ネットショップ担当者フォーラム

「Shopify」がビデオや3Dモデルで表示する機能などのアップデートを実施

6 years 6ヶ月 ago

マルチチャネルコマースプラットフォームを運営するShopify Inc,の日本法人Shopify Japanは8月6日、毎年グローバルカンファレンスとして行っている「Unite」の日本版「Post-Unite Japan 2019」を開催し、2018年に達成した成長数字と2019年の新機能を発表した。

新機能は、Shopify内でビデオおよび3Dモデルで製品を表示する機能などのアップデートを公開した。

新しいオンラインストアデザインのアップデートを実施。ストアのレイアウトや雰囲気をさらにコントロールできるようになり、公開前のデザインの保存とプレビューがよりシンプルにできるようにした。

Shpify内でビデオおよび3Dモデルで製品を表示する機能を導入。オンラインで店頭にいるような購買体験を提供する。

パートナーは、サブスクリプション支払いソリューションをShopifyのチェックアウトに直接統合できるようになった。サブスクリプション対象の商品や、サービスを購入したときに購入者がチェックアウトフローで、Shopifyから離脱しなくなるなどのカスタマイズが可能となった。

海外の買い物関連では、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、デンマーク語、オランダ語、ヒンディー語、マレー語、ノルウェー語、スウェーデン語、韓国語、タイ語を含む11の新しい言語機能を導入。Shopifyの決済サービス「Shopify Payments」を使用すると、すべてのマーチャントが複数の通貨で販売し、現地通貨で支払い受けることができる。

2018年に日本国内でShopifyを使ったストア数は、2017年に比べて100%増を記録。日本国内でShopifyを利用するマーチャントの2018年の流通総額は、前年比100%を突破するなど日本に本格的に進出して以来、年々確実な成長を遂げている。

Shopifyのパートナーシップ兼事業開発部長のマーク・ワング氏によると、2018年末時点でのグローバルにおける利益はおよそ110億円。総流通総額は10兆円を突破した。スタッフは4000人。175か国で82万店舗が稼働している。

石居 岳
石居 岳

キャッシュレス決済で5%還元事業にアマゾンも参加へ、対象はAmazon出品サービスを利用している中小企業

6 years 6ヶ月 ago

アマゾンジャパンは8月2日、「平成31年度キャッシュレス・消費者還元事業」の「キャッシュレス加盟店管理事業者」として登録決定された。

10月1日から2020年6月30日までの9か月間、当該事業の対象となる中小・小規模事業者が販売する商品をAmazonでキャッシュレス決済によって購入した顧客を対象に、決済金額の5%分に相当する金額を即時還元する。消費者への還元分はアマゾンが一時負担し、補助金申請を行う。

キャッシュレス・消費者還元事業の対象商品には5%還元のタグを表示する予定。8月末までに特設ページを開設し、説明するとしている。

キャッシュレス決済方法は、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、Amazonポイント、Amazonギフト券、パートナーポイント(JCBのOki Dokiポイント)。

8月8日から、「中小・小規模事業者向けキャッシュレス・消費者還元事業のお申込」のWebサイトで、当該事業の対象となる事業者の加盟店登録申請の受け付けを開始した。

アマゾンジャパンは8月2日、「平成31年度キャッシュレス・消費者還元事業」の「キャッシュレス加盟店管理事業者」として登録決定された
アマゾンジャパンが用意した「中小・小規模事業者向けキャッシュレス・消費者還元事業のお申込」ページ。このWebサイトから、対象となる中小・小規模事業者は申し込むことができる(画像は編集部がキャプチャ)

「キャッシュレス・消費者還元事業」は、キャッシュレス対応による生産性向上や消費者の利便性向上を目的に、消費税率引き上げ後の一定期間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元などを支援する事業。経済産業省の監督のもと、一般社団法人キャッシュレス推進協議会が事務局業務を運用している。

「キャッシュレス・消費者還元事業」には、楽天の「楽天市場」、ヤフーの「Yahoo!ショッピング」が参加を決定。ポイント還元事業の対象となる中小・小規模事業者の出店者は、国の施策による買い物客へのポイント還元に加え、クレジットカード決済手数料の負担減といった恩恵を受けることができるようになる。

なお、アマゾンの決済サービス「Amazon Pay」は現在、キャッシュレス加盟店支援事業者として申請しているという。

キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)とは

キャッシュレス・消費者還元事業は、消費税率引上げ後の一定期間、中小・小規模事業者が提供するキャッシュレス手段を使った買い物に対して、ポイント還元・割引を支援するというもの。事業予算として2798億円を投じる予定。支援内容は次の通り。

  • 実施期間:2019年10月からの9か月間、2020年6月まで
  • 支援内容(一般の中小・小規模事業者の場合):消費者還元5%のポイント付与。加盟店手数料率3.25%以下への引下げを条件とし、加盟店手数料の1/3を国が補助。中小企業の負担ゼロで端末導入(1/3を決済事業者、残り2/3を国が補助)
  • 支援内容(フランチャイズなどの場合):消費者還元2%(端末費用及び加盟店手数料の補助はなし)
キャッシュレス・消費者還元事業 消費者還元の仕組み
消費者還元の仕組み(画像は経産省発表の「決済事業者向けパンフレット」から編集部がキャプチャ)
石居 岳
石居 岳

大塚家具の2019年中間期のEC売上は1億7400万円で1.8%増、全社売上は減収が止まらず

6 years 6ヶ月 ago

大塚家具の2019年1~6月期(中間期)決算におけるEC事業の売上高は、前年同期比1.8%増の1億7400万円だった。全社売上高(単体)に占めるEC売上高の比率は約1.3%。

自社ECサイトの商品情報を拡充したことなどから売り上げが伸びた。ただ、EC事業の増収率は前年同期(2018年1~6月期)と比べて大幅に鈍化している。

全社売上高は同26.3%減の138億7000万円。中間期決算の売上高は、2016年1~6月期から4年連続で減収となった。

大塚家具のEC売上高の推移
大塚家具のEC売上高の推移(画像は大塚家具の決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

中国「天猫国際」に出店、国内ではオウンドメディアを開設

今期はEC事業を強化するため、今年6月に中国の大手越境ECモール「天猫国際」に出店した。

また、国内ではインテリアの選び方などを提案するオウンドメディア「LIFEinTERIOR(ライフインテリア)」を6月26日に開設。公式オンラインショップの商品ページへのリンクを貼り、読者をECサイトへ誘導している。

5月30日には、有明本社ショールームにある大型照明専門店「Lightarium(ライタリウム)」での買い物を、パソコンやスマートフォンで疑似体験できる「バーチャルショールーム」を公開した。約1200種類(オープン当時)の照明器具の詳細を、スマホやパソコンの画面で閲覧することが可能。ECサイトへ移動し、商品を購入することもできる。

大塚家具は直近2年で出店モールを増やしている。2017年9月に「LOCONDO HOME」、10月には「Yahoo!ショッピング」に出店。2018年は5月に「Amazon」、9月には家具やインテリアのサイト「Laig」で販売を開始した。

2018年12月期決算におけるEC事業の売上高は、前期比69.1%増の3億9600万円。

渡部 和章
渡部 和章

DM送付のコストを10%削減、売上150%UPを実現したDM収益最大化サービスとは?

6 years 6ヶ月 ago

トランスコスモスは8月6日、機械学習を自動化する「DateRobot」を活用した、DM収益最大化サービスを開始したと発表した。トランスコスモスの通販事業や顧客企業向けのサービスで培った成功ノウハウとAIを活用し、高精度なDM送付リスト作成業務の内製化と収益最大化を支援する。

大手交通系サービスではDMコストを10%削減。トランスコスモスの通販事業では売上高が150%増加した。2019年度中、10社への導入を目指す。

「DateRobot」を顧客企業に導入し、機械学習によって顧客ごとの購買確率を予測する。購買確率が高い顧客にはDMを送付、低い顧客にはメールを配信するなど、売り上げ拡大とコスト削減が可能となる。トランスコスモスのデータサイエンティストが、顧客企業の担当者に分析支援やノウハウを提供する。

DataRobotを使ったDM収益最大化サービス
データ加工→データマート作成→DataRobotで購入確率を予測→購入確率上位の会員にDM送付
成果①:大手交通系企業のカタログ送付成果→カタログコスト10%削減
成果②:大手通販企業のLINEクーポン背信性か→ROIが400%アップ

トランスコスモスの通販事業「日本直販」では、「DateRobot」をいち早くDM送付作成業務に活用。外部業者が作成した従来のリストと比べ、売上高が150%増、工数は50%の削減となった。分析ノウハウの社内蓄積も可能になったという。

DM・カタログ担当者の課題:
理想→今よりDM送付を効率化したい
現状→実現するための分析ツールやアナリストがいない
DataRobotを使ったDM収益最大化サービス
サービス内容:
・DataRobotを導入して予測モデルを構築し、高精度なDM送付リストを自動作成
・貴社の担当者をトランスコスモスがトータルサポート。予測モデルの構築から業務実装まで内製化
日本直販での成果:
・売上150%アップ
・社内でノウハウ蓄積とアナリスト育成
・リスト作成工数50%削減

大手交通系会員サービスでは、DM送付の最適化に「DateRobot」を活用。従来のRFMルールのDM送付リストと比べ、DMコストを10%削減することに成功した。

大手通販企業では、LINEユーザーへの効率的なクーポン配信に「DateRobot」を活用している。「DateRobot」で購買確率を予測し、高確率層に絞ったLINEセグメント配信を行うことで、ROIを400%アップさせた。

石居 岳
石居 岳

ヤフーの2019年1Qショッピング取扱高は2040億円で16.5%増、「LOHACO」は6%減

6 years 6ヶ月 ago

ヤフーの2019年4~6月期(2020年3月期 第1四半期)連結決算によると、「ショッピング事業」の取扱高は前年同期比16.5%増の2040億円だった。「ショッピング事業」は「Yahoo!ショッピング」とアスクルの日用品通販「LOHACO」、ペット用品ECを手がけるチャームの取扱高を合計したもの。

