ネットショップ担当者フォーラム

漠然と広告を出してもダメ。広告を見た人がどんなキーワードで検索するかを考えよう。【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

3 years 10ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2022年4月11日〜17日のニュース

広告だけ、LPだけ、キャンペーンだけで売れる時代は終わっています。購入までのシナリオをみんなで共有して分担を。どこかがずれたら全体がずれてしまいます。

検索行動を考えると広告の効果が上がります

広告をみたお客様は何という言葉で検索をするのか | ECMJ
https://www.ecmj.co.jp/no2016/

 現代の広告は「お客様がインターネットでどう調べるか」を考慮しなくてはいけません。たとえ雑誌広告でもです。なぜならば、お客様は購入前にネット検索をしているからです。

(中略)

 そう考えれば、広告をみたお客様が「何をキーワードにして」ネット検索するか。逆にいえば、ネット検索をする際に「何をキーワードにしてもらうか」。それを誘導してあげることも広告デザインの仕事になるといえます。

雑誌であればQRコードは? と思うかもしれませんが、多くの場合、広告を見て気になったら検索しますよね。もちろん検索エンジンだけでなくSNSでも検索されるので幅広く考えておかないといけません。

マス広告→検索広告などのネット広告→自社サイトのランディングページ→買ってもらう仕掛け→買ってもらってからリピートしてもらう仕掛け……。ここまでの流れを考えておかないと広告が無駄になってしまうということです。それぞれの施策で担当者が違う場合は、全体を見るディレクター的な人がいないとうまくいかないでしょう。まずはシナリオというかカスタマージャーニーをよ~く考えてから。

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今週の要チェック記事

EC事業者は要チェック! 6月施行の改正特商法の影響と対応法まとめ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/9663

ASPのカートを利用していればやることは少ないですが、独自の場合は対応が必須です。準備はお早めに。

月商1,000万円を超えたら持続可能なブランド作りに本格着手を 組織作りと販売計画のポイントを伝授 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/11165

この売上を超えてくると組織としての動きが求められます。見えてきたら人材探しも並行して。

TikTok、コメントに「嫌い」を付ける機能のテストを開始 | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2204/14/news076.html

Discoverフィードにいいね?の数を表示するテストをGoogleが実験中 | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-is-testing-display-of-count-of-likes-on-discover-feed/

感想は「好き」「嫌い」だけじゃない。Netflixに「最高!」ボタン | AV Watch
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1402145.html

ここまでいろいろなものに評価が付くようになると、商品にも「いいね」ボタンをつけても良いかも。

「ひとりEC」で年商1億円を実現する、ミウラタクヤ商店が伝える働き方の新しいカタチとは | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/16713

ひとり特化なので再現性は低いですが参考になることは多いです。「覚悟さえあれば何をやっても良いのではないかと思います」とか。

フランスで日本そばを売るには!? 越境EC成功の秘訣をパリ在住エトワールサービスに聞く | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/11208

現地のことがわかってないと越境ECはうまくいかないということがはっきりわかる記事。

これからSEOをはじめる人に | CyberAgent SEO Information
https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12737162637.html

年度変わりで新しく担当になった人に読んでほしい記事。迷ったらここに立ち返りましょう。

優しい言葉でShopifyのテーマ解説を一冊に紡ぎだす。「短い賞味期限」を可能なかぎり長くするために | REWIRED
https://rewired.cloud/interview-kawashima-nonstandardworld/

「初心者から中級者」向けです。テーマをカスタマイズする人は読んでおきましょう。

今週の名言

「勇気は恐怖とともにある」プロボクサー村田諒太 “世紀の一戦”を終えて語ったこと - クローズアップ現代 | NHK
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pLR7BJZ93D/

恐怖に慣れる、恐怖がなくなることが大事かというと、別にそうじゃない。恐怖のままでいいんだと思いました。だって怖くないわけないじゃないですか。

結局、勇気は恐怖とともにあると思うんです。だから怖くてもいい。怖いけど進むんだ。最終的には、そういう気持ちになれたので。それが悪いとは思わない、それでいいんです。

何かしら新しいことを始めるときは勇気と恐怖が隣り合わせになりますよね。勇気だけ恐怖だけではなくてどちらもあっていいという村田選手のお話し。大切なのは進むことですから。

筆者出版情報

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森野 誠之
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ジャパネットたかたグループの連結売上は2506億円で過去最高【2021年12月期】

3 years 10ヶ月 ago

ジャパネットたかたの持ち株会社であるジャパネットホールディングスの2021年12月期連結売上高は、前期比4.2%増の2506億円で過去最高を更新した。

2012年12月期に2期連続の減収。2013年12月期にV字回復を成し遂げ、それ以降右肩上がりの成長を続けている。

ジャパネットたかたなどを傘下に抱えるジャパネットホールディングスの売上高推移
ジャパネットホールディングスの売上高推移(画像はジャパネットHDのサイトからキャプチャ)

ジャパネットホールディングスのグループ会社であるジャパネットブロードキャスティングは、2022年3月27日にBS放送局「BSJapanext(ビーエスジャパネクスト)」を開局。チャンネル番号はBS 263chで放送エリアは全国(BS放送)。

地域創生・スポーツ・エンタメ・アニメ・健康・趣味・教養などのコンテンツに加え、オリジナルスマホアプリからの番組参加、番組のなかで見つけたモノ・興味を持ったモノなどを手軽に購入できるテレビ局をめざす。

ジャパネットホールディングスは、24時間ショッピングが楽しめる公式アプリを、「つながるジャパネット」としてリニューアル
リニューアルした「つながるジャパネット」(画像はジャパネットたかたのHPから編集部がキャプチャ)

開局に合わせて24時間ショッピングが楽しめる公式アプリを「つながるジャパネット」としてリニューアル。BS放送の番組を閲覧できる機能などを新たに搭載した。

子会社のジャパネットたかたでは、視聴者がリアルタイムでショッピングに参加できるライブコマースを始めた。名称は「みんなで買いまショッピング」で、ジャパネットたかたの公式アプリで配信。ライブショッピングのみの特別価格、ライブショッピングでしか購入できない商品を販売する。

ジャパネットたかたのライブコマース「みんなで買いまショッピング」
「みんなで買いまショッピング」のイメージ
瀧川 正実
瀧川 正実

Uber Eats Japanと楽天グループがサービス連携。「Uber Eats」で「楽天ペイ(オンライン決済)」が利用可能に

3 years 10ヶ月 ago

Uber Eats Japan(ウーバーイーツジャパン)と楽天グループは、オンラインデリバリーサービス「Uber Eats」とオンライン決済サービス「楽天ペイ(オンライン決済)」のサービス連携を開始した。

「Uber Eats」注文時に「楽天ペイ」が選択可能に

「Uber Eats」注文時の決済方法として「楽天ペイ(オンライン決済)」を選択し、楽天IDに登録しているクレジットカード情報を利用して支払いができるようになる。2022年4月下旬までに順次、すべての「Uber Eats」利用者が決済方法として利用可能になる予定。

決済時には「楽天ポイント」を支払いに使ったり、貯めたりできる。「楽天ポイント」は、「楽天カード」「楽天ポイント」「楽天キャシュ」で支払った場合のみ、注文金額100円(税込)につき1ポイントが付与される。

Uber Eatsと楽天グループがサービス連携 楽天ペイ(オンライン決済)を利用した支払い画面
「Uber Eats」での「楽天ペイ(オンライン決済)」を利用した支払い画面

また、「Uber Eats」ログイン時に楽天IDを使用できるようになる。「Uber Eats」新規利用者は楽天IDを利用して簡単に「Uber Eats」の会員登録が行える。

Uber Eatsと楽天グループがサービス連携 楽天IDを利用した「Uber Eats」へのログイン画面
楽天IDを利用した「Uber Eats」へのログイン画面

より多くのユーザーにデリバリー体験を提供

「Uber Eats」は2016年9月、東京都内の一部地域のレストラン150店舗でスタート。現在は47都道府県、150万店舗以上のレストラン、スーパーなどで利用されているという。

Uber Eats Japanの武藤友木子氏(日本代表)は「『Uber Eats』の成長サイクルの構成要素である、登録店舗数、アクティブユーザー数、配達パートナー数、利用頻度で国内ナンバー1を獲得している」と話す。

Uber Eatsの成長サイクルについて
「Uber Eats」の成長サイクルについて

今後の両社の取り組みとして、①「楽天市場」のセールスイベントとの連動 ②配車サービス「Uber」における楽天IDと決済の連携 ③「Uber Eats」のサブクスリプションサービス「Eats パス」との連動企画を予定しているという。

Uber Eatsと楽天グループの今後の取り組みについて
今後の連動予定施策について

楽天グループの松村亮氏(上級執行役員 コマースカンパニー ヴァイスプレジデント)は、「楽天グループの国内流通総額10兆円をめざすにあたり、楽天グループ外のパートナーと協力し、楽天経済圏を拡大することが重要になる」と言う。

金額で見てもEコマースの市場以上に飲食市場は大きく、コロナ禍の状況もありデリバリーサービスが急拡大している。両社の強みを生かし、シームレスなサービスを提供することでより多くのお客さまにデリバリーの体験を提供できる。(松村氏)

Uber Eatsと楽天グループのサービス連携 多くのユーザーに新しいデリバリー体験を提供
連携で、多くのユーザーに新しいデリバリー体験を提供する

クーポン配布やポイント還元キャンペーンを実施

連携を記念して、「Uber Eats」において「楽天ペイ(オンライン決済)導入キャンペーン」を実施する。期間は2022年4月27日(水)10時00分~5月31日(火)23時59分まで。キャンペーンの内容は次の通り。

「Uber Eats」新規利用者対象

  • 「Uber Eats」初回利用時、3100円(税込)以上の注文で使える3000円オフクーポンの配布
  • 「Uber Eats」2回目以降の利用時、1500円(税込)以上の注文で、期間中何度でも使える最大50%オフクーポンの配布
  • 注文金額の最大20%の「楽天ポイント」を付与

「Uber Eats」既存利用者対象

  • 期間中すべての注文を対象に、注文金額の最大3%の「楽天ポイント」を付与

どちらも「楽天ペイ(オンライン決済)」での支払いが必須となる。キャンペーンの詳細、条件は後日公開予定のキャンペーンページで確認できる。

藤田遥
藤田遥

企業が最も注目するのは「Z世代」。ビジネス上の悩み「好みがわからない」「流行の変化が速い」

3 years 10ヶ月 ago

テテマーチが実施した「企業が注目している世代とSNSメディアに関する調査」によると、企業がビジネスターゲットとして最も注目する世代は「Z世代(1995年~2009年生まれ)」で、「Z世代」と相性が良いと思うSNSメディアは「TikTok」だった。

調査対象は企業の経営、経営企画、広告、宣伝、販促、広報、IR、ブランディング、企画、調査、マーケティング職に従事している全国の20代~50代の男女、期間は2022年3月4日~2022年3月7日。

注目のビジネスターゲットは「ミレニアル世代」「Z世代」「ジェネレーションX世代」

調査対象者に「ビジネスのターゲットとして注目している世代」を複数回答で聞いたところ、最多は「ミレニアル世代(1980年~1994年生まれ)」(49.3%)で、次いで「Z世代」(46.7%)「ジェネレーションX世代(1965年~1979年生まれ)」(45.7%)だった。

