局安全政策課によると「記憶にある限りこれだけの規模の処分はなかった。本来であればしっかりとやるべき大企業が全国的に違反行為を行っているということは今までなかっただろう」とした。

日本郵便の対応

今回の処分について日本郵便は6月5日、「郵便・物流事業という社会的インフラを担っている運送事業者として、その存立にも関わる重大な事案であると受け止めております。本日、国土交通省より日本郵便あてに、点呼未実施事案を受けた行政処分が課されることに関する聴聞の告知がありました。事業許可取消という厳しい行政処分であり、日本郵便としては、極めて深刻な事態だと受け止めております」とコメント。その上で、今後予定されている行政処分の内容や顧客への影響などを精査し、物流の代替手段も含めた今後の具体的な対応について検討していくとした。

その翌日は改めて、ゆうパックなどの配送サービスを継続することを表明。「一部報道やSNS上において、『郵便物が配送できない』、『弊社がゆうパック廃止を検討している』などの情報がございますが、そのようなことは一切ございません。郵便物および荷物(ゆうパックなど)のサービスは、引き続き提供してまいります。そして、ご利用いただいているお客さまにご迷惑をおかけすることのないようあらゆる手段を講じ、お預かりした大切な郵便物や荷物をしっかりとお届けしてまいります」とした。

なお、今回の事業許可取り消しで、通販も含めた国内の物流への影響が懸念されているが、同省では「我々としては(日本郵便が)事業をする上では当然安全を守ってくださいということ。今回、違反行為があった部分に関してはこれまでの処分基準に基づいて処分する。一方で物流サービスを維持していくことが重要であることは我々も考えている。一時的にはまず日本郵便にしっかりと体制を考えてもらうが、我々として協力できるところは最大限協力する」(物流・自動車局安全政策課)とした。

各配送協会の反応

許可取り消しに配送事業者が加盟する全日本トラック協会は、「飲酒も点呼もせず、記録の偽装もしていた。組織的に常態化していたのは悪質で、運べなくなるから困るという問題ではない」とコメントした。

軽バンを利用した配送事業者を主な加盟社とする全国軽貨物協会は、「日本郵便社内の調査により多くの深刻な問題があった。国交省の指導が発端となったことは事実だが、短期間での調査実施、情報を隠蔽せず行政判断に委ねた姿勢は、同社の監査が機能し始めていることの表れ。業界全体、社会にとって意義がある」としている。

車両許可取消しによる通販物流への影響

外部委託増加による配送遅延、コスト増、品質に懸念

日本郵便は、「ゆうパック」について、「運べなくなることはない。サービス品質も変わらない」とする。だが、近距離輸送を担う車両が許可取消しになれば、少なくとも5年間は使えない。配送遅延、コスト増、品質低下の懸念がある。外部委託の増加に伴う競争環境など業界の構図も変わる

近距離輸送を担う約2500台車両の許可取消しが危ぶまれる日本郵便
近距離輸送を担う約2500台車両の許可取消しが危ぶまれる日本郵便

企業が発送する「ゆうパック」は、集荷依頼と持ち込みに分かれる。拠点間の近距離輸送は、日本郵便の許可車両約2500台が担う。「集荷依頼の企業は影響が避けられない」(通販企業)

子会社の日本郵便輸送は日本郵便とは別に許可車両約2600台を持つ。主に幹線輸送を担っていた。日本郵便は対応策として、①子会社に配送・集荷を委託、②子会社から外部の物流事業者への委託先増加――などの選択肢を検討する。

拠点間の近距離輸送を担う約2500台が事業許可取り消しとなった場合の配達の影響
拠点間の近距離輸送を担う約2500台が事業許可取り消しとなった場合の配達の影響

外部への委託は、1車両に効率よく積載できれば効率化が進む。一方で車両数の増加など委託先の対応能力により、「物流ひっ迫の加速が懸念される」、「運送のコストが高まる懸念がある」、「適切な管理下で代替車両の確保は困難だろう。とくに物量が増える中元シーズンと重なるため、深刻な配送遅延の可能性もある」との見方がある。業務体制の再編成、教育など、現状のサービス品質を維持できるかは微妙だ。