「Yahoo!ショッピング」は同約20%成長だった一方、「LOHACO」(Yahoo!ショッピング店含む)は同約6%減だったという。

オークションサイト「ヤフオク!」の取扱高は同0.7%増の2004億円。

ヤフーの2019年4~6月期(2020年3月期 第1四半期)連結決算 コマース事業 主要指標の実績
コマース事業 主要指標の実績(画像はヤフーの決算説明会資料からキャプチャ)

今秋「PayPayモール」開設

ヤフーは2019年秋に新モール「PayPayモール」を開設する。ヤフーが定めた出店基準を満たした店舗のみが出店できる「プレミアムなショッピングモール」という位置付け。掲載料は売り上げの3%。「PayPayモール」の掲載商品は「Yahoo!ショッピング」にも掲載されるという。

フリマアプリ「PayPayフリマ」も2019年秋にリリースする。「PayPayフリマ」は「ヤフオク!」と連携するという。掲載手数料は近日発表する予定。

ヤフーの2019年4~6月期(2020年3月期 第1四半期)連結決算 ヤフーは2019年秋に新モール「PayPayモール」を開設績
ヤフーは2019年秋に新モール「PayPayモール」を開設(画像はヤフーの決算説明会資料からキャプチャ)

「PayPayモール」と「PayPayフリマ」の取り組みを通じ、「eコマース取扱高(物販)」(「ショッピング事業」と「ヤフオク!」の取扱高を合計したもの)の2桁成長をめざす。

ヤフーはこのほか、新たな収益モデルを創出するため、ECモールの出店者向けにオンラインコマース広告のテストマーケティングを実施している。

ヤフーの2019年4~6月期(2020年3月期 第1四半期)連結決算 ECモールの出店者向けにオンラインコマース広告のテストマーケティングを実施している
ECモールの出店者向けにオンラインコマース広告のテストマーケティングを実施している(画像はヤフーの決算説明会資料からキャプチャ)
渡部 和章
渡部 和章

メルカリの流通総額は5307億円、日本事業は4902億円【2019年6月期まとめ】

6 years 6ヶ月 ago

フリマアプリ「メルカリ」を展開するメルカリの2019年6月期連結業績における流通総額は、前期比43.2%増の5307億円だった。2018年6月期に続いて40%台の高い伸び率を維持している(2018年6月期は48.1%増)。

日本事業の流通総額は同41.3%増の4902億円で、2018年6月期に続いて40%台の高い伸び率を記録。マンスリーアクティブユーザー(MAU)は2019年6月期に1357万人へ達した。

フリマアプリ「メルカリ」を展開するメルカリの2019年6月期連結業績における流通総額
日本事業の流通総額、MAUの推移(画像はメルカリの決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

日本の流通総額は、「メルカリ カウル」「メルカリ メゾンズ」「CARTUNE」経由を含む数値。

なお、売上高は同44.5%増の516億円。営業損失は121億4900万円で、当期純損失は137億6400万円。

女性関連以外のカテゴリーの流通割合が増加

商品カテゴリー別の構成比を見ると、「レディース」が23%で最も高いが前期から2ポイント下がった。「エンタメ ホビー」は21%で前期比2ポイント増。「メンズ」は16%で同1ポイント増、「家電」は前期に続いて8%。

女性関連のカテゴリーと位置付けている「レディース/コスメ・美容/ベビーキッズ」の合計割合は2018年の38%から、2019年6月期はに34%に下がった。メルカリは近年、さらなる成長に向け女性関連以外のカテゴリーを戦略的に強化している。

フリマアプリ「メルカリ」を展開するメルカリのカテゴリー別のGMV構成比
メルカリ事業(日本)のカテゴリー別GMV構成比(画像はメルカリの決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

AIの積極活用を進める

プロダクト施策として進めているのが出品ユーザーエクスペリエンスの向上。バーコード出品、AIによる画像検索、画像10枚対応による情報掲載料の増加などを行った。

フリマアプリ「メルカリ」を展開するメルカリのカテゴリー別のプロダクト施策
メルカリ事業(日本)のプロダクト施策(画像はメルカリの決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

メルカリでは、潜在出品顧客は国内に3600万人存在すると見ており、持続的な成長に向けて出品者の増加施策を実施する。

中心に掲げるのがAIを活用したプロダクト施策。出品予定の商品を撮影するとAIによって売れ筋の価格帯がわかる機能など、AIテクノロジーを活用した圧倒的なユーザー体験を提供するとしている。

フリマアプリ「メルカリ」のAIを活用したプロダクト施策
AIを活用したプロダクト施策(画像はメルカリの決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

また、メルカリ講習会、外部コミュニティサイトとの連携強化、郵便局などでの梱包・発送場所の増加といったリアルタッチポイントの強化も進める。

フリマアプリ「メルカリ」のオフライン施策による出品拡大
オフライン施策による出品拡大(画像はメルカリの決算説明会資料から編集部がキャプチャ)
瀧川 正実
瀧川 正実

楽天 三木谷社長が語る物流戦略/顧客満足度 6年連続1位はヨドバシ.com【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

6 years 6ヶ月 ago
  1. 楽天・三木谷社長が語る送料無料ライン全店舗3980円以上を行う理由と今後の物流戦略

    楽天グループが開いた「Rakuten Optimism 2019」の2日目(8月1日)に行われた「楽天市場 戦略共有会」。登壇した三木谷浩史会長兼社長の講演で多くの時間が費やされた

    2019/8/7
  2. 「ヨドバシ.com」が顧客満足度の高いECサイトで6年連続1位、5指標でトップを獲得

    日本生産性本部が国内の企業・ブランドを対象とした顧客満足度調査「2019年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)」第2回調査を公表。

    2019/8/2
  3. 「商品価格にのせるしかない」。楽天の送料無料ラインに対する川添さんのコメントのわかりみが深い【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき、2019年7月29日〜8月4日のニュース

    2019/8/6
  4. ヤフーの「PayPayモール」への出店条件は? 「Yahoo!ショッピング」との違いは?

    ヤフーが10月に新設する仮想モール「PayPayモール」は、グループ企業が展開中のスマートフォン決済サービス「PayPay」の利用者向けのプレミアムモールという位置付け。運営する仮想モール「ヤフーショッピング」での上位の優良店または上場企業や一定の年商規模の大企業のみが出店できる

    2019/8/7
  5. アスクルとヤフーの攻防で岩田彰一郎元社長が伝えたかったこと

    筆頭株主であるヤフーと対決するという“捨て身”ともいえる一連の行動を起こした背景などを元アスクル社長の岩田彰一郎氏が語る

    2019/8/5
  6. 佐川急便とセイノーが業務連携で基本合意、共同配送などで

    SGホールディングスとセイノーホールディングスは8月2日、持続的かつ利便性の高い物流サービスを提供していくことを目的に、業務連携に向けた検討を進めることについて基本合意したと発表

    2019/8/6
  7. アマゾンの次は楽天が「TOKYO Fashion Week」冠スポンサー契約を締結

    今秋からイベントの名称が「Rakuten Fashion Week TOKYO」になる。ファッション領域におけるブランディングを強化するのが目的

    2019/8/5
  8. 「楽天市場」グルメの実食&「楽天ペイ」体験などが楽しめる「Rakuten OPTIMISM 2019」レポート

    キャッシュレスでブランド牛とスイーツ食べまくり!

    2019/8/2
  9. 日本生協連の個人向け宅配供給高は1兆2860億円、宅配のネット受注は3181億円[2018年度]

    インターネット経由で注文する登録組合員は前年度比11%増の375万人。週ごとの利用人数は平均118万人(同9%増)だった

    2019/8/5
  10. 「ボタニスト」I-neの新設子会社に日本コカ・コーラが資本参加、飲料マーケットで価値創造めざす

    日本コカ・コカコーラのマーケティングリソースを活用し、I-neが手がける飲料「CHILL OUT」の販売を強化する

    2019/8/6

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    内山 美枝子

    楽天の国内EC流通総額は13.8%増の1兆7936億円【2019年中間期まとめ】

    6 years 6ヶ月 ago

    楽天の2019年1~6月期(中間期)連結業績における国内EC流通総額は、前年同期比13.8%増の1兆7936億円だった。

    楽天の2019年1~6月期(中間期)連結業績における国内EC流通総額
    国内EC流通総額の推移(画像はIR資料をキャプチャ)

    2019年4~6月期(第2四半期)は同14.5%の9219億円。ここ数年では四半期ベースで最も高い成長率を達成したという。さらなる成長のため横断的な取り組みとジャンル強化策を推進していくとしている。

    国内EC流通総額の伸び率推移と今後の強化策
    国内EC流通総額の伸び率推移と今後の強化策(画像はIR資料をキャプチャ)

    国内EC流通総額は「楽天市場」「楽天トラベル」「楽天ブックス」「楽天マート」「ラクマ」などのほか、ケンコーコムと爽快ドラッグの合併会社「Rakuten Direct」などの流通額を合算した金額。

    なお、2019年中間期から一部事業において内部取引消去を行ったため、数値を遡及修正している。今回発表のデータから過去の1~6月期のEC流通総額を算出すると、2018年1~6月期は1兆5752億円。

    楽天市場トピック① クロスユースが堅調に推移

    SPUなどの施策により、クロスユースは堅調に推移。アクティブユーザーの増加に伴いメンバーシップバリューが拡大しているという。

    楽天のクロスユース率
    クロスユース率の増加(画像はIR資料をキャプチャ)

    楽天市場トピック② モバイル流通総額の比率は74.1%

    2019年4~6月期における「楽天市場」のモバイル流通総額の比率は74.1%に拡大。前年同期比で7.5ポイント上昇した。

    楽天市場トピック② モバイル流通総額の比率
    モバイル流通総額の比率(画像はIR資料をキャプチャ)

    楽天市場トピック③ カード決済比率は59.4%

    「楽天市場」の流通総額における楽天カード決済比率は継続的に拡大。2019年6月時点で59.4%となっている。

    「楽天市場」の流通総額における楽天カード決済比率
    「楽天市場」の流通総額における楽天カード決済比率(画像はIR資料をキャプチャ)