現在の消費の中心世代である「ジェネレーションX世代」「ミレニアル世代」への関心は高いながらも、消費の次世代となる「Z世代」への注目も高い結果となった。

テテマーチ 調査 ビジネス上のターゲットとして注目している世代は
ビジネスのターゲットとして注目している世代(複数回答可、出典:テテマーチ)

最も注目している世代は「Z世代」

「ビジネスのターゲットとして最も注目している世代」については、「Z世代」が26.7%でトップ。次いで「ジェネレーションX世代」が21.3%、「ミレニアル世代」が17.7%だった。

テテマーチ 調査 ビジネスのターゲットとして最も注目している世代は
ビジネスのターゲットとして最も注目している世代(出典:テテマーチ)

「Z世代」に最も注目している理由として、次のようなものがあがった。

  • これからの消費を牽引する世代で、物心ついた時からスマホがある世代だから(経営/経営企画)
  • 購買力があり、自分だけのブランドを見つけたいと考える傾向があるから(経営/経営企画)
  • 今後の主流となる考え方を持っている世代だと思うから(企画・調査・マーケティング)
  • ネット世代でもある彼らに照準を合わせた商品を開発しているため(企画・調査・マーケティング)

最も注目しているSNSメディアは「Instagram」

「ビジネス上で最も注目しているSNSメディア」について聞いたところ、トップは「Instagram」(31.0%)で、次いで「Twitter」(25.3%)「TikTok」(15.3%)だった。

テテマーチ 調査 ビジネス上で最も注目しているSNSメディアは
ビジネス上で最も注目しているSNSメディア(出典:テテマーチ)

「Z世代」と相性が良いと思うSNSは「TikTok」

「『Z世代』と相性が良いと思うSNSメディア」について聞いたところ、1位は「TikTok」で40.3%、2位が「Instagram」で38.3%、3位が「Twitter」で29.7%だった。「Z世代」はTikTokやInstagramのような、映像や静止画と音楽を組み合わせるSNSメディアと相性が良いというイメージがある結果となった。

テテマーチ 調査 Z世代と相性が良いと思うSNSメディアは
「Z世代」と相性が良いと思うSNSメディア(複数回答可、出典:テテマーチ)

「Z世代」が多いと思うSNSトップは「TikTok」

「『Z世代』のユーザーが多いと思うSNSメディア」について聞いたところ、トップは「TikTok」(42.0%)、次いで「Instagram」(41.0%)「Twitter」(37.3%)だった。

テテマーチ 調査 Z世代のユーザーが多いと思うSNSメディアは
「Z世代」のユーザーが多いと思うSNSメディア(複数回答可、出典:テテマーチ)

TikTokに「Z世代」が多く相性が良いと思う理由には「現行のSNSで最も注目されている感がある(経営/経営企画)」「これからの社会を知るにはTikTokが情報の1つとなりそうだから(経営/経営企画)」などがあがった。

「Z世代」に関する情報収集、「インターネット検索」「SNS」が最多

「『Z世代』について、企業の情報収集方法」を聞いたところ、トップは「インターネット検索」「SNS」(ともに21.3%)、次いで「アンケート」(20.0%)だった。「座談会」「ワークショップ」など、企業が直接意見を聞くような機会はまだ少ない結果となった。

テテマーチ 調査 Z世代に関する企業の情報収集方法
「Z世代」について企業の情報収集方法(出典:テテマーチ)

「Z世代」への悩みは「好みがわからない」「流行の変化が速い」

「Z世代」をターゲットにした際のビジネス上の悩みについて聞いたところ、最多は「好みがわからない」(28.7%)で、「流行の変化が速い」(23.7%)「行動がわからない」(23.0%)と続いた。

テテマーチ 調査 Z世代をターゲットとして際のビジネス上の悩みは
「Z世代」をターゲットとした際のビジネス上の悩み(複数回答可、出典:テテマーチ)
調査実施概要
  • 調査タイトル:「企業が注目している世代と注目のSNSメディアに関する調査」
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2022年3月4日~2022年3月7日
  • 調査対象:企業の経営、経営企画、広告、宣伝、販促、広報、IR、ブランディング、企画、調査、マーケティング職に従事している全国の20代~50代の男女
  • 調査人数:300人
  • 調査にあたり各世代の定義:ベビーブーム世代(1946年~1964年生まれ)、ジェネレーションX世代(1965年~1979年生まれ)、ミレニアル世代(1980年~1994年生まれ)、Z世代(1995年~2009年生まれ)、アルファ世代(2010年代生まれ)
藤田遥
藤田遥

国内ユニクロのEC売上は約2%減の724億円【2022年度中間期】

3 years 10ヶ月 ago

ファーストリテイリングが発表した2021年9月-2022年2月期(中間期)の連結業績によると、国内ユニクロ事業におけるEC売上高は前年同期比1.9%減の724億円だった。

減収の要因は、2020年9月-2021年2月期に4割増と急拡大したことによる反動。2年前比では約4割増という。

連結売上高は同1.3%増の1兆2189億円。国内ユニクロ事業は同10.2%減の4425億円だった。国内ユニクロ事業に占めるEC売上高の割合は1.4ポイント増の16.4%。

国内ユニクロ事業では、原材料や輸送量の高騰の影響を受けて、原価率が悪化しているという。ただ、粗利益率は前年同期比で0.9ポイント増の51.6%に改善。値引き販売抑制による値引率の改善などで、原材料高騰を吸収している。

ジーユー事業のEC売上高は増収で、2年前比で約3割増という。ジーユー事業の売上高は同7.4%減の1228億円。ジーユー事業に占めるEC売上高の割合は約13%。

ファーストリテイリングの2021年8月期におけるグループ全体のEC売上高は約3800億。国内ユニクロ事業のEC売上高は前期比17.9%増の1269億円。

瀧川 正実
瀧川 正実

ECモール出店初期登録料、販売促進費支援など東京都の中小企業向け助成金事業5選 | 店舗ビジネスに役立つ『口コミラボ』特選コラム

3 years 10ヶ月 ago
飲食事業者向け経営基盤強化支援事業、事業復活支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業、業態転換支援(新型コロナウイルス感染症緊急対策)事業、感染症対策サポート助成事業、占用許可基準緩和によるテラス営業支援事業を解説

3月21日に全国でまん延防止等重点措置が解除され、それに伴い飲食店への時短要請も解除されました。徐々に飲食店が通常営業を再開し、アフターコロナに向けて動き出している飲食店もあるでしょう。

一方、長期間にわたるコロナ禍の影響を受け、経営がひっ迫している店舗も少なくありません。

そこで今回は、東京都内の飲食店に向けた助成金事業を5つご紹介します。

※助成額や対象等は、状況により変更となる可能性があります。お知らせや詳細については各リンクをご覧ください。

飲食事業者向け経営基盤強化支援事業

都内中小飲食事業者(個人事業主を含む)向けの助成金制度です。

休業などを行ってきた都内中小飲食店に専門家が訪問し、本格稼働に向けて現地調査や助言を行います。その専門家の助言を受け、経営基盤の強化に必要な経費の一部等を助成します。

予算に達し次第終了となるため、早めに検討するとよいでしょう。

対象者

東京都内で飲食業を営む中小企業者等(個人事業主を含む)

助成対象経費

専門家の助言に基づく経営基盤の強化に必要な取組経費の一部等(厨房機器等購入費、広告宣伝費、マーケティング調査費、システム導入費、厨房等工事費、受動喫煙防止対策経費)

支援内容

専門家が店舗に訪問し、現地調査や助言等を実施

申請受付期間

2022年4月8日~(予算に達し次第終了)

助成対象期間

原則交付決定日から3か月

助成限度額

200万円 ほか

助成率

助成対象経費の3分の2以内 ほか

詳細

4月8日に下記ホームページにおいて、申請受付期間や申請方法等の詳細について告知される予定

東京都中小企業復興公社のホームページ

URL

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/03/25/41.html

事業復活支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業

事業復活支援金等を受給している中小企業を対象とした、販路開拓をサポートする事業です。

この事業は事前エントリー期間中にエントリーされた方から先着順で、予算の範囲内で申請可能な方のみ申請することができます。

※過去に「販路開拓チャレンジ助成事業」または「販路開拓サポート助成事業」に申請している方は、対象外となります。

対象者

事業復活支援金、一時支援金、月次支援金、または東京都実施の月次支援給付金のいずれかを受給した中小企業者

助成対象経費

(1)展示会参加費(小間スペース利用料、オンライン出展基本料、小間装飾費、輸送費)
(2)ECサイト出店初期登録料
(3)自社Webサイト制作費
(4)販売促進費(チラシ・カタログ制作費、PR動画制作費、PR広告掲載費)
 ※販売促進費単独の申請はできません。

申請受付期間

4月8日10時~4月27日17時

助成対象期間

2022年8月1日~ 最長1年1か月(2023年8月31日)

助成限度額

150万円

助成率

助成対象経費の4/5以内

申請方法

事前エントリーをした上で、申請可能な方のみ申請(事前エントリーは4月8日10時から開始予定)

URL

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/jigyou-fukkatsu.html

業態転換支援(新型コロナウイルス感染症緊急対策)事業

東京都が行う助成金事業のなかには、申請受付期間を延長したものもあります。

業態転換支援事業は、中小飲食事業者向けの売上確保に向けた取り組みを支援する制度です。新たにテイクアウトや宅配を始める予定がある店舗事業者さんなどにおすすめです。

当初は3月末が最終受付でしたが、6月末まで申請受付期間が延長されました。

対象者

東京都内の中小飲食事業者等

助成対象経費

(1) 販売促進費(印刷物制作費、PR映像制作費、広告掲載費 等)
(2) 車両費(宅配用バイクリース料、台車 等)
(3) 器具備品費(WiFi導入費、タブレット端末、梱包・包装資材 等)
(4) その他(宅配代行サービス等に係る初期登録料、月額使用料、配送手数料 等)

申請受付期間

第23回 2022年4月1日~6月30日(当日消印有効)

助成対象期間

交付決定日~2022年9月30日(※着手日から最長3か月)

助成限度額

100万円

助成率

助成対象経費の4/5以内

申請方法

申請書・添付書類を簡易書留等の記録が残る方法で、業態転換事務局宛てに送付

URL

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/conversion.html

感染症対策サポート助成事業

感染対策を実施する都内中小企業向けの助成金です。

従前の事業をリニューアルし、2022年1月より「備品購入、内装・設備工事コース」と「消耗品購入コース」の2コースで実施しています。

 

備品購入、内装・設備工事コース

消耗品購入コース

対象者

中小事業者等

【一般枠】中小事業者等

【コロナ対策リーダー、認証店枠】コロナ対策リーダーを配置

または感染症防止徹底点検済証の交付を受ける中小飲食事業者等

助成対象経費

・備品購入費
 (例) サーモカメラの購入等
 (注) 1点あたり購入単価が10万円(税抜)
 以上のもの
・内装・設備工事費
 (例) 換気設備やパーテーションの設置
 工事等