物流効率化法による効率アップに期待

通販企業にも影響するのが、昨年、改正された物流効率化法だ。荷主・物流事業者すべてを対象に、効率のよい積載、待機時間の低減など物流効率化の取り組みを行うことを努力義務で規定。貨物重量が9トンを超える荷主・物流事業者は、責任者の配置、定期報告が義務づけられ、努力義務の実施が不十分な場合、社名公表を伴う勧告・命令を受ける。日本郵便問題を受けて、「この義務がじわじわと効いて効率化するのでは」(物流関連団体関係者)との見方もある。

車両停止は段階的な措置となるか

顧客への配送面の大きな懸念は、これを担う約3万2000台の届出車両、原付バイクへの対応だ。

届出車両の監査は、端緒を得て各運輸局が行う。ここ数年、郵便局が処分を受けたことはない。順次、監査を行い、営業所単位で段階的に車両停止の措置がとられる可能性がある

処分基準(初違反、1車両あたりの停止日数)は、飲酒運転で「100日」、過積載は「10~30日」、点呼や業務の記録違反で「警告~60日」など。違反行為の積み重ねで停止日数が決まる。

ただ、各営業所単位の車両停止は、半分以下にとどめる決まり。完全に機能が止まることはない。監査も「運輸局の監査体制から、半年から1年前後要するのでは」(行政関係者)という。

「国交省も影響は考えている。処分にあたり予告的に準備を指示しているはずだ」(物流業界関係者)。短期的に物流のひっ迫、コスト増が懸念されるが、長期的には外部委託の増加で競争による価格変動が起こるかもしれない

原付バイクによる物流への影響は軽微

原付バイクは、許可・届出車両を規制する貨物自動車運送事業法の対象外だが、道路交通法の規制は受ける。道交法は、事業所の点呼、記録保存が義務化されており、義務違反は罰金。とはいえ、「現時点で郵便物やゆうメールに大きな影響はでないのでは」との声が複数のメーリングサービス事業者から聞かれた。

「クロネコゆうメール」、「クロネコゆうパケット」の配送を委託するヤマト運輸は、「こちらで集荷して、自社の車両で郵便局に届けている。配達は原付バイクで行っているため影響はでない」としている。日本郵便からの協力要請がある場合は、「物流の維持、混乱が生じないようできる限り対応したい」とする。

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通販新聞

「セブンネットショッピング」とDNPグループの「honto」が連携、コンビニでの書籍受け取り

8ヶ月 2 週間 ago

大日本印刷株式会社(DNP)はセブンネットショッピングと協業し、9月1日からDNPグループが運営するハイブリッド型総合書店「honto」と「セブンネットショッピング」のサービス連携を開始する。

2025年度内に「honto」と「セブンネットショッピング」を連携、書籍通販サービスがシームレスに利用できるようにする。「honto」の各商品ページに「セブンネットショッピング」への遷移ボタンを設置、利用者はそこで本を注文し、全国の「セブン-イレブン」約2万2000店舗で受け取れるようにする。

これまで提供していた「書店受け取り」に加え、「コンビニ受け取り」も選択可能にすることで、書店のない地域も含め、多くの利用者の利便性を向上させるという。

「セブンネットショッピング」とDNPグループの「honto」が連携、コンビニでの書籍受け取り
honto.jp商品ページでの連携イメージ

一般社団法人日本動画協会と共同で「東京アニメセンター」を運営するなど、多様なコンテンツ事業を行うDNPグループと、限定のエンタメ商品やグッズ、特典施策などを展開し、全国の「セブン‐イレブン」で受け取れるセブンネットショッピングの双方の強みを掛け合わせて、エンターテインメント領域の各種企画の共同開発、両サービス限定販売の書籍の展開、コンビニエンスストアを生かした生活者と本の接点の創出などを進める。また、コンビニ向けの流通網を活用した効率的な出版物流も検討していくという。

鳥栖 剛

LINEヤフーの商品販売事業者向け「Yahoo! JAPAN商品情報掲載」、成果報酬型→無料化へ

8ヶ月 2 週間 ago

LINEヤフーは6月13日、商品を販売する事業者向けにこれまで成果報酬型(CPA課金)で提供していた「Yahoo! JAPAN商品情報掲載」を無料化したと発表した。

無料化は、事業者が「Yahoo!検索」を利用するユーザーに対して、商品を訴求できる機会をさらに拡大するためと説明。この変更で、掲載商品数を増加し、より多くの商品を検索結果上で比較できるようにし、ユーザーの検索体験向上をめざすとしている。