    楽天市場トピック④ 今後の施策

    「購入金額●●●●円以上で送料無料」といった送料の消費者負担を0円とする“送料無料ライン”を、「楽天市場」全店舗共通で税込み3980円以上にする。2020年春前までにスタートする予定。

    購買頻度増加や新規ユーザーの獲得を見込むという。

    「楽天市場」では「購入金額●●●●円以上で送料無料」といった送料の消費者負担を0円とする“送料無料ライン”を、「楽天市場」全店舗共通で税込み3980円以上にする
    購買頻度増加や新規ユーザーの獲得を見込む(画像はIR資料をキャプチャ)
    瀧川 正実
    瀧川 正実

    9/6札幌開催、ヤッホーブルーイング、TikTok、ノース物産、AmazonPay、マージェリックなど登壇、1Day全5講演

    6 years 6ヶ月 ago
    本イベントのお申込受付は終了いたしました。
    多数のお申込ありがとうございました。
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    ネットショップ担当者フォーラム & Web 担当者 Forumミーティング2019 in 札幌
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    ネットショップ担当者フォーラム & Web 担当者 Forumミーティング2019 in 札幌

    ネットショップ担当者フォーラム、Web担当者Forumでは、地域におけるeコマース市場の現状と課題を把握し、その方策を導くため、「ネットショップ担当者フォーラム/Web担当者Forumミーティング2019 in 札幌」を開催します。

    基調講演
    「よなよなエール」のヤッホーブルーイングが語るブランディング&ファン作りの極意(仮)
    講師
    開発事業本部 EC統括部 部長 兼 碧慕絲股份有限公司 董事
    -->株式会社ヤッホーブルーイング
    株式会社ヤッホーブルーイング
    ゼネラルセッション
    「TikTok」大解剖! 最新インサイトなどの基礎からビジネス活用までを徹底解説​
    講師
    Bytedance株式会社
    X Design Center
    鈴木 瑛
    TikTok
    クロージングパネルディスカッション
    失敗から学んだECビジネス成功のポイント~EC事業者の本音対談(仮)
    パネリスト
    ノース物産株式会社
    常務取締役
    鈴木 洋一
    パネリスト
    常務取締役
    -->調整中
    モデレーター
    ネットショップ担当者フォーラム編集部
    編集長
    瀧川 正実

    ご来場プレゼント

    当日、主催者アンケートにお答えいただいた方に下記をお渡しします。

    「EC ビジネス最前線 楽天、Amazon、ヤフー 次の戦略&成長企業の事例12選」

    • 発行:インプレス
    • 発売:2018年10月31日
    • 定価:本体1,350円+税
    「EC ビジネス最前線 楽天、Amazon、ヤフー 次の戦略&成長企業の事例12選」

    開催概要

    -->
    イベント名
    ネットショップ担当者フォーラム & Web 担当者 Forumミーティング2019 in 札幌
    日時
    2019年9月6日(金) 12:40~16:45(受付開始12:10)
    場所
    札幌市中央区北4条西4丁目読売北海道ビル3F(地図
    交通アクセス
    JR札幌駅より徒歩5分
    地下鉄さっぽろ駅より徒歩3分
    参加費
    無料(事前登録制)
    ※ご参加いただいていないセッションの協賛企業からも、個別に電話・メール等でご連絡を差し上げる場合がございます(イベント全体協賛企業)。ご了承ください。
    主催
    株式会社インプレス ネットショップ担当者フォーラム・Web担当者Forum
    協賛企業
    • アマゾンジャパン合同会社
    • 株式会社マージェリック

    ※50音順

    特別協力

    一般社団法人ウェブ解析士協会

    定員
    60人
    このページのURLhttps://netshop.impress.co.jp/event/201909sapporo
    お問い合わせ
    株式会社インプレス イベント事務局
    受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)
    ※ 8/13~8/16は夏季休暇とさせていただきます
    集客ページURLhttps://netshop.impress.co.jp/event/201904tokyo

    タイムテーブル※講師・講演内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。

    12:40~13:20
    K-1 基調講演
    「よなよなエール」のヤッホーブルーイングが語るブランディング&ファン作りの極意(仮)
    講師
    株式会社ヤッホーブルーイング
    セッション概要

    ビームスのECビジネスは、スタートしてからEC売上は13年連続増収、自社ECサイトは立ち上げから9年連続で増収を達成しています。「ZOZOTOWN」でスタートしたビームスのECビジネスの変遷を踏まえ、“利益を稼ぐ”という経営者視点で運営している自社ECサイトでの取り組み、オムニチャネル施策を解説していきます。今回のセッションで聞き手を担うのは、元キタムラの執行役員で現在はオムニチャネルコンサルタントの逸見光次郎氏。逸見氏自身の経験も踏まえ、経営者視点によるECサイト運営の重要性、自社ECサイトを伸ばすコツ、オムニチャネルを成功させるためのポイントなどをお伝えします。​​

    プロフィール
    株式会社ビームス
    矢嶋 正明

    2000年ビームス入社。店舗での販売業務等を経て、2005年に責任者としてEC部門を立ち上げEC事業全般の拡大に取り組み、2009年に自社ECサイトを開設した。以降、店舗と自社ECのサービス共通化を進め、2016年には自社ECを完全直営化。その後、全てのオウンドメディアを統合したメディアコマースサイトを構築。2018年には台湾で直営の自社ECサイトを開設。現在は、全社のオムニチャネル化を推進中。

    株式会社CaTラボ
    逸見 光次郎

    学習院大文学部史学科卒。
    三省堂書店本支店勤務、イー・ショッピング・ブックス(現:セブンネットショッピング)立ち上げ、アマゾンジャパンブックスMD、イオンネットスーパー立ち上げとデジタルビジネス戦略担当、カメラのキタムラ執行役員EC事業部長のち経営企画オムニチャネル(人間力EC)推進担当を経て独立。現在は株式会社CaTラボ代表オムニチャネルコンサルタント。個人コンサル以外にプリズマティクス社アドバイザー、GMOメイクショップオムニチャネルスーパーバイザーを兼務。流通問題研究協会 特別研究員。

    続きを読む
    -->13:25~14:05
    S-2 講演
    Re:Dealer(リディ―ラー)リターゲティング広告配信の新しい形
    講師
    株式会社マージェリック
    営業部
    セールスプランナー
    守上 和也
    守上 和也
    セッション概要

    広告業界が抱える問題の、アドフラウド問題、クッキー情報の利用是正など、ユーザー様へ未同意の広告配信の規制が今後厳しくなることが予想される中で、同意を得たユーザー様にのみ広告配信を行う新たな広告媒体、「Re:Dealer(リディ―ラー)」のご紹介と参考実績をお話致します。​

    プロフィール

    インターネット広告代理店、広告配信プラットフォーム会社を経験。
    主に、自社ECサイトと楽天店の集客サポートを行っております。

    内容のレベル感

    中規模向け

    内容のレベル感への補足

    マーケティングもしくはEC運営者かつ広告利用社向け

    参加対象者

    EC

    受講するメリット

    新たな効果的な広告販促の話が聞ける

    こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

    広告費用対効果が上がらない/上げたい方向け

    続きを読む
    14:15~14:55
    K-3 ゼネラルセッション
    「TikTok」大解剖! 最新インサイトなどの基礎からビジネス活用までを徹底解説​
    講師
    Bytedance株式会社
    X Design Center
    鈴木 瑛
    鈴木 瑛
    セッション概要

    誕生以来世界150の国と地域で人気となったショートムービープラットフォーム「TikTok」。どんなユーザーが使っているの? ビジネスに活用できるの? どうすれば成功できるの? ショートムービーを活用したブランディング、新規獲得や製品売上を伸ばしたいマーケター、プランナー、EC事業者さんが抱える「TikTok」の“?(クエッション)”を解決するセミナーです。「TikTok」の基礎から、成功するキャンペーン・クリエイティブといった応用までを解説していきます。

    プロフィール

    7年電通入社。クリエイティブディレクターとして多数のマーケティング戦略をディレクションし、Cannes Lions、D&AD等140以上の国際的なアワー ドを受賞した。
    また、2016年には米国の国際政治雑誌Foreign Policy Magazine が表彰する「世界の頭脳100人」にヒラリー・クリントンやマーク・ザッカー バーグらと並んで選出。
    そして、2018年にはPR業界誌「Holmes Reports」から「アジアのイノベーター25人」に、広告業界誌Campaignから「40歳以下の注目すべき40人」として選出・表彰を受ける。
    2019年よりByteDanceに入社し、「X Design Center」を立ち上げる。

    続きを読む
    15:05~15:45
    S-4 講演
    ネットショップから音声ショッピングまで~Amazon Payの導入効果・事例を一挙公開~
    講師
    アマゾンジャパン合同会社
    Amazon Pay事業本部
    事業部長
    井野川 拓也
    井野川 拓也
    セッション概要

    「Amazon Pay」は、ECサイトにおけるID決済サービスとして数千サイトで利用されています。昨年からは、スマホでのQRコード決済に加えて、Alexaスキルでの音声ショッピングにも対応し、様々な業種の事業者様に利用されています。本セッションでは、ネットショップ、実店舗から音声ショッピングまで、Amazon Payがもたらす導入効果を事例を交えてご紹介します。特に音声ショッピングの初公開ビデオをご用意してご参加をお待ちしています。

    プロフィール

    2010年1月より2015年10月までアマゾンジャパン セラーサービス事業本部 事業開発部 部長として、セラービジネスの事業企画、マーケティング、出品事業者向けの広告事業、事業者向けのID決済ビジネス、などを担当。