・指定する消耗品の購入費
 (例) CO2濃度測定器、アクリル板、消毒液、体温計、ビニールシート、マスク、フェイスシールド等
 (注) 1点あたり購入単価が10万円(税抜)未満のもの

対象期間

2022年1月1日~9月30日

2022年1月1日~6月30日

助成限度額

200万円
備品購入のみ 50万円
内装・設備工事あり 100万円
換気設備の設置あり 200万円

10万円

助成率

2/3以内

【一般枠】2/3以内、【コロナ対策リーダー、認証店枠】4/5以内

申請方法

郵送または電子申請
郵送 2022年1月4日~6月30日(当日消印有効)
電子申請 2022年1月21日~6月30日23時59分

左記に同じ

URL

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/final/kansentaisaku.html

左記に同じ

占用許可基準緩和によるテラス営業支援事業

道路占用許可基準緩和とは、地方公共団体と地域住民・団体等が一体となって取り組む沿道飲食店等がテラス席やテイクアウト等の路上営業を行う基準が緩和されたものです。

これに伴い、テラス営業等を行う飲食店向けにイスやテーブル等を新たに調達する経費の一部を助成しています。

対象者

次の要件を満たす都内中小企業者(個人事業者含む)、一般社団法人、一般財団法人、特定非営利活動法人
(1)テラス営業等を行う場所について、新型コロナウイルス感染拡大防止のための基準緩和による道路占用許可等が取得されており当該許可書等の写しを入手し提出できること
(2)保健所の食品関係営業許可を取得しており、各許可書等の写しを提出できること

助成対象経費

イスやテーブル等を新たに調達する経費(テラス営業等に使用する仮設施設)

申請受付期間

2022年8月31日(水)まで(郵送)消印有効

助成限度額

1実施場所につき10万円

助成率

2/3以内

申請方法

申請書・添付書類を日本郵便の簡易書留等の記録が残る方法で
東京都中小企業振興公社企画管理部助成課テラス事業担当宛てに送付

URL

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/terrace.html

東京都では、今回紹介した以外にも様々な支援事業を展開しています。

コロナ禍でダメージを受けた飲食店店舗事業者の方、アフターコロナに向けた店舗づくりをしたいと考えている方は、活用を検討するとよいでしょう。

<参照>

この記事を書いた「口コミラボ」さんについて

「口コミラボ」は、様々な地図アプリ・口コミサイトの監視、運用、分析を一括管理できる店舗向けDXソリューション「口コミコム」が運営する店舗ビジネス向け総合メディアです。近年、企業の評判管理が重要視されるなか、特に注視すべきGoogleマイビジネスを活用したローカルSEO(MEO)や口コミマーケティング、それらを活用した集客事例から、マーケティング全般、店舗経営のハウツー、業界動向データにいたるまで幅広い情報を紹介します。

口コミラボ
口コミラボ

ブラックフライデー&サーバーマンデーのWeb表示スピード&コアウェブバイタルを調査! 1位は「Amazon」【2021年データ】 | 勝手にスピードテスト Powered by SpeedCurve

3 years 10ヶ月 ago
2021年のブラックフライデー&サイバーマンデー期間のWeb表示スピードと「CoreWebVitals(コアウェブバイタル)」を調査しました

少し前の話になりますが、2021年11月のブラックフライデー、サイバーマンデー期間に、10日間のWeb表示スピード調査を実施しました。2回目となる2021年の調査では「コアウェブバイタル」をあわせて計測。Amazonや日本のECサイトはどのようなWeb表示スピード性能だったのでしょうか? (この記事はPCでの閲覧をおすすめいたします)

今回の調査目的は次の2つです。

  1. 「売れているシーズン」で計測を実施する
  2. 「売れているタイミング」でのリーダーサイトの内容を明らかにする

ブラックフライデー、サイバーマンデーの時期は、世界でもっとも販売量、取り扱い額が動くタイミングです。感謝祭(2021年は11月26日)の翌日にセールが行われるのが「ブラックフライデー」、その週末を挟んでオンラインでセールを開始するのが「サイバーマンデー」で、サイバーマンデーは2000年以降に定着し始めました。

元々米国でその年のクリスマス商戦の動向を予測する上で重要な数値として注目され、日本では2016年頃から始まり、現在では馴染みのあるセールになりました。

今回の調査では、Web表示スピードの指標に加えて、Googleの新しいUX指標である「CoreWebVitals(コアウェブバイタル)」も計測しました。

2021年のブラックフライデー、サーバーマンデーの米Amazon販売額は過去最高を記録

計測結果の前に、2021年のブラックフライデー、サイバーマンデーを振り返ってみます。

2021年12月1日、米Amazonは年末商戦におけるEC上での販売が過去最高になったと発表しました。2021年11月26日のブラックフライデーから11月29日のサイバーマンデーまでの販売は過去最高を更新し、この期間における全体売上の半分以上は、出品事業者の販売によるものでした。

また、「Shopify」も全世界の「Shopify」利用企業の流通総額が前年比21%増の約29億ドル(約3293億円)となり、過去最高に達したと公表しています。

国内認知は向上しているが、実施は3割程度

一方、米Adobeが2021年11月30日に発表したレポートによると、サイバーマンデー期間の米国オンラインでの売上高は107億ドル(約1兆2100億円)で、前年比1.4%減となりました。

ブラックフライデーのオンライン小売売上高は89億ドル(約1兆100億円)で前年比1%減となり、いずれも2012年に集計を始めて以降、米CNBCなどの報道によると前年実績を下回るのは初めてのケース。Adobeではホリデーショッピングの開始時期が早すぎたことにあると分析しています。

日本ではどうでしょうか。電子チラシサービス「Shufoo!」によると、ブラックフライデーという言葉の認知は3年連続75%以上と高く定着しています。一方、事業者58社への調査では、67.2%が「この時期の集客施策は実施しない」と回答。ブラックフライデーセールはまだ3割程度の一部企業が実施しているイベントのようです

だからこそ、本調査ではリーダーサイトのWebサイト状況を分析し、ベンチマークとして捉えたいと考えています。

1位は「Amazon」、2位の「Nordstrom(ノードストローム)」は大幅躍進

2020年と同じく1位は「Amazon」でした。しかし、ホリデーシーズンはさらに高速化したものの、ブラックフライデーでは0.16秒ほど前年よりもスピードを下げてしまいました。

2位は前回9位だった「Nordstorm(米)」で、1.14秒も短縮していました。一方、上位の中間層では「トイザらス」「楽天市場」「Qoo10」「イオン」など、遅くなってしまったサイトも見られました。

2020年の調査では、SpeedIndex2秒以下は5サイトでしたが、2021年には4サイトに減っていました。しかし、ランキングの全体傾向として、さらに高速化が進んでいるというトレンドが見えます

サイト名SpeedIndex(秒)
20212020
1Amazon(ホリデーセール)1.491.53-0.04
2Nordstorm(US)1.502.64-1.14
3Amazon(BlackFriday)1.531.370.16
4GoogleStore1.861.99-0.14
5トイザらス2.021.780.24
6楽天市場2.721.790.93
7Qoo102.872.630.24
8ユニクロ(誕生感謝祭)3.04計測せず-
9Macy's(US)3.152.021.13
10イオン3.703.140.56
11ディズニーストア3.872.511.36
12イトーヨーカドー3.89計測せず-
13GAP4.895.89-1.00

SpeedIndexの比較、2020年と2021年の違い

勝手にスピードテスト ブラックフライデー サイバーマンデー SpeedIndexの比較
2020年と2021年を比較して、表示速度が遅くなった傾向があるのが「楽天市場」「Macy’s」「イオン」「ディズニーストア」です。2020年の「ユニクロ」と「イトーヨーカドー」は計測対象外(単位・秒)

BFCM時の主要表示スピードの指標は?

Speed
Index
順位
サイト名Speed
Index
(秒)①
Backend
(秒)②
Start
Render
(秒) ③
Size
(MB)④
Request⑤
1Amazon(ホリデーセール)1.490.541.0514.82149.00
2Nordstrom(US)1.500.611.004.36682.00
3Amazon(BlackFriday)1.530.551.056.28160.50
4GoogleStore1.860.691.601.2853.50
5トイザらス2.020.351.103.62243.50
6楽天市場2.720.581.502.50213.50
7Qoo102.870.982.153.83313.00
8ユニクロ(誕生感謝祭)3.040.410.702.88185.50
9Macy's(US)3.150.561.203.97302.50
10イオン3.701.552.902.59204.50
11ディズニーストア3.870.711.606.31150.50
12イトーヨーカドー3.890.603.205.99302.25
13GAP4.890.542.254.93286.00

※各数字はトップと商品詳細ページの合算の平均値で表しています。(US)以外は日本のサイトです。

各指標の説明

①「Speed Index」…Googleが発表したパフォーマンス指標。ブラウジング開始後、ファーストビューの表示が完了するまでの視覚的経過状況を総合的に算出したもの。目標値 4.5秒内

②「Backend」…サーバー、NW通信、DNS名前解決を含む、クライアントリクエストを処理するための時間。いわば反応スピード。目標値1秒

③「Start Render」…空白ページからコンテンツが初めて表示されるまでの時間、ユーザーが「Webサイト表示が速い」「遅い」と体感する指標。目標値2秒内

④「Size」…1ページに含まれるファイル(画像、動画、フォント、CSS、JavaScript、HTMLなど)の総量

⑤「Request」…1ページに含まれるファイル(画像、動画、フォント、CSS、JavaScript、HTMLなど)の読み込み個数

「Amazon」のホリデーセールページのファイルサイズ(Size)は14.82MBでしたが、実はビデオファイルが含まれており、実際は4MB弱のファイル容量です。同様に「Nordstrom」のリクエスト数682は多すぎる数字ですが、第2位を確保しています。

勝手にスピードテスト Amazonの商品詳細ページの表示状況
Amazonの商品詳細ページの表示は1.6秒で完了している
勝手にスピードテスト Amazonの商品詳細ページの内容
Amazonの商品詳細ページの内容。リクエスト数は184、ファイル容量は3.8MB。10MBを超えるビデオファイルが多数存在するが、非同期かつ高速なビデオストリーミングでWebページ表示の速度遅延、影響がほとんど出ていない

BFCM時のコアウェブバイタルは?