LINEヤフーの商品販売事業者向け「Yahoo! JAPAN商品情報掲載」、成果報酬型→無料化へ
成果報酬型だった課金形態から無料提供へ変更

LINEヤフーはこれまで、ユーザーが「Yahoo!検索」で商品名や商品の型番などを検索した際、検索結果に表示されるコマース検索モジュール(「Yahoo!検索」の検索結果上で、「○○(商品名やカテゴリ名)のオススメランキング」などと表示されている商品情報が一覧化されている掲載枠)に商品情報を掲載できるサービスとして「商品情報掲載」を2023年12月から提供してきた。

「商品情報掲載」により、ユーザーは検索結果上で、ブランド公式ECサイトやECモールを横断して商品を比較できるようになっている。また、検索結果から直接商品詳細ページや購入ページに遷移できるため、事業者は商品購入導線を強化できる。

なお、「検索連動型ショッピング広告(SSA)」を利用するには「商品情報掲載」への掲載が必要。「検索連動型ショッピング広告(SSA)」には、引き続き広告料金が発生する。

鳥栖 剛

「楽天市場」に日本各地の人気グルメを販売する「楽天マート 楽天市場店」が出店

8ヶ月 2 週間 ago

倉庫型ネットスーパーを展開する楽天マートは6月16日、「楽天市場」に日本各地の人気グルメを販売する店舗「楽天マート 楽天市場店」を出店したと発表した。

楽天マートは「楽天市場」に出店
楽天マートは「楽天市場」に出店

楽天マートが運営する倉庫型ネットスーパー「楽天マート」は、全国のテレビ局が厳選した人気のご当地グルメを販売する売場「産直ふるさと食品街」を展開している。「楽天マート 楽天市場店」では、この「産直ふるさと食品街」で展開している商品を取り扱う。「楽天マート」の配達対象エリアだけではなく、全国の「楽天市場」ユーザーに提供する機会を創出するという。

具体的には、「産直ふるさと食品街」で人気のご当地グルメのセットに加えて、各地域で人気の肉類、魚介類、スイーツなど40商品を販売する。取扱商品は今後も拡充を予定している。

鳥栖 剛

日本郵便、ネット上の“郵便受け”デジタルメッセージサービス「MyPost」を2026年3月に終了へ

8ヶ月 2 週間 ago

日本郵便は、デジタルメッセージサービス「MyPost(マイポスト)」を2026年3月で終了する。

日本郵便、ネット上の“郵便受け”デジタルメッセージサービス「MyPost」を2026年3月に終了へ
「MyPost」では企業や官公庁からのレターを受け取ることができる

「MyPost」は日本郵便が2016年から展開している「インターネット上の郵便受け」で、エンドユーザーが会員登録し、官公庁や企業の差出人が会員本人とメッセージをやり取りすることができるクラウドサービス。

会員は自身が選択した差出人からのメッセージのみを受け取り、クラウド上で長期保管できた。サービス開始時には会津若松市や関西電力、ビックカメラ、三井住友信託銀行などが差出人として名を連ねていた。

鳥栖 剛

LINEヤフー、法人向け「LINE通知メッセージ」を大幅刷新。発送関連、注文完了のお知らせなど拡充+新API提供+新料金まとめ

8ヶ月 2 週間 ago

LINEヤフーは6月16日に「LINE通知メッセージ」をリニューアル、法人向けに新たな機能や料金プランなどの提供を開始した。

「LINE通知メッセージ」は、荷物の配送予定や公共料金の案内などを企業の「LINE公式アカウント」から送信できるサービス。企業が保有する電話番号とLINEに登録されているユーザーの電話番号をマッチングすることで、友だち追加されていないユーザーにもメッセージを配信できる。LINEヤフーの審査を通過している「LINE公式アカウント」(認証済アカウント)に限定するなど、一定の条件を満たした企業のみが利用可能。

「LINE通知メッセージ」のリニューアルの詳細は次の通り。

1. 利用用途の拡大

「LINE通知メッセージ」経由で配信できるメッセージはこれまで22種類に規定していたが、約70種類へ拡大。新たに発送関連や会員登録完了、注文完了のお知らせなどの通知ができるようになった。今後もユーザー・企業双方のニーズを踏まえながら、随時拡大予定としている。