    2015年11月よりAmazon Pay事業の日本に於ける責任者となり、現在に至る。

    内容のレベル感

    大規模店舗向け・中規模向け・小規模店舗向け

    参加対象者

    自社ECサイト事業関連者(事業責任者、運営担当者、マーケティング担当者)、ソリューションプロバイダー、ECサイト開発者

    受講するメリット

    EC売上向上のヒントが得られる、Amazon Payの導入事例がわかる、音声ショッピングについて知ることができる

    こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

    コンバージョン率向上、新規顧客増加、不正取引対策、Alexaスキルでの音声ショッピングの実現

    続きを読む
    15:50~16:40
    K-5 クロージングパネルディスカッション
    失敗から学んだECビジネス成功のポイント~EC事業者の本音対談(仮)
    パネリスト
    ノース物産株式会社
    常務取締役
    鈴木 洋一
    鈴木 洋一
    パネリスト
    常務取締役
    -->調整中
    モデレーター
    ネットショップ担当者フォーラム編集部
    編集長
    瀧川 正実
    瀧川 正実
    16:40~16:45
    SPECIAL
    一般社団法人ウェブ解析士協会よりプレゼンテーション
    一般社団法人ウェブ解析士協会
    スポンサー
    • アマゾンジャパン合同会社
    • 株式会社マージェリック
    特別協力
    • 一般社団法人ウェブ解析士協会
    • Web担当者Forumミーティング2018秋
    • EC物流フォーラム2018
    -->
    高嶋 巌

    「futureshop」と「Sprocket」が連携強化、きめ細やかなOne to One接客を実現

    6 years 6ヶ月 ago

    フューチャーショップは8月7日、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」と、Sprocketの統合Web接客プラットフォーム「Sprocket」との連携を強化したと発表した。

    Sprocketが新たにリリースした「データ連携機能」を利用し、「futureshop」で構築されたECサイト内の行動、他のDMP(データマネジメントプラットフォーム)などのデータを「Sprocket」に取り込めるようにした。

    「futureshop」導入サイトは、多角的な視点で顧客を分析し、興味・関心に合わせた接客シナリオを作成することができるようになる。

    自社ECサイト内の行動に加え、DMPなど外部連携の大量データから導き出されたインサイトを組み合わせ、接客シナリオを作成。One to OneのWeb接客を実現する。

    「Sprocket」は、任意のページの閲覧回数有無や回数、サイト訪問回数、滞在時間などのデータを元に、細かい条件でターゲティングを設定することができるWeb接客プラットフォーム。初回訪問ユーザー限定で買い物ガイドのバナー表示、商品カート投入時のオファー表示など、購入への不安を解消する情報提示やクーポンオファーなどをタイムリーに実施できる。

    瀧川 正実
    瀧川 正実

    「ブランディア」のデファクト社、wajaのファッションEC事業を買収

    6 years 6ヶ月 ago

    デファクトスタンダードは8月5日、wajaが運営するマーケット事業を取得することで契約を締結したと発表した。wajaが手がける、世界のバイヤーが現地で仕入れた商品を販売する「WORLDROBE」など3つのマーケットが集まるファッションマーケットモール「waja」を譲り受ける。

    デファクトスタンダードが持つさまざまな販売チャネルとシナジーを図ることで、事業の拡大と利用者への付加価値が提供できると判断した。

    マーケットモール「waja」は販路が自社サイトにとどまっていた。今回、デファクトスタンダードとの提携による連携で、デファクトスタンダードが保有している、さまざまな販売チャネルを同時に利用することで、販売強化が図れるという。

    デファクトスタンダードにとっても、これまでにない新しい商材(新品商品を含む)を取り込むことにより、品ぞろえの強化が一層図れると期待している。

    デファクトスタンダードが運営する中古品のECサイト「ブランディア」で、バッグや服を販売するユーザーは、持ち込む商品を百貨店や免税品店で新品として購入する人が多いという。そういったユーザーに対し、海外の珍しい新品商品を「waja」を通じて提供することができると見ている。

    デファクトスタンダードはwajaが運営するマーケット事業を取得することで契約を締結したと発表した
    デファクトスタンダードが考える「waja」とのシナジー

    また、海外の珍しい新品商品を買うユーザーが集まって「waja」が盛り上がれば、より一層「waja」の新品商品が充実し、「waja」だけにとどまらず、オークションサイトの「ブランディアオークション」も盛り上がると見ている。

    その後、デファクトスタンダードで購入された新品および中古商品が「ブランディア」の買い取りに回るというサイクルを作ることができる。

    これはデファクトスタンダードが創業以来、リユース(中古)品に特化してきたサービスからの転換であり、ユーザーへの大きな付加価値になると見ている。

    瀧川 正実
    瀧川 正実

    ZOZOの2019年1Q取扱高は792億円で12.5%増

    6 years 6ヶ月 ago

    ZOZOの2019年4~6月期(2020年3月期 第1四半期)における商品取扱高は、前年同期比12.5%増の792億3700万円だった。「ZOZOTOWN」の出店ショップ数は、期末時点で同13.9%増の1297店舗。

    商品取扱高を事業別に見ると、ZOZOTOWN事業の「受託ショップ」は同13.0%増の726億2200万円、買取ショップは同132.7%増の1億300万円、「ZOZOUSED」は同10.8%減の35億7400万円。

    ZOZOの2019年4~6月期(2020年3月期 第1四半期)の決算 商品取扱高
    商品取扱高について(画像は決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

    「ZOZOTOWN」への新規ブランドの出店を促進したほか、春のセールイベントとして「ZOZOWEEK」を実施。会員囲い込み施策の一環として、自社ブランドのクレジットカードをリニューアルし、「ZOZOTOWN」での買い物時のポイント還元率を従来の2%から5%に引き上げた。

    ZOZOの2019年4~6月期(2020年3月期 第1四半期)の決算 「ZOZOTOWN」の出店ショップ数
    「ZOZOTOWN」の出店ショップ数について(画像は決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

    PB事業の商品取扱高は4.6億円

    プライベートブランドを扱う「PB事業」の商品取扱高は同306.7%増の4億6200万円。

    Tシャツやデニムパンツといったカジュアル商品を対象に、身長や体重の情報のみでユーザーの体型を推測し、最適なサイズの商品を提供する販売方法を6月12日に開始した。

    ECサイトの構築と運営を受託している「BtoB事業」の商品取扱高は同25.0%増の24億7400万円だった。

    購入者数の増加続く

    過去1年以内に1回以上購入したアクティブ会員とゲスト購入者の合計人数は、2019年4~6月期の時点で同9.9%増の812万1663人。アクティブ会員が655万7144人、ゲスト購入者が156万4519人。

    ZOZOの2019年4~6月期(2020年3月期 第1四半期)の決算 過去1年以内に1回以上購入したアクティブ会員とゲスト購入者の合計人数
    過去1年以内に1回以上購入したアクティブ会員とゲスト購入者の合計人数(画像は決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

    アクティブ会員の属性は67%が女性。平均年齢は男性が31.8歳、女性は33.8歳だった。

    ZOZOの2019年4~6月期(2020年3月期 第1四半期)の決算 アクティブ会員の属性
    アクティブ会員の属性(画像は決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

    広告事業は5億8400万円

    2018年に開始した「広告事業」の売上高は5億8400万円。「ZOZOTOWN」や「WEAR」のユーザーリーチ基盤を活用し、取引先ブランドや広告代理業者に広告枠を提供している。

    「WEAR」のアプリのダウンロード数は2019年6月末時点で1300万ダウンロードを超えているという。

    1Q売上高は6.2%増の281億円、営業利益は32%増の77億円

    ZOZOの2019年4~6月期における連結売上高は同6.2%増の281億9700万円。営業利益は同32.6%増の77億8600万円、経常利益は同30.0%増の76.1800万円、四半期純利益は同27.9%増の53億2600万円。

    ZOZOの2019年4~6月期(2020年3月期 第1四半期)の決算 連結業績の概要
    連結業績の概要(画像は決算説明会資料から編集部がキャプチャ)
    渡部 和章
    渡部 和章

    「空飛ぶクルマ」試作機が浮上実験に成功、NECが管理基盤構築を本格化

    6 years 6ヶ月 ago

    NECは8月5日、「空飛ぶ車」の実用化に向けた試作機の浮上実験に成功したと発表した。「空飛ぶクルマ」の移動環境に必要な管理基盤の構築を本格的に開始するという。

    試作機の浮上実験は千葉県内のNEC我孫子事業場で実施。試作機の大きさは全長約3.9m、幅3.7m、高さ約1.3mで、飛行制御のソフトウェアやモータドライバなどを新たに開発し、搭載したという。

    NECは「空飛ぶ車」の実用化に向けた試作機の浮上実験に成功したと発表
    空飛ぶクルマの試作機

    官民プロジェクト「空の移動革命に向けた官民協議会」に参加

    NECは経済産業省と国土交通省が設立した「空の移動革命に向けた官民協議会」に参加している。また、「空飛ぶクルマ」の開発活動団体「CARTIVATOR(カーティベーター)」を運営するCARTIVATOR Resource Managementとスポンサー契約を締結し、「空飛ぶクルマ」の機体開発の支援などを進めている。

    今後、航空管制システムや衛星運用システムなどで培った、管制技術や無線通信技術、無人航空機の飛行制御技術などを活用し、「空飛ぶクルマ」の実用化をめざす。

    ヤマトHDも2020年代半ばの実用化をめざす

    「空飛ぶクルマ」の開発をめぐっては、ヤマトホールディングスも2020年代半ばまでの実用化をめざしている。荷物を電動式の垂直離着陸機(eVTOL機)で運ぶ「空の輸送」を計画。米ヘリコプターメーカーのベルヘリコプターと提携し、機体の開発を進めている。

    ヤマトホールディングスは荷物を電動式の垂直離着陸機(eVTOL機)で運ぶ「空の輸送」の実現をめざす
    ヤマトホールディングスは荷物を電動式の垂直離着陸機(eVTOL機)で運ぶ「空の輸送」の実現をめざしている
    渡部 和章
    渡部 和章

    モバイルECのユーザーエクスペリエンスを最適化する方法 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    6 years 6ヶ月 ago

    消費者はこれまで以上にモバイル経由で買い物をするようになるでしょう。5Gはほとんどの分野でまだ開発段階のため、小売事業者は現在の4Gの速度でユーザーエクスペリエンス(UX)を最適化する計画を立てなければなりません。モバイルデータを管理し、モバイルサイトやアプリの速度低下を防ぐために動画コンテンツを最適化することは、モバイルデバイスで買い物をする消費者を引き留める方法の1つです。