今回の調査対象では、大型のECサイトが多いためか「コアウェブバイタル」対策が不十分な傾向が見受けられます。しかしSpeedIndexが3秒を切っている1位~7位のサイトに関しては、「Nordstrom」を除いてほぼ対策が進んでいると見受けられます。

Speed
Index
順位
サイト名Speed
Index
(秒)
LCP
(秒) ⑥
TBT
(ミリ秒)⑦ 
CLS⑧
1Amazon(ホリデーセール)1.491.532120.31
2Nordstorm(US)1.501.5823770.00
3Amazon(BlackFriday)1.531.442560.07
4GoogleStore1.861.972730.00
5トイザらス2.021.855820.37
6楽天市場2.721.872930.00
7Qoo102.873.392530.02
8ユニクロ(誕生感謝祭)3.043.709910.46
9Macy's(US)3.151.7818040.07
10イオン3.705.662010.65
11ディズニーストア3.876.985980.15
12イトーヨーカドー3.893.467430.12
13GAP4.893.6810720.09

※各数字はトップと商品詳細の合算の平均値で表しています。(US)以外は日本のサイトです。

「コアウェブバイタル」の基準値

本記事の「コアウェブバイタル」の基準値はGoogle社情報「ウェブに関する主な指標レポート低速なサイトを修正してユーザー エクスペリエンスを改善する」に準拠した形をとっています。

 Good
(良好)
Needs
Improvement
(要改善)
Poor
(不良・低速度)
LCP2.5秒以下4秒以下4秒を超える
TBT
(※FIDの代替)
300ミリ秒以下600ミリ秒以下600ミリ秒を超える
CLS0.1以下0.25以下0.25を超える

・サイト名の背景黄色が「コアウェブバイタル」の3指標すべてがGreen(良好)のサイト。トップページ、詳細ページの平均値を集計しています。

・TBT(※FIDの代替指標)について
本計測はSpeedCurveのSynthetic計測サービスを利用しています。FIDはWebサイトに訪れたユーザーリアルデータに基づく統計指標であり、仕様上精緻な計測が難しいため、GoogleDevelopersサイトの内容も踏まえて、FID代替え指標の TBT(Total Blocking Time)で計測、集計しています。

最新リテールのベンチマークを知りたい方は

SpeedCurveのPagespeedBenchmarksをご覧ください。毎日リアルタイムで計測されています。

勝手にスピードテスト 最新のリテールのベンチマーク
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調査概要

今回の調査では売れている時間帯のコンディションを把握するために、12:30、18:30、22:30の1日3回、比較的高負荷の時間で実施しました。1サイトにつきトップページ、商品詳細ページの2つのURLを計測対象とし、合算値でランキングとして並べています。

調査期間:2021年11月19日 12:30~2021年11月29日 22:30までの11日間

調査対象:弊社独自調査でブラックフライデーセール(11月19日~11月20日)を実施した、大手ECサイトを14サイトピックアップ、定点計測を実施しています。

  • ウォルマート(US)も計測対象としていましたが、ロボット検知により正常に計測できないため対象外としました。よって、13サイトをランキングしています。
  • 「GoogleStore」はブラックフライデーが2021年11月25日に開始したため、11月25日に計測対象として追加
  • 「Amazon(BlackFriday)」は、ブラックフライデーが2021年11月26日に開始したため、11月26日に計測対象として追加

調査範囲:1サイトにつき、①トップページ②リストページ(カテゴリページ)③商品詳細ページの3つのURL(計測したのは①50URL、②50URL、③50URLの計150URL。うち、リストページと商品詳細ページが同一のため②③に同一ページで計測したのは2URL)。当該サイトURLは、検索エンジンによる検索結果から移動できるURLを用いた。

①トップページ②リストページ(カテゴリページ)③商品詳細ページ、それぞれの中央値(median)を平均したものをサイトの代表値とする。

計測時間:12:30、18:30、22:30の1日3回

測定プロファイル:Apple iPhone X(4G LTE)、Samsung Galaxy S8
※集計に使用したのは「Apple iPhone X(4G LTE)」

1回当たりの計測数:3 checks

計測回数:150URL × 1日3回 × 3checks × 2デバイス × 14日間 = 3万7800回計測

エミュレート回線品質(4G LTE):ダウンロード 11.7Mbps/アップロード 11.7Mbps/レイテンシー 70ms

計測ロケーション:日本向けECサイトは東京、US向けECサイトはUS WestCoastのクラウド環境から測定

値の算出方法:期間内の計測結果から各指標の中央値を出し、各ページ(top、item)の平均値を反映。

サイト調査実施:ドーモ  文・レポート:占部雅一、計測データ集計:村岡温子

占部 雅一
占部 雅一

ロコンドのEC取扱高は212億円で3.2%増、売上高は約4%減の98億円【2022年2月期実績】

3 years 10ヶ月 ago

ロコンドの2022年2月期決算短信は、商品取扱高は前期比3.2%増の212億1700万円、売上高は同3.9%減の98億7500万円だった。

営業利益は同38.6%減の8億8300万円、当期純利益は同53.3%減の6億400万円。

ロコンドの2022年2月期決算
ロコンドの2022年2月期実績

商品取扱高の内訳は、ECモール事業が168億9500万円(自社ECモールが145億3100万円、他社ECモールが23億6500万円)、自社公式EC支援などのプラットフォーム事業が39億6500万円、その他事業(実店舗、卸など)が3億5800万円。

ECモール事業のアクティブユーザー数は、自社モールが322万2000件となり前年度比8%の増加。他社モールが135万7000件、

ロコンドの2022年2月期決算 ECモール事業のアクティブユーザー数
ECモール事業のアクティブユーザー数

ECモール事業の登録会員数年齢分布は、強みだった40代にFASHION WALKERを加えることで20代および30代を強化し、全体としてバランスの取れた年齢構成を実現した。

ロコンドの2022年2月期決算 ECモール事業の登録会員数年齢分布
ECモール事業の登録会員数年齢分布

EC事業のバスケット単価は、出荷ベースで自社モールはD2Cブランドの取扱高減少によりマイナス2%、他社モールは低単価アイテムの売上割合の増加によりマイナス4%だった。

ロコンドの2022年2月期決算 バスケット単価
バスケット単価

EC事業における返品率は自社モールで20%前後で推移、他社モールは約6%となっている。

ロコンドの2022年2月期決算 返品率
返品率

現在の国内ファッション市場のEC化率はおよそ19%。2030年度には40%前後まで上昇する見込みで、EC市場規模は3.5兆円規模と予測される。それを踏まえ、ロコンドの長期ビジョンでは、商品取扱高で3.5兆円市場のなかのシェア3%にあたる1000億円を2030年度ビジョンに掲げている。

ロコンドの2022年2月期決算 2030年度ビジョン
2030年度ビジョン
石居 岳
石居 岳

米メジャー大谷選手、開幕「1番・投手」登場の効果でデサントのEC売上が爆増

3 years 10ヶ月 ago

4月8日に開幕した米国メジャーリーグで、日本人投手では通算7人目の大役「開幕投手」となり、米メジャー史上初という「1番・投手」での開幕戦出場を果たした大谷翔平選手。その大谷選手と契約し、プロモーションや商品開発を行うスポーツウェアブランドデサントが3月17日からスタートした「WE MOVE ON.大谷翔平スタイルキャンペーン」が大きな反響を呼んだ。

大谷選手が着用モデルを務めたウェア4種の自社EC売上は、キャンペーン開始前の週に比べ、キャンペーン実施期間中は300~400%増。

4月8日に開幕した米国メジャーリーグで、日本人投手では通算7人目の大役「開幕投手」となり、米メジャー史上初という「1番・投手」での開幕戦出場を果たした大谷翔平選手。その大谷選手と契約し、プロモーションや商品開発を行うスポーツウェアブランドデサントが3月17日からスタートした「WE MOVE ON.大谷翔平スタイルキャンペーン」が大きな反響を呼んだ
ウェア4種の自社EC売上の推移

ブランドムービーインタビュー内で、大谷選手が「毎日洗濯し同じものを着ている」とこだわりを見せたトレーニングウェア「Daily Style」は、動画公開後2週間でECでの売上点数が18倍と大きく伸びた。主な購入者層はは30-40代。

「WE MOVE ON.大谷翔平スタイルキャンペーン」は、大谷選手の活躍をTwitterのハッシュタグ付き投稿で応援、ウェアを購入したりすることで、大谷選手自ら描いた「二刀流ロゴ」入りグッズ、「大谷選手応援軍資金」などが当選するという企画。

瀧川 正実
瀧川 正実

TSIは「脱アパレルOnly」で「ファッションエンターテインメント創造企業」へ。EC売上760億円をめざす中期経営計画まとめ

3 years 10ヶ月 ago

TSIホールディングスは新たな中期経営計画(中計)を策定、2025年までにアパレルOnly企業から、ファッションがもたらすエンターテインメント(楽しさ)によって独創的な提供価値を創造する企業への変革をめざす方針を掲げた。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画 変革の方向性について
変革の方向性について(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

中計最終年度となる2025年2月期の全社売上高は1896億1800万円を想定しており、EC化率は40.0%に高める。EC売上高は758億4700万円を計画する。EC事業の飛躍的拡大に向けて構造改革を推進、すべての業務をECとデジタル優先に組み替える。CRM構造、内部サービスへの大型投資を検討し、大型販促と連動した売上拡大をめざす。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
中計の目標値の論点(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

ECの飛躍的拡大に向けた大きな構造改革が、EC・デジタルを最優先した戦略・業務体制へのシフト。店舗事業とEC事業のリソース構造の見直しによるブランド事業の収益向上、生産性・利益率の観点からEC・デジタルを最優先とした戦略・業務にシフトする。EC売上高760億円、EC化率40%に向けて、ECサービスを継続的に利用したくなる成長の仕組みをデザインする。

ECを拡大するためのオペレーションには全社で取り組む。企画段階からEC販売を念頭においた商品・在庫・販促・オペレーションを設計。低収益店舗において顧客をECにシフトさせながら撤退を判断するなど、販路のECシフトを行う。撤退時にはEC送客のキャンペーンを実施する。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
ECの飛躍的拡大について(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

1500万人の会員プラットフォームを有効活用。ブランド個々の戦いから、事業領域ごとの戦略を体現する会員戦略へと移行する。5つのテーマ「衣食住働遊」の体験価値を提供し、各種施設やメディアでの情報発信、スタッフやユーザー同士のコミュニティなどを展開する。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
1500万人の会員プラットフォーム活用(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

ファッションエンターテインメントカンパニーとして、新たなコミュニケーション手法の開発を強化する。その1つがエンターテインメントコンテンツの拡充。衣服を魅せるためのコンテンツ、エンタメコンテンツの創出、NFTなどで新たな経済圏を作り出す。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
エンターテインメントコンテンツの拡充(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

顧客との距離を縮めるためOMOの仕組みも推進する。ニューノーマル時代の新たな販売形態としてOMOを重視しており、実店舗の役割・機能を再定義する。コンテンツ・サービスの充実、デジタルを活用したブランドとのつながり店舗・販売員が進め、「新たな店舗の形」「新たな送客の形」を創出する。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
OMOについて(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
「新たな店舗の形」「新たな送客の形」の創出について(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

TSIホールディングスの2022年2月期におけるEC売上高は前期比3.4%減の429億8000万円。EC化率は同2.6ポイント減の34.4%。このうち、国内自社EC売上高は178億円で、自社EC比率は45.4%。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
2022年2月期のEC売上高について(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
石居 岳
石居 岳

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    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    内山 美枝子

    TV通販大手QVCジャパンのウクライナ支援、スタッフの寄付額と同額を上乗せマッチング・ギフトで103万円を寄付

    3 years 10ヶ月 ago

    テレビ通販大手のQVCジャパンは、ウクライナとその周辺地域で人道支援を行うUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の日本公式支援窓口である国連UNHCR協会に103万2000円を寄付すると発表した。

    QVCジャパンでは、従業員向けに国連UNHCR協会のウクライナ緊急支援ページへの寄付を案内。スタッフが行った寄付額と同額をQVCジャパンが上乗せして寄付するマッチング・ギフトを1人当たり上限10万円で実施した。

    2022年3月8日から3月31日までに合計103万2000円の寄付が、QVCジャパンスタッフから国連UNHCR協会に集まったことから、QVCジャパンは同額をマッチング・ギフトとして寄付した。

    テレビ通販大手のQVCジャパンは、ウクライナとその周辺地域で人道支援を行うUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の日本公式支援窓口である国連UNHCR協会に103万2000円を寄付すると発表
    QVCジャパンの人道支援報告について(画像はECサイトから編集部がキャプチャ)

    また、QVCジャパンでは消費者にも支援を呼びかけたところ、ECサイト「QVC.jp」に掲載した国連UNHCR協会ウクライナ緊急支援ページへのリンクを通じ、合計166万6000円が国連UNHCR協会へ寄付されたという。

    瀧川 正実
    瀧川 正実

    Q&Aでわかる改正特商法。通販(D2C)事業者向けに改正のポイントを解説!