LINEヤフー、法人向け「LINE通知メッセージ」を大幅刷新。発送関連、注文完了のお知らせなど拡充+新API提供+新料金まとめ
送信できるメッセージの種類を大幅拡充

2. 新APIの提供

審査やフォーマット作成の工数削減を実現し、スピーディーに導入が可能になったという。

現行APIの場合、メッセージのフォーマット(テキストやレイアウト)を各企業で作成し、個々にUXの審査が必要だった。新APIではLINEヤフー規定のテンプレートを用途別に用意し、UX審査なしで簡単にメッセージを作成できるようにした。

LINEヤフー、法人向け「LINE通知メッセージ」を大幅刷新。発送関連、注文完了のお知らせなど拡充+新API提供+新料金まとめ
テンプレートを用意し導入時のUX審査が不要に

用途に適したテンプレートを選択した上で、項目に沿って情報を登録するだけでメッセージを作成できる。サービス導入までの時間が最大15営業日短縮されるとしている。

LINEヤフー、法人向け「LINE通知メッセージ」を大幅刷新。発送関連、注文完了のお知らせなど拡充+新API提供+新料金まとめ
新APIでは利用開始までの時間を短縮した

3. 料金プランの変更

予算の変動が少なく、導入を検討しやすい料金プランに変更した。企業の予算や目的に応じた3種類の新しいプランの提供を開始。予算変動が少ない月額固定の料金プランにリニューアルした。料金プランは次の3種。

  • エッセンシャルプラン(月10万通まで):月額50万円
  • パフォーマンスプラン(月100万通まで):月額200万円
  • アンリミテッドプラン(月1000万通まで):月額1000万円

規定の通数を超えた場合、追加メッセージとして、各プランごとに設定された従量課金が適用される。現在「LINE通知メッセージ」を利用している企業には、新プランの検討・移行期間(約1年)を設ける。

LINEヤフー、法人向け「LINE通知メッセージ」を大幅刷新。発送関連、注文完了のお知らせなど拡充+新API提供+新料金まとめ
新料金プランは月額50万円から
鳥栖 剛

生活協同組合ユーコープが生協宅配のインターネット注文システム「eふれんず」にサイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入

8ヶ月 2 週間 ago

生活協同組合ユーコープ(ユーコープ)は、生協宅配のインターネット注文システム「eふれんず」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入した。

検索結果の最適化でCX向上につなげる

ユーコープが運営する生協宅配のインターネット注文システム「eふれんず」では、食品や日用品などを取り扱っており、パソコンやスマートフォンから注文できる。

ユーコープ eふれんず
(画像は「ユーコープ」のサイトからキャプチャ)

既に「ZETA SEARCH」を導入しているコープ九州事業連合、コープさっぽろ、コープ中国四国事業連合、コープ北陸事業連合で使用している辞書登録データを活用し、商品名検索時に検索ワードと関連性の高い商品が適切にヒットするようにした。たとえば、「サラダ油」と検索した場合、「キャノーラ油」「米油」など検索ワードと関連した商品を表示する。

サイトを訪れた組合員が目的の商品によりスムーズにたどり着けるようにすることで、利便性や満足度向上をめざす。

ユーコープ eふれんず 検索結果を最適化しCX向上につなげる
検索結果を最適化しCX向上につなげる

「ZETA SEARCH」とは

サイト内検索を最適化するマーケティングソリューション。高速性・処理能力とAIによる自動最適化で、サイトの利便性向上を支援する。

キーワード入力時のサジェスト機能や、事前に検索結果の該当数を表示するファセットカウント、全角・半角などの「表記揺れ」を吸収した検索結果表示など、多数の検索機能を有している。

JRE MALL ZETA SEARCH サイト内検索 EC商品検索
「ZETA SEARCH」の基本機能(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)
藤田遥

市場環境の変化を「強み」に変える! 衣料品メーカーの挑戦【ネッ担まとめ】 | 新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

8ヶ月 2 週間 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2025年6月2日~6月15日のニュース

長い期間、日本の多くの市場が右肩下がりになっています。特にアパレル業界は、大手企業の海外生産などもあり、国産品の市場が1.5%まで縮小したといいます。市場環境がネガティブになるなかで、埼玉の衣料品メーカーはどのようなチャレンジをしたのか。参考にしていただければと思います。