    2年後には7割以上がモバイルに

    次世代のイノベーションのおかげで、小売事業者はデバイス、メディア、プラットフォームを横断しながら、これまでにない規模と新しい方法で消費者にリーチできるようになっています。モバイルはデジタル階層の最上位に位置し、世界で最も普及しているインターネットへのアクセス手段として今後も支配的な地位を維持するでしょう。

    昨年2018年のホリデーショッピングシーズンには、オンライン注文で初めてモバイルがデスクトップを上回りました。2021年までにはモバイルがeコマース取引全体の75%近くを占めると予想されています。

    eコマースにおけるモバイルの成長にもかかわらず、モバイルデバイス、ブラウザ、アプリ全体で高いクオリティと一貫性のあるエクスペリエンスを保証することに関して、小売事業者の努力はまだ足りていません。実際、53%の人が読み込みに3秒以上かかるサイトを離れ、25%の人が長いページ読み込み時間のためにブランド自体に興味をなくすと答えているレポートもあります。

    消費者はモバイルサイトやアプリがユーザーフレンドリーで、見た目も魅力的で、何よりも高速であることを期待しているのです。スピード以外に、消費者はモバイルアプリが独立したシステムとして機能することを期待しています。アプリの中で商品を調べてバーチャルに試し、返品や購入ができることを望んでいるのです。また、ショッピング情報をタブレットやデスクトップブラウザなどの新しい「場所」にシームレスに転送し、取引をスムーズに完了できるようにして欲しいと願っています。

    今年のホリデーショッピングシーズンは、小売事業者が消費者に優れたモバイルエクスペリエンスを提供することが、かつてないほど重要になっています。顧客がより優れたユーザーエクスペリエンスを提供する競合他社に移動して、最終的にそこで購入したとしたら、アプリとオプティマイゼーションへの投資はすべて無駄になってしまいます。

    今年のホリデーシーズンで消費者に提供するモバイルエクスペリエンスを最適化し、潜在的なUX障害を軽減するために、小売事業者が念頭に置くべき重要な項目をいくつか紹介します。

    “実際のユーザー・データ”を活用しているか

    最近のHarvard Business Reviewのレポートによると、カスタマーエクスペリエンスに影響を与えるリアルタイムの指標にアクセスできる企業はわずか22%です。つまり大多数の企業は、パフォーマンスの問題にリアルタイムで対応したり、消費者のデジタル・エクスペリエンスを正確に最適化したりするために必要な情報が見えていません。

    モバイルパフォーマンスの問題を正確に特定し、迅速に解決するためには、テストエージェントが測定した合成データのみに依存するのではなく、小売事業者がリアルタイムのユーザー・データにアクセスできることが重要です。

    実際のユーザー・データから、サイトのトラフィック、個々の顧客の使用状況、ページ固有のパフォーマンス、全体的なユーザーの行動を包括的に見ることができます。例えば、実際のユーザー・データがあれば、小売事業者は「特定の商品を閲覧した後に、消費者が取引ページで止まっている」というような状況を知ることができます。

    バックエンドの運営者は、個々の事例に照準を合わせることで、どこに問題があるのかがわかります。サイトやアプリがサードバーティの決済業者の問題で支払いの時に止まってしまっているのか、価格に誤りがあるのか、実際には十分な在庫があるのに商品が在庫切れになってしまっているのか、などを確認することができるのです。

    消費者データがパーソナルな体験を推進するために重要であるのと同様に、問題を迅速に特定し、自動的に修復し、最終的にはダウンタイムを減らすために、消費者が自社のモバイルサイトやアプリにどのように関わっているかを示すデータを得る必要があります。これをするかしないかが、今年のホリデーシーズンの「運命を左右する」可能性があるのです。

    美しさとパフォーマンスのバランスはとれているか

    ターゲットを絞って合理化されたエクスペリエンスに加えて、消費者はモバイルサイトやアプリがユーザーフレンドリーで、見た目にも魅力的で、何よりも高速であることを期待しています。小売事業者は、ブラックフライデーやサイバーマンデーのような訪問者の多い過負荷に伴う潜在的なサイト遅延に備える必要がある一方で、コンテンツの負荷が原因で発生するかもしれない混乱も予測する必要があります

    多くの消費者が購入の意思決定に役立つ動画を探しています。短い動画はコンバージョンを劇的に向上させますが、動画コンテンツはデータ量が多く、特にモバイルアプリやブラウザではサイトの読み込み時間を遅らせます。

    小売事業者は、消費者が求めている視覚的に魅力的なブラウジング体験と最先端のブラウジング体験との間でバランスを取るとともに、斬新なアプリを求め、モバイルページのスピードと信頼性を期待する消費者に応えることが重要です。

    画像および動画管理の自動ソフトウェアを活用することで、ブランド企業は、トラフィックの多い日でも、速度やパフォーマンスを犠牲にすることなく、すべてのデバイスとブラウザに合わせた最適な品質、解像度、および形式で、短い動画と画像をコード変換して配信することができます。

    しばらくは5Gではなく4Gで考える

    5Gのアプローチは、新しい高速ワイヤレス接続を提供することを約束しており、ブランドはそれを通じて買い物客のCXを劇的に向上させることができます。その場合、サイトやアプリのパフォーマンスを低下させる重い動画コンテンツに関する多くの心配は、時代遅れになるかもしれません。しかし実際には、5Gはまだ登場しておらず、しばらくは登場しないことが予想されます。

    一方、2019年のホリデーシーズンの成功は、小売事業者が4G体験を最適化できるか否かにかかっています2022年までは、71%以上のネットワークが4Gでの運営を続けているでしょう。小売事業者が4Gのモバイルエクスペリエンスを強化する方法の1つは、消費者の位置データをリアルタイムで活用し、ターゲットを絞った割引やプロモーションを送ることです。

    例えば、買い物客が地元のディスカウントチェーン「Target」の靴売り場に数分間立ったら、お店は彼らのモバイルアプリにクーポンを送り、靴を買うように促すことができます。これは、小売事業者が現在利用可能なネットワーク速度と帯域幅でカスタマーエクスペリエンスを向上させるだけでなく、オンライン・ショッピングとデジタル・ショッピングの長所を融合できる一例にすぎません。

    合理化され、パーソナライズされ、見た目も魅力的な、データを活用したモバイルエクスペリエンスを今年のホリデーシーズンに提供したいなら、小売事業者は5Gが普及する前にバックエンドの整理を行う必要があります。

    小売事業者にとって重要なのは、現在のリソースを活用するか、消費者データからAI、パフォーマンス・メトリックに至るまで、迅速な導入と稼働が可能な新しいソリューションを入手し、モバイルの最適化、CXの強化、ホリデー・シーズンを前にしたロイヤルティの向上を実現することです。

    Internet RETAILER
    Internet RETAILER

    店舗独自のハウスクレジットカード決済を販促アプリに実装、「.pay」を起点にした店舗の売上アップ施策

    6 years 6ヶ月 ago

    東急電鉄沿線でまちづくりと顧客基盤強化に取り組んできた東急グループは、渋谷駅周辺の大規模開発も見据えながら、新たなデジタルマーケティングサービスに乗り出している。

    本セッションでは、東京急行電鉄(東急電鉄)の本田孝一氏がハウスクレジットカード発行など、これまでのグループ施策や成果を紹介するとともに、スマートフォンを活用した実店舗向けの新規決済ソリューション「.pay(ドットペイ)」を披露。

    合わせて東急エージェンシーの久保ひろみ氏が、「.pay」を起点にグループが展開する独自ソリューションやマーケティングプラットフォームなどを提案した。

    「Culture(文化)」「CATV(情報)」「Card(経済・顧客基盤)」の「3C戦略」を展開

    東京急行電鉄株式会社
    生活サービス事業部 メディア・マーケティング部 統括部長 本田 孝一 氏

    本田氏は2004年からグループ全体のポイント制度構築と運営に責任者としてかかわり、その後ホームコンビニエンスの東急ベルの立ち上げなどを手がけた。現在は、東急グループ全体の顧客基盤を強化するための施策・戦略に携わっている。

    東急グループの主要事業は「交通」「不動産」「生活サービス」「ホテル・リゾート」、グループ全体で120社を超える。営業収益では生活サービスが6割弱を占め、沿線住人は500万人強、消費支出は8兆円を超え、東急沿線は“住みたい街”としても知られている。東急電鉄の輸送人員は2017年度に11.6億人を突破し、過去最高となった。

    1980年代には、「Culture(文化)」「CATV(情報)」「Card(経済・顧客基盤)」を重要施策の「3C戦略」として展開。芸術・エンタメ系施設のBunkamura事業や、自社制作・多チャンネルの東急ケーブルテレビジョン事業、自社運営のクレジットカード事業などを手がけてきた。

    試行錯誤が続く自社運営のクレジットカード事業

    「3C戦略」の中でも成長・進化が目覚ましいクレジットカード事業は、35周年を迎えた。自社でシステム立ち上げや発行・運営を行うカード会社として1984年に設立し、東急百貨店の顧客に向けたサービスを主軸に展開してきた。

    2006年には流通業界の急速な変化にともない、電車やバス、加盟店舗などで利用できるグループ共通ポイント制度を導入した。

    2007年以降はクレジットカードにPASMO機能を搭載し、自動改札でのオートチャージに対応。JALカードやANAカードと連携してマイルも貯められるようにするなど、外部との提携により顧客基盤の強化を図っている。

    2016年には、東急グループの利用頻度や利用金額に応じた招待制のロイヤルカスタマー制度を導入。商品購入や乗車利用だけでなく、住宅・電機・ガスなども対象とし、グループサービスの横断的利用につなげている。

    このように力を入れているクレジットカード施策だが、カード戦略には常に課題が山積みだった。共通ポイントカード以前のばらまき時代は、合計29種類のカードを発行しており、それぞれの発行会社でしか使えず利便性が低かった。

    その後顧客ニーズを優先し共通ポイント化したわけだが、10年以上やってみて、集約型カードの限界を感じた。スペースの面からカード券面では参加しているすべての個社機能を表示できず、個社が自社のカードと認識しにくいため積極的に会員を集めないなどのデメリットがあった