    3 years 10ヶ月 ago
    売れるネット広告社の加藤公一レオ氏が6月に施行される特定商取引法について、通販(D2C)事業者が対応すべきポイントを解説!

    特定商取引法は過去に何度も改正されてきたが、6月1日施行の改正特商法はは非常に細かい規定が新設されており、通販(D2C)業界への影響があまりにも大きい。そのため、通販(D2C)関係者は「知らない」では済まされない内容となっている。たとえ誠実な商売をしていたとしても、6月1日までに改正特定商取引法への対応をしていないと、気づかないうちに違法となってしまい、罰則を科されるおそれがある。

    そこで、消費者庁が実施した「令和3年特定商取引法・預託法等改正に係る令和4年6月1日施行に向けた事業者説明会」から、単品通販(D2C)事業者に影響する「通信販売に関する規定の新設」についてわかりやすく解説する。

    背景に詐欺的な定期購入商法の被害

    そもそも、今回の特定商取引法改正は、詐欺的な定期購入商法による消費者被害が続出し、社会問題となったことが背景にある。

    詐欺的な定期購入商法の手口として、「『初回無料』あるいは『お試し』とうたっていながら、実際には定期購入契約になっていた」「『いつでも解約可能』と表示してあるのに、実際には解約に関する細かい条件があった」などのパターンがある。

    このような場合、「初回無料」を強調しておきながら、定期購入であることや解約に関する条件などは非常に小さな文字で表示されていたり、離れた場所に表示されていたりして、消費者が容易に定期購入であることを認識できないようになっているのが特徴だ。実際に、定期購入に関する相談件数は増え続けており、2015年には4000件あまりだったものが、2020年には6万件近くにまで急増している!

    詐欺的な定期購入商法に対して、これまではガイドラインと行政処分のみで直接的な罰則規定はなかったが、今回の特定商取引法改正によって、通信販売における広告表示の義務規定および誇大広告の禁止規定が強化されることになった。さらに、消費者を誤認させるような表示によって行われた申し込みに対して、消費者の取消権を認めることも新たに規定されている。

    通販(D2C)事業者から見た改正特商法のポイント

    今回の特定商取引法改正は、詐欺的な定期購入商法の被害防止を念頭に置いたものだが、改正特定商取引法の規制対象は定期購入契約だけではなく、単発の売買契約も規制の対象となることに注意してほしい。消費者庁の説明会を視聴した通販(D2C)関係者から驚きの声が上がっていたほど、今回の特定商取引法改正が業界に与える影響は非常に大きい。

    今回の特定商取引法改正について、通販(D2C)事業者に影響を与える内容に絞って以下の通りポイントをまとめた。通販(D2C)事業者に直接関係する部分だけでもさまざまな規定が追加されており、かつ規定の内容が非常に細かいことがわかるだろう。

    1. 広告表示義務に「申込期間の定め」を追加(法第11条第4号)

    今回の改正によって、「申込期間の定め」がある場合は、広告においてもその旨と具体的な期間を表示しなければならないことになった。なお、ここでいう「申込期間の定め」とは、一定期間を過ぎると商品購入自体ができなくなる場合を指しており、一定期間だけ値引きをするといった場合は該当しない

    2. 最終確認画面に、以下の項目を記載する義務を新設(法第12条の6 第1項)

    「インターネット通販において、消費者がその画面内に設けられている申込ボタンなどをクリックすることにより契約の申し込みが完了することとなる画面」(いわゆる「最終確認画面」)においては以下の項目を表示することが義務づけられる。

    ①分量(数量・回数・期間など)
    ②販売価格・送料

    ※個々の商品の販売価格だけでなく、複数の商品を購入した場合や送料がかかる場合は、それらも含めた支払総額を表示

    ③支払時期および支払方法

    ※銀行やコンビニで振込手続きを行う必要がある場合には、前払い・後払いのいずれであるかに加え、支払期限も明記する

    ④引渡時期

    ※発送日や発送日の見込み、あるいは配送日時が指定されている場合はその日時を表示する

    ⑤申込期間の定めがある場合、その旨と内容(あるとき)

    ※一定期間を過ぎると商品の購入そのものができなくなる場合のみ

    ⑥申し込みの撤回・解除に関する事項(あるとき)

    ※申し込みの撤回や契約解除について、条件・方法・効果などを表示

    上記の項目のうち1つでも最終確認画面に表示しないと違反となってしまうだけでなく、不実の表示(事実と異なる表示)をした場合にも違反となってしまう。違反者は、3年以下の懲役または300万円以下の罰金に処される(併科あり)ほか、違反を行ったのが法人の従業員であった場合、その法人に対して1億円以下の罰金が科せられる。

    また、法第12条の6はネット通販(D2C)だけでなく、カタログ・チラシなどを利用したオフラインの通販(D2C)も適用の対象となっており、オフライン通販(D2C)の場合は申込書面(申込用はがき、申込用紙など)が最終確認画面にあたる。

    3.情報の送信が契約の申し込みとなることについて人を誤認させるような表示、最終確認画面で人を誤認させるような表示の禁止(法第12条の6 第2項)

    本項は、以下の2つのパターンの表示を禁止するものだ。

    1. 書面の送付やオンラインの情報送信が有償の契約の申し込みとなることを消費者が明確に認識できないような表示
    2. 通信販売(D2C)における申込書面や申込画面において、表示事項を表示しており、それが不実の表示ではないものの、その意味するところを誤認させるような表示

    新法12条の6第2項の規定に違反して、人を誤認させるような表示をした場合、違反者には100万円以下の罰金が科される。

    4. 最終確認画面で人を誤認させるような表示があった場合の取消権の付与(法第15条の4)

    法第12 条の6に違反する表示によって消費者が誤認し、その結果として申し込みの意思表示をした場合、消費者は申し込みの意思表示を取り消すことができることが規定された。消費者は以下の場合に申し込みの取消しが可能となる。

    • 不実の表示:事実と異なる表示によって、その表示が事実であると誤認した場合
    • 表示をしない:表示されていない事項が存在しないと誤認した場合
    • 申し込みに関して誤認させるような表示:書面の送付・情報の送信が申し込みにならないと誤認した場合
    • 表示事項について誤認させるような表示:表示事項(分量、価格など)について誤認した場合

    5. 通信販売における契約解除への妨害行為の禁止(改正法13条の2)

    すべての通信販売において、通販(D2C)事業者が契約の申し込みの撤回・解除を妨げるために、以下の行為を行うことを禁止している。

    1. 申し込みの撤回・解除に関する事項について不実のことを告げる行為
      (例)事実に反して「残りの分の代金を支払わなければ解約はできない」と告げる
    2. 契約の締結を必要とする事情に関する事項について不実のことを告げる行為
      (例)事実に反して「今、使用を中止すると逆効果になる」と告げる

    この改正法13条の2に違反して、不実の告知をした者は、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処され(併科あり)、違反を行ったのが法人の従業員であった場合は、その法人に対して1億円以下の罰金が科せられることになっている。

    Q&Aで改正特定商取引法に関する疑問を解決!

    通販(D2C)事業者から見た改正特商法のポイントを一通り紹介したが、法律用語は一般の人には理解しにくいので、「具体的にどのような表示が違反になるのか」「具体的にどのような表示をすればいいか」わからないという人も多いはずだ。通販(D2C)事業者から見た改正特商法のポイントについて、わかりにくい点をより具体的にQ&A形式で解説する。

    【Q1】「書面の送付やオンラインの情報送信が有償の契約の申し込みとなることを消費者が明確に認識できないような表示」とは?

    例えば、申込はがきで「無料プレゼント」などの文言を強調し、そのはがきが有償契約の申し込みのためのものであることがわかりにくいような場合は、それに該当するおそれがある。

    また、ネット通販の申し込み画面において、「送信する」「次へ」といったボタンしかなく、画面上の他の部分でも「申し込み」であることがわかるような表示がない場合、そのボタンをクリックすれば何らかの情報が送信されることはわかっても、そのボタンを押すことが売買契約などの申し込みになるとは認識しにくい。このような場合も、「書面の送付やオンラインの情報送信が有償の契約の申し込みとなることを消費者が明確に認識できないような表示」に該当する可能性がある。

    【Q2】「最終確認画面で人を誤認させるような表示」とは?

    最終確認画面において、たとえ法律で定められた事項を表示しており、それが事実と異なる内容ではなかったとしても、表示の位置やサイズによって、表示事項が明確に認識できない場合は「最終確認画面で人を誤認させるような表示」にあたる可能性がある

    消費者庁は、「『人を誤認させるような表示』に該当するかどうかは、その表示事項の表示それ自体並びにこれらが記載されている表示の位置、形式、大きさ及び色調などを総合的に考慮して判断される」としており、一律に基準が設けられているわけではない

    例えば、改正特定商取引法で定められた事項を正しく表示していても、その表示が最終確認画面の注文確定ボタンの下に離れて置かれているために、消費者がほかの表示事項と合わせて確認することができない場合などは「最終確認画面で人を誤認させるような表示」に該当するおそれがあるとしている。

    また、「特定の文言等の表示のみからではなく、ほかの表示と組み合わせて見た表示の内容全体から消費者が受ける印象・認識により総合的に判断し、消費者が誤認するような表示方法であれば、『人を誤認させるような表示』に該当する可能性がある」とされている。

    具体的には、定期購入契約において、初回の分量や価格を強調して表示し、2回目以降の条件をそれに比べて小さな文字で表示する、あるいは離れた位置に表示するなどして、引渡時期や分量などの表示が定期購入契約ではないと誤認させるような場合には「人を誤認させるような表示」に該当するおそれがあるという。

    さらに、「お試し」や「トライアル」といった言葉からは、定期購入契約であると容易に認識できないため、定期購入契約においてこうした表現を強調した場合には、「人を誤認させるような表示」にあたる可能性がある。同様に、「いつでも解約可能」などと強調して表示しているにもかかわらず、実際には解約条件などが設けられている場合も、該当のおそれがある

    【Q3】最終確認画面ですべての事項を表示しきれない場合は?