ニーズがあれば、口コミで広がる

「ユニクロには手が出せない」分野で大成功…「ほかの下着は全部捨てた」埼玉のメーカーが"薄利多売"をやめた理由 | PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/96443

「どこにも真似できない、というより、手間がかかる分コストもかかるのでどこもやりきれない」とスマイルコットン3代目社長・片山英尚さんはいう。

(中略)

「大手にはできないことをやらないといけない、という考えが片山さんと一致して。素材に合わせ、肌の弱い人でも安心して着てもらえるような縫製にしようとこだわりました」

東京都内で縫製工場を営む友人がおり、アパレル業界について聞くことが多いのですが、ユニクロの台頭はとてつもないインパクトだったようです。

この30年ほどで、都内に数百あった縫製工場がたった数件になってしまった。日本経済の変化も大きく関係しているようです。

そんな市場環境のなか、大手ができない仕事に挑む。しかしそれは「誰もやりたくない」仕事だったりするわけです。ここにチャレンジするのは、簡単ではない決断でしょう。

「自分たちで工場を動かし縫製しているので、ベトナムや中国の工場のスタッフが難しいと感じるポイントがわかる。業界では工程ごとに分業の発注体制が一般的になりましたが、デザインや素材の選定段階から縫製を想定して、細かな仕様書と合わせてサンプルを起こせるのが私たちの強みだと思っています」

過去には「縫製工場を営む」こと自体にそれほど強みがなかったわけですが、縫製工場自体が減ったことで、強みに変化している。業界では分業が当たり前になっていますが、上流から下流の仕事を一貫して進めることができるわけです。

当然、その分コストがかかりますが、「お客さまからのニーズ」にしっかりと応えられている、つまり高い付加価値がある商品の提供ができているわけです。なにより、時間をかけて試行錯誤・挑戦した姿勢がすばらしいと思いました。

要チェック記事

越境EC大手のビィ・フォアード、「ガリバー」のIDOMと車両情報の連携 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/14135

これはめちゃくちゃ市場が拡大する予感。IDOMの車両情報を掲載することで、いわゆる「商品数」が爆発的に増える状態に。

Let's noteとは何か? を問い詰めて磨きをかけた新モデル「SC」と「FC」登場 情シスも安心の仕掛けとは | ITmedia PC USER
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2505/29/news121.html

実は私、ずっと「レッツノート」派です。もう5、6台は買ったんじゃないかな。とにかく頑丈。階段から落ちたときも壊れなかった!

「意見が出るチーム」をつくるには?建設的な議論を行うための3つの考え方 | ANAGRAMS
https://anagrams.jp/blog/constructive-discussion/

まずは意見を出せる場作りからですよね。口を開いてくれれば何かしらの意見やアイデアは出てきます。食事や飲み会でのコミュニケーションも重要。

“マーケの神様”も苦戦中?「イマーシブ・フォート東京」がずっとパッとしない真因 | ビジネス+IT
https://www.sbbit.jp/article/cont1/165190

そもそものアトラクションが少なかったり、課金モデルだったりするので、ビジネスモデルが微妙なのかもしれません(1回だけ行ったことあります)。

「うまい棒」のやおきん、「Shopify」でECリニューアル。顧客ロイヤルティ、業務効率アップに成功 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/14180

もはや駄菓子業界になくてはならないキング「うまい棒」ですから、思いっきりネタに走って、老若男女を笑顔にしてほしいですね。

「食事・コーヒーで1500円超え」だが客足は途切れない…「決して安くない」コメダ、それでも愛される理由 | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/881585

たしかにコメダって、いい感じで「個室感」がありますよね。他のカフェと場の取り方がどこか違う気がします。私もよく優先的に利用しちゃう。

今週の名言

『ワールドトリガー』で学んだ社会人1年目の自分に教えたい名言4選 | ANAGRAMS
https://anagrams.jp/blog/learned-from-world-trigger/

誰もが納得するような結果は出せない。ただその時やるべきことを、後悔しないようにやるだけです

成果を意識しすぎると、どうしても足が止まってしまいますよね。

「これでいいのか?」「もっと良くできるんじゃないか?」――しっかり考えることは重要ではありますが、それによって「お客さまと対峙する」機会を減らしてしまってはいけない。