    グループ各社のデータ活用などもしてみたが、それぞれの個社からメールが届くなど顧客視点からも良いとはいえず、限界だという意識は高まっていった。(本田氏)

    自社ハウスカード決済を実現する「.pay」

    前述のクレジットカードの課題解決に向け、グループ個社の施策やマーケティングに直接的に寄与する顧客基盤・ツールが必要と判断。スマートフォン1つでクレジット決済ができるソリューション「.pay」の開発に着手し、2018年4月に提供開始した。

    事業者は「.pay」を活用することで、自社のポイント・クーポンといった販促アプリに「.pay」のカードレス決済機能を実装できる。

    利用者が「.pay」機能を搭載した店舗の販促アプリからクレジットの入会に進み、必要情報を入力することで、カードレスのクレジット機能が販促アプリ内に組み込まれる。店舗で「.pay」を使って決済すると、通常のカードと同様に顧客の指定銀行口座から料金が引き落とされる仕組みだ。

    「.pay」の利用イメージ図

    「.pay」の主な特徴は「ハウスカード」「カードレス」「共通クレジットカードサービス」「決済と特典のシームレス化」の4機能にある。

    1. ハウスカード

    ハウスカードは、米国のウォルマートのカード戦略を参考にしたもので、事業者は自社でしか使えないカードを発行できる。オープン型カードと違い、顧客の囲い込みにつなげやすく、決済データを柔軟に扱えるなどのメリットがある。

    2. カードレス

    従来のスマホ決済は板のクレジットカードを事前に用意してから登録する方式が主流だが、「.pay」では板のクレジットカードを発行しない不発行型のサービスとして提供するため、利用者は初来店でも最短1分でその店のクレジット会員になれることを特徴としている。

    クレジット番号を周知するサービスではないため安全に決済できる事も特徴である。

    3. 共通クレジットカードサービス

    従来は導入店舗が独自のクレジット会員組織をもつためにはその都度、入会登録が必要であったが.payはその面倒な手順を共通化することでユーザーが手間なく入会できる「共通クレジットカードサービス」として提供し利便性を追求している。

    4. 決済と特典のシームレス化

    QRコードを読み込む際に決済と同時に特典(ポイント・クーポン)も処理するため、店舗販売員の手間を省くとともに利便性を追求している。

    沿線仮想通貨とスマホの活用で「街の館化」を目指す

    東急グループでは、「.pay」を活用したさまざまなマーケティング施策に取り組む。その1つは、アプリへのクーポン配信だ。

    渋谷駅や商業施設のサイネージに表示される情報や、特定エリアのビーコン認識などでクーポンを配信し、来店促進を図る。

    また、渋谷近辺のオフィスワーカーのスマホアプリに専用コードを提供し、出金時間や残業時間にクーポンを配信する。駅の乗下車を検知し、曜日・時間・天候に応じたクーポン配信も計画している。

    ECのプラットフォームである楽天やLINEなどはネットサービスから決済へと入ってきたが、東急グループは実店舗からの展開を進めてきた。まずは実店舗の「.pay」という決済から始め、その後プラットフォーム立ち上げやネットサービスにつなげていきたい。

    将来的な戦略推進のカギは「沿線仮想通貨」で、沿線仮想通貨とスマホを活用し「街の館化」を進めたい。決済を中心にプラットフォームができれば、これまでのように実店舗だけでなくスポーツクラブや機械警備、電機・ガスなどすべてのサービスを含めた「街の館化」が実現できる。

    店舗など事業者のみなさんとは送客も含め、さまざまなアライアンスを組んでいきたいと思っている。(本田氏)

    「.pay」の購買データを軸に顧客をクラスタリング

    株式会社東急エージェンシー
    データマネジメント局 データアナリティクス部 スーパーバイザー 久保 ひろみ 氏

    続いて東急エージェンシーの久保氏が、「.pay」を起点に展開するデジタルマーケティングや、同社が提供するソリューションを構成する製品・サービスを紹介した。

    「.pay」の購買データでは購買履歴、クーポン利用履歴、アプリ利用履歴がわかり、さらにアンケートなどの基礎データを加えれば性別や年代、居住地などがわかる。その他にも、アプリの特性を生かしてWeb閲覧履歴、GPSやビーコンの移動履歴などを活用すれば、顧客がどのような場所や競合店舗へ行っているのかも判明する。

    店舗の利用頻度、デモグラフィック、居住地域などを分析し、顧客をクラスタリングしていくことが可能となる。

    当社はPDCA各段階にソリューション群を用意している。本田氏が前述した「『.pay』による行動情報の集積と活用ができる」ツールをはじめ、「Web閲覧履歴と第三者DMPの連携・顧客像の把握・リタゲ・拡張配信」「館内の情報管理・運用」「ビーコン設置+アプリによる館内回遊情報の収集と活用」「顧客の行動パターン分析」などができるツールがあるため、見込み客の発見やレコメンド商品の選定が可能だ。(久保氏)

    「.pay」を起点にしたデジタルマーケティング
    PDCAに対応したソリューション群

    PDCAに沿った5つのソリューション

    久保氏が説明するPDCAに沿った5つのソリューション群の概要は次の通りだ。

    Audience Finder

    サイト来訪者像を明らかにし、見込み客を自動抽出する。DMP活用などを通じてサイトの来訪者行動データを可視化し、自社サイト内の行動パターンによるクラスタリングが行える。

    行動パターンに基づいた関心領域から見込み客を絞り込みリターゲティング広告を打ったり、見込み客に類似した行動をする新規顧客(未訪問者)に向けて拡張配信したりできる。

    TACSIS

    館内の情報共有、サイト運営など、商業施設の運営にかかわるさまざまな業務を一元管理。ビーコンを活用した来店者の館内回遊履歴の収集、アプリと会員カードを連携させた購買履歴と行動履歴の照合、関心領域の把握やプッシュ通知の出し分けなどが可能となる。

    Activation Manager

    来店者の購買行動だけではなく、館内の移動履歴もあわせて分析する商業施設向けツール。回遊データを通じて来店者が興味を持ちそうな内容を把握することが可能で、入店後の行動にあわせて館内でのショッピングや飲食、エンターテインメントなど来店促進に向けたタイムリーな情報発信ができる。

    Target Finder

    ビッグデータを活用する企業に向けた、マーケティングや販促施策の効率を高めるための分析ツール。従来型の顧客データ分析と違い、事前に仮説を設定することなく容易に顧客の嗜好を掴むことができる。

    必要なのは「誰が」「何を」「どのくらい」がわかる購買データで、似たような「買い方をする人」と「買われ方をするカテゴリー」を同じクラスタにすることが分析ポイントとなる。

    たとえば、これまで紳士服の購買経験がないユーザーでも、この方法では「紳士服は未購入でもスポーツ用品は購入している人」として分類。「特定のスポーツ用品と紳士服は併買される可能性が高いため、同ユーザーを紳士服の見込み客クラスタに設定する」といった分析を行う。

    同様の分析手法を用いて、ある化粧品の見込み客に向けてDMを発送したところ、従来の見込み客の選定方法と比較して最大13倍の来店購入があったという。

    顧客行動の類型化や回遊エリア分析などを通じて販促強化

    講演の最後は、前述のソリューションを活用した商業施設の事例が紹介された。

    ある商業施設では、まず施設内250か所にビーコンを設置し、アプリの起動を動機づけるチェックインルーレットなど、5つの機能を専用アプリに搭載した。アプリ起動時に何ポイントかを付与したところ、実際に1日当たりのアクティブユーザー数が2倍になる結果が出た。その後、移動履歴を「TACSIS」サーバー内に蓄積し、「Target Finder」を活用して顧客行動の類型化を図った。

    類型化により、20代女性といった同じ年代でもファッションに興味がある人とない人など行動パターンの違いがわかったため、嗜好に合わせた販促施策を選んで実施した。また回遊情報から強化しなくてはならないエリアなどもわかり、回遊促進・強化のための施策を講じることもできた。

    さらに、しばらく来店していない人を抽出し、来店促進のプッシュ通知やクーポンを送るなど、さまざまな取り組みを展開している。(久保氏)

    商業施設での活用事例
    渡辺 裕子
    渡辺 裕子

    ふくおかフィナンシャルグループが地域密着のECモールを立ち上げへ

    6 years 7ヶ月 ago

    ふくおかフィナンシャルグループは8月2日、傘下のiBankマーケティングが10月末をめどに、地域資源にフォーカスした「地域総合商社事業」を立ち上げると発表した。

    地域資源(モノ・コト・スポットなど)にフォーカスして、商品開発やブランディングのサポートからオンライン上での販売(地域版ECモール)、プロモーション活動までワンストップで提供する「地域版トータルマーケティグプラットフォーム」を構築・運用する。

    ふくおかフィナンシャルグループが提供する「地域版トータルマーケティグプラットフォーム」
    「地域版トータルマーケティグプラットフォーム」について

    「地域創業商社事業」では、“地域のお魅せ~LOCAL  ATTRACTION~”をサービスコンセプトに、地方の魅力が凝縮されたモノ・コト・スポットを地域内にとどまらず、地域外にも発信・流通する仕組みの構築をめざす。

    具体的には、①支援者を集めて新しい商品を生み出す「クラウドファンディング(自社サイト)の開設②さまざまなブランドやデザイナー・メディアとのコラボレーションにより、商品やパッケージのデザイン制作やリブランドなどを行う「ブランディングサポートメニュー」の提供③地域の魅力的な商品を取りそろえた「地域版ECモール『エンニチ』」の開設――などを実施する。

    地域版ECモール「エンニチ」は、地域の魅力的な商品・サービスを取りそろえた地域版モールを開設し、売り場を提供する。

    ふくおかフィナンシャルグループが提供する地域版ECモール「エンニチ」
    地域版ECモール「エンニチ」について

    iBank社では設立当初から、地域の取引先の経営課題克服の一助として、主に商品・サービスの認知獲得に向けたプロモーション領域における支援を主軸に、デジタルマーケティングのサポート業務を展開。これまでに約200社の取引先の課題解決に貢献してきた。