    原則として、改正特定商取引法で定められた表示事項は、「消費者が最終確認画面上で一覧できるよう網羅的に表示することが望ましい」とされている。

    しかし、商品ごとに販売条件などが異なるなど、表示事項に関するすべての説明を最終確認画面上に表示するとかえって消費者にわかりづらくなる場合には、消費者が明確に認識できることを前提として、「最終確認画面にリンクを設置し、消費者がリンク先のページで当該表示事項を確認できるようにしておく」「最終確認画面上にクリックにより表示される別ウィンドウなどを設置してそこで詳細を表示する」といった対応をとってもよいことになっている。

    とはいえ、消費者庁は「インターネット通販における最終確認画面については、購入する商品の支払総額を計算して表示するなど、消費者の入力内容に応じて表示内容を出力することが可能であり、また、画面のスクロールが可能であるため、はがきなどの書面に比してスペース上の制約は少ないことから、原則として表示事項を網羅的に表示することが望ましい」(消費者庁「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン」より)としており、表示事項のすべてをリンク先の参照ページで表示するといった対応をしてしまうと、表示義務を果たしていると認められない可能性が高い

    リンクやポップアップで表示事項を確認できるようにする場合は、「キャンセルポリシーについては『キャンセルおよび返品について』をご確認ください」のように、特定の項目だけを別ページで表示するなど、合理的な範囲にとどめておくべきだろう

    ただし、消費者が通常想定しないような解約方法の限定がある場合(電話をしたうえでさらにメッセージアプリを操作するなど)、解約受付を特定の時間帯に限定するといった消費者にとっての不都合・不利益がある場合などは、「リンク表示等にゆだねるのではなく、最終確認画面において明確に表示が必要」とされているので、注意してほしい。

    【Q4】定期購入契約の場合、最終確認画面にどのように表示するべき?

    改正特定商取引法において、定期購入契約の場合は、「各回の代金(初回と2回目以降の代金が異なる場合、各金額を表記)」「消費者が支払うこととなる代金の総額」「割引価格から通常価格への移行時期や金額」などを、明確に表示しなければならないことになっている。

    さらに、各回に引き渡す商品の数量などに加え、契約期間全体を通じて引き渡される商品の総分量を把握できるようにするため、引渡しの回数も記載しなければならない。3か月の定期購入契約であるにもかかわらず、1か月分の分量しか表示していない場合は違反となり、初回と2回目以降の商品の分量が異なる場合には、各回の分量も明記する必要がある

    ただし、定期購入契約が無期限の場合は、あらかじめ契約期間全体を通じた分量や支払額がわからないという問題がある。この場合は、無期限の契約である旨を明確に表示したうえで、「1年間の総分量」「1年間の支払額」など一定期間を区切った分量や支払額を目安として表示することが望ましいとされている。

    また、定期購入契約の場合は、以下の解約に関する条件なども表示しておかなければならない。

    • 解約の申し出に期限がある場合には、その申し出の期限。解約時に違約金その他消費者にとって不利益が生じる契約内容である場合には、その旨および内容
    • 解約方法を特定の手段に限定する場合、その内容
    • 解約方法として電話による連絡を受け付けることとしている場合には、確実につながる電話番号

    【Q5】タイムセールも「申込期間の定め」表示の対象になる?

    改正特定商取引法でいう「申込期間の定め」というのは、「一定期間を経過すると消費者が商品自体を購入できなくなる場合」が該当する。したがって、一定期間の購入に対して値引きをする、付与ポイントを増量する、送料を無料にするといった、「その期間に購入すると有利な条件で購入できるが、その期間を過ぎても商品自体の購入はできるタイムセール」の場合は、「申込期間の定め」には当てはまらない

    もし「申込期間の定め」に該当する(一定期間を過ぎると商品購入自体ができなくなる)場合は、「今だけ」といった表示では不十分で、具体的な期間を明記する必要がある。具体的な期間の表示方法として、「商品名に併記する方法」「バナー表示を置く方法」「リンク先や参照ページ、ポップアップなどで表示される画面等に詳細を記載する方法」などがある。

    【Q6】「お試し」「トライアル」「いつでも解約可能」という表現は今後一切使えない?

    「お試し」「トライアル」「いつでも解約可能」といった表現を禁止しているのは、あくまでも誤解を招く場合のみであり、実際に1回試すだけの契約や、消費者にとって不利益なしにいつでも解約できる場合には、禁止されていない。つまり、「お試し」「トライアル」「いつでも解約可能」といった表現が事実であれば、改正特定商取引法施行後も、引き続き使うことができる

    ◇◇◇

    このように、さまざまな細かい新規定が盛り込まれた改正特定商取引法は、通販(D2C)事業者に与えるインパクトが非常に大きい! 法改正への対応が遅れ、意図せず違法となってしまわないよう、通販(D2C)事業者には、1日も早い対応が求められている。

    加藤 公一 レオ
    加藤 公一 レオ

    米国を代表するD2C企業「Warby Parker」が店舗拡大&廉価販売&寄付行為を続ける理由 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    3 years 10ヶ月 ago
    Warby Parkerは2021年の株式上場以前、D2Cを代表するユニコーン企業と呼ばれていた。米国のビジネスメディア『Fast Company』が発表した「世界で最もイノベーティブな50社(THE WORLD’S 50 MOST INNOVATIVE COMPANIES)」で、アップルやアリババ、グーグルなどを抑えて1位を獲得したこともある

    メガネブランドのWarby Parker(ワービー・パーカー)は2022年、40の小売店舗を新たに出店する計画です。「Buy a Pair、Give a Pair」プログラム(メガネが1本売れるごとに、メガネを必要とする人に1本寄付する仕組み)を通じて、寄付したメガネの数は1000万本を突破。成長をけん引してきた販売価格95ドルでのメガネ販売、店舗出店を今後も続けるとWarby Parkerのデイヴ・ギルボア共同CEOは話します。

    インフレでも販売価格を維持する理由は「値段への不満」

    2010年にオンライン専門企業としてスタートしたWarby Parker(Digital Commerce 360刊「北米EC事業 トップ1000社データベース 2021年版で315位)は、初年度にオープンした35店舗を含む合計161店舗を展開(2021年時点)しています。これを、2022年には200店舗以上に拡大する計画です。

    先日、ラスベガスで開かれた小売業界のカンファレンス「Shoptalk」で、ギルボア氏は「2010年以来、同じ価格で販売しているスタンダードのメガネの価格を引き上げる予定はない」と説明。米国のインフレ率は2月に7.9%と40年ぶりの高水準に達していますが、Warby Pakerはサプライチェーンをきっちり管理しているため、価格を維持することができるのでしょう。ギルボア氏は価格を据え置く理由をこう言います。

    私たちがWarby Parkerを始めたのは、消費者がメガネの値段の高さに不満を抱いていたからです。

    Warby ParkerのECサイト(
    Warby ParkerのECサイト(画像はWarby ParkerのWebサイトから編集部がキャプチャ)

    Warby Parkerは、低価格への挑戦を続けたいと考え、コストと製造工程を管理できるよう一気通貫したインテグレーションに投資してきました

    インテグレーションへの取り組みの最近の例としては、2つ目となる光学研究所をラスベガスに開設。その広さは6万9000平方フィートにのぼります。ニューヨークのスロートバーグにも同様のラボを開設しています。

    ギルボア氏は、Warby Parkerが95ドルの眼鏡を販売し続けるには、他の要因もあると言います。輸送業者との長期契約で燃料価格の上昇や燃料関連サーチャージの影響を受けていない、遠近両用レンズなど高価格帯の製品を販売すること――などです。

    Warby Parkerは複雑な処方箋のメガネを作ることができるため、あらゆる層にサービスを提供することができるとギルボア氏は指摘します。老眼鏡や遠近両用レンズを必要とする可能性が最も高い45歳以上の顧客は、急速に成長している顧客層になっているそうです。2019年にはコンタクトレンズの販売も開始しています。

    価値観に基づくマーケティング

    価格を抑えるだけでなく、一定の価値観を貫くことで消費者とのつながりを持ち続けているとギルボア氏は言います。その1つが、「Buy a Pair、Give a Pair」プログラムで、Warby Parkerは4月初めにそのプログラムを通じて1000万本以上のメガネを寄付したと発表しました。

    このプログラムは、世界中のパートナーと協力し、Warby Parkerのメガネが1本購入されるごとに、メガネを必要としている人に1本のメガネを寄付しています

    Warby ParkerのECサイト
    「The whole story begins with you」(すべての物語は、あなたから始まる)と書かれたページでは、寄付プログラムの概要やメッセージなどを記載している(画像はWarby ParkerのWebサイトから編集部がキャプチャ)

    私たちは、メガネを95ドルで提供することで、消費者にとってより身近なものになると考えています。しかし、95ドルのメガネを買う余裕のない人々が世界中に何十億人もいるのです。グアテマラの田舎であろうと、ニューヨークの郊外であろうと、可能な限りその地域のコミュニティに入り込み、彼らの問題を解決する最善の方法を理解しようと努めています

    Warby Parkerはプログラムを運用するため、眼科医療への障害を克服するための公益法人「Warby Parker Impact財団」も運営しています。

    ギルボア氏は、製品をより持続可能なものにしようとする試みの一例として、コンタクトレンズブランド「Scout」のパッケージを開発、従来のブリスター包装よりも約80%少ないパッケージを使用したと言います。

    公益法人は、社会的・公益的な利益を生み出し、責任を持って持続可能な運営を行うために設立しました

    実店舗の拡大

    ギルボア氏は、店舗を拡大することで対面式の眼科検査などのサービスを提供できるようになると説明。米国の消費者は、メガネの約70%を検眼士による検査を受けた場所で購入しているため店舗は重要だとギルボア氏は言います。

    店舗は新規顧客の開拓につながりますが、リスクもあります。ギルボア氏は、コロナ禍で店舗の売り上げが落ち込んだものの、実店舗を開くことの長期的な価値を重要視しています。

    2022年末には、全国の店舗がコロナ禍前の水準に戻ると考えています

    3月17日のアナリストとの電話会議でギルボア氏は、新型コロナウイルスのオミクロン変異体により、2021年第4四半期に500万ドル近い売上損失が発生、2022年第1四半期には売上損失が合計1500万ドル以上になると言います。これは、Warby Parkerの店舗で買い物する人の減少に起因しています。

    遠隔医療への投資

    店舗をオープンする一方で、Warby Parkerは遠隔医療への投資を続けているそうです。2021年は、10分でメガネやコンタクトの処方を更新できる「バーチャル視力検査」アプリを展開しました。

    免許を持った医師が各検査を評価し、患者は48時間以内に結果を受け取ることができます。このサービスには15ドルかかりますが、現在の処方箋が更新可能な場合のみ支払う仕組みになっています。

    業績推移は?