時間が経つことで、商機を逃してしまうこともありますし、なにより「お客さまと対峙」したときの「反応」を知ることができない。きちんとやるべきことを決めたスケジュール通りにやる。まずはここからなのではないでしょうか。

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

石田 麻琴

化粧品ブランド「フェヴリナ」などのフォーシーズHD、堀江貴文氏や三崎優太氏らへの新株予約権などで約15億円を調達

8ヶ月 2 週間 ago

通販化粧品ブランド「フェヴリナ」などを展開するフォーシーズHDは6月13日、新株発行と新株予約権の割り当てで計約15億4000万円(差引手取概算額)の資金を調達すると発表した。新株予約権の割り当て先には実業家の堀江貴文氏、「青汁王子」こと三崎優太氏が名を連ねている。

新株発行の割り当て予定先はGFA、フォーシスアンドカンパニー、みらい再生支援機構合同会社、KING有限責任事業組合、ジェリービーンズグループの5社で、発行新株式は計67万9000株。調達額は約4億3000万円。

新株予約権の割り当て予定先は、GFA、フォーシスアンドカンパニー、みらい再生支援機構合同会社、KING有限責任事業組合、堀江氏、三崎氏、デジタルレクリムGOLD PACIFIC GLOBAL LIMITEDの8者。発行新株予約権数は1万8210個、予約権1個につき100株とし、予約権発行による潜在株式数は182万1000株。調達額は差引手取金概算額で約11億3100万円。

フォーシーズHDは調達資金の使途として、計13億2000万円を太陽光発電や系統用蓄電池の事業に関する開発資金などに充当。2億円を通販事業・卸売事業・リテール事業における商品マーケティング資金に充てるとしている。

フォーシーズHDの2024年9月期業績は売上高が前期比5.7%増の22億5700万円、営業損益は1億2600万円の赤字(前期は2億1400万円の赤字)、経常損益は1億2900万円の赤字(前期は2億1600万円の赤字)、当期純損益は2億7300万円の赤字(前期は2億7200万円の赤字)だった。

フォーシーズHDは2019年9月期から、連結営業赤字と連結営業キャッシュ・フローのマイナスが続いている。早期の業績回復に向けて、各セグメントそれぞれの営業スタイル特性に合わせた施策を積極的に推進してきたが、営業黒字への転換、営業キャッシュ・フローのプラスを達成できず、資金水準も低下。IR資料には「継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)に重要な疑義を生じさせるような状況」の注記を記載している。こうした状況から、各セグメントで収益拡大に向けた対応策を進めているという。

鳥栖 剛

サステナブル商品は売れる? 売れ行き回復を実現したQVCジャパンの取り組みとは? | 通販新聞ダイジェスト

8ヶ月 2 週間 ago
QVCジャパンは従前より推進しているサステナブル商品の訴求を再強化している。一時は売れ行きが落ち込んだが、社員の知識を深める企画を実施したところ、現在の売り上げ回復基調につながった

「押しつけがましい形ではなく楽しく自然にサステナブルな商品を紹介して、作り手とお客さまの想いをつなぎ、生活のなかに定着していくための手助けをしていきたい」――。通販専門放送局を運営するQVCジャパンを率いる伊藤淳史CEO(=写真)はここ数年、推進を強化するサステナブル(持続可能)施策の意義についてこう話す。

QVCジャパン 伊藤淳史CEO
QVCジャパン 伊藤淳史CEO

QVCジャパンにおけるサステナブル商品の“売り出し方”の変遷

サステナブル商品特化の紹介番組を放送

サステナブル施策は近年、さまざまな事業者が注力する取り組みだが、消費者を置き去りにした独りよがりなものになってしまうことも少なくない。

同社ではCR(コーポレート・レスポンシビリティ)の観点から数年前から放送をスタートした自然や動物、環境・生態系を意識した素材やブランド、繰り返し使用できる商品の紹介に特化した番組について再強化を進めて成果も出始めているようだ。

QVCで取り扱っている商品の、エコ・サステナブルなブランドや商品の一例(画像はQVCジャパンの自社ECサイトから追加)
QVCで取り扱っている商品の、エコ・サステナブルなブランドや商品の一例(画像はQVCジャパンの自社ECサイトから追加)