    石居 岳
    石居 岳

    ヤフーの「PayPayモール」への出店条件は? 「Yahoo!ショッピング」との違いは? | 通販新聞ダイジェスト

    6 years 7ヶ月 ago

    ヤフーは10月、一定規模のネット販売実施企業のみに出店を制限した仮想モール「PayPayモール」を新設する。グループ企業が展開中のスマートフォン決済サービス「PayPay」の利用者向けのプレミアムモールという位置付けで、運営する仮想モール「ヤフーショッピング」での上位の優良店または上場企業や一定の年商規模の大企業のみが出店できるもの。

    2013年の事業方針の転換以来、「ヤフーショッピング」ではやめた売り上げに応じた手数料の徴収を新モールでは“復活”させ、売上の3%を出店者から徴収する。同時期に新設する「PayPayフリマ」とともに、購入額などに応じて、「PayPay」を付与するなど特典の付与などを強化して、「PayPay」の利用者を誘導し、さらにネット販売関連事業の拡大を狙う考え。

    また、“出店料無料”を謳い、出店者数、商品数の膨張を続けてきた「ヤフーショッピング」に埋もれることを嫌った上位の優良出店者や出店自体を控えていた大手事業者を引き込み、競合モールと差別化するための「特別な売り場」として機能させたい狙いもあるとみられる。

    「Yahoo!ショッピング」との違い

    10月にも開設する「PayPayモール」は取扱商品が「PayPay」の残高でも決済できるようにした「PayPay」の利用者向けの仮想モールで、度重なるキャンペーンですでに800万人まで拡大している「PayPay」の利用者をオフラインから誘導「PayPay」と連携した特典やキャンペーンを展開するほか、購入額に応じて「PayPay」のボーナス用電子マネー「PayPayボーナス」または「PayPayボーナスミニ」の付与を行うなどし、「PayPay」利用者にとって魅力度の高いインセンティブを付与していく予定

    なお、「ヤフーショッピング」でも「PayPay」での決済対応開始に合わせて6月3日から購入者に、購入額の1%分の「PayPay」を付与する試みをスタートし、8月からはヤフーの有料会員やソフトバンクの契約者などに追加付与しているインセンティブも「PayPay」に切り替える予定だが、「PayPayモール」ではヤフーショッピングよりも高い付与率とする模様

    モールの構成も工夫。例えばファッションや家電など商品ジャンルごとに適切なデザインを採用。また、検索のしやすさ、価格比較などの機能も見やすさなどを重視した作り(画像=ファッションジャンルのイメージ)とする。将来的には実店舗を持つ出店者に在庫連携機能を提供し、顧客が注文した商品を自宅や職場など近辺の店舗で受け取ることができる機能も実装するなどし、利便性を高める試みなども行う計画だという。

    「PayPayモール」のファッションジャンルのイメージ

    「PayPayモール」への出店条件

    「PayPayモール」は「ヤフーショッピング」のように無料で誰もが出店できるという形とは一線を画し、高い出店基準を設ける。

    「ヤフーショッピング」にすでに出店している事業者の場合は、ユーザーからの評価や受注商品の出荷の速さなどヤフーが定める店舗としてのレベルを一定期間、維持している優良店であり、かつ年間のヤフーショッピング経由の流通総額が1.2億円以上または出店者の中でも優良な店舗を選び表彰する「ヤフーショッピングベストストアアワード」を18年度以降受賞したことがあるなどの条件をクリアした上位店のみ

    「ヤフーショッピング」に未出店の企業の場合は、当該社、または親会社などグループ会社が上場していること、またはグループを含む年商規模が100億円以上(家電カテゴリーは500億円以上)という条件をクリアした大手企業のみが出店できる。

    「PayPay」モールの家電ジャンルの購入イメージ

    「PayPayモール」では売上の3%を手数料として徴収する。「ヤフーショッピング」では13年10月に「eコマース革命」と称して、月額費用や売上ロイヤルティを無料として、出店者を増やし、出店者から出稿されるモール内広告で事業化するという方針転換以降は徴収してこなかった手数料を復活させた格好だ。

    「eコマース革命」の以前の「ヤフーショッピング」では出店プランや月商額によって徴収する手数料率にバリエーションがあったが「PayPayモール」では当面は一律3%とする方針のようだ。なお、売上手数料のほか、「ヤフーショッピング」でも現状、出店者から徴収している売上の2.5%分のポイント原資負担金を「PayPayモール」の出店者からも徴収するとしている。

    「PayPayモール」は「ヤフーショッピング」の事実上、上位版モールという位置付けとなるが、出店者は両方のモールに同時出店はできず、「PayPayモール」に鞍替えした「ヤフーショッピング」の店舗は「ヤフーショッピング」から退店する形となる。つまり、「PayPayモール」への出店基準を満たしている事業者はヤフーの仮想モールへの出店形態を従来通り無料か、有料に切り替えるかを選択しなければいけないことになる。

    単純に考えれば、売上手数料が徴収されない「ヤフーショッピング」での出店に利がありそうだが、「PayPayモール」の出店者の商品は同モール内だけでなく「ヤフーショッピング」内の検索結果にも掲載されるなど商品の露出先が広がることや、今後、さらに拡大するであろう「PayPay」の利用者に強く訴求できる点などから手数料率を支払っても、鞍替えを望むヤフーショッピングの出店者も多いとヤフーではみているようだ。

    ヤフーは「PayPayモール」の新設で、拡大を続ける「PayPay」の利用者のネット販売における買い物先として引き込み、13年の「eコマース革命」以降、年率20%増以上と順調に規模を拡大させてきた仮想モール事業を含むショッピング事業をさらに拡大させたい考え。

    加えて、仮想モール事業拡大のためには流通総額の多くを稼ぎ出す顧客から支持の高い優良事業者や高い知名度や商品力を持つ大手事業者の積極的な参戦が必須となるが、出店にかかる初期費用、月額費用、売上ロイヤルティを無料にする施策を打ち出した「eコマース革命」以降、確かに出店者数や商品数は大きく増え、規模拡大には貢献したものの、その代償として、ヤフーとしても対策は進めているものの、怪しげな店舗や稼働すらしていないような店舗も増え、それら店舗との同一視や埋没を嫌った優良店やそもそも出店を避けていた大手事業者に「PayPayモール」を作り、「選別されたプレミアムな別の売り場」を提供し、“やる気”を引き出したい狙いもあるようだ。

    今後、ヤフーではいまだ「PayPayモール」への出店基準を満たさない「ヤフーショッピング」の出店者に対しても、PayPayモールへの出店を希望する場合は「出店基準に達するようにサポートしていく」(同社)としており、同社としても「ヤフーショッピング」の優良店の「PayPayモール」への鞍替えを促していきたいのが狙いのようだ。

    なお、ヤフーでは「PayPayモール」のほか、今秋からはフリマサイト「PayPayフリマ」も新設予定。「PayPayモール」と同様、PayPay残高を代金決済に充当できたり、購入額に応じて付与する試みなどを行うほか、運営するネット競売サービス「ヤフオク!」とも連動して、ヤフオク内の個人出品や競売形式ではなく、固定価格で販売している商品など一定条件を満たす商品は「PayPayフリマ」でも閲覧・購入できるようにして商品数も確保しながら、「PayPay」ユーザーの利用を促し、同じくショッピング関連事業の拡大に寄与させたい考えだ。

    通販新聞

    楽天・三木谷社長が語る送料無料ライン全店舗3980円以上を行う理由と今後の物流戦略 | 大手ECモールの業績&取り組み&戦略まとめ

    6 years 7ヶ月 ago

    楽天グループが開いた「Rakuten Optimism 2019」の2日目(8月1日)に行われた「楽天市場 戦略共有会」。登壇した三木谷浩史会長兼社長の講演で多くの時間が費やされたのが、楽天独自の配送ネットワーク「ワンデリバリー」構想について。購入者の送料負担を0円とする送料無料ラインを3980円以上に設定した経緯などを、三木谷社長などの講演内容などをもとにまとめた。

    「ワンデリバリー」構想への投資額は2000億円超

    「楽天市場 戦略共有会」冒頭で流された動画

    (物流への)大型の投資をしなければ将来の成長はできない」。三木谷社長は来場した「楽天市場」出店者にこう宣言し、「ワンデリバリー」構想の実現に向けた投資状況について説明した。

    投資計画は2000億円超。「第1フェーズで700億円の投資がほぼ終わった。これから1300億円の投資をしていく」(三木谷社長)。

    楽天の「ワンデリバリー」構想の実現に向けた投資額は2000億円以上

    積極投資を行っているものの1つが楽天の総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」。現在、大阪(牧方)、兵庫(川西、尼崎)、千葉(市川、流山)、神奈川(相模原)の6拠点体制から、2020年までに8拠点体制とする。

    新たに新設する物流拠点は千葉(習志野)と神奈川(中央林間)。野村不動産が開発する大型物流施設「Landport東習志野」の全フロア、ダイワコーポレーションの大型物流施設「ニッセイロジスティクスセンター横浜町田」の一部フロアを貸借する契約をそれぞれ締結する予定。

    楽天の総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の拠点

    物流拠点を増やすことで、楽天独自の配送サービス「Rakuten EXPRESS」の配送対象エリアを拡充する。「Rakuten EXPRESS」は楽天が運営する配送サービスで、日用品のECサービスを提供する「Rakuten Direct」、「楽天ブックス」「Rakuten BRAND AVENUE」、「楽天スーパーロジスティクス」で担う「楽天市場」の出店店舗の一部商品を楽天が配送している。

    また、「Rakuten EXPRESS」の品質面の拡充も進めている。たとえば「置き配」。楽天ブックスでは「置き配」を通常の配送方法として追加し、「置き配」のシェアが急激に上がったという。「苦情、クレーム、事故はほぼゼロ。お客さまにとっても便利。将来的にはトラッカーを導入したい。そうすれば盗まれても荷物を追跡できる」(三木谷社長)