    Warby Parkerは2021年12月期に1億4430万ドルの純損失を計上し、損失幅は2021年12月期の5590万ドルから拡大しました。2021年第4四半期だけで4490万ドルの損失を計上し、損失幅は2020年第4四半期と比べて10倍以上に増加しています。

    損失拡大の主な原因は、販売費および一般管理費の急増で、2020年12月期比で5190万ドル増加し、1億2210万ドルに達したといいます。 コスト増加の主な原因は、株式ベースの報酬費用と関連する雇用者給与税で、3160万ドルにのぼったと報告しています。

    Warby Parkerは2022年12月期の純収益を6億5000万ドルから6億6000万ドルと予想しており、2021年実績に対して20%から22%の成長率を示しています。この見通しには、年初に発生したオミクロン変異体の混乱に関連した、約1500万ドルの売上損失(成長率3%ポイント)の影響が含まれています。

    ポジティブなニュースとしては、Warby Parkerの2021年の総売上は5億4080万ドルで、2020年の3億9370万ドルから37.4%増加したと発表しました。

    また、Warby Parkerは12月31日に終了した年度について、次のように報告しています。

    • 有効顧客数が39万人(21.5%)増え、合計220万人に増加
    • 売上総利益は37.0%増加し、317.7百万ドルに到達
    • 第4四半期の顧客1人当たりの平均売上高は前年同期比13%増加し、246ドルに上昇

    この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

    Digital Commerce 360
    Digital Commerce 360

    オルビスが化粧品専門店「パルファン」での販売に初参入。メンズブランド商品も展開

    3 years 10ヶ月 ago

    オルビスは、2022年4月22日(金)にくわこやが展開する化粧品専門店「パルファン」の「イオンモール熱田店」(愛知県名古屋市)に初参入し、商品を販売する。

    メンズブランド商品も展開

    オルビスはブランドの認知向上、新たな顧客創出を目的として、2020年10月から化粧品専門店にも販売チャネルを拡大、13店舗に展開している。

    主に東海地方を中心に展開している化粧品専門店「パルファン」に初参入することで、既存の販路ではカバーしきれなかったユーザーとの接点を創出し、ブランド体験の提供を拡大する。

    オルビス パルファン くわこや イオンモール熱田店のイメージ図
    イオンモール熱田店のイメージ図

    「パルファン」店内の一角には男性化粧品専用ショップ「BOW」が併設される。

    オルビス パルファン くわこや メンズショップ「BOW」のイメージ図
    新設されるメンズコスメショップ「BOW」のイメージ図

    オルビスは、男性の美容意識の高まりによりコロナ禍でも成長し続けている男性化粧品を重点的な戦略商品領域と位置づけている。メンズブランド「Mr. produced by ORBIS」の商品を展開し、対象商圏エリアでの更なる認知獲得、売り上げ向上をめざす。

    オルビス メンズブランド Mr. produced by ORBIS
    オルビスのメンズブランド「Mr. produced by ORBIS」
    藤田遥
    藤田遥

    EC売上1000億円めざすライフコーポレーション、2022年2月期は81%増の96億円

    3 years 10ヶ月 ago

    ライフコーポレーションの2022年2月期におけるEC売上高は前期比81.1%増の約96億円だった。拠点の開設や既存店のキャパシティ増強を進め、ほぼ計画通りに推移した。

    ライフコーポレーションのEC売上高は、自社による「ライフネットスーパー」と、Amazon上のライフネットスーパーの合計売上高。今期(22年度)は売上高200億円、2030年度には売上高1000億円をめざす。

    ライフコーポレーションの2022年2月期におけるEC売上高は前期比81.1%増の約96億円
    ネットスーパー売上高の推移と計画(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

    Amazon上のライフネットスーパーは、スピードを上げてサービス対象エリアの拡大を進めている。サービス対象エリアは2021年2月末、東京都が23区内と2市、神奈川県が2市、大阪府は4市が対象エリアとなっていた。

    2022年2月末は、東京都が23区・13市、神奈川県は8市、埼玉県は5市、千葉県が13市に拡大。関西エリアも大阪府が23市、京都府が3市、兵庫県が6市に拡大している。

    ライフコーポレーションの2022年2月期におけるEC売上高は前期比81.1%増の約96億円
    ネットスーパーの対象エリア(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

    自社展開の「ライフネットスーパー」は、店舗から商品を出荷する店舗型ネットスーパー事業。前期はアプリの開発やシステム開発を行い、利便性の向上と店内作業の効率化を図った。

    2021年4月には、間口ホールディングスグループのスリーエスコーポレーション・間口ロジ関東と、ネットスーパー・来店宅配サービスにおける高い品質の配送網を構築を目的に、新会社「株式会社ライフホームデリバリー」を設立。同6月から事業を開始している。

    石居 岳
    石居 岳

    イオンのデジタル売上は1300億円、ネットスーパー売上は750億円以上

    3 years 10ヶ月 ago

    イオンが発表した2022年2月期連結業績によると、ECやネットスーパーなどのデジタル売上高は1300億円だった。2020年2月期のデジタル売上高は700億円。

    2026年2月期を最終年度とする中期経営計画では、EC、ネット通販、オムニチャネルを拡大させ、デジタル売上高を1兆円まで伸ばす計画を掲げている。

    イオンが発表した2022年2月期連結業績 中期経営計画の進捗
    中計初年度の進捗(画像はイオンのIR資料からキャプチャ)

    2022年2月期は、カード払いで付与する「ときめきポイント」を「WAON POINT」に統一。イオングループの「決済」「ポイント」「店舗情報」を統合したグループ公式アプリ「iAEON(アイイオン)」をリリースした。

    イオンが発表した2022年2月期連結業績 中期経営計画の進捗
    デジタル化への取り組み(画像はイオンのIR資料からキャプチャ)

    なかでもネットスーパーの売上高が拡大。2020年2月期からの年平均成長率は35.1%増で推移しており、2022年2月期のネットスーパー売上高は750億円以上へ成長しているという。

    イオンが発表した2022年2月期連結業績 中期経営計画の進捗 ネットスーパー売上
    ネットスーパーについて(画像はイオンのIR資料からキャプチャ)

     

    瀧川 正実
    瀧川 正実

    「Shopify」利用企業向けの国産MAアプリがローンチ、圧倒的コスパのMAツール「HIRAMEKI XD」のマーケティング施策を手軽に実施できるアプリとは?

    3 years 10ヶ月 ago
    「Shopify」向けの国産MAアプリ「HIRAMEKI XD」についてトライベック井上友佑氏が解説
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    トライベックは今春、ECプラットフォーム「Shopify」でECサイトを運営している企業に、MAツール「HIRAMEKI XD(ヒラメキクロスディー)」の導入や利用をノーコードで完結できる「Shopifyアプリ」の提供を開始する。

    アプリを活用することでShopifyを利用している企業は、顧客情報や商品データの同期、アクセスログ計測などの設定をシステムの知識や複雑なコード編集をせずに実現できるほか、Shopifyから連携したデータを活用し、オートメーション施策を簡単に行うことが可能になる。

    「Shopify」向け国産MAアプリが誕生

    トライベックのMAツール「HIRAMEKI XD」では、Eコマース向けのプラン「XD.COMMERCE(クロスディーコマース)」やBtoB向けのプラン「XD.TARGET(クロスディーターゲット)」を用意している。BtoB向けサービスが主流のMAツール業界において、「XD.COMMERCE」はECサイトでの利用に特化しているという意味では、国内でも指折りのサービスと言える。

    「HIRAMEKI XD」Shopifyアプリの主な機能
    「HIRAMEKI XD」Shopifyアプリの主な機能

    さらに今春から「XD.COMMERCE」プランを利用している企業向けに、同ツールをECプラットフォーム「Shopify」で利用する際のユーザー体験を各段に向上するShopifyアプリをリリースする。

    Shopifyで構築したストアを有する企業は、Shopifyのダッシュボードから「HIRAMEKI XD」のShopifyアプリを通して、必要なデータの連携やマーケティング施策を実行するための各種設定を専門知識不要、ノーコードで手軽に実施できるようになる。

    トライベックによると、Shopify向けのアプリとして国産MAツールが提供するアプリはこれまでなかったという。海外製アプリでShopifyと連携したものはあるが、一部、もしくは全部が英語で表記されていたり、日本語でのサポートが受けられなかったりするため、利用企業にとって使い勝手が悪いという課題があった。

    そういった意味では、日本語ですべての画面が構成されており、日本語でのサポートにも対応している、日本企業が選択肢に入れやすい国産MAツールアプリが登場したことになる。

    データ収集のコードも自動で設置、「ノーコード」「扱いやすさ」を追求

    リリースするShopifyアプリには、ノーコードでShopifyに「HIRAMEKI XD」を導入できる機能を複数用意。導入担当者がシステムについて詳しくなくても基本的な設定をすべてボタンの操作だけで簡単に行うことができる。システム連携がアプリ上での設定のみで完結できるため、利用企業は外部ベンダーへの依頼で生じる時間やコストをかけずに、 ECサイトのマーケティングに取り組める設計になっている。

    アプリではShopifyに蓄積している顧客情報・商品情報・購入履歴の各種データから、MAツールに自動連携するデータを設定することができる。商品の閲覧や購入、カゴ落ちなど、ユーザーがとった行動履歴をアクセスログデータとして収集するためのコードもページを選択するだけで自動的に設置することが可能だ。アプリを介して最大4種類のデータをShopifyとの間で同期・連携する仕組みを構築できる。

    取得した行動履歴は配信機能での各種リテンション施策に活用することが可能で、「最終訪問/購入からn日後配信」「カゴ落ちフォロー」「商品閲覧離脱フォロー」などを実現できる。

    Shopifyアプリは企業が契約しているShopifyのプランに関わらず利用でき、費用も無料で提供する予定。なお、各機能の利用はHIRAMEKI XDの契約が前提になる。

    「低コスト×多機能×シンプル」を追求した圧倒的なコスパで他のMAツールと差別化

    「HIRAMEKI XD」は、先に紹介した業種・業態別にわかれたプランや、ECサイトでの利用を想定した多様なデータを一元管理できるほか、同価格帯のツールと比べると提供している機能は豊富だ。

    MAツールのベースとなる顧客単位の分析やデータを活用したセグメント抽出機能に加えて、商品の購入傾向を分析する商品分析機能、LTV向上のためのCRM施策の下地として活用できるポートフォリオ分析機能など、MAの領域を超えてECサイトの売上改善・顧客育成に役立つ要素がそろっているのが特徴だ。

    顧客へリーチする際のコミュニケーション方法には、「メール」「LINE」「プッシュ通知」「SMS」の4配信チャネルを用意しており、メールとLINEを併用するなどクロスチャネルでの利用も可能となっている。

    「HIRAMEKI XD」は上述した機能に加え、利用コストが安いのも他の競合ツールと差別化されているポイントの1つ。たとえば、本体であるMAツールにメール配信機能を組み合わせた場合のランニングコストは月額6万円から。基本利用料が数十万円という価格帯も珍しくないMAツール業界において、低価格で利用できるのはユーザー企業側にとっても大きなメリットとなる。

    料金体系は、導入先となるECサイトの抱える会員規模やトラフィック量などに合わせて変動する従量制。利用する機能も好きなタイミングで個別にオプション追加することが可能なため、利用範囲や事業の成長規模に応じてコストを調整できるように設計している。