同社は2022年2月から運営する通販専門放送局「QVC」で「未来にいいもの サステナブルな暮らし」と題したサステナブルな商品の紹介に特化した番組をスタート。「廃棄物の削減」など月ごとにテーマを設けてエコバッグや真空断熱技術で長時間の保冷・保温ができる水筒などを紹介。長らく午後7時から1時間にわたって毎週(金曜日)、放送を継続してきた。

サステナブルに特化した番組「未来にいいもの サステナブルな暮らし」(画像はQVCジャパンの自社ECサイトから追加)
サステナブルに特化した番組「未来にいいもの サステナブルな暮らし」(画像はQVCジャパンの自社ECサイトから追加)

出足は好調も、売り上げは一時減少傾向

「テレビという(伝播性の高い)媒体の特性上、社会生活に与える影響は非常に大きい。企業として商品を販売して利益を上げることは当然だが公の電波をお借りして事業を展開している我々の役割として日本の社会が持続可能であるよう人や地球にやさしい商品を提案することでサステナブルな商品が当たり前となる市場の実現に貢献したい」(伊藤CEO)として開始した同番組で環境意識の高い消費者が増え始めたことで出足は順調だったようだが、徐々に売り上げは減少していったという。

サステナブルさのこじつけが売り上げ不振に影響

その原因を探ったところ、一因として番組で紹介する商品の「サステナブルさが“こじつけ”なもの」となっていたケースがあり、それゆえに顧客に響かず、売り上げに結びつかなくなっていったことがわかったという。

「たとえば節電につながる家電など。節電はサステナブルであり、かつお客さまのお財布にもやさしいと訴求していた。もちろん、その通りなのだが、それらは番組で紹介すべき本当のサステナブル商品なのか。売れるものが優先になってないか。そうした商品は『これは違うでしょう』という反応となり、売り上げも伸びていかなくなった」(同)という。

番組の放送頻度と内容を見直し

サステナブルの取り組みと言えども売り上げがついてこなければ継続はできないわけで「一旦、立ち止まろう」(同)と昨年から当該番組の放送頻度を毎週から不定期とした。毎週、サステナブルな商品を紹介しなければいけないという時間的な制約をなくして本当のサステナブル商品を厳選して紹介できるようにした。

「サステナブル・コマース・プロジェクト」で社員育成に着手

加えて、「社員のサステナブルに関する知識がそのままでは、従来までの考え方で(商品を)探してしまうことになりかねないし、サステナブルの定義も社員1人ひとりによって異なっている」(伊藤CEO)ことや番組を開始した2022年当時から変化したサステナブルの世の中の浸透度なども考慮して、外部の専門家を招いて社員のサステナブルに関する知識レベルの引き上げや新たなサステナブル施策を展開するためのプロジェクト「サステナブル・コマース・プロジェクト(サスコマ)」を実施した。

ワークショップ形式でサステナブルの知識を深める

同取り組みでは当該番組に携わるスタッフを始めとしたさまざまな部署の社員約30人が横断的に参加したサステナブル推進チームが自律的に顧客にサステナブルの価値を届けられるようにすることを目的に昨年6月から9月までの4か月間にわたって実施

サステナブルに関するコンサルティング会社にサポートを受けつつ、商品の調達など商業部門の業務領域に関連する最新のサステナブルに関する知識をインプットしつつ、具体的なターゲット層をイメージしながら販売すべきサステナブルな商品実施すべきサステナブルな施策のアイデアの検討、提案などをグループごとのワークショップ形式で実施した。

サステナブル関連商品の売り上げは回復傾向

同取り組みの結果、「サスコマでは最後にサステナブルな商品と体験を組み合わせた商品の展開の提案を参加者から私がプレゼンを受けた。その提案を考える過程のなかでサステナブルの定義が整理され、お客さまにどのポイントをサステナブルとしてお伝えすればよいかというポイントも整理され、これまで足りなかった生活者視点でサステナブルな商品や企画を考えられるようになった」(伊藤CEO)として、実際に現在は木曜日に不定期に放送する「未来にいいもの サステナブルな暮らし」でも紹介する商品はもちろん、「番組構成や紹介方法が格段によくなった」(同)ことで売り上げも回復傾向にあるよう。

今後も顧客視点での商品選定や訴求を強化していくほか、当該番組以外の番組でもサステナブルな商品の紹介を進める。また、「サスコマ」で企画した体験型の新たなサステナブル商品の販売なども実施していく考えでサステナブルな商品の販売・展開を強化していくという。

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