    楽天では、深夜不在再配達、置き配、集荷サービスなどを始めている
    楽天では、深夜不在再配達、置き配、集荷サービスなどを始めている
    楽天ブックスが「置き配」を通常の配送方法として追加。「置き配」のシェアが急激に上がった
    楽天ブックスが「置き配」を通常の配送方法として追加。「置き配」のシェアが急激に上昇した

    「Rakuten EXPRESS」の人口カバー率は現在約30%。「人口カバー率を6割まで上げ、2021年には『楽天市場』で扱う物量の5割を『Rakuten EXPRESS』が配送できるようにする」と三木谷社長は言う。残る期間は2年。配送シェアを一気に引き上げる一丁目一番地の策が、送料の消費者負担を0円とする“送料無料ライン”を「楽天市場」全店舗共通で税込み3980円以上にする送料施策だ。

    「Rakuten EXPRESS」の人口カバー率は現在約30% 2021年には『楽天市場』で扱う物量の5割を『Rakuten EXPRESS』が配送できるようにする

    “送料無料ライン”全店舗共通で税込み3980円以上とした理由

    「購入金額●●●●円以上で送料無料」といった送料の消費者負担を0円とする“送料無料ライン”を、「楽天市場」全店舗共通で税込み3980円以上にすると発表した楽天。三木谷社長は「2020年の2~3月までにはスタートしたい」と言う。

    楽天は8月1日、「購入金額●●●●円以上で送料無料」といった送料の消費者負担を0円とする“送料無料ライン”を、「楽天市場」全店舗で税込み3980円以上にすると発表
    「Rakuten OPTIMISM」で三木谷会長兼社長が発表した

    対象の配送地域は日本全域。メール便・宅配便(160サイズ以下)にて配送する商品が対象となる。冷蔵・冷凍品などのクール便、家具などの大型宅配便で配送する商品は対象外。

    出店者が送料を負担する“送料無料ライン”を3980円未満にする場合のライン設定は、自由に設定することが可能。こうした「楽天市場」の“送料無料ライン”設定について、三木谷社長は次のようにコメントしている。

    この構想を発表したとき(2019年1月)に、南米の例(南米最大のマーケットプレイスと言われる「メルカドリブレ(MercadoLibre)」が、出店型のマーケットプレイスでありながら送料無料ラインの統一を断行した事例)を紹介した。バラバラだった料率を統一したことで、物流量、GMSが30%以上アップした。「楽天市場」も送料を統一することが、売り上げの劇的な向上につながる

    「メルカドリブレ(MercadoLibre)」の事例

    楽天では「楽天市場」全店舗を対象に3か月間テストを行ったところ、送料無料ラインを3980円に統一したことで、購買金額は約15%増、店舗あたりの新規獲得客は約14%増となったという。「これを導入すれば、10%以上の売上増が見込めると思っている」(三木谷社長)

    「楽天市場」全店舗を対象に3か月間テストを行ったところ、送料無料ラインを3980円に統一したことで、購買金額は約15%増、店舗あたりの新規獲得客は約14%増となった

    出店型のマーケットプレイスは個々の店舗で扱う商材が異なる。メーカーもいればNB(ナショナルブランド)を仕入れて販売する小売店などさまざま。特に仕入れ商材を扱う企業には大きな負担となる。こうした状況もありながらも全店舗統一に踏み切ったのは、「楽天市場」の送料に関する消費者の不満が大きいことがあげられる。

    三木谷社長はこう言う。

    消費者もバカじゃない。“送料無料”でもどこかでコストがかかるとわかっている。ではどうすればいいのか? 64%の消費者が送料無料ラインを統一してほしいと考えている。送料無料ラインの統一がなければ、一緒に成長していくことは困難。消費者目線に立ち、合意をいただいて前に進めていきたい。

    ECサイトの送料についての楽天市場ユーザーの抱える不満
    「楽天市場」ユーザーが抱える送料への不満など

    決済・物流を制すものが、通販・ECを制す

    三木谷社長の講演の後、出店者限定の戦略説明会が行われた。その説明会では、矢澤俊介執行役員(マーケットプレイス事業ヴァイスプレジデント)が登壇。そこでも“送料無料ライン”統一についての説明が実施された。

    出店者によると、主要サイズにおける配送両の他社比較として、FBAマルチチャネルサービスと楽天の物流・配送サービスの料金比較に関するスライドを公表。それによると、次のような料金比較が示されたという。

    • ポスト投稿サイズ
      楽天:248円
      FBAマルチチャネルサービス:550円~650円
    • 宅配60~100サイズ
      楽天:496円
      FBAマルチチャネルサービス:700円~800円
    • 宅配120サイズ
      楽天:648円
      FBAマルチチャネルサービス:1000円~1025円

    また、楽天が出店者の倉庫へ集荷に伺う集荷サービス、楽天の配送拠点に出店者が持ち込みを行えるサービスの提供もスタート。日本郵便の「ゆうパック」が特別料金で利用できる「楽天特別運賃プログラム」は9月1日に値下げされるという。

    “送料無料”ラインの統一による店舗負担を下げようと、楽天はさまざまな物流・配送関連の施策を実行。出店者によると、登壇した矢澤氏は「年間物流での損失は200億ぐらいで考えている」と楽天のコスト負担を説明したという。

    現在、楽天が扱う「楽天市場」の物流量は約10%。2021年末までに「楽天市場」における物流の50%を楽天が担うとしている。

    現在、楽天が扱う「楽天市場」の物流量は約10%。2021年末までに「楽天市場」における物流の50%を楽天が担うとしている

    消費者との最後の接点であるラストワンマイルの急速な整備を進める楽天。通販・EC業界には「決済・物流を制すものが、通販・ECを制す」という格言がある。楽天の“送料無料”ラインの統一施策は吉と出るか――。

    瀧川 正実
    瀧川 正実

    佐川急便とセイノーが業務連携で基本合意、共同配送などで

    6 years 7ヶ月 ago

    SGホールディングスとセイノーホールディングスは8月2日、持続的かつ利便性の高い物流サービスを提供していくことを目的に、業務連携に向けた検討を進めることについて基本合意したと発表した。

    幹線輸送の共同運行や共同配送などの連携に向けて協議を行い、トライアルを実施することで合意した。

    連携の骨子は以下の通り。

    • 日本の社会的課題である人手不足を解消するため、幹線輸送の共同運行や共同配送など、両社の得意分野やリソースを生かした連携により、より効率的かつ高度な物流で価値を提供する
    • 業界の効率を上げることで、労働関係法令をはじめとしたコンプライアンスを徹底するほか、交通事故の抑制や環境負荷の低減などにより、業界全体を持続可能なものにする
    • 両社がガバナンスを強化することにより、業界全体の秩序維持を図り、社会を支えるインフラとしての責任を果たす

    今後、連携の骨子に基づき、両社でワーキングチームを組成し、今後の本格的な業務提携に向けた検討を進めるとともに、業務提携の実効化を高めるため、特定の運行ルートやエリアなどでトライアルを実施する。

    両社が属する運輸・物流業界はEC市場の拡大に伴う輸送機会の増加や、顧客の物流に対するニーズの高度化・多様化が進む一方、トラックドライバー不足やそれに起因する人件費増加などが顕在化しており、厳しい経営環境が続いている。

    このような状況の中、両社は持続可能でより利便性の高い輸送サービスを提供していくことが運輸・物流事業者としての社会的使命であるとの認識のもと、企業の枠組みを超えた連携に向けて協議を行っていくことで合意した。

    石居 岳
    石居 岳

    「ボタニスト」I-neの新設子会社に日本コカ・コーラが資本参加、飲料マーケットで価値創造めざす

    6 years 7ヶ月 ago

    「BOTANIST(ボタニスト)」を展開するI-neが2019年7月に設立した飲料事業の子会社Endian(エンディアン)に、日本コカ・コーラが資本参加する。

    日本コカ・コーラが持つ商品企画や販売、マーケティングのリソースを活用し、I-neが手がけるリラクゼーションドリンク「CHILL OUT(チルアウト)」の販売を強化する。2社は共同で、飲料の事業領域において新しい価値の創造を目指す。

    8月5日にI-neと日本コカ・コーラが資本提携を発表した。日本コカ・コーラの出資比率は非公開。

    I-neは2016年11月に「CHILL OUT」を発売。主にオンラインショップや「ナチュラルローソン」などで販売している。2019年秋以降、飲料子会社のEndianが「CHILL OUT」の販売をI-neから引き継ぐ。

    「CHILL OUT」は「リラクゼーション」をコンセプトにした飲料。ヘンプシードエキス、テアニン、GABA、ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、D、E、葉酸などを配合している。価格は1本あたり税別185円。

    「BOTANIST(ボタニスト)」を展開するI-neが2019年7月に設立した飲料事業の子会社Endian(エンディアン)に、日本コカ・コーラが資本参加する
    「リラクゼーション」をコンセプトにした飲料「CHILL OUT」

    I-neの理念「Chain of Happiness」のさらなる飛躍のため、この度飲料事業を新会社Endianに事業移管し、展開していくことになりました。日本コカ·コーラの持つ飲料ブランドの開発・運営ノウハウと、I-neの培ってきた既存の手法に因われないアイデアで新たなイノベーションを起こしていきます。

    2016年に誕生したI-neの飲料ブランド「CHILL OUT」は、「ストレス社会にエナジーではなく、“リラクゼーション”を提供する」というコンセプトで販売をスタートし、一部から熱狂的な支持を得ております。「チル」という言葉も、今、若い世代でトレンドになってきており、潮流を感じております。しかし、飲料ブランドの運営・拡大に当たり、いくつかの課題を抱えていました。

    そんな中、日本コカ·コーラからお声がけをいただき、互いの理念や戦略方針に共感し合えたことから、合同会社の設立に至りました。今後両社の強みを活かして、新しいカテゴリー、新しい消費者価値を皆様に提案していきます。ご期待ください。

    I-neはボタニカルライフスタイルブランド「ボタニスト」を中心に、ヘアケアやボディケア、スキンケア、雑貨、美容家電などを販売している。売上高は2017年時点で200億円

    渡部 和章
    渡部 和章
    確認済み
    24 分 32 秒 ago
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