    導入後の施策効果には、開封率1.5倍、クリック率3倍、CVR6倍の事例も

    MAツールを導入する際に行き詰まりやすい施策設計だが、「HIRAMEKI XD」では、ECサイトの売り上げ向上のために、すぐに利用できる「鉄板シナリオ」をデフォルトで搭載しているのも魅力だ。

    メルマガやクーポン配布のような一斉配信のアプローチに加え、カゴ落ちや閲覧していた商品のリマインド、在庫の減少通知、値下げのお知らせなどの施策が「プリセットトリガー」としてすぐに使える形で用意。担当者は配信条件を補足するだけで簡単に施策を開始できる。この機能はツールに不慣れな人であっても、操作方法や施策に悩んで時間をかけるようなことがなく改善施策を迅速に実行できるため、導入企業からも評価の声が多い。

    実際にこうした機能を活用している導入企業から目立った成果が出ている。EC向けプランの「XD.COMMERCE」を導入している食品系のEC事業者のケースでは、カゴ落ちのシナリオメール配信の効果が開封率で約1.5倍、クリック率が約3倍、CVRは約6倍になるなど高い成果につながっている。この企業の場合、MAツールで行っている施策だけで月商の20%を創出しているという。

    2021年にShopifyとAPI連携を開始、2022年にはアプリ提供へ。「HIRAMEKI XD」がめざす価値

    HIRAMEKI XDは今回のShopifyアプリ提供に先がけて、2021年2月からShopifyとAPI連携を開始しており、国産のMAツールというポジションからShopifyを利用しているEC事業者のEコマースマーケティングを支援してきた。

    今回提供を開始するShopifyアプリでは、これまで提供していたマスタデータの自動連携機能に加え、ユーザー企業から要望が多かったノーコード化を実現。国産のMAツールであるという安心感に加えて、ITリテラシーを気にせず利用できる点は、これから検討を始める企業にとってきっと追い風になるだろう。

    Shopifyを利用する企業が増えるなか、API連携を発表後、トライベックに寄せられる相談も増加しているそうだ。そうしたユーザーの声を受けて開始したShopifyアプリの提供。トライベックは、国産のMAアプリによってShopifyでECサイトを運営する企業が次の一手を仕掛ける後押しをしていきたいと言う。

    トライベックによると、次のような課題を抱えている事業者は、一度HIRAMEKI XD、Shopifyアプリの利用を検討してみてほしい、という。

    • Shopifyと連携して利用できるツール/サービスが少なく、やりたいことがあるのに諦めている。
    • Shopifyのような海外製プラットフォーム特有の英語インターフェースやサポートにストレスを感じている。
    • これからECサイトを成長させていく段階なので、なるべくコストや手間をかけずに簡単にマーケティングを始めたい。

    上記に該当する事業者がいれば、今回紹介したShopifyアプリの利用を選択肢として加えてみてもいいのではないだろうか。

    ShopifyでECサイトを立ち上げており、「次のステージへと成長したい」「一斉配信のメルマガはやっているが、次はセグメントメールを行いたい」「CRMに着手したい」といった企業にとっては、「HIRAMEKI XD」のShopifyアプリの活用が顧客エンゲージメントの強化、将来のEC事業の成長をドライブするきっかけになるでしょう。

    トライベックの井上友佑氏(DXプラットフォーム事業 HIRAMEKI XD事業部 セールスユニット1 ユニットリーダー)はこうShopify導入企業に呼びかけている。

    トライベック株式会社 井上友佑氏
    トライベック株式会社 DXプラットフォーム事業 HIRAMEKI XD事業部
    セールスユニット1 ユニットリーダー 井上友佑氏
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    ZOZOグループ初の海外出展。世界に発信したZOZOの最新テクノロジーとは

    3 years 10ヶ月 ago
    ZOZO NEXTが「SXSW 2022」に出展。西陣織を使用したスマートテキスタイルやバーチャルヒューマン生成のプロトタイプ作品、ZOZO独自の計測テクノロジーを展示した

    ZOZO NEXTは米国テキサス州で開催された「SXSW 2022」(サウス・バイ・サウスウエスト 2022/3月13日〜3月16日)の「CREATIVE INDUSTRIES EXPO」(クリエイティブ・インダストリーズ・エキスポ)に出展。ファッションの未来を描いたコンセプトムービーや最新のテクノロジーなどを世界の先端テクノロジーの関係者やファッション関係者に披露した。

    「SXSW 2022」は1987年から30年以上開催されている世界最大級のテクノロジーと音楽・映画に関するイベント。ZOZOグループが海外の大規模イベントに出展するのはこれが初めて。ZOZO NEXTブースのコンセプトは「UNVEIL THE FUTURE OF FASHION TECHNOLOGY」(ファッションテックの領域のヴェールを取り払う)。ZOZO NEXTが世界に公開した最新テクノロジーを紹介する。

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    西陣織と最先端技術のコラボ「スマートテキスタイル」

    300年以上の歴史を持つ西陣織の老舗、株式会社細尾の伝統工芸技法と、東京大学とZOZO NEXTが開発した先端テクノロジーを掛け合わせ、日本古来の美しさと機能性を両立したスマートテキスタイル作品の展示を行った。

    温度で色が変わる西陣織「Wave of Warmth」(海外初公開)

    「Wave of Warmth」は、周囲の温度で色が変化する西陣織。元の色は黒だが、周囲の温度が25度以上になると特殊な染料が反応して青色に変色し、柄が浮かび上がる。

    黒い部分に手を当てると、体温によってその部分だけが青色に変化する

    通電すると光る「Woven Glow」(国内外初公開)

    紐状の有機ELを織り込み、通電すると発光する西陣織。昨年4月に京都で展示した作品を3色で発光する仕様にアップデートした。発光のアニメーションは30FPSで設計可能。

    会場では織機の音に合わせて発光。発光していない部分は西陣織の柄が際立つ

    染色と退色を繰り返す糸「Drifting Colors」(海外初公開)

    緯糸に特殊なチューブを織り込み、染色と退色を何度も繰り返すことを可能にした西陣織。色水に浸すことで植物が水を吸い込むように染色し、無色の水に浸すと吐き出すように退色する。

    写真左:展示初日の様子。天井部にある色水をゆっくりと吸い込み上部のみが色づいている。色水には食紅を使用し、色水を廃棄する際の環境負荷を抑えている
    写真右:3日目には真っ白だった糸が鮮やかに色づいた。織物1枚あたりに数百本の手作りチューブを使用しており、制作には膨大な時間がかかっている
    気に入った状態で乾燥させれば世界に1つだけの織物が完成する。気分に合わせて何度も作り替えて楽しむことが可能で、来場者からは「エコな作品」との評価が寄せられた

    「バーチャルヒューマン」でバーチャル試着

    「バーチャルヒューマン」はデジタルサイネージを使用したインタラクティブなデジタルコンテンツ。顔写真を撮影後、スタイル(ジェンダー)、身長、体重を入力するだけで画面内にバーチャルヒューマンを生成できる。デジタル化されたいくつかの衣服の中から好みのものを選択すると、実際に試着をしているかのようなバーチャルフィッティングを体験できる。

    バーチャルヒューマンは1分ほどで完成。好きな洋服を着せ、ポーズと背景を選んで写真撮影もできる。リアルだと着用が難しい洋服にもチャレンジできるのがバーチャルの魅力

    現実世界の自分の身長や体重とは異なるデータを入力し、理想の自分に出会う体験者も多く、バーチャルならではのファッションの楽しみ方が見られた。作成したバーチャルヒューマンをSNSにアップする来場者も多く、ブース内で一番の盛り上がりを見せたコンテンツとなった。

    今回の展示は技術デモであり現時点で実用化の予定はないが、ZOZOではファッションの新たな可能性を模索し、表現するプロジェクトとしてバーチャルヒューマンユニット「Drip」を2021年2月に発表している。「今後は、お客様一人ひとりに最適なモデル、着こなしを提供するパーソナライゼーションの構築にも力を入れたい」とコメントした。

    ファッションの未来を描いたコンセプトムービー

    ファッションの未来を描いたコンセプトムービー『THE FUTURE OF FASHION』を会場内と特設サイトで公開。現在は先端テクノロジーと呼ばれる「XRテクノロジー」や「スマートファブリック」といった技術が日常に溶け込んだ未来の世界を描きつつ、ZOZO NEXTの今後の取り組みを期待させる内容。

    ZOZO独自の計測テクノロジーの展示

    「ZOZOSUIT 2」をはじめ、ZOZOグループがこれまでに開発した計測テクノロジーの展示も行われた。計測者数が200万人を超えた足の3D計測用マット「ZOZOMAT」(2022年1月末時点)や、計測者数110万人超のフェイスカラー計測ツール「ZOZOGLASS」(2022年1月末時点)、ブルガリ ジャパンで2021年11月に期間限定で配布をおこなったテ指の計測ツール「ZOZOMAT for Hands」を展示した。

    体験した来場者からもサイズ選びやファンデーションの色選びの悩みが寄せられた

    ZOZOではこれまでZOZOTOWN用に開発した数々の計測技術を、海外を中心とした外部企業にライセンス提供するビジネスに参入することを今年度の重要な方針として掲げている。 今回の「SXSW 2022」への出展理由は海外のパートナー候補企業へアプローチする目的もあったという。

    新たなビジネスやコラボレーションにつなげたい

    ZOZO NEXT 代表取締役の金山裕樹氏は、今回の出展について下記のようにコメントした。

    今回の出展ではパートナー企業の協力を得て、日本古来の意匠である西陣織を使用したスマートテキスタイルや、バーチャルヒューマン生成体験のプロトタイプ作品など、国内外初展示作品を含む複数作品を展示しました。

    プロトタイプ作品を実際に展示し、我々が持つ技術に対してグローバルな多くの来場者からフィードバックを得られたことは、非常に大きな財産となりました。我々にはなかった視点や発想、活用方法を提案してもらい、今後の展開のヒントをもらうことができたと思っています。また、ここでの出会いから新たなビジネスやコラボレーションへと繋がっていくことにも期待しています。

    ZOZO NEXT 代表取締役 金山裕樹氏
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    内山 美枝子

    EC売上500億円めざす高島屋、2022年2月期は約9%増の323億円

    3 years 10ヶ月 ago

    高島屋が発表した2022年2月期の連結業績によると、EC売上高は前期比8.8%増の323億円だった。

    期初計画は345億円。競合との競争激化、それに伴う同質化が主因としている。

    2021年夏に「高島屋オンラインストア」を刷新。百貨店ならではの独自性の発揮と顧客利便性の向上をめざした。「高島屋オンラインストア」は、ECサイトの訪問者の約7割がスマートフォン経由。スマホでの視認性や操作性を向上させるなど「スマートフォンファースト」の仕様に変更した。

    2022年度は、化粧品や特選などの品ぞろえ拡充、新規顧客獲得、店頭連動施策などで420億円のEC売上高を計画している。

    EC売上高の計画(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

    高島屋は今期(2022年2月期)から、3か年の中期経営計画(中計)をスタート。2020年度(2021年2月期)に前期比60.0%増の297億円だったEC売上高は、最終年度となる2023年度(2024年2月期)には500億円まで引き上げる計画だ。

    石居 岳
    石居 岳
    確認済み
    5 分 17 秒 ago